JPS6382805A - 空気入りラジアルタイヤのパタ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はトレッド踏面部にブロックパターンを有する新
しい分野のオールシーズンパターンに適したブロックパ
ターンを提供するものである。

（従来の技術） 従来パターン、特にブロックパターンは第１図に示すよ
うにトレッドの中央区域Ｔｃ、両側区域Ｔｓ、　Ｔｓに
おけるブロックの周方向ピッチは中央区域丁ＣでＰｃ、
両側区域ＴｓでＰｓとなり、サマータイヤは操縦、耐摩
耗等からＰｃ＝Ｐｓともに比較的大とし、スノータイヤ
はサマータイヤに比して雪上性能を確保することから各
ブロック剛性を小とするためＰｃ＝Ｐｓ共に比較的小さ
な形状とされていた。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のタイヤは、はぼサマータイヤかスノータイヤのど
ちらかに区別されており、各区域のブロックの周方向ピ
ッチを小さくし雪上性能、ＷＥＴ性能等を確保した場合
、ブロック剛性が小さいことからサマー性能、特に操安
性、耐摩耗性能等が問題であった。又サマー性能を確保
するためにブロック剛性をアップするため、各ブロック
の周方向ピッチを大とすると雪上性能、ＷＥＴ性１先の
低下をきたす傾向にあった。

（問題点を解決するための手段） 本発明者等がブロックの配置、ピッチについて、種々検
討した結果、実接地トレッド踏面部を幅方向に工区域、
即ち中央区域と両側区域に実質上等分割したブロックパ
ターンを形成し、中央区域のブロックの周方向ピッチと
両側区域のブロックの周方向ピッチとの関係を最適化す
ることによりオールシーズンタイヤとして、サマー性能
とスノー性能を両立させることが可能であることを見出
した。

即ち、トレッド踏面部に複数・の周方向主溝と一方のト
レッド端より他方のトレッド端へ横断してのびる横断主
溝により周上にブロックパターンを形成している空気入
りラジアルタイヤにおいて前記トレッド踏面部はトレッ
ド幅方向に中央区域と両側区域の実質上同幅の工区域に
区画され、前記中央区域を構成するブロックは前記横断
主溝間で区画されるブロックを更に前記横断主溝幅より
狭くかつ実質上平行な少なくとも一つの横断副溝により
小さい周方向ピッチに区画され、その周方向ピッチは両
側区域のブロックピッチの略１／２にすることにより解
決した。

（作用） 本発明の作用について説明すると （１）中央区域のブロックの周方向ピッチを両側区域の
それに比して小さく、かつ略々１／２ピッチ長さとする
。

この限定理由は、１／２ピッチ長さより小さくなるとセ
ンター区域のブロック剛性が低下し、センター区域の耐
摩耗性、ＷＥ丁性能又操安性能からも好ましくない、１
／２ピッチ長さより大きくなるとブロック剛性が大とな
り接地特性その他から雪上性能、氷上性能等が低下する
。

（２）中央区域のブロックを横断主溝により区画し、さ
らに該主溝より狭く、好ましくは接地面下で互いに接触
する程度の１つの細溝でかつ前記主溝と実質上平行に、
さらに細溝の深さは、好ましくは前記主溝深さの５０〜
１００％とし実質上２つのブ′ロックに分割する。

この理由はブロック剛性を確保し、かつスノー性能、氷
上性能から好ましい。

（３）好ましくは両側区域のブロックの周方向ピッチ長
さは該区域におけるタイヤ周長の１〜２％さらに１．５
〜１．７％の範囲がよい。

この理由は、１％以下であるとタイヤとしてのサマー性
能低下が予測され、。２％以上であるとスノー性能の低
下が予測されるからである。

（実施例） 次に実施例により詳細に説明する。

タイヤサイズ：　Ｐ　２４５／８０ＨＲ１５第１図は比
較タイヤのトレッド踏面部の一部展開図である。

一般に従来は実接地トレッド幅Ｔｗは中央区域Ｔｃを両
側区域Ｔｓ、　Ｔｓの３つに区画され、各区域のブロッ
クの周方向ピッチ長さ、　Ｐｃ、　Ｐｓ、　Ｐｓは実質
上同一であった。このピッチ長さを大とするか小とする
かによりサマータイヤ、スノータイヤと区別されていた
。その際、勿論トレッド踏面部のゴム材料等は区別され
ている。

第２図は本発明のトレッド踏面部の一部展開図である。

実接地トレッドＴｗは１９５■層　、中央区域Ｔｃの幅
は８５ｍ５、両側区域Ｔｓ　　は８５ｍ５、各区域は周
方向主溝ｌ、１．により区画され、タイヤ中心に同じく
周方向主溝ｌを配置し、両側区域Ｔｓには各々１周方向
副溝ｉ、ｌ’を配ｌし、幅は３鳳■、好ましくは該副溝
はＵｉ地面下で接触する程度の細溝がよい、トレッド端
ｅから他端ｅへ延びる横断方向主溝２により各区域に各
々ブロックＢｃ、Ｂｓを形成し、両側区域Ｔｓのブロッ
クＢｓの周方向ピッチＰｓの長さは３８　ｔｍ−＃　ｌ
中央区域ＴｃのブロックＢｅ、　Ｂｅの周方向ピッチＰ
ｃの長さは１８８鳳■ある０図面かられかるように中央
区域ＴｃのブロックＢｅを横断方向布１１１２により小
さなブロックＢｅ、　Ｂｃに各々分割している。

本発明ではこのプ０．りＢｅ、Ｂｓのピッチ長を対象と
している。前記横断方向副溝２の幅は０．７＋＊ｍる。

　中央区域Ｔ　ｃｔ　、Ｔ　ａｂは各々３２．５ｍｍ、
両側区域Ｔｓ、　　は２５ｍ５＋、　Ｔｓ、は４０ｓ＋
ｓである。

〔効果〕

本発明の効果について詳細に説明する。

従来技術と本発明技術との性能比較 以上の様に本発明の効果は比較タイヤに比べて、３％〜
８％性能がアップしている。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来タイヤのトレッド一部展開図である。 第２図は本発明タイヤのトレッド一部展開図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、トレッド踏面部に複数の周方向主溝と一方のトレッ
   ド端より他方のトレッド端へ横断してのびる横断主溝に
   より周上にブロックパターンを形成している空気入りラ
   ジアルタイヤにおいて 前記トレッド踏面部はトレッド幅方向に中央区域と両側
   区域の実質上同幅の三区域に区画され、前記中央区域を
   構成するブロックは前記横断主溝間で区画されるブロッ
   クを更に前記横断主溝幅より狭くかつ実質上平行な少な
   くとも一つの横断副溝により小さい周方向ピッチに区画
   され、その周方向ピッチは両側区域のブロックピッチの
   略１／２にあることを特徴とする空気入りラジアルタイ
   ヤ。 ２、特許請求の範囲１、において前記横断副溝幅は０．
   ５〜２．０ｍｍでかつ深さは前記横断主溝の５０〜１０
   ０％の範囲にあることを特徴とする空気入りラジアルタ
   イヤ。