JPS6278331A - 局部洗浄装置の温水タンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、局部洗浄装置の温水タンクに関する。

［背景技術１ 従来の局部洗浄装置の温水タンクは、貯湯式と瞬間加熱
式とがあり、前者にあっては、第７図に示すように貯湯
タンク１９内にヒータ８を設置し、給水された洗浄用水
をヒータ８により加熱して洗浄用温水１として洗浄用ノ
ズルから噴出させるようにしており、洗浄用温水１の温
度の調節は温度センサ２０により行っているが、貯湯タ
ンク１９内の全容量が対象となるため使用時に好適な温
度を得ることが困難となり、又、連続して使用して貯湯
しである洗浄用温水１を全部使い切ってしまうと、再度
洗浄用温水１を得るのに艮時閏冑やしてしまい、使い勝
手が悪いものであり、更には、貯湯タンク１９の容量は
大きいため大きな設置スペースを必要とするものであっ
た。後者の瞬澗加熱式は、第８図に示すように、洗浄用
水を給水口５からタンク２１内に流入させて円筒状のヒ
ータ８内に流しながら加温し、吐水口６から洗浄用温水
１として洗浄用ノズルへと供給するのであるが、冬季に
は給水される洗浄用水は、たとえば５℃程度であり、こ
れを、３８〜４０℃程度の快適な温度にまで加温するに
は、ヒータ容量を１５００Ｗ以上にする必要があり、家
庭用コンセントでは使用できなく、又、このようにヒー
タ容量に制約があるので、流量にＣ制限ができてしまい
、快適な水量が得られないという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は上記問題を解決するために為されたものであり
、その目的とするところは、局部洗浄装置の温水タンク
において、瞬間加熱式として、連続使用しても温水が得
られ、しかもタンクスペースを小さくしてコンパクト化
を図ることができるにも拘わらず、冬季においても、快
適な温度の洗浄用温水を得ることができ、又、快適な温
度にするため、流量を小さくすることもなく、使用時に
、好みの温度及び水量で局部を洗浄で終るようにするこ
とにある。

［発明の開示１ 本発明の局部洗浄装置の温水タンクは、給水された洗浄
用水を加温して洗浄用温水１として吐出し、便器２内に
延出された洗浄用ノズル３へと連続的に供給する局部洗
浄装置Ａの温水タンク４において、給水口５と吐水口６
を形成したタンク本体７の内部を、両面にヒータ８を配
設したヒータ板９により仕切って、タンク本体７の内部
に給水口５に連通する貯湯部１０と吐水口６に連通ずる
水路１１を形成し、貯湯部１０と水路１１を連通させて
成るものであり、この構成により上記目的を達成できた
ものである。即ち、使用に際して、給水口５からタンク
本体７に洗浄用水を給水すれば、洗浄用水は、一旦、貯
湯部１０内に滞留してヒータ板９の片面のヒータ８で加
温され、次いで、・ヒータ板９の他面のヒータ８で加温
されながら、水路１１を通って吐水口６から洗浄用ノズ
ル３へと供給されることとなり、従って、ヒータ板９の
両面でヒータ８により加温されるので、瞬間加熱式とし
て連続使用が可能であり、コンパクトにできるにも拘わ
らず、冬季において、ヒータ８容量を大きくしなくても
、快適な温度の洗浄用温水１を得ることができ、又、快
適な温度にするため、流量を小さくすることもな（、使
用時に、好みの温度及び水量で局部を洗浄できるもので
ある。

以下、本発明を添付の図面に示す実施例に基づいて説明
する。局部洗浄装置Ａは、第３図に示すように便器２の
側部に洗浄乾燥ａ１２を取付けて構成している。洗浄乾
燥１ｆｌ１２の内側部からは便ｉＳ２と便座１３との間
を通してノズルパイプ１４を便器２内へと連出させてい
る。ノズルパイプ１４は円筒パイプをＳ字状に曲げたも
のであり、基端部を回転駆動部に取付けて、格納姿勢か
ら使用姿勢にスウィングさせ姿勢変更できるようにする
と共に基端を洗浄乾燥＠１２内に内蔵した温水タンク４
の′ｇＡ壁下部の吐水口６へと連通させており、先端に
は、ノズル孔を有する洗浄用／ズル３を取付けている。

温水タンク４は箱状であり、第１図に示す実施例では、
−側壁の上下に給水口５と吐水口６を形成している。給
水口５は便器２のロータンク１６に給水パイプ１７を介
して連通している。タンク本体７の内部を吐水口６寄り
で上下に、両面にヒータ８を配設したヒータ板９により
仕切って、タンク本体７の内部に貯湯部１０と水路１１
を形成している。ヒータ板９にはタンク本体７の他側壁
よりに連通口１５を形成して貯湯部１０と水路１１を連
通させている。従って、使用に際して、便器２のロータ
ンク１６より給水パイプ１７を通して給水口４へと送ら
れてきた洗浄用水は、一旦、貯湯部１０内に滞留してヒ
ータ板９の上面のヒータ８で加温され、次いで、連通口
１５を通ってヒータ板９の下面のヒータ８で加温されな
がら、水路１１を通って吐水口６から洗浄用ノズル３へ
と供給されることとなる。従って、例えばヒータ板９の
上面のヒータ８を３００Ｗ程度にし、下面のヒータ８を
ｔｏｏｏｗとし、使用しない開は貯湯部１０で上面のヒ
ータ８により長時間かけて一定温度にしておき、使用時
、給水口５から洗浄用水−を給水させることにより、貯
湯部１０の洗浄用温水１を連通口１５を通して水路１１
に流し、水路１１でヒータ板９の下面のヒータ８により
さらに加温することにより、冬季においても、流量を制
限しなくても快適温度の洗浄用温水を吐水口６から洗浄
用／ズル３へと供給できるものである。この場合、ヒー
タ板９のヒータ８は上下両面で１３００Ｗとなり、家庭
用が１５００Ｗであるので、上面のヒータ８に通電して
いる時には下面のヒータ８に通電しないように制御して
おくのが好ましい。尚、夏季においては、下面のヒータ
８だけに通電しておくだけで快適な温度の洗浄用温水を
得ることができる。この温水タンク４の吐水口６からノ
ズルパイプ１４を通って洗浄用ノズル３から洗浄用温水
が噴出し、用便後の局部を洗浄するようにしている。

局部を洗浄した後は、洗浄乾燥機１２に温風ダクトを介
しで連なる温風吹出し口１８より温風を吹き出して洗浄
後の局部を乾燥させる。第４図に示す実施例にあっては
、タンク本体７を二枚のヒータ板９で仕切って、貯湯部
１０と二本の連通する水路１１を形成している。第５図
に示す実施例にあっては、ヒータ板９を彎曲させてヒー
タ８の表面積を大きく取るようにしている。尚、ヒータ
板９がセラミックヒータのようなものであれば、薄くで
きるため、第６図に示すように一層のヒータ８を埋設し
ておけば両面に熱を伝導させることができるものである
。

［発明の効果］ 本発明にあっては、給水口と吐水口を形成したタンク本
体の内部を、両面にヒータを配設したヒータ板により仕
切って、タンク本体の内部に、連通する貯湯部と水路を
形成しているので、使用に際して、給水口からタンク本
体に洗浄用水を給水すれば、洗浄用水は、一旦、貯湯部
内に沸留してヒータ板の片面のヒータで加温され、次い
で、ヒータ板の他面のヒータで加温されながら、水路を
通って吐水口から洗浄用ノズルへと供給されることとな
り、従って、ヒータ板の両面でヒータにより加温される
ので、瞬間加熱式で、連続使用が可能であり、コンパク
トにできるにも拘わらず、冬季において、ヒータ容量を
大きくしなくても、快適な温度の洗浄用温水を得ること
ができ、又、快適な温度にするため、流量を小さくする
こともなく、使用時に、好みの温度及び水量で局部を洗
浄できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ断面図、第３図は同上を採用した局部洗浄装
置を示す全体図、＠４図は本発明の他の実施例を示す断
面図、ｔｊＳ５図は本発明の更に他の実施例を示す断面
図、第６図はヒータ板の他側を示す断面図、第７図は従
来例を示す断面図、第８図は他の従来例を示す断面図で
あって、Ａは局部洗浄装置、１は洗浄用水、２は便器、
３は洗浄用ノズル、４は温水タンク、５は給水口、６は
吐水口、７はタンク本体、８はヒータ、９はヒータ板、
１０は貯湯部、１１は水路である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 ｉｌｌ　図 題２＠ １１１！ｔ ！Ｉ４図 ｉ１５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）給水された洗浄用水を加温して洗浄用温水として
   吐出し、便器内に延出された洗浄用ノズルへと連続的に
   供給する局部洗浄装置の温水タンクにおいて、給水口と
   吐水口を形成したタンク本体の内部を、両面にヒータを
   配設したヒータ板により仕切って、タンク本体の内部に
   給水口に連通する貯湯部と吐水口に連通する水路を形成
   し、貯湯部と水路を連通させて成ることを特徴とする局
   部洗浄装置の温水タンク。