JPS638326Y2 - - Google Patents

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JPS638326Y2
JPS638326Y2 JP1983110313U JP11031383U JPS638326Y2 JP S638326 Y2 JPS638326 Y2 JP S638326Y2 JP 1983110313 U JP1983110313 U JP 1983110313U JP 11031383 U JP11031383 U JP 11031383U JP S638326 Y2 JPS638326 Y2 JP S638326Y2
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JP
Japan
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motor
rotation speed
detection means
heater
switching element
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JP1983110313U
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JPS6018707U (ja
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はモータの回転数に異常があるときにヒ
ータへの通電を切るようにしたヘアードライヤに
関するものである。
〔背景技術〕
第1図は従来の一般的なヘアードライヤの回路
図である。同図においてS1は送風スイツチ、S2
ヒータスイツチである。送風スイツチS1をオンに
すると、電源プラグPに接続された交流電源が、
分圧抵抗R2とヒユーズFとを介してダイオード
ブリツジDの交流入力端に接続される。このとき
ダイオードブリツジDの直流出力端に得られる全
波整流電圧は、コンデンサCとチヨークコイルL
よりなる平滑回路を介して、送風フアン回転駆動
用のモータMに印加され、送風フアンが回転す
る。またヒータスイツチS2をオンにすると、サー
モスイツチThを介してヒータR1に通電され、ヒ
ータR1が加熱される。
ところで、かかる従来例において、ヘアードラ
イヤの使用中に空気とともに毛髪が吸込まれてモ
ータ軸に巻きつき、フアンの回転数が低下した
り、モータがロツク状態になつた場合、風量が減
少することによつてヒータR1が加熱し、その熱
をサーモスイツチThが感知し、ヒータ回路を切
ることになるが、サーモスイツチThは温度を感
知するまでにかなりの時間がかかるため下記の様
な問題が発生している。
ヒータR1が赤熱するため使用者に不快感を
与える。
モータMがロツクすることによつてモータ回
路の電流が増加し、かつ送風されないため分圧
用の抵抗R2が赤熱し、分圧抵抗ブロツクを形
成しているガラス芯の結合用ニスが発煙し、使
用者に不快感を与える。
長期間使用した場合、風とともに綿ぼこり等
が吸込まれ、ヒータの回りに付着し、ヒータ
R1が赤熱することによつて発火する場合があ
る。
〔考案の目的〕
本考案は上述のような点に鑑みて為されたもの
であり、ヘアードライヤの使用中においてモータ
の故障その他の原因によつてモータ回転数が通常
より低くなつた場合、または吸込口を塞がれて回
転数が高くなつた場合に即座にヒータを切ること
によつて器具を保護し、発煙等の二次災害を防ぐ
ことを目的としたヘアードライヤを提供するもの
である。
〔考案の開示〕
以下本考案の構成を図示実施例について説明す
ると、第2図乃至第4図に示すように、ヒータ
R1と直列接続したトライアツクのようなスイツ
チング素子Qと、送風フアンAを回転駆動するモ
ータMの特性の変化を検出する検出手段1と、前
記検出手段1で検出した値と予め設定された設定
値とを比較する比較手段2とを備え、前記検出値
が設定値を越えたときに比較手段2の出力にてス
イツチング素子Qをオフするようにしたものであ
る。つまり、ヘアードライヤにおいてヒータR1
が加熱する原因は送風量が減少することによつて
起こるものであり、この現象はモータ回路によつ
て検出可能なため、本考案ではヒータR1と直列
にスイツチング素子Qを配設し、またモータMの
特性変化を検出して、正常な場合のモータMの特
性巾を予め設定しておき、検出した値がその範囲
を越えた場合にスイツチング素子Qをオフしてヒ
ータR1の回路を切るものである。検出するモー
タMの特性についてはモータMの回転数、モータ
Mの端子電圧、モータMの電流などがある。
第2図実施例は、検出手段1がモータMの回転
数を検出する例である。同図aの回路において、
コンデンサC1はダイオードD1および抵抗R3を介
して流れる電流によつて充電され、その充電電圧
はツエナダイオードZDのツエナ電圧によつて決
定される所定の基準電圧となる。この基準電圧
は、抵抗R4およびR5によつて分圧されて、比較
手段2における電圧比較器OPのマイナス側入力
端に印加される。電圧比較器OPのプラス側入力
端には、ダイオードD2を介して回転数検出用コ
イルL1の誘起電圧が印加されている。回転数検
出用コイルL1は第2図bに示すように、モータ
Mの回転軸mに送風フアンAと共に固定された永
久磁石Bと対向して配置されており、永久磁石B
の回転数に応じた起電圧を誘起するようになつて
いる。比較手段2においては、抵抗R4,R5によ
つて正常な場合の電圧レベルが設定され、抵抗
R6によつて正常な場合の電圧巾が設定される。
そしてこの設定値と回転数検出用コイルL1で発
生した電圧を電圧比較器OPで比較し、異常があ
るときにはスイツチング素子Qをオフにするもの
である。
次に第3図実施例は、検出手段1がモータMの
端子電圧を検出する例である。毛髪等のからみつ
きによつて送風フアンAの回転数が下がるとモー
タMの端子電圧は下がる。また吸込口の塞ぎ等に
よつて吸込抵抗が大きくなると、モータMの負荷
が軽くなつて端子電圧は下がる。本実施例では、
この現象を抵抗R7,R8よりなる端子電圧検出回
路により検出し、電圧比較器OPに入力している。
さらに第4図実施例は、検出手段1がモータMの
電流を検出する例である。上述のように、毛髪等
のからみつきによつて送風フアンAの回転数が下
がると、モータ電流は増加する。また、吸込口の
塞ぎ等によつて吸込抵抗が大きくなると、モータ
負荷は軽くなりモータ電流は減少する。本実施例
ではこの現象をモータMの分圧抵抗R2で検出し
ている。この第4図実施例では分圧抵抗R2が電
流検出抵抗を兼ねているので部品コストを低減す
ることができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、ヒータと直列接続した
スイツチング素子と、送風フアンを回転駆動する
モータの回転数を検出する回転数検出手段と、前
記検出手段で検出された回転数と予め設定された
回転数とを比較しスイツチング素子を制御する比
較手段とを備え、前記検出回転数が設定回転数よ
りも低くなつたときにスイツチング素子をオフす
るように比較回路を形成したものであり、送風フ
アン駆動用モータの回転数が所定回転数よりも低
下したかどうかを検出手段で検出して、所定回転
数よりも低下したとき、ヒータに直列接続された
スイツチング素子をオフにして過熱を防止するよ
うになつており、、送風異常を送風フアン駆動用
モータの回転数に基いて直接検出することによ
り、過熱が生じることを事前に検知してヒータを
オフしているので、過熱による不快感を感じた
り、過熱による不都合(ヒータの赤熱、発煙な
ど)生じることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図aは本考案の
一実施例の回路図、第2図bは同上の要部概略構
成図、第3図は同上の他の実施例の回路図、第4
図は同上のさらに他の実施例の回路図である。 1は検出手段、2は比較手段、R1はヒータ、
Qはスイツチング素子、Aは送風フアン、Mはモ
ータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータと直列接続したスイツチング素子と、
    送風フアンを回転駆動するモータの回転数を検
    出する回転数検出手段と、前記検出手段で検出
    された回転数と予め設定された回転数とを比較
    しスイツチング素子を制御する比較手段とを備
    え、前記検出回転数が設定回転数よりも低くな
    つたときにスイツチング素子をオフするように
    比較回路を形成して成るヘアードライヤ。 (2) モータに設けた回転検出用コイル出力に基い
    て回転数を検出するように検出手段を形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のヘアードライヤ。 (3) モータの両端電圧に基いて回転数を検出する
    ように検出手段を形成したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のヘアードラ
    イヤ。 (4) モータに流れる電流に基いて回転数を検出す
    るように検出手段を形成したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のヘアード
    ライヤ。
JP11031383U 1983-07-15 1983-07-15 ヘア−ドライヤ Granted JPS6018707U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11031383U JPS6018707U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ヘア−ドライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11031383U JPS6018707U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ヘア−ドライヤ

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Publication Number Publication Date
JPS6018707U JPS6018707U (ja) 1985-02-08
JPS638326Y2 true JPS638326Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=30256602

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JP11031383U Granted JPS6018707U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ヘア−ドライヤ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632001Y2 (ja) * 1985-02-20 1994-08-24 松下電工株式会社 ヘアードライヤ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440216U (ja) * 1977-08-23 1979-03-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5440216U (ja) * 1977-08-23 1979-03-16

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JPS6018707U (ja) 1985-02-08

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