JPS63809Y2 - - Google Patents

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JPS63809Y2
JPS63809Y2 JP7047783U JP7047783U JPS63809Y2 JP S63809 Y2 JPS63809 Y2 JP S63809Y2 JP 7047783 U JP7047783 U JP 7047783U JP 7047783 U JP7047783 U JP 7047783U JP S63809 Y2 JPS63809 Y2 JP S63809Y2
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JP
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cutter
asphalt pavement
cutting
excavation
excavating
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JP7047783U
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【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案はアスフアルト舗装された道路等(以下
アスフアルト舗装と呼ぶ)に例えば埋設管工事用
の溝を掘削する溝掘削装置に関する。
〈従来技術〉 埋設管工事、亀裂の補修工事を行なうためにア
スフアルト舗装された例えば道路に狭小巾でかつ
深い溝を形成する必要がある。
かかる溝を形成する従来例として第1図及び第
2図に示す工法がある。すなわち、第1図に示す
第1の工法は、アスフアルト舗装1にコンクリー
トカツタにより2本の線状溝2を所定間隔で形成
した後それら線状溝2間のアスフアルト舗装1を
コンクリートブレーカにより粉砕しつつ掘削し、
所定深さの溝を形成するものである。
また、第2図に示す第2の工法は円筒状の回転
式カツタにてアスフアルト舗装1を直接掘削し、
カツタ巾を略同巾の溝3を形成するものである。
ここで、道路等のアスフアルト舗装は路床上に砂
利等の路盤が形成され、さらに路盤上にアスフア
ルト混合材からなるアスフアルト層が形成されて
おり、前記溝は必要に応じてアスフアルト層、路
盤および路床まで掘削して形成される。
しかしながら、このような従来の溝掘削方法で
は、第1の工法の場合コンクリートカツタにより
線状溝2を形成する切削工程とコンクリートブレ
ーカにより溝を掘削する掘削工程とを個々に行な
うため作業能率が悪かつた。また切削工程と掘削
工程とに相互関連がないので、コンクリートブレ
ーカにて線状溝2間に規定の溝を掘削するときに
線状溝2側方のアスフアルト舗装をも掘削する恐
れがあつた。また、第2の工法の場合、前記回転
式カツタによりアスフアルト舗装1を直接掘削す
ると溝の両側のアスフアルト舗装1表面が掘削さ
れたアスフアルト舗装1と共に引き剥がされアス
フアルト舗装1の溝肩部4が欠落するという欠点
があつた。
〈考案の目的及び概要〉 本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、道路等のアスフアルト舗装上を一通
過するだけで溝を掘削できる溝掘削装置を提供し
上記問題点を解決するようにしたものである。こ
のため、本考案では、自走可能な車両に、アスフ
アルト舗装に車両進行方向に沿う所定深さの線状
溝を複数形成する切削装置と、該切削装置を上下
動する切削装置上下動手段と、前記線状溝間のア
スフアルト舗装を掘削する掘削装置と、前記線状
溝位置を検出する線状溝位置検出手段と、該検出
手段の検出信号に基づいて掘削装置を車巾方向に
移動させ当該掘削装置を前記線状溝間に位置させ
る掘削装置移動手段と、前記掘削装置を上下動す
る掘削装置上下動手段と、を備えるようにしたも
のである。
〈実施例〉 以下、本考案を第3図〜第7図A,Bに示す一
実施例に基づいて説明する。
図において、トラクタ本体11の前・後部には
前輪12と後輪13とが設けられ、車両が構成さ
れる。トラクタ本体11後部には後輪13を駆動
して車両を走行させると共に後述する装置各部の
駆動源となるエンジン14が設けられている。エ
ンジン14前方のトラクタ本体11には運転台1
5が設けられている。
トラクタ本体11の前部には切削用カツターユ
ニツト懸架部材16が車巾方向に延設して固定さ
れ、カツターユニツト懸架部材16の両端部には
後述するカツタ25を第3図中上下動させる切削
装置上下動手段としての油圧シリンダ17が夫々
直立して設けられている。これら油圧シリンダ1
7のピストンロツド下端部には切削用カツターユ
ニツト18が懸架されている。このカツターユニ
ツト18には前記油圧シリンダ17のピストンロ
ツド下端部に固定された支持部材19が設けられ
ている。支持部材19の車両後方がわ側壁にはガ
イド部材20が固定されている。このガイド部材
20には軸方向にスライド可能にスライド部材2
1が装着されている。また、ガイド部材20には
スライド部材21を車巾方向に移動させスライド
用油圧シリンダ22が固定され、この油圧シリン
ダ22のピストンロツド先端部には前記スライド
部材21が固定されている。
スライド部材21の車両側部がわには夫々カツ
タ支持部材23が固定され、これらカツタ支持部
材23の下端部にはカツタ支持部材23間に差渡
して切削用カツタシヤフト24が回転自在に設け
られている。このカツタシヤフト24にはアスフ
アルト舗装に線状溝を形成するためにアスフアル
ト舗装を所定の深さ切削する薄肉円板状の切削装
置としての切削用カツタ25が所定の間隔を設け
て一対固定されている。これらカツタ25の外周
面にはダイヤモンドブレード等の切削刃が設けら
れている。一方のカツタ支持部材23には第5図
に示すようにカツタシヤフト24に接続されカツ
タ25を回転駆動するカツタ用油圧モータ26が
設けられている。
また、カツタ支持部材23にはカツタ25上方
を覆うカバー27が固定されている。このカバー
27内壁にはカツタ25に水を噴き付けることに
より切削時に高温となるカツタ25を冷却する冷
却装置28が設けられ、冷却装置28はコンプレ
ツサ(図示せず)を介してトラクタ本体11内の
冷却水貯留タンク(図示せず)にホースにより配
管接続されている。カバー27外壁にはアスフア
ルト舗装表面に接触してカツタ25の切削深さを
検出する切削深さ検出器29が設けられ、該検出
器29の検出信号が図示しない制御装置に入力さ
れる。そして、制御装置は前記検出信号と設定さ
れている目標切削深さとを比較判定し、この比較
偏差量に基づいて前記油圧シリンダ17をフイー
ドバツク制御し、カツタ25の切削深さを一定に
保持する。トラクタ本体11前部と前記支持部材
19とを接続し、切削時にカツターユニツト18
を安定させるガイド30が複数設けられている。
また、カツターユニツト18後方のトラクタ本
体11には掘削用カツターユニツト懸架部材31
が車巾方向に延設して固定され、該懸架部材31
の両端部には掘削装置上下動手段としての掘削用
油圧シリンダ32が夫々直立して設けられてい
る。これら油圧シリンダ32のピストンロツド下
端部には掘削用カツターユニツト33が懸架され
ている。掘削用カツターユニツト33には前記油
圧シリンダ32のピストンロツド下端部に固定さ
れた支持部材34が設けられている。支持部材3
4の車両後方がわ側壁にはガイド部材35が固定
されている。このガイド部材35には車巾方向に
スライド可能にスライド部材36が装着されてい
る。また、ガイド部材35にはスライド部材36
を車巾方向に移動させる掘削装置移動手段として
のスライド用油圧シリンダ37が固定され、この
油圧シリンダ37のピストンロツド先端部には前
記スライド部材36が固定されている。
スライド部材36の車両側部がわには夫々カツ
タ支持部材38が固定され、これらカツタ支持部
材38の下端部にはカツタ支持部材38間に差渡
して掘削用カツタシヤフト39が回転自在に設け
られている。この掘削用カツタシヤフト39には
前記切削用カツタ25により形成された線状溝の
間のアスフアルト舗装を掘削して例えば埋設管工
事用の狭小巾でかつ深い溝を形成する掘削装置と
しての円筒状の掘削用カツタ40が固定されてい
る。この掘削用カツタ40の外周面には掘削用ビ
ツト41が複数設けられている。一方のカツタ支
持部材38には第6図に示すようにカツタシヤフ
ト39に接続され掘削用カツタ40を回転駆動す
る油圧モータ42が設けられている。
カツタ支持部材38の前部には前記線状溝内に
先端部が挿入され車両の前進に伴なつて前記油圧
シリンダ37を作動させることにより掘削用カツ
タ40を前記線状溝間に位置させる線状溝位置検
出手段としてのトレーサ43が設けられている。
また、カツタ支持部材38の後部には車両側方の
アスフアルト舗装に接触して掘削用カツタ40の
掘削深さを検出するための掘削深さ検出器44が
設けられ、該検出器44の検出信号が図示しない
制御装置に入力される。そして、制御装置は前記
検出信号と設定されている目標掘削深さとを比較
判定し、この比較偏差量に基づいて前記油圧シリ
ンダ32をフイードバツク制御し、カツタ40の
掘削深さを一定に保持する。トラクタ本体11前
部と前記支持部材34とを接続し、掘削時に前記
掘削用カツターユニツト33を安定させるガイド
45が複数設けられている。
尚、各油圧シリンダ17,22,32,37の
油圧操作は運転台15の操作盤にて行なう。ま
た、各油圧シリンダ17,22,32,37には
図示しない油圧ポンプより油が圧送供給される。
かかる構成のアスフアルト舗装掘削装置によれ
ば、装置をアスフアルト舗装された道路等を走行
させつつ切削用カツタ25にて第7図Aに示すよ
うにアスフアルト舗装46に車両進行方向に沿う
一対の線状溝47を所定の深さで切削形成した
後、掘削用カツタ40にて一対の線状溝47の間
のアスフアルト舗装体46を削りつつ第7図Bに
示すように所の深さの溝48を掘削形成できる。
したがつて、装置を一通り走行させるだけで、
埋設管工事等に用いられる溝を掘削形成すること
ができるため溝掘削作業能率が向上する。また、
切削用カツタ25にて線状溝47を形成した後、
その溝47の間のアスフアルト舗装46を掘削用
カツタ40にて掘削し溝48を形成したので、掘
削されるアスフアルト舗装とその側方のアスフア
ルト舗装とが線状溝47により分離されているた
め側方のアスフアルト舗装が引き剥がされること
がなく、アスフアルト舗装の前記溝肩部が欠落す
ることがない。また、線状溝47に沿つてトレー
サ43を移動させることにより、線状溝47間に
掘削用カツタ40を位置させるようにしたので、
線状溝47間のアスフアルト舗装だけを切削用カ
ツタ40にて掘削できるため溝形状がきれいに形
成される。
尚、上記実施例では線状溝47を二本形成する
ようにしたが、これに限らず例えば3本形成する
ようにしてもよい。また、線状溝位置検出手段と
してのトレーサ40の替わりに線状溝を検知する
例えば赤外線式センサを設けてもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、装置をアスフ
アルト舗装上を走行させつつ、切削装置にて複数
の線状溝を形成した後線状溝間のアスフアルト舗
装を掘削装置にて掘削し溝を形成するようにした
ので、装置を一通り走行させるだけで溝を掘削形
成でき、溝掘削作業能率が向上する。また、溝を
形成する前に掘削されるアスフアルト舗装とこれ
らの両側部のアスフアルト舗装とを線状溝にて分
離するようにしたので、側方のアスフアルト舗装
が引き剥がされることがなくアスフアルト舗装の
溝肩部が欠落するのを防止できる。また、線状溝
位置を検出して線状溝間に掘削装置を位置させる
ようにしたので線状溝間のアスフアルト舗装だけ
を掘削することができ、溝の形状が奇麗に形成で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来工法を説明するためのアスフアル
ト舗装体の断面図、第2図は従来の他の工法を説
明するためのアスフアルト舗装体の断面図、第3
図は本考案の一実施例を示す装置の側面図、第4
図は第3図の平面図、第5図は第3図の要部底面
図、第6図は第3図の他の要部底面図、第7図
A,Bは第3図の装置の機能を説明するための道
路断面図である。 11……トラクタ本体、17……切削用油圧シ
リンダ、20,36……ガイド部材、21,35
……スライド部材、25……切削用カツタ、29
……切削深さ検出器、32……切削用油圧シリン
ダ、40……掘削用カツタ、44……掘削深さ検
出器、43……トレーサ、47……線状溝、48
……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自走可能な車両に、アスフアルト舗装に車両進
    行方向に沿う所定深さの線状溝を複数形成する切
    削装置と、該切削装置を上下動する切削装置上下
    動手段と、前記線状溝間のアスフアルト舗装を掘
    削する掘削装置と、前記線状溝位置を検出する線
    状溝位置検出手段と、該検出手段の検出信号に基
    づいて前記掘削装置を車巾方向に移動させ該掘削
    装置を前記線状溝間に位置させる掘削装置移動手
    段と、前記掘削装置を上下動する掘削装置上下動
    手段と、を備えたことを特徴とするアスフアルト
    舗装道路等の溝掘削装置。
JP7047783U 1983-05-13 1983-05-13 アスフアルト舗装道路等の溝掘削装置 Granted JPS59178413U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7047783U JPS59178413U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 アスフアルト舗装道路等の溝掘削装置

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JP7047783U JPS59178413U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 アスフアルト舗装道路等の溝掘削装置

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Publication Number Publication Date
JPS59178413U JPS59178413U (ja) 1984-11-29
JPS63809Y2 true JPS63809Y2 (ja) 1988-01-11

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ID=30200628

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JP7047783U Granted JPS59178413U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 アスフアルト舗装道路等の溝掘削装置

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KR100701034B1 (ko) 2006-11-02 2007-03-29 거호건설(주) 도로상에 이탈방지 홈을 형성하는 그루빙 기계

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JPS59178413U (ja) 1984-11-29

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