JPS6380817A - 微粒子の捕集装置 - Google Patents

微粒子の捕集装置

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JPS6380817A
JPS6380817A JP22492486A JP22492486A JPS6380817A JP S6380817 A JPS6380817 A JP S6380817A JP 22492486 A JP22492486 A JP 22492486A JP 22492486 A JP22492486 A JP 22492486A JP S6380817 A JPS6380817 A JP S6380817A
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JP
Japan
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nozzle
fine particles
filter
flow
binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP22492486A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sugata
裕之 菅田
Masao Sugata
菅田 正夫
Noriko Kurihara
栗原 紀子
Toru Den
透 田
Kenji Ando
謙二 安藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS6380817A publication Critical patent/JPS6380817A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、飛散しやすい微粒子を捕集する装置に関する
。更に詳しくは、例えばガス中蒸発法、プラズマ蒸発法
、気相化学反応法等の気相反応法や、コロイド学的な沈
殿法、溶液噴霧熱分解法等の液相反応法等によって生成
され、複合素材の形成やファインセラミック材料への応
用等が期待される、超微細な(一般には粒径0.5 p
、yr以下)微粒子(一般に「超微粒子」と呼ばれてい
る)の捕集に適した装置に関する。
[従来の技術] 従来、微粒子の捕集装置としては、浮遊微粒子をも捕集
すべく、サイクロンを利用したものや、分散媒をシャワ
ー状に吹き付けるもの等が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の捕集装置では、特にa微粒子のよ
うに小さな粒径のものとなると、捕集しきれずに系外へ
排出されてしまう微粒子の量が増大する問題がある。こ
の排出微粒子の増大は、単に微粒子の捕集取得量を減少
させるだけでなく、微粒子が空気中に漂うことにより1
人体への悪影響をもたらす。
超微粒子の場合、その粒径が極めて小さいことと同時に
、比較的歴史が浅いことから、効果的な捕集が確立され
ていないのが現状である。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために講じられた手段を、本発明
の一実施例に対応する第1図で説明すると、微粒子2を
噴射するノズルlの下流側に、フィルター3と、バイン
ダー噴射装置4とを設けた微粒子の捕集装置とすること
によって前記問題点を解決したものである。
[作 用] ノズル1を介して送り出される微粒子2は、ノズルlか
らの噴出によって、大きな拡散なくフィルター3へと送
り込まれる。従って、ノズル1とフィルター3の間で微
粒子2が拡散し、系外へ飛散しやすくなるのを防止する
ことができる。また、フィルター3へ送り込まれた微粒
子2は、バインダー噴射装置4から噴射されたバインダ
ーで固化されて取出されるので、フィルター3からの分
離取出し後の取扱い性がよいと共に、フィルター3から
の分離取出し時並びにその後の取扱い時の微粒子2の飛
散も防止することができる。
[実施例] 第1図に示されるように、上流室5と下流室6がノズル
1を介して連通されている。
下流室6内には、ノズル1と相対向する位置にフィルタ
ー3が設けられている。このフィルター3は、ノズル1
から噴射される微粒子を受ける領域を縮小・拡大できる
よう、ノズル1に対して進退可能に設けることが好まし
い、また、ノズル1とフィルター3の間には、バインダ
ー噴射装置4が設けられている。
下流室6は、フィルター3よりも下流側で、バルブ7を
介してポンプ8に連結されており、内部を減圧できるよ
うになっている。
上流室5は、上記ポンプ8の作動による下流室6側との
圧力差によって、微粒子2をノズル1を介して下流室6
側へと噴出させるものである。この上流室5は、微粒子
2の生成装置を兼ねるものでも、他の生成装置で生成さ
れた微粒子2の供給を受けるものでもよい。
上流室5からノズル1を介して下流室6へと噴出された
微粒子は、ノズルlと相対向して下流室6に設けられて
いるフィルター3の表面に均一に堆積されると共に、微
粒子2と共に流れて来た搬送気体は、フィルター3を通
過してポンプ8で排出される。一方、フィルター3の表
面に堆積された微粒子2は、バインダー噴゛射装置4か
ものバインダーによって固化されて取出されるものであ
る。
フィルター3としては、フッ化樹脂、アルミ焼結材等を
用いることができる。微粒子2のバインダーによる成形
性を高めるためには、バインダーは、霧状に供給したり
、蒸気状に供給することが好ましい。
ノズル1としては、平行ノズルや先細ノズルでもよいが
、第2図に拡大して示しであるように、縮小拡大ノズル
であることが好ましい。この縮小拡大ノズルとは、流入
口1aから徐々に開口面積が絞られてのど部ICとなり
、再び開口面積が拡大して流出口1bとなっているもの
をいう。
縮小拡大ノズルは、上流室5の圧力Poと下流室6の圧
力Pの圧力比P/POと、のど部ICの開口面積A”と
流出口1bの開口面yiAとの比A/A ”とを調節す
ることによって、噴出する微粒子2の流れを高速化でき
る。そして、上流室5と下流室6内の圧力比P/P O
が臨界圧力比より大きければ、縮小拡大ノズルの出口流
速が亜音速以下の流れとなり、微粒子2は減速噴出され
る。また、上記圧力比が臨界圧力比以下であれば、縮小
拡大ノズルの出口流速は超音速となり、微粒子2を超音
速にて噴出させることができる。
ここで、臨界圧力比とは次の値をいう。即ち、縮小拡大
ノズルlののど部1cで原料ガスAの流速が音速に一致
すると、流出口ibでの流速は、理想的にはのど部1c
の断面積A・と流出Dlbの断面積Aとの開口面積比A
/A ”で決まるマツハ数Mに一致する。この関係は、
具体的には後述する(3)式で決まる。そして、このよ
うなマツハ数Mに対し、次の(1)式で定まる上流室5
の圧力Poと下流室6の圧力Pとの圧力比P/P、を臨
界圧力比と呼ぶ、尚、γは微粒子2の流れの比熱比であ
る。
゛ここで、流れの速度をU、その点における音速をaと
し、微粒子2の流れを圧縮性の一次元流で断8膨張する
と仮定すれば、流れの到達マツハ数Mは、F、流側の圧
力Poと下流側の圧力P′とから次式で定まり、特にP
’/Poが臨界圧力比以下の場合5Mは1以上となる。
尚、音速aは局所温度をT、気体定数をRとすると、次
式で求めることができる。
a=「711F また、流出口1bの開口面積A及びのど部ICの開口面
積A”とマツハ数Mには次の関係がある。
従って、開口面積比A/A・によって(3)式から定ま
るMに応じて圧力比P/Poを臨界圧力比に調整するこ
とによって、拡大縮小ノズルから噴出する微粒子2を超
音速の適正膨張流として噴出させることができる。ここ
で、上流室5と下流室6の圧力比が臨界圧力比に等しく
なっているときの微粒子2の流れの膨張を適正膨張とい
う、また、このときの流れの速度Uは、次の(4)式に
よって求めることができる。
ここでToは上流室5の気体温度である。
上述のようなa音速の適正膨張流として微粒子2を一定
方向へ噴出させると、微粒子2は噴出直後の噴流断面を
ほぼ保ちながら直進し、ビーム化される。これによって
微粒子2は、最小限の拡散で下流室6内の空間中を、下
流室6の壁面とのモ渉のない空間的に独立状態で、かつ
超音速で噴出されることになる。従って、下流室6内壁
に微粒子2が付着すること等による無駄も確実に防止で
きる。
ノズルlとして縮小拡大ノズルを用いる場合、第2図(
a)に示されるように、流出口1b位置で内周面が中心
軸に対してほぼ平行になっていることが好ましい、これ
は、噴出される微粒子2の流れ方向が、流出口1b内周
面の方向によって影響を受けるので、できるだけ平行流
にさせやすくするためである。しかし、第2図(b)に
示されるように、のど部1cから流出口1bへ至る内周
面の中心軸に対する角度αを、7°以下好ましくは5°
以下とすれば、!1敲現象を生じにくく、噴出する微粒
子2の流れはほぼ均一に維持されるので、この場合はこ
とさら上記のように平行にしなくともよい。平行部の形
成を省略することにより、縮小拡大ノズルの作製が容易
となる。
ここで、前記剥離現象とは縮小拡大ノズルの内面に突起
物等があった場合に、縮小拡大ノズルの内面と流過流体
間の境界層が大きくなって、流れが不均一になる現象を
いい、噴出流が高速になるほど生じやすい、前述の角度
αは、この剥離現象防止のために、縮小拡大ノズルの内
面仕上げ精度が劣るものほど小さくすることが好ましい
、縮小拡大ノズルの内面は、JIS B 0601に定
められる、表面仕上げ精度を表わす逆三角形マークで三
つ以上、最適には四つ以上が好ましい、特に、縮小拡大
ノズルの拡大部における剥離現象が、その後の成膜ガス
の流れに大きく影響するので、上記仕上げ精度を、この
拡大部を重点にして定めることによって、縮小拡大ノズ
ルの作製を容易にできる。
また、やはり剥離現象の発生防止のため、のど部lcは
滑らかな湾曲面とし、断面積変化率における微係数が美
とならないようにする必要がある。
縮小拡大ノズルの材質としては、例えば鉄、ステンレス
スチールその他の金属の他、テトラフロロエチレン、ア
クリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリプロピレン等の合成樹脂、セラミック材料、
石英、ガラス等、広く用いることができる。この材質の
選択は、微粒子2との非反応性、加工性、真空系内にお
けるガス放出性等を考慮して行えばよい。また、縮小拡
大ノズルの内面に、微粒子2の付着・反応を生じにくい
材料をメッキ又はコートすることもできる。具体例とし
ては、ポリフッ化エチレン、セラミックス材のコート等
を挙げることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、飛散しやすい微粒子を、一連の系内で
成形した後に取出すことができ、系外への微粒子の飛散
を防止できるので、飛散による捕集効率の低下、周囲の
環境悪化を防止できる。また、成形して取出されるので
、その後の取扱いがしやすいと共にその時の飛散をも防
止できるものである。また、ノズルとして縮小拡大ノズ
ルを用いることにより、微粒子流の拡散を最小限にとど
めることができ、捕集効率及び時間を大幅に改善するこ
とができる。
以上より、本発明は微粒子の捕集効率を上げ、取扱いを
簡便にしてセラミックス技術へ応用するだけでなく、新
規材料の製造に関しての可能性も考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図(a)、 
(b)は各々ノズルの例を示す断面図である。 1:ノズル、2:微粒子、3:フィルター、4:バイン
ダー噴射装置、5:上流室、6:下流室、7:バルブ、
8:ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)微粒子を噴射するノズルの下流側に、フィルターと
    、バインダー噴射装置とを設けたことを特徴とする微粒
    子の捕集装置。
JP22492486A 1986-09-25 1986-09-25 微粒子の捕集装置 Pending JPS6380817A (ja)

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JP22492486A JPS6380817A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 微粒子の捕集装置

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JP22492486A JPS6380817A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 微粒子の捕集装置

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JPS6380817A true JPS6380817A (ja) 1988-04-11

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