JPH0355650Y2 - - Google Patents

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JPH0355650Y2
JPH0355650Y2 JP3277785U JP3277785U JPH0355650Y2 JP H0355650 Y2 JPH0355650 Y2 JP H0355650Y2 JP 3277785 U JP3277785 U JP 3277785U JP 3277785 U JP3277785 U JP 3277785U JP H0355650 Y2 JPH0355650 Y2 JP H0355650Y2
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JP
Japan
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cutter
rotary blade
rotary
trench
blade bodies
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JP3277785U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は地表の溝掘削部分(例えば道路の路
側ぎわ、中央分離帯の路側寄り部分等)に所定
幅、所定深さの溝(例えば37cm幅、60cm深さの管
路溝)を掘削する回転カツタを備えた溝掘削機に
関するもので、その目的は道路路側ぎわ等の溝掘
削部分に沿つて低速走行しながら溝掘削作業を能
率よく行なうことができ、しかも溝掘削に際し所
定深さの根切り(溝両側部分となる個所を所定深
さに切る根切り)と根切り中央部分の溝掘り及び
溝掘り土砂の掘り出しが1つの回転カツタによつ
て同時に行ない得るようにした、従来には存在し
ない新規な回転カツタ装置を具備する溝掘削機を
提供することにある。
即ち、この考案の溝掘削機は地表の溝掘削部分
に沿つて低速走行する車体に上下動自在な回転カ
ツタを設けたものにおいて、前記回転カツタが外
周に根切り用のエツジカツタを有し駆動装置によ
つて回転される溝幅対応間隔で対向離間した両側
回転刃体と、この両側回転刃体の間に同心的に軸
支され駆動装置によつて両側回転刃体とは別個に
回転される外周に溝掘り掬い上げ用のデイツキン
グカツタを有した中間回転刃体とで構成されてい
ることを特徴とするものである。
以下、この考案の一実施例を図面に従い説明す
ると、図中1はダンプトラツク2に追従して道路
路側ぎわ等の溝掘削部分に沿つて例えば0.5Km/
Hの作業速度で低速走行するエンジン(図示せ
ず)を搭載した車体で、この駆動走行車輪1aを
有する車体1には該車体一側部に位置する上下動
自在な回転カツタ3と、この回転カツタ39で掘
り出された土砂を上方に搬送するバケツトコンベ
ア4と、このバケツトコンベア4の上端排出口4
aから排出された土砂を受継いで車体幅方向に搬
送するトランスフアコンベア5と、このトランス
フアコンベア5から排出された土砂を受継いで車
体1上からダンプトラツク2の荷台上に搬送落下
させるダンピングコンベア6とが装備されてい
る。
なお、前記回転カツタ3とバケツトコンベア4
は車体1に対して第2図の如く上げ下げできるよ
うになつており、このため回転カツタ3の下端解
放ケーシング7にバケツトコンベア4のケーシン
グ8が固定され(図示省略の傾動用シリンダによ
つて傾動調節できるように取付けてもよい)、且
つ前記車体1にカツタケーシング7の取付けブラ
ケツト9を上下動可能に摺動案内する機枠10
と、前記ブラケツト9を介して回転カツタ3及び
バケツトコンベア4を上げ下げする油圧シリンダ
11が第2図,第3図のように設けられている。
而して、この考案の特徴とする前記回転カツタ
3は外周に根切り用のエツジカツタ12a,13
aを有し駆動装置14によつて走行車輪1aの前
進回転方向と同一方向(第1図の矢印イ方向)に
駆動回転される溝幅対応間隔(実施例は37cmとな
つている)で対向離間した両側回転刃体12,1
3と、この両側回転刃体12,13の間に同心的
に軸支され駆動装置14によつて両側回転刃体1
2,13とは別個に溝掘り方向(実施例の場合は
両側回転刃体12,13の回転方向と反対になる
第1図の矢印ロ方向)に駆動回転される外周に溝
掘り掬い上げ用のデイツキングカツタ15aした
中間回転刃体15とで構成されている。
更に詳述すれば、前記中間回転刃体15はカツ
タホイールの外周に超硬合金のデツイキングカツ
タ15aを例えば4列に20枚ずつ取付けた比較的
大きなカツタ外径(実施例では1.95mにしてい
る)を有するもので、中空シヤフト16に第4図
の如く取付けられている。また、この中間回転刃
体15より少し大きいカツタ外径(実施例では
2mにしている)を有する両側回転刃体12,1
3はカツタホイールの外周に超硬合金のエツジカ
ツタ12a,13aを例えば72枚取付けた構成の
もので、中空シヤフト16の内側に位置する回転
筒体17と、中空シヤフト16の内側に位置する
中心軸18に第4図の如く取付けられている。
前記回転筒体17(第4図左側の回転刃体12
を取付けた回転筒体)は前記ブラケツト9に軸受
を介して回転可能に挿通支承され、前記ブラケツ
ト9に取付けた駆動装置14の第1油圧モータ1
9によつてピニオン20及びピニオン噛合歯車2
1を介して所定の方向に回転駆動される。また、
前記中空シヤフト16(中間回転刃体15を取付
けたシヤフト)は回転筒体17の内部軸受と駆動
装置内蔵軸受とに回転支承され、前記駆動装置1
4の第2油圧モータ22によつてスプロケツト2
3,24及びスプロケツト掛装チエーン25を介
して所定の方向に回転駆動される。更に、前記中
心軸18(第4図右側の回転刃体13を取付けた
中心軸)は中空シヤフト16内に軸受を介して第
4図の如く回転支承され、前記駆動装置14の第
3油圧モータ26によつて2枚の噛合歯車27,
28を介して所定の方向に回転駆動される。な
お、前記第1油圧モータ19と第3油圧モータ2
6は両側回転刃体12,13を第1図矢印イ方向
に所定の速度(例えば刃先周速が最大100m/
minになる速度)で同期回転せるように作動され
る。
而して、前記構成の溝掘削機は回転カツタ3の
両側回転刃体12,13と中間回転刃体15を第
1図矢印イ,ロで示す方向に駆動回転させ、この
回転カツタ3を溝掘削深さ(例えば60cm位の深
さ)に対応する位置まで下降させて、前記車体1
を道路路側ぎわ等の溝掘削部分に沿つて低速走行
させることにより、第1図及び第2図のような溝
30を順次に掘削して行くものであるが、この溝
掘削に際して第1図イ方向に回転するエツジカツ
タ12a,13aを有した両側回転刃体12,1
3によつて所定深さ(例えば60cm)の根切りが行
なわれ、またこの根切りと同時に第1図ロ方向に
回転するデイツキングカツタ15aを有した中間
回転刃体15によつて根切り中央部分の溝掘りと
溝掘り土砂の第1図の如き掬い上げによる掘り出
しが行なわれる。そして、中間回転刃体15のデ
イツキングカツタ15aで掘り出された土砂はカ
ツタケーシング7の上部空間に第1図の如く順次
に蓄積され、それが第1図矢印ハ方向に回転する
バケツトコンベア4によつて順次に搬出され、ト
ランスフアコンベア5からダンピングコンベア6
を経てダンプトラツク2の荷台に積込まれるよう
になる。
なお、前述した実施例のバケツトコンベア4及
び該コンベアに関連して設けたカツタケーシング
7,トランスフアコンベア5、ダンピングコンベ
ア6などは本考案の要旨として限定されるもので
はなく、前記回転カツタ3で掘り出された土砂を
シユート等によつて溝側方に排出させるようにす
ることも可能である。
この考案の溝掘削機は前記のようなものである
から、道路路側ぎわ等の溝掘削部分に沿つて低速
走行しながら溝掘削作業を能率よく行なうことが
でき、しかも溝掘削に際し所定深さの根切りと根
切り中央部分の溝掘り及び溝掘り土砂の掬い上げ
による掘り出しが1つの回転カツタによつて同時
に行なえる効果があり、従来には存在しない新規
な回転カツタ装置を具備した実用的価値の高い溝
掘削機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係わる溝掘削機の回転カツ
タ部分を掘削作業状態で示した主要図、第2図は
本考案の溝掘削機全体を掘削作業状態で示した正
面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は回転
カツタの構造とカツタ駆動装置の構造を示す要部
縦断面図である。 1……車体、1a……走行車輪、3……回転カ
ツタ、11……カツタ上下動用の油圧シリンダ、
12,13……両側回転刃体、12a,13a…
…根切り用のエツジカツタ、14……駆動装置、
15……中間回転刃体、15a……溝掘り掬い上
げ用のデイツキングカツタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地表の溝掘削部分に沿つて低速走行する車体に
    上下動自在な回転カツタを設けた溝掘削機であつ
    て、前記回転カツタが外周に根切り用のエツジカ
    ツタを有し駆動装置によつて回転される溝幅対応
    間隔で対向離間した両側回転刃体と、この両側回
    転刃体の間に同心的に軸支され駆動装置によつて
    両側回転刃体とは別個に回転される外周に溝掘り
    掬い上げ用のデイツキングカツタを有した中間回
    転刃体とで構成されていることを特徴とする溝掘
    削機。
JP3277785U 1985-03-07 1985-03-07 Expired JPH0355650Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277785U JPH0355650Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3277785U JPH0355650Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152064U JPS61152064U (ja) 1986-09-19
JPH0355650Y2 true JPH0355650Y2 (ja) 1991-12-11

Family

ID=30534609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3277785U Expired JPH0355650Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

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JP (1) JPH0355650Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012102657A1 (en) * 2011-01-26 2012-08-02 Husqvarna Ab A laying machine and a blade assembly
US10358791B2 (en) 2010-01-26 2019-07-23 Husqvarna Ab Laying machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61152064U (ja) 1986-09-19

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