JPS6382190A - テレビジヨン信号の伝送装置 - Google Patents
テレビジヨン信号の伝送装置Info
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- JPS6382190A JPS6382190A JP22869486A JP22869486A JPS6382190A JP S6382190 A JPS6382190 A JP S6382190A JP 22869486 A JP22869486 A JP 22869486A JP 22869486 A JP22869486 A JP 22869486A JP S6382190 A JPS6382190 A JP S6382190A
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 7
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 abstract description 18
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- 239000000284 extract Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はテレビジョン信号の伝送装置に関し、特にN
TSC方式において動画でも輝度信号と色信号の漏話が
なく、解像度の劣化を防止することのできる伝送装置に
関するものである。
TSC方式において動画でも輝度信号と色信号の漏話が
なく、解像度の劣化を防止することのできる伝送装置に
関するものである。
現在、テレビジョン信号の伝送方式として用いられてい
るNTSC方式は、白黒テレビジョン受像機との互換性
の点から、明るさを表す信号(輝度信号)と色あいを表
す信号(色差信号)をつくり、これらを周波数多重して
伝送している。
るNTSC方式は、白黒テレビジョン受像機との互換性
の点から、明るさを表す信号(輝度信号)と色あいを表
す信号(色差信号)をつくり、これらを周波数多重して
伝送している。
第8図及び第9図は現行のテレビジョン信号のスペクト
ルを示すもので、第8図では、輝度信号Yに、2つの色
差信号CI、C2が副搬送波fsCで直交2相変調され
た色信号が多重されている様子を示す。これらを詳細に
示したのが第9図であり、この図に示すように輝度信号
のスペクトルの谷間に色信号のスペクトルが間挿された
ものとなっている。
ルを示すもので、第8図では、輝度信号Yに、2つの色
差信号CI、C2が副搬送波fsCで直交2相変調され
た色信号が多重されている様子を示す。これらを詳細に
示したのが第9図であり、この図に示すように輝度信号
のスペクトルの谷間に色信号のスペクトルが間挿された
ものとなっている。
ここで、色差信号の副搬送波(色副搬送波)fSCと水
平走査周波数fHとの関係が、となるようにfscが選
ばれているので、色副搬送波の位相はフィールド内の走
査線ごとに反転する。さらに走査線の本数が525本で
あるから、フレーム間でもその位相は反転する。従って
画面の垂直方向と時間方向で見た色搬送波の位相は第1
0図のようになる。第10図において、右上がりの実線
は色副搬送波が同位相である走査線を結んだものである
。
平走査周波数fHとの関係が、となるようにfscが選
ばれているので、色副搬送波の位相はフィールド内の走
査線ごとに反転する。さらに走査線の本数が525本で
あるから、フレーム間でもその位相は反転する。従って
画面の垂直方向と時間方向で見た色搬送波の位相は第1
0図のようになる。第10図において、右上がりの実線
は色副搬送波が同位相である走査線を結んだものである
。
第10図かられかるように、色副搬送波の周波数は、水
平方向成分がfsc、垂直方向成分がfA/2=525
/44ph (fβニライン周波数。
平方向成分がfsc、垂直方向成分がfA/2=525
/44ph (fβニライン周波数。
12 p h : 1ine/picture hei
ght ) +時間方向成分がfF/2−15Hz(f
F:フレーム周波数)であるから、テレビジョン信号を
3次元周波数空間で表現すると第11図のようになる。
ght ) +時間方向成分がfF/2−15Hz(f
F:フレーム周波数)であるから、テレビジョン信号を
3次元周波数空間で表現すると第11図のようになる。
第11図において、μ、シ、fはそれぞれ画面の水平方
向。
向。
垂直方向1時間方向の周波数を表す。第12図は第11
図をμ軸の正の方向から見た図、第13図は第11図を
f軸の負の方向から見た図である。
図をμ軸の正の方向から見た図、第13図は第11図を
f軸の負の方向から見た図である。
第11図、第12図、第13図の中で、横線を引いた8
面体で表された領域は色信号の多重に費やされる領域、
また原点を中心とした8面体で表された領域は輝度信号
の領域である。
面体で表された領域は色信号の多重に費やされる領域、
また原点を中心とした8面体で表された領域は輝度信号
の領域である。
ここで、入力信号が静止画である場合、輝度信号のスペ
クトルはf=oの平面に存在している。
クトルはf=oの平面に存在している。
またその時の色信号のスペクトルはf−±15Hzの平
面に存在している。従って3次元時空間フィルタを用い
れば完全にY/C分離を行うことができ、また入力信号
の周波数成分に応じて適応的に切り換えるフィルタを用
いてもY/C分離を確実に行うことができる。
面に存在している。従って3次元時空間フィルタを用い
れば完全にY/C分離を行うことができ、また入力信号
の周波数成分に応じて適応的に切り換えるフィルタを用
いてもY/C分離を確実に行うことができる。
一方、入力信号が動画となった場合には、輝度信号のス
ペクトルはf=oの平面から、f軸に平行に広がって行
く。同様に色信号のスペクトルもf=±15Hzの平面
から、f軸に平行に広がって行く。動画の動きが7.5
Hz以下のゆっくりした動きであれば、理想的にはY
/C分離は可能であるが、それ以上の速い動きの場合に
は、いかなるフィルタを用いても完全なY/C分離は不
可能で、必ず輝度信号と色信号の漏話が発生して妨害と
なる。これを防ぐには、送信側にて色信号を多重する前
に、ブリフィルタにより輝度信号2負号号ともに帯域制
限する必要があるが、帯域制限により動画における解像
度の劣化はまぬがれることはできない。
ペクトルはf=oの平面から、f軸に平行に広がって行
く。同様に色信号のスペクトルもf=±15Hzの平面
から、f軸に平行に広がって行く。動画の動きが7.5
Hz以下のゆっくりした動きであれば、理想的にはY
/C分離は可能であるが、それ以上の速い動きの場合に
は、いかなるフィルタを用いても完全なY/C分離は不
可能で、必ず輝度信号と色信号の漏話が発生して妨害と
なる。これを防ぐには、送信側にて色信号を多重する前
に、ブリフィルタにより輝度信号2負号号ともに帯域制
限する必要があるが、帯域制限により動画における解像
度の劣化はまぬがれることはできない。
以上のように、現行のテレビジョン信号を周波数空間で
表現すると第11図のようになるので、動画では輝度信
号と色信号との漏話が発生し、またこれを防ぐためにブ
リフィルタをかけると、動画の解像度が劣化するという
問題があった。
表現すると第11図のようになるので、動画では輝度信
号と色信号との漏話が発生し、またこれを防ぐためにブ
リフィルタをかけると、動画の解像度が劣化するという
問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、入力信号が静止画であっても動画であっても
、クロスカラーなしに垂直解像度及び水平解像度の両者
を向上することができ、現行のNTSC方式と完全両立
性を有するテレビジョン信号の伝送装置を得ることを目
的とする。
たもので、入力信号が静止画であっても動画であっても
、クロスカラーなしに垂直解像度及び水平解像度の両者
を向上することができ、現行のNTSC方式と完全両立
性を有するテレビジョン信号の伝送装置を得ることを目
的とする。
この発明に係るテレビジョン信号の伝送装置は、動画に
おける高域輝度情報を分離する分離手段と、該高域輝度
情報を所定周波数シフトする周波数変換手段と、該周波
数シフトされた上記高域輝度情報のうちの、現行NTS
C方式の色信号のスペクトルを多重すべき周波数の輝度
信号成分と色信号のスペクトルを多重しない周波数の輝
度信号成分とを直交2相変調する変調手段とを設けたも
のである。
おける高域輝度情報を分離する分離手段と、該高域輝度
情報を所定周波数シフトする周波数変換手段と、該周波
数シフトされた上記高域輝度情報のうちの、現行NTS
C方式の色信号のスペクトルを多重すべき周波数の輝度
信号成分と色信号のスペクトルを多重しない周波数の輝
度信号成分とを直交2相変調する変調手段とを設けたも
のである。
この発明においては、色信号のスペクトルを多重すべき
周波数の輝度信号成分と、色信号のスペクトルを多重し
ない周波数の輝度信号成分とを直交2相変調して伝送す
るから、静止画と同様、動画でも輝度信号と色信号との
漏話がなく、しかも解像度の劣化もな(伝送、再生する
ことができる。
周波数の輝度信号成分と、色信号のスペクトルを多重し
ない周波数の輝度信号成分とを直交2相変調して伝送す
るから、静止画と同様、動画でも輝度信号と色信号との
漏話がなく、しかも解像度の劣化もな(伝送、再生する
ことができる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明における送信側の実施例を示すブロッ
ク図である。図において、1は輝度信号Yからその低周
波数成分YLを取り出す3次元時空間フィルタ、2は輝
度信号Yからその低周波数成分YLを引くことにより、
高周波数成分YH1とYH2とを得る減算器である。こ
こで、YHIは現行NTSC方式で色信号成分が多重さ
れない周波数の輝度信号の高周波数成分、即ち第12図
において、第1象限と第3象限の斜め方向の高周波数成
分であり、またYH2は現行のN、TSC方式で色信号
成分が多重される周波数の輝度信号の高周波数成分、即
ち第12図において、第2象限と第4象限の斜め方向の
高周波成分である。3はYHlとYH2とをμ軸方向に
−fsc、 ν軸方向に−fA/2−−525/44
ph、f軸方向にf F/ 2 =−15Hzだけ周波
数シフトさせる乗算器、4は同様にYHIとYH2とを
μ軸方向に−fsc、シ軸方向に−r z/2=−52
5/4I!ph、f軸方向にfF/2=15Hzだけ周
波数シフトさせる乗算器である。5は乗算器3の出力の
うち周波数シフトされたYHI成分だけを取り出す時間
軸方向低域フィルタ、6は乗算器4の出力のうち周波数
シフトされたYH2だけを取り出す時間軸方向低域フィ
ルタ、7は各フィルタ5゜6の出力を直交2相変調する
乗算器である。また8は色信号成分CI、C2を直交2
相変洞する乗算器である。9は色副搬送波fscの位相
を180°遅らせる遅延器、10はフィールドごとに切
り替わるスイッチである。11は輝度信号の低域成分Y
Lに、直交2相変澗された(YHIo +YH2°)と
(C1+C2)とを多重して、現行NTSC方式との完
全両立性を有するテレビジョン信号を出力する加算器で
ある。
ク図である。図において、1は輝度信号Yからその低周
波数成分YLを取り出す3次元時空間フィルタ、2は輝
度信号Yからその低周波数成分YLを引くことにより、
高周波数成分YH1とYH2とを得る減算器である。こ
こで、YHIは現行NTSC方式で色信号成分が多重さ
れない周波数の輝度信号の高周波数成分、即ち第12図
において、第1象限と第3象限の斜め方向の高周波数成
分であり、またYH2は現行のN、TSC方式で色信号
成分が多重される周波数の輝度信号の高周波数成分、即
ち第12図において、第2象限と第4象限の斜め方向の
高周波成分である。3はYHlとYH2とをμ軸方向に
−fsc、 ν軸方向に−fA/2−−525/44
ph、f軸方向にf F/ 2 =−15Hzだけ周波
数シフトさせる乗算器、4は同様にYHIとYH2とを
μ軸方向に−fsc、シ軸方向に−r z/2=−52
5/4I!ph、f軸方向にfF/2=15Hzだけ周
波数シフトさせる乗算器である。5は乗算器3の出力の
うち周波数シフトされたYHI成分だけを取り出す時間
軸方向低域フィルタ、6は乗算器4の出力のうち周波数
シフトされたYH2だけを取り出す時間軸方向低域フィ
ルタ、7は各フィルタ5゜6の出力を直交2相変調する
乗算器である。また8は色信号成分CI、C2を直交2
相変洞する乗算器である。9は色副搬送波fscの位相
を180°遅らせる遅延器、10はフィールドごとに切
り替わるスイッチである。11は輝度信号の低域成分Y
Lに、直交2相変澗された(YHIo +YH2°)と
(C1+C2)とを多重して、現行NTSC方式との完
全両立性を有するテレビジョン信号を出力する加算器で
ある。
一方、第2図はこの発明における受信側の実施例を示す
ブロック図である。図において、12は現行NTSC方
式との完全両立性を有するテレビジョン信号から輝度信
号の低周波数成分YLを取り出す3次元時空間フィルタ
、13は入力されるテレビジョン信号から輝度信号の低
周波数成分YLを引くことにより、輝度信号の高周波数
成分YH1とYH2,色信号成分C1とC2を得る減算
器である。14は減算器13の出力から輝度信号の高周
波数成分YHIとYH2だけを取り出す第1の時空間中
域フィルタ、15は減算器13の出力から色信号成分C
Iと02だけを取り出す第2の時空間中域フィルタであ
る。16は第1の時空間フィルター4の出力からYHI
とYH2とを同期復調する乗算器、17は第2の時空間
フィルタ15の出力から01と02とを同期復調する乗
算器である。18は同期復調されたYHIをμ軸方向に
fsc、 ν軸方向にf j2/2=525/4j2
ph、r軸方向にf F / 2 = 15 Hzだけ
周波数シフトする乗算器、19は同期復調されたYH2
をμ軸方向にfsc、 ν軸方向にx/2=525/
4fph、f軸方向に−f F/ 2 = −15Hz
だけ周波数シフトする乗算器である。20は同期復調に
必要な搬送波fscの位相を180°遅らせる遅延器、
21はフィールドごとに切り替わるスイッチである。2
2は輝度信号の低域成分YLと高域成分YHI、YH2
とを加算する加算器である。
ブロック図である。図において、12は現行NTSC方
式との完全両立性を有するテレビジョン信号から輝度信
号の低周波数成分YLを取り出す3次元時空間フィルタ
、13は入力されるテレビジョン信号から輝度信号の低
周波数成分YLを引くことにより、輝度信号の高周波数
成分YH1とYH2,色信号成分C1とC2を得る減算
器である。14は減算器13の出力から輝度信号の高周
波数成分YHIとYH2だけを取り出す第1の時空間中
域フィルタ、15は減算器13の出力から色信号成分C
Iと02だけを取り出す第2の時空間中域フィルタであ
る。16は第1の時空間フィルター4の出力からYHI
とYH2とを同期復調する乗算器、17は第2の時空間
フィルタ15の出力から01と02とを同期復調する乗
算器である。18は同期復調されたYHIをμ軸方向に
fsc、 ν軸方向にf j2/2=525/4j2
ph、r軸方向にf F / 2 = 15 Hzだけ
周波数シフトする乗算器、19は同期復調されたYH2
をμ軸方向にfsc、 ν軸方向にx/2=525/
4fph、f軸方向に−f F/ 2 = −15Hz
だけ周波数シフトする乗算器である。20は同期復調に
必要な搬送波fscの位相を180°遅らせる遅延器、
21はフィールドごとに切り替わるスイッチである。2
2は輝度信号の低域成分YLと高域成分YHI、YH2
とを加算する加算器である。
第3図は第1図に示した構成で作られる現行NTSC方
式と完全両立性を有するテレビジョン信号を3次元周波
数空間で表現したものである。また第4図は第3図をμ
軸の正の方向から見た図、第5図は第3図をf軸の負の
方向から見た図である。第3図において横線を引いた領
域(以下、横線領域と記す)は、色信号の多重に用いら
れる領域、原点を中心とした8面体で表された領域は輝
度信号の低域成分YLの領域である。さらに斑点の付さ
れた領域(以下、斑点領域と記す)は、元来斑点領域の
周波数成分を持った輝度信号成分YH1と、色信号成分
が多重されるために用いられる横線領域の周波数成分を
持った輝度信号成分YH2とを直交2相変調して多重さ
れる領域である。
式と完全両立性を有するテレビジョン信号を3次元周波
数空間で表現したものである。また第4図は第3図をμ
軸の正の方向から見た図、第5図は第3図をf軸の負の
方向から見た図である。第3図において横線を引いた領
域(以下、横線領域と記す)は、色信号の多重に用いら
れる領域、原点を中心とした8面体で表された領域は輝
度信号の低域成分YLの領域である。さらに斑点の付さ
れた領域(以下、斑点領域と記す)は、元来斑点領域の
周波数成分を持った輝度信号成分YH1と、色信号成分
が多重されるために用いられる横線領域の周波数成分を
持った輝度信号成分YH2とを直交2相変調して多重さ
れる領域である。
次にこの第3図を参照して動作について説明する。時空
間フィルタ1の出力が輝度信号の低域成分YLを持った
信号である。減算器2で輝度信号Yからその低域成分Y
Lを引いた信号を乗算器3で周波数シフトすることによ
り、第3図の元来斑点領域の周波数成分を持った輝度信
号成分YHIを原点付近の低域にシフトする。一方減算
器2の出力信号を乗算器4で周波数シフトすることによ
り、元来横線領域の周波数成分を持った輝度信号成分Y
H2を原点付近の低域にシフトする。時間軸方向低域フ
ィルタ5,6により、それぞれ乗算器3.4の出力に時
間軸方向に一15Hzから+15)1zが通過するよう
に制限が加えられ、該各フィルタ5.6の出力は乗算器
7で直交2相変調されて第3図の斑点領域にシフトされ
る。乗算器8では同様に色信号成分CI、C2が直交2
相変調されて第3図の横線領域にシフトされる。加算器
11ではYLと変調されたYHI、YH2とCI。
間フィルタ1の出力が輝度信号の低域成分YLを持った
信号である。減算器2で輝度信号Yからその低域成分Y
Lを引いた信号を乗算器3で周波数シフトすることによ
り、第3図の元来斑点領域の周波数成分を持った輝度信
号成分YHIを原点付近の低域にシフトする。一方減算
器2の出力信号を乗算器4で周波数シフトすることによ
り、元来横線領域の周波数成分を持った輝度信号成分Y
H2を原点付近の低域にシフトする。時間軸方向低域フ
ィルタ5,6により、それぞれ乗算器3.4の出力に時
間軸方向に一15Hzから+15)1zが通過するよう
に制限が加えられ、該各フィルタ5.6の出力は乗算器
7で直交2相変調されて第3図の斑点領域にシフトされ
る。乗算器8では同様に色信号成分CI、C2が直交2
相変調されて第3図の横線領域にシフトされる。加算器
11ではYLと変調されたYHI、YH2とCI。
C2とが多重され伝送信号となる。
第2図の受信側では、時空間フィルタ12で伝送信号か
らYLだけが取り出される。減算器13で伝送信号から
YLを引いた信号を第1の時空間中域フィルタ14にか
けることにより、第3図の斑点領域にあるYHIとYH
2の直交2相変調された成分が取り出される。また、第
2の時空間中域フィルタ15により第3図の横線領域に
あるC1とC2の直交2相変調された成分が取り出され
る。第1の時空間中域フィルタ14の出力は乗算器16
で同期復調され、YHIとYH2がそれぞれ原点付近の
低域にシフトされる。また、第2の時空間中域フィルタ
15の出力は乗算器17で同期復調され、C1と02が
それぞれ原点付近の低域にシフトされる。乗算器16で
同期復調された信号のうちYHIは乗算器18で第3図
の斑点領域に周波数シフトされ、YH2は乗算器19で
第3図の横線領域に周波数シフトされ、加算器でYLと
YHIとYH2が加算される。
らYLだけが取り出される。減算器13で伝送信号から
YLを引いた信号を第1の時空間中域フィルタ14にか
けることにより、第3図の斑点領域にあるYHIとYH
2の直交2相変調された成分が取り出される。また、第
2の時空間中域フィルタ15により第3図の横線領域に
あるC1とC2の直交2相変調された成分が取り出され
る。第1の時空間中域フィルタ14の出力は乗算器16
で同期復調され、YHIとYH2がそれぞれ原点付近の
低域にシフトされる。また、第2の時空間中域フィルタ
15の出力は乗算器17で同期復調され、C1と02が
それぞれ原点付近の低域にシフトされる。乗算器16で
同期復調された信号のうちYHIは乗算器18で第3図
の斑点領域に周波数シフトされ、YH2は乗算器19で
第3図の横線領域に周波数シフトされ、加算器でYLと
YHIとYH2が加算される。
この一連の送受信装置により、テレビジョン信号の帯域
を広げることなく、また輝度信号が負債号の妨害を受け
ることなる、静止画と同様、動画でも解像度の劣化がな
い映像を再生することができる。
を広げることなく、また輝度信号が負債号の妨害を受け
ることなる、静止画と同様、動画でも解像度の劣化がな
い映像を再生することができる。
なお、上記実施例では色搬送波の水平周波数をfsc、
垂直周波数をf#/2=525/4m!!ph3時間周
波数をfF/2=15Hzとし、輝度信号の高域成分の
搬送波の水平周波数をfsc、垂直周波数をf#/2=
525/4Jph、時間周波数を−f F/ 2 =
−15Hzとしたが、現行NTSC方式と完全両立性を
有するという点から色副搬送波の周波数を変えずに、ま
た周波数空間の使い方は第3図と同様にして、輝度信号
の高域成分の搬送波の水平周波数を2fscとしてもよ
い。
垂直周波数をf#/2=525/4m!!ph3時間周
波数をfF/2=15Hzとし、輝度信号の高域成分の
搬送波の水平周波数をfsc、垂直周波数をf#/2=
525/4Jph、時間周波数を−f F/ 2 =
−15Hzとしたが、現行NTSC方式と完全両立性を
有するという点から色副搬送波の周波数を変えずに、ま
た周波数空間の使い方は第3図と同様にして、輝度信号
の高域成分の搬送波の水平周波数を2fscとしてもよ
い。
搬送波の水平周波数を2fscに選んだ時、水平走査周
期は搬送波周期の整数倍になるため、搬送波の垂直周波
数及び時間周波数はOとなる。即ち搬送波のキャリア周
波数はμ軸上の2fscの位置にある。
期は搬送波周期の整数倍になるため、搬送波の垂直周波
数及び時間周波数はOとなる。即ち搬送波のキャリア周
波数はμ軸上の2fscの位置にある。
このように搬送波の周波数を選んだ時の送信側の実施例
を第6図に、受信側の実施例を第7図に示す。
を第6図に、受信側の実施例を第7図に示す。
第6図のうち第1図と異なる点だけを説明すると、3次
元時空間低域フィルタ1.減算器2で取り出したYHI
とYH2のうち、乗算器23によりMHIを水平周波数
2fscの搬送波で変調する。一方、遅延器25により
搬送波の位相は180°連れて、1フイールドごとに切
り替わるスイッチ26により、乗算器24によりYH2
を変調する搬送波の水平周波数は2fsc、垂直周波数
は02時間周波数はf F=30■2となる。これら2
つの変調された信号は加算器27により加算され、MH
IとYH2が直交2相変調されたことになる。変調され
た信号は第1の時空間帯域フィルタ28により第3図の
斑点領域だけが取り出され、YLにC1,C2とともに
多重される。
元時空間低域フィルタ1.減算器2で取り出したYHI
とYH2のうち、乗算器23によりMHIを水平周波数
2fscの搬送波で変調する。一方、遅延器25により
搬送波の位相は180°連れて、1フイールドごとに切
り替わるスイッチ26により、乗算器24によりYH2
を変調する搬送波の水平周波数は2fsc、垂直周波数
は02時間周波数はf F=30■2となる。これら2
つの変調された信号は加算器27により加算され、MH
IとYH2が直交2相変調されたことになる。変調され
た信号は第1の時空間帯域フィルタ28により第3図の
斑点領域だけが取り出され、YLにC1,C2とともに
多重される。
第7図についても第2図と異なる点だけを説明する。時
空間帯域フィルタ14で取り出される信号は乗算器29
により搬送波2fscで同期復調される。一方、遅延器
31により搬送波の位相は180°連れて1フイールド
ごとに切り替わるスイノチ32により、乗算器30によ
り同期復調する搬送波の水平周波数は2f s c、垂
直周波数はO2時間周波数はfF=30Hzとなる。乗
算器29.30によりYHI、YH2が復調され、加算
器22でYLと加算されYとなる。
空間帯域フィルタ14で取り出される信号は乗算器29
により搬送波2fscで同期復調される。一方、遅延器
31により搬送波の位相は180°連れて1フイールド
ごとに切り替わるスイノチ32により、乗算器30によ
り同期復調する搬送波の水平周波数は2f s c、垂
直周波数はO2時間周波数はfF=30Hzとなる。乗
算器29.30によりYHI、YH2が復調され、加算
器22でYLと加算されYとなる。
このように、輝度信号の高域成分の搬送波を2fscに
選んでも、上記と同様に高域成分を多重。
選んでも、上記と同様に高域成分を多重。
分離することができ、上記実施例と同様の効果を奏する
。
。
以上のように、この発明によれば、動画における高域輝
度情報を分離してこれを所定周波数シフトし、色信号の
スペクトルを多重すべき周波数の輝度信号成分と色信号
のスペクトルを多重しない周波数の輝度信号成分とを直
交2相変調して伝送するようにしたので、動画でも漏話
がなく、しかも解像度の劣化もないテレビジョン信号を
現行方式の帯域内で伝送できる効果がある。
度情報を分離してこれを所定周波数シフトし、色信号の
スペクトルを多重すべき周波数の輝度信号成分と色信号
のスペクトルを多重しない周波数の輝度信号成分とを直
交2相変調して伝送するようにしたので、動画でも漏話
がなく、しかも解像度の劣化もないテレビジョン信号を
現行方式の帯域内で伝送できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による送信側のブ0ツク図
、第2図はこの発明の一実施例による受信側のブロック
図、第3図はこの発明によるテレビジョン信号のスペク
トルを3次元周波数空間で表現した図、第4図は第3図
をμ軸の正の方向から見た図、第5図は第3図のf軸の
負の方向から見た図、第6図はこの発明の他の実施例の
送信側のブロック図、第7図はこの発明の他の実施例の
受信側のブロック図、第8図は現行のテレビジョン信号
のスペクトル図、第9図はその詳細図、第10図は垂直
−時間平面上での色副搬送波の位相を表す図、第11図
は現行のテレビジョン信号のスペクトルを3次元周波数
空間で表現した図、第12図は第11図をμ軸の正の方
向から見た図、第13図は第11図をf軸の負の方向か
ら見た図である。 1.12・・・3次元時空間低域フィルタ、2,13・
・・減算器、3. 4. 7. 8. 16〜19,2
3゜24.29.30・・・乗算器、5.6・・・時間
軸方向低域フィルタ、9,20,25.31・・・遅延
器、10.21,26.32・・・スイッチ、11,2
2゜27・・・加算器、14.28・・・第1の時空間
中域フィルタ、15・・・第2の時空間中域フィルタ。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
、第2図はこの発明の一実施例による受信側のブロック
図、第3図はこの発明によるテレビジョン信号のスペク
トルを3次元周波数空間で表現した図、第4図は第3図
をμ軸の正の方向から見た図、第5図は第3図のf軸の
負の方向から見た図、第6図はこの発明の他の実施例の
送信側のブロック図、第7図はこの発明の他の実施例の
受信側のブロック図、第8図は現行のテレビジョン信号
のスペクトル図、第9図はその詳細図、第10図は垂直
−時間平面上での色副搬送波の位相を表す図、第11図
は現行のテレビジョン信号のスペクトルを3次元周波数
空間で表現した図、第12図は第11図をμ軸の正の方
向から見た図、第13図は第11図をf軸の負の方向か
ら見た図である。 1.12・・・3次元時空間低域フィルタ、2,13・
・・減算器、3. 4. 7. 8. 16〜19,2
3゜24.29.30・・・乗算器、5.6・・・時間
軸方向低域フィルタ、9,20,25.31・・・遅延
器、10.21,26.32・・・スイッチ、11,2
2゜27・・・加算器、14.28・・・第1の時空間
中域フィルタ、15・・・第2の時空間中域フィルタ。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)テレビジョン信号の輝度情報から動画における高
域輝度情報を分離する高域輝度情報分離手段と、 該高域輝度情報を所定周波数シフトする周波数変換手段
と、 上記高域輝度情報に含まれる、色情報が多重される周波
数領域の成分と色情報が多重されない周波数領域の成分
とを直交2相変調する変調手段と、低域輝度情報、上記
変調手段の出力、及び周波数変換された色情報とを周波
数多重する加算手段とを有する送信装置と、 該送信装置からのテレビジョン信号から低域輝度情報と
、動画における高域輝度情報及び色情報とを分離する分
離手段と、 該動画における高域輝度情報と色情報とを分離、復調す
る分離復調手段と、 該分離された高域輝度情報を上記所定周波数逆方向にシ
フトする周波数変換手段と、 該周波数変換手段の出力と上記分離手段で分離された低
域輝度情報とを加算する加算手段とを有する受信装置と
を備えたことを特徴とするテレビジョン信号の伝送装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22869486A JPS6382190A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | テレビジヨン信号の伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22869486A JPS6382190A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | テレビジヨン信号の伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382190A true JPS6382190A (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=16880337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22869486A Pending JPS6382190A (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | テレビジヨン信号の伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6382190A (ja) |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP22869486A patent/JPS6382190A/ja active Pending
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