JPS6382510A

JPS6382510A - 図形入力装置

Info

Publication number: JPS6382510A
Application number: JP61227130A
Authority: JP
Inventors: Haruki Kinoshita; 晴喜木下; Fukue Ogawa; 尾川　福重; Hiroki Miura; 三浦　浩樹
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Priority date: 1986-09-27
Filing date: 1986-09-27
Publication date: 1988-04-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（４）位置座標検出回路は、複数の引出し線を順次選択
するスイッチング手段と、このスイッチング手段にて選
択された引出し線から得られる電流を検出する手段とを
備え、各点電極と前記スイッチング手段との間の抵抗値
を略同値とする抵抗体を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項乃至第３項いずれかに記載の図形入力装
置。

現在、図形情報を入力する装置の１つとして、入力盤上
に蓬記された文字や図形の筆跡を検出して入力するもの
が知られている。

第２図は、この種の入力装置の回路構成を概略したもの
で、入力面に抑圧をかけると、下面の導電性シートに接
続された定電流源ＩＯより定電流が上面の抵抗体シート
に流れ、そこから各点電極ＰＸ□、ＰＸ２及びＰＹ□、
ＰＹ２に分流されて流れる。

このとき、定電流は、接触位置に応じて点電極ＰＸ１１
ＰＸ２及びＰＹＩ　、ＰＹ２に分流して出力され、この
分流された電流ＩＸＩ　、ＩＸ２又はＴＹｌ　ｅ　ＩＹ
２のうち％　ＩＸＩＩ　ＩＸ２はそれぞれ検出抵抗ＲＸ
退はＲＹ２を介して差動増幅器ＡＸ又はＡＹ　により電
圧として検出される。伺、Ｘ方向又はＹ方向の各分流さ
れた電流値の検出は、スイッチング手段ＳＸＩ　”＝Ｓ
Ｘ２又はＳＹＩ、ｓｙｚを交互に切替える事により、Ｘ
方向、Ｙ方向個別に行う。この様にして検出されたＸ方
向、Ｙ方向に基づく電流値による座標情報は主制御装置
でディジタル信号に変換され、通温３図は入力部の点電
極及び外部引出し線パターンの一例を示したもので、各
パターンの長さの違いにより、このパターンの抵抗値は
変化し、長い所は大きく、短い所は小さくなる。この抵
抗値の差は出力である検出電圧に当然のことながら影響
を与える。第４図、第５図はこうした影響を歪みとして
表した図で、第４図はＸ座標の歪み、第５図はＹ座標の
歪を表している。又第２図の抵抗Ｒは、歪みに影響して
いるパターン抵抗を表している。この様な歪みにより、
文字や図形入力の際の位置検出が正確なものとはならな
かった。

そこで、本発明は、上記欠点を除去し、引出し線の有す
る抵抗値の差に起因する歪みの影響を軽減するための図
形入力装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段）本発明は、座標検出用の電流が要求される複数の点電極
と、検出回路との間に各点電極とこの検出回路との間の
抵抗値を同値とするための抵抗体を設けるよう構成され
る。

（作　用）本発明は上述したような抵抗体を有するため、各点電極
と検出回路との間を接続するパターン長の変化に伴なう
抵抗値変化を補償することができる。

（実施例）第１図は、本発明の実施例の回路構成を概略的に示した
ものであり、Ｒ１は引出し線の有するパターン抵抗、Ｒ
８は付加した抵抗体である。また、！５図と同様の要素
には同一の記号を付しである。次に構成、動作を簡単に
説明する。

先ず、各引出し線の両端部間の抵抗値が全部同じになる
様に付加した抵抗体Ｒ８を調整する。この際、引出し線
の両端部間として、点電極とスイッチング手段の入力端
との間としても良いし、点電極とスイッチング手段の出
力端としても良い。

その後、入力面を押圧すると、下面の定電流源工。

より定電流が上面の抵抗体シートを通り、各点電極Ｐ　
　、Ｐ　　及びＰＹｌ、ＰＹ２に分流して流れる。

Ｘｉ　　　　　Ｘ２この点電極Ｐ　　、Ｐ　　及びＰ　　、Ｐ　　から、バ
タＸｉ　　　　　　Ｘ２　　　　　　　　ＹＩ　　　　
　　Ｙ２−ン抵抗Ｒ２を通り、付加した抵抗体Ｒ８に流
れ、以下第１図と同様に′電流Ｉ　　、Ｉ　　又はエア
□。

Ｘｉ　　　　　Ｘ２ ”Ｙ２に分流され、この分流された電流のうち、Ｘ方向
又はＹ方向と交互に検出抵抗Ｒｘ２又は”Ｙ２を介して
差動増幅器人　又はＡＹにより、電圧として検出される
。尚、Ｘ方向、Ｙ方向の交互検出はスイッチング手段Ｓ
ｘ工、ＳＸ２及びＳＹｌ、ＳＹ２の交互切換えにより行
なわれる。

この様に、抵抗体Ｒ８を付加し、電極から検出部分まで
の抵抗値を同じにする事により、電圧降下を同じにする
事が出来るので、第４図及び第５図の様な歪みは軽減さ
する。又、付加抵抗体Ｒ８を変える事により、抵抗体シ
ートのばらつきを解消する事も出来るし、引出しパター
ンや引出し口の数、或は引出し方法に関係なく適用する
事が出来る。

尚、変形例として抵抗体シートの各電極と位置座標検出
回路との間の各引出し組の抵抗値をＸ側とＹ側の電極が
共通としない事を前提とし、図形入力装置の入力面の上
下左右の各辺ごとの最大値に合わせる事により、電極の
影響による波状の歪みの幅を小さくすることが出来る。

又、抵抗体シートの各電極と位置座標検出回路との間の
各引出し線の抵抗値を全体の最大値に合わせる事により
、パターン抵抗による歪みの大きさを小さく出来る。

ところで、本発明は、上記した実施例に限定されるもの
でなく、付加抵抗部分を可変抵抗にし、歪みに応じて抵
抗値を変える事もできるし、又は固定抵抗を入れる事も
出来る。

その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施出来る。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、図形入力装置と検出装置との間に設
けた抵抗体を全体的に、或は各辺ごとに合わせる事によ
り、パターンの引回しによって生じる歪みの影響が怪減
されるので、検出精度の向上という利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の図形入力装置の回路構成図、第２図
は、従来の図形入力装置の回路構成図、第３図は、従来
の抵抗体シートの外部引出しパターンを示す図、第４図
は、従来の図形入力装置のＸ方向の電位の歪みを示す図
、第５図は、従来の図形入力装置のＹ方向の電位の歪み
を示す図である。Ｉｏ　・・・定電流源、　　Ｐ　　、Ｐ　　、Ｐ　　、
Ｐ　　・・・点Ｘｉ　　　　　Ｘ２　　　　　　ＹＩ　
　　　　Ｙ２電極、　Ｒ・・・パターン抵抗、　Ｒ８・
・・抵抗体。５Ｘ１１ＳＸ２１ＳＹ１９ＳＹ２°″°スイッチング手
段り代理人弁理士　　則　近　憲　佑同　　　　　　　　　　　　山　　下　　　　　−第１
図第２図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）互いに絶縁状態の一対の導電性シート及び抵抗体
シートと、押圧力により両シート間が短格されたとき、
両シート間に定電流を供給する定電流発生回路と、供給
された前記定電流のうち前記抵抗体シートで分流された
電流を検出するための複数の点電極と、この点電極を介
して検出された電流値より押圧位置を検出するための位
置座標検出回路とを備えた図形入力装置において、前記
複数の点電極と前記位置座標検出回路の間を接続する引
出し線と直列に抵抗体を設け、前記各点電極と位置座標
検出回路との間の抵抗値を略同値とすることを特徴とす
る図形入力装置。
（２）各点電極を方形状に配置し、前記各点電極と位置
座標検出回路との間の各抵抗値を各辺ごとの各間の最大
値に合わせたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の図形入力装置。
（３）各電極と位置座標検出回路との間の各抵抗値を各
間の最大値に合わせたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の図形入力装置。
（４）位置座標検出回路は、複数の引出し線を順次選択
するスイッチング手段と、このスイッチング手段にて選
択された引出し線から得られる電流を検出する手段とを
備え、各点電極と前記スイッチング手段との間の抵抗値
を略同値とする抵抗体を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項乃至第３項いずれかに記載の図形入力装
置。