JPH0419070A - パウダービームエッチングとデポジションの方法及びその装置 - Google Patents
パウダービームエッチングとデポジションの方法及びその装置Info
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- JPH0419070A JPH0419070A JP11979190A JP11979190A JPH0419070A JP H0419070 A JPH0419070 A JP H0419070A JP 11979190 A JP11979190 A JP 11979190A JP 11979190 A JP11979190 A JP 11979190A JP H0419070 A JPH0419070 A JP H0419070A
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Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パウダービームエツチングとデポジションの
方法及びその装置に係わり、特にパウダーと気体の固気
2相ビームを被加工物に噴射して、被加工物のエツチン
グとデポジションを行うようにしたものであって、微細
加工に用いて好適な方法及びその装置に関する。
方法及びその装置に係わり、特にパウダーと気体の固気
2相ビームを被加工物に噴射して、被加工物のエツチン
グとデポジションを行うようにしたものであって、微細
加工に用いて好適な方法及びその装置に関する。
パウダーと気体の固気2相ビームを被加工物に噴射して
加工する方法及びその装置において、固気2相ビームを
2系統設け、第1の系統のパウダーの粒径を1μm以上
に、第2の系統のパウダーの粒径を1μm以下にする事
により、前者によるエツチングと後者によるデポジショ
ンを被加工物に対して行えるようにする事により、被加
工面の表面粗度が密で、微細加工に適すると共に、深い
溝穴や厚い形成膜の形成が可能な加工方法及び装置を提
供する。
加工する方法及びその装置において、固気2相ビームを
2系統設け、第1の系統のパウダーの粒径を1μm以上
に、第2の系統のパウダーの粒径を1μm以下にする事
により、前者によるエツチングと後者によるデポジショ
ンを被加工物に対して行えるようにする事により、被加
工面の表面粗度が密で、微細加工に適すると共に、深い
溝穴や厚い形成膜の形成が可能な加工方法及び装置を提
供する。
材料表面の加工技術を大別すると、除去加工と付加加工
とに分類出来る。除去加工としては、従来から幅広く用
いられている切削加工や研削加工に加え、最近では、フ
ォトエツチング、イオンビームエツチング、レーザビー
ムエツチング、そしてプラズマエツチング等のようなエ
ツチングや、ウォータジェットやサンドブラスト等の粉
砕加工が知られている。
とに分類出来る。除去加工としては、従来から幅広く用
いられている切削加工や研削加工に加え、最近では、フ
ォトエツチング、イオンビームエツチング、レーザビー
ムエツチング、そしてプラズマエツチング等のようなエ
ツチングや、ウォータジェットやサンドブラスト等の粉
砕加工が知られている。
一方、付加加工としては、デポジションが知られている
。デポジションには、MOCVD (ll+etalo
rganic chemical vapor dep
osition)のように紫外線を利用したもの、イオ
ンビームデポジションのようにイオンを利用したもの、
CVD(chemical vapor deposi
tion)やPVD (physicalvapor
deposition)のように分子を利用したもの、
そしてプラズマ重合膜形成のようなプラズマ溶射を利用
したもの等がある。
。デポジションには、MOCVD (ll+etalo
rganic chemical vapor dep
osition)のように紫外線を利用したもの、イオ
ンビームデポジションのようにイオンを利用したもの、
CVD(chemical vapor deposi
tion)やPVD (physicalvapor
deposition)のように分子を利用したもの、
そしてプラズマ重合膜形成のようなプラズマ溶射を利用
したもの等がある。
しかし、以上述べたエツチングやデポジションは、半導
体製造装置として、実績はあるものの、一般の加工方法
及びその装置として見た場合、作業性が悪く、能率が悪
い。従って量産に適していない等の問題点があった。特
に、除去加工としては、深い溝の加工には不向きであり
、付加加工としては、形成膜を厚くする事が困難である
という問題点があった。
体製造装置として、実績はあるものの、一般の加工方法
及びその装置として見た場合、作業性が悪く、能率が悪
い。従って量産に適していない等の問題点があった。特
に、除去加工としては、深い溝の加工には不向きであり
、付加加工としては、形成膜を厚くする事が困難である
という問題点があった。
一方、粉砕加工のウォータジェットは、金属材料等の切
断、トリミングやパリ取りに使用されているのみで、微
細加工には不向きであるばかりでなく、高い水圧が必要
で、その水圧の高いものでは、3850kg/ dlと
超高圧水を利用しているため、水の流速が音速の2倍以
上にも達し、その衝撃エネルギが大きく、装置としての
構成が複雑であり、切断面等の粗さが粗いという欠点が
あった。
断、トリミングやパリ取りに使用されているのみで、微
細加工には不向きであるばかりでなく、高い水圧が必要
で、その水圧の高いものでは、3850kg/ dlと
超高圧水を利用しているため、水の流速が音速の2倍以
上にも達し、その衝撃エネルギが大きく、装置としての
構成が複雑であり、切断面等の粗さが粗いという欠点が
あった。
更に、サンドブラストは、粉砕加工に利用するザンド(
砂)と称される砥粒の粒径が25〜100μm程度と大
きく、粗面しか得ることができないので、これもまた、
微細加工には不適当なものであって、せいぜい機構部品
のパリ取りや、船舶の塗料やta落し、小物にあっては
、塗装をするための下地の錆落し、装飾用の加工等にし
か用いられていなかった。
砂)と称される砥粒の粒径が25〜100μm程度と大
きく、粗面しか得ることができないので、これもまた、
微細加工には不適当なものであって、せいぜい機構部品
のパリ取りや、船舶の塗料やta落し、小物にあっては
、塗装をするための下地の錆落し、装飾用の加工等にし
か用いられていなかった。
その他プラズマを利用して、混合粉を溶射するプラズマ
溶射がよく知られているが、このプラズマ溶射は表面性
が良くない欠点があった。
溶射がよく知られているが、このプラズマ溶射は表面性
が良くない欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点及び欠点を解消する
ためになされたものであって、パウダーと気体の固気2
相ビームを被加工物に噴射して加工する方法及びその装
置において、固気2相ビームを2系統設け、第1の系統
の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以上に、第
2の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以
下にする事により、前者によるエツチングと後者による
デポジションを被加工物に対して行えるようにし、被加
工面の表面粗度が密で、微細加工に適すると共に、除去
加工として深い溝の加工が可能であり、付加加工として
厚い形成膜の形成が可能な加工方法及び装置を提供する
事を課題とする。
ためになされたものであって、パウダーと気体の固気2
相ビームを被加工物に噴射して加工する方法及びその装
置において、固気2相ビームを2系統設け、第1の系統
の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以上に、第
2の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以
下にする事により、前者によるエツチングと後者による
デポジションを被加工物に対して行えるようにし、被加
工面の表面粗度が密で、微細加工に適すると共に、除去
加工として深い溝の加工が可能であり、付加加工として
厚い形成膜の形成が可能な加工方法及び装置を提供する
事を課題とする。
(課題を解決するための手段]
本発明は、パウダーと気体の固気2相ビームを被加工物
に噴射して、被加工物の加工を行うパウダービームエツ
チングとデポジションの方法及びその装置において、 その方法は、前記固気2相ビームを2系統設け、その第
1の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以
上とし、第2の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径
を1μm以下とする。
に噴射して、被加工物の加工を行うパウダービームエツ
チングとデポジションの方法及びその装置において、 その方法は、前記固気2相ビームを2系統設け、その第
1の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以
上とし、第2の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径
を1μm以下とする。
また、その装置は、前記固気2相ビームを噴射するノズ
ルを2系統設け、その第1の系統のノズルの固気2相ビ
ームのパウダーの粒径を1μm以上にし、第2の系統の
ノズルの固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以下
とする。
ルを2系統設け、その第1の系統のノズルの固気2相ビ
ームのパウダーの粒径を1μm以上にし、第2の系統の
ノズルの固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以下
とする。
以上のようにする事により、その方法では、前記第1の
系統の固気2相ビームによってエツチングを行い、前記
第2の系統の固気2相ビームによってデポジションを被
加工物に対して行えるようにする。
系統の固気2相ビームによってエツチングを行い、前記
第2の系統の固気2相ビームによってデポジションを被
加工物に対して行えるようにする。
また、その装置では、前記第1の系統のノズルの固気2
相ビームによってエツチングを行い、前記第2の系統の
ノズルの固気2相ビームによってデポジションを行える
ようにする。
相ビームによってエツチングを行い、前記第2の系統の
ノズルの固気2相ビームによってデポジションを行える
ようにする。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本発明のパウダービームエツチングとデポジシ
ョンの方法及びその装置の一実施例の説明図である。第
2図(A)乃至(C)は本発明の一実施例のノズルの部
分拡大図であり、同図(A)は正面断面図、同図(B)
は側面断面図、そして同図(C)は底面図である。第3
図は本発明の方法及びその装置によりエツチング及び/
又はデポジションされた被加工物の断面図である。
ョンの方法及びその装置の一実施例の説明図である。第
2図(A)乃至(C)は本発明の一実施例のノズルの部
分拡大図であり、同図(A)は正面断面図、同図(B)
は側面断面図、そして同図(C)は底面図である。第3
図は本発明の方法及びその装置によりエツチング及び/
又はデポジションされた被加工物の断面図である。
本発明は、第1図及び第2図に示すように、パウダー1
.1aと高圧気体2.2aの固気2相ビーム3.3aを
被加工物4に噴射して、この被加工物4を加工、即ちエ
ツチング及び/又はデポジションする方法及びその装置
に関してであって、従来の技術で説明したように、エツ
チングとは除去加工であり、デポジションとは付加加工
である。
.1aと高圧気体2.2aの固気2相ビーム3.3aを
被加工物4に噴射して、この被加工物4を加工、即ちエ
ツチング及び/又はデポジションする方法及びその装置
に関してであって、従来の技術で説明したように、エツ
チングとは除去加工であり、デポジションとは付加加工
である。
その特徴とする所は、まず、その方法では、前記固気2
相ビーム3.3aを2系統設け、その第1の系統の固気
2相ビーム3のパウダー1の粒径を1μm以上とし、第
2の系統の固気2相ビーム3aのパウダー1aの粒径を
1μm以下とする。
相ビーム3.3aを2系統設け、その第1の系統の固気
2相ビーム3のパウダー1の粒径を1μm以上とし、第
2の系統の固気2相ビーム3aのパウダー1aの粒径を
1μm以下とする。
また、その装置は、前記固気2相ビーム3.3aを噴射
するノズル5.5aを2系統設け、その第1の系統のノ
ズル5の固気2相ビーム3のパウダー1の粒径を1μm
以上にし、第2の系統の固気2相ビーム3aのパウダー
1aの粒径を1μm以下とする。
するノズル5.5aを2系統設け、その第1の系統のノ
ズル5の固気2相ビーム3のパウダー1の粒径を1μm
以上にし、第2の系統の固気2相ビーム3aのパウダー
1aの粒径を1μm以下とする。
これらの固気2相ビーム3.3aの内、その第1の系統
の固気2相ビーム3は、1〜10μm程度の粒径のA1
.03 、Sigh 、SiC,Si:+ N4等のパ
ウダーと1〜10kg/cd程度の空気やドライ窒素等
の高圧気体2との混合流である(例えば100m/se
c以上の高速流でもある)固気2相ビーム3を被加工物
4に噴射し、この被加工物4をエツチングする。
の固気2相ビーム3は、1〜10μm程度の粒径のA1
.03 、Sigh 、SiC,Si:+ N4等のパ
ウダーと1〜10kg/cd程度の空気やドライ窒素等
の高圧気体2との混合流である(例えば100m/se
c以上の高速流でもある)固気2相ビーム3を被加工物
4に噴射し、この被加工物4をエツチングする。
その第2の系統の固気2相ビーム3aは、1μm以下の
粒径の前記AlzOx等のパウダーと1〜10kg/d
程度の空気等の高圧気体2aとの混合流である(例えば
100+w/sec以上の高速流でもある)固気2相ビ
ーム3aを被加工物4に噴射し、この被加工物4をデポ
ジションする。この第2の系統の固気2相ビーム3aは
、パウダーの粒径として、1〜0.01μm程度が被加
工物4のデポジションに適している。
粒径の前記AlzOx等のパウダーと1〜10kg/d
程度の空気等の高圧気体2aとの混合流である(例えば
100+w/sec以上の高速流でもある)固気2相ビ
ーム3aを被加工物4に噴射し、この被加工物4をデポ
ジションする。この第2の系統の固気2相ビーム3aは
、パウダーの粒径として、1〜0.01μm程度が被加
工物4のデポジションに適している。
次に、第3図を使いエツチング及び/デポジションされ
た被加工物4について説明する。
た被加工物4について説明する。
この被加工物4は、例えばセラミンクス材料からなり、
その表面には、厚さ数10μmの感光性ポリウレタン樹
脂からなるレジストが、例えばフォトエツチング加工さ
れレジストマスク6が形成されている。即ち、固気2相
ビーム3.3aがこれから噴射される部分のレジストの
一部は、既に除去されていて、レジストマスク6のみが
残されている。
その表面には、厚さ数10μmの感光性ポリウレタン樹
脂からなるレジストが、例えばフォトエツチング加工さ
れレジストマスク6が形成されている。即ち、固気2相
ビーム3.3aがこれから噴射される部分のレジストの
一部は、既に除去されていて、レジストマスク6のみが
残されている。
粒径が1μm以上のパウダー1と高圧気体2の第1の系
統の固気2相ビーム3を、レジストマスり6が形成され
、レジストが既に除去されている被加工物4に噴射する
事によって、深さ0.1〜数1100tIの被加工物4
の被加工面をエツチングする事ができる。7はこの被加
工物4が0.1〜数1100aの深さにエッチングされ
た部分を示す。
統の固気2相ビーム3を、レジストマスり6が形成され
、レジストが既に除去されている被加工物4に噴射する
事によって、深さ0.1〜数1100tIの被加工物4
の被加工面をエツチングする事ができる。7はこの被加
工物4が0.1〜数1100aの深さにエッチングされ
た部分を示す。
第1の系統の固気2相ビーム3に含まれるパウダー1の
粒径は、lam以上あるため、固気2相ビーム3に含ま
れるパウダー1の速度エネルギーが、加工エネルギーと
なり、被加工物4の被加工面をエツチングする。
粒径は、lam以上あるため、固気2相ビーム3に含ま
れるパウダー1の速度エネルギーが、加工エネルギーと
なり、被加工物4の被加工面をエツチングする。
一方、粒径が1μm以下のパウダー1aと高圧気体2a
の第2の系統の固気2相ビーム3aを、レジストマスク
6が形成され、レジストが既に除去されている被加工物
4に噴射する事によって、被加工物4にデポジションを
行う事が可能で、0.01〜数10μmの薄膜8から、
それ以上の膜厚を有する厚膜を形成する事が可能である
。第2の系統の固気2相ビーム3aに含まれるパウダー
1aの粒径は、1μm以下であるため、固気2相ビーム
3aに含まれるパウダー1aの粒径が小さく、パウダー
1aの速度エネルギーは、被加工物4に衝突後、デポジ
ションエネルギーとして集積され、薄膜8乃至それ以上
の厚膜を形成する。
の第2の系統の固気2相ビーム3aを、レジストマスク
6が形成され、レジストが既に除去されている被加工物
4に噴射する事によって、被加工物4にデポジションを
行う事が可能で、0.01〜数10μmの薄膜8から、
それ以上の膜厚を有する厚膜を形成する事が可能である
。第2の系統の固気2相ビーム3aに含まれるパウダー
1aの粒径は、1μm以下であるため、固気2相ビーム
3aに含まれるパウダー1aの粒径が小さく、パウダー
1aの速度エネルギーは、被加工物4に衝突後、デポジ
ションエネルギーとして集積され、薄膜8乃至それ以上
の厚膜を形成する。
以上、本発明で述べられているエツチング及び/又はデ
ポジションの加工を行う作用の特徴は、固気2相ビーム
3.3aの作用が、そのパウダー1.1aの粒径が1μ
mを境にして、1μm以上はエツチング作用をなし、1
μm以下ではデポジション作用をなす点にある。ここに
微妙な違いが、見出された。
ポジションの加工を行う作用の特徴は、固気2相ビーム
3.3aの作用が、そのパウダー1.1aの粒径が1μ
mを境にして、1μm以上はエツチング作用をなし、1
μm以下ではデポジション作用をなす点にある。ここに
微妙な違いが、見出された。
次に、また第1図に戻る。この図面に示すように、本発
明の方法及びその装置は、第1の系統と第2の系統に別
れているが、左右対称なので、以下右半分に番号を付し
、その説明を行うものとする。
明の方法及びその装置は、第1の系統と第2の系統に別
れているが、左右対称なので、以下右半分に番号を付し
、その説明を行うものとする。
図面において、5はノズル、11はコンヒユーザ、12
は固気2相ビーム管、13は吸引ノズルである。
は固気2相ビーム管、13は吸引ノズルである。
吸引ノズル13によって、パウダーl(後述の低圧気体
19を含む)と高圧気体2とは混合、され、後の固気2
相ビーム3となる混合流が作られる。この混合流は固気
2相ビーム管12を通り、コンヒユーザ11に導かれ、
このコンヒユーザ11により、パウダー1が気体2に一
様に混合され、しかも高速に加速されて、ノズル5より
固気2相ビーム3として、被加工物4の被加工面に噴射
される。
19を含む)と高圧気体2とは混合、され、後の固気2
相ビーム3となる混合流が作られる。この混合流は固気
2相ビーム管12を通り、コンヒユーザ11に導かれ、
このコンヒユーザ11により、パウダー1が気体2に一
様に混合され、しかも高速に加速されて、ノズル5より
固気2相ビーム3として、被加工物4の被加工面に噴射
される。
14及び15は高圧気体供給管、16は高圧気体制御バ
ルブを示す、 17はパウダー供給管、18はパウダー
制御バルブを示す、19はパウダーに混合される低圧気
体であり、この低圧気体19の圧力は、約1kg/cd
以上ではあるが、前記高圧気体2.2a(1〜10kg
/d程度)より低い圧力の気体である。
ルブを示す、 17はパウダー供給管、18はパウダー
制御バルブを示す、19はパウダーに混合される低圧気
体であり、この低圧気体19の圧力は、約1kg/cd
以上ではあるが、前記高圧気体2.2a(1〜10kg
/d程度)より低い圧力の気体である。
20はこの低圧気体19を供給する低圧気体供給管、2
1は低圧気体制御バルブ、22は低圧気体排気制御バル
ブ、23は低圧気体排気管、24はフィルタ、25はパ
ウダー供給室、そして26はパウダー集合器を示す。
1は低圧気体制御バルブ、22は低圧気体排気制御バル
ブ、23は低圧気体排気管、24はフィルタ、25はパ
ウダー供給室、そして26はパウダー集合器を示す。
lはこれまで説明したパウダーであり、27はパウダー
供給バルブ、28はホッパーを示す、パウダー1はこの
ホッパー28に一時貯蔵され、必要に応じてパウダー供
給室25に供給される。このパウダー供給室25におい
て、フィルタ24を通ってきた低圧気体19とこのパウ
ダー1は混合される。低圧気体19と混合されたパウダ
ー1は、パウダー集合器26に集められ、パウダー供給
管17によって、吸引ノズル13近傍に供給される。
供給バルブ、28はホッパーを示す、パウダー1はこの
ホッパー28に一時貯蔵され、必要に応じてパウダー供
給室25に供給される。このパウダー供給室25におい
て、フィルタ24を通ってきた低圧気体19とこのパウ
ダー1は混合される。低圧気体19と混合されたパウダ
ー1は、パウダー集合器26に集められ、パウダー供給
管17によって、吸引ノズル13近傍に供給される。
第2図(A)乃至(C)は本発明の一実施例のノズルを
部分的に拡大して示したものである。この図面において
、固気2相ビーム3.3aを噴射するノズル5.5aは
、2系統設けられている。11.11aはコンヒユーザ
、12.12aは固気2相ビーム管である。ノズル5、
コンヒユーザ11、そし7固気2相ビーム管12を第1
の系統の管路、また、ノズル5a、コンヒユーザIla
、そして固気2相ビーム管12aを第2の系統の管路と
定義すると、これらの第1及び第2の系統の管路は、そ
れぞれ一体的に構成され、両者間に障害壁9が設けられ
ていて、第1及び第2の系統の管路と障害壁9の三者は
、それぞれステンレス鋼やセラミックス等で作られてい
て、これら王者は接着又は溶接等で接合されている。第
1及び第2の系統の管路は、各々完全に分離されている
ため、第1及び第2の固気2相ビーム3.3aが途中で
混合する事がない。その上、第1及び第2の系統の管路
の特にノズル5.5aの断面形状を矩形にする事が可能
なので、第1及び第2の系統の管路を、障害壁9を介し
て一体化する事が容易であるばかりでなく、組立、調整
が簡単になる。
部分的に拡大して示したものである。この図面において
、固気2相ビーム3.3aを噴射するノズル5.5aは
、2系統設けられている。11.11aはコンヒユーザ
、12.12aは固気2相ビーム管である。ノズル5、
コンヒユーザ11、そし7固気2相ビーム管12を第1
の系統の管路、また、ノズル5a、コンヒユーザIla
、そして固気2相ビーム管12aを第2の系統の管路と
定義すると、これらの第1及び第2の系統の管路は、そ
れぞれ一体的に構成され、両者間に障害壁9が設けられ
ていて、第1及び第2の系統の管路と障害壁9の三者は
、それぞれステンレス鋼やセラミックス等で作られてい
て、これら王者は接着又は溶接等で接合されている。第
1及び第2の系統の管路は、各々完全に分離されている
ため、第1及び第2の固気2相ビーム3.3aが途中で
混合する事がない。その上、第1及び第2の系統の管路
の特にノズル5.5aの断面形状を矩形にする事が可能
なので、第1及び第2の系統の管路を、障害壁9を介し
て一体化する事が容易であるばかりでなく、組立、調整
が簡単になる。
本発明は、パウダーと気体の固気2相ビームを被加工物
に噴射して、被加工物の加工を行うパウダービームエツ
チングとデポジションの方法及びその装置であって、 その方法としては、前記固気2相ビームを2系統設け、
また、その装置としては、前記固気2相ビームを噴射す
るノズルを2系統設け、その第1の系統の固気2相ビー
ムのパウダーの粒径を1μm以上にし、第2の系統の固
気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以下とする事に
より、前記第1の系統の固気2相ビームによってエツチ
ングを行い、前記第2の系統の固気2相ビームによって
デポジションを被加工物に対して行えるようにする事に
より、被加工面の表面粗度が密で、微細加工に適すると
共に、除去加工として深い溝穴の加工が可能であり、付
加加工として厚い形成膜の形成が可能な加工方法及びそ
の装置を提供する。
に噴射して、被加工物の加工を行うパウダービームエツ
チングとデポジションの方法及びその装置であって、 その方法としては、前記固気2相ビームを2系統設け、
また、その装置としては、前記固気2相ビームを噴射す
るノズルを2系統設け、その第1の系統の固気2相ビー
ムのパウダーの粒径を1μm以上にし、第2の系統の固
気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以下とする事に
より、前記第1の系統の固気2相ビームによってエツチ
ングを行い、前記第2の系統の固気2相ビームによって
デポジションを被加工物に対して行えるようにする事に
より、被加工面の表面粗度が密で、微細加工に適すると
共に、除去加工として深い溝穴の加工が可能であり、付
加加工として厚い形成膜の形成が可能な加工方法及びそ
の装置を提供する。
第1図は本発明のパウダービームエツチングとデポジシ
ョンの方法及びその装置の一実施例の説明図である。第
2図(A)乃至(C)は本発明の一実施例のノズルの部
分拡大図であり、同図(A)は正面断面図、同図(B)
は側面断面図、そして同図(C)は底面図である。第3
図は本発明の方法及びその装置によりエツチング及び/
又はデポジションされた被加工物の断面図である。 1.1 a−−−−−−−−−パウダー2.2a−・・
−・−・−・−高圧気体3.3 a−−−−−−−−−
一・−・固気2相ビーム4・・−・−・−−−−m−・
被加工物ノズル レジストマスク 被加工物がエツチングされた部分 薄膜 障害壁 ・・・−・−コンヒユーザ ・固気2相ビーム管 ・−吸引ノズル ・−高圧気体供給管 高圧気体制御バルブ パウダー供給管 パウダー制御バルブ 低圧気体 低圧気体供給管 低圧気体制御バルブ 低圧気体排気制御バルブ 低圧気体排気管 フィルタ パウダー供給室 パウダー集合器 5.5a−−−−・−・−・ 6−−−・ 7・・−m−−− 9−・ 11.1la 12.12a・ 13.13a 14.15 16−−−−−−−−・・ 17−−−−−・ 18−・・・・・ 20−−−・−・ 21−−−−−−−・ 23−一一一・ 2t−一−・ 26−−−−−・ 27・ 28−・ パウダー供給バルブ ホッパー (A)正面断面図 (B)(別面ぼ脊面I図 1ど (C)底面回 第2図本究明の一実w!、例のノズルの部分拡大図4披
nO工物 工物のl!l’T面図
ョンの方法及びその装置の一実施例の説明図である。第
2図(A)乃至(C)は本発明の一実施例のノズルの部
分拡大図であり、同図(A)は正面断面図、同図(B)
は側面断面図、そして同図(C)は底面図である。第3
図は本発明の方法及びその装置によりエツチング及び/
又はデポジションされた被加工物の断面図である。 1.1 a−−−−−−−−−パウダー2.2a−・・
−・−・−・−高圧気体3.3 a−−−−−−−−−
一・−・固気2相ビーム4・・−・−・−−−−m−・
被加工物ノズル レジストマスク 被加工物がエツチングされた部分 薄膜 障害壁 ・・・−・−コンヒユーザ ・固気2相ビーム管 ・−吸引ノズル ・−高圧気体供給管 高圧気体制御バルブ パウダー供給管 パウダー制御バルブ 低圧気体 低圧気体供給管 低圧気体制御バルブ 低圧気体排気制御バルブ 低圧気体排気管 フィルタ パウダー供給室 パウダー集合器 5.5a−−−−・−・−・ 6−−−・ 7・・−m−−− 9−・ 11.1la 12.12a・ 13.13a 14.15 16−−−−−−−−・・ 17−−−−−・ 18−・・・・・ 20−−−・−・ 21−−−−−−−・ 23−一一一・ 2t−一−・ 26−−−−−・ 27・ 28−・ パウダー供給バルブ ホッパー (A)正面断面図 (B)(別面ぼ脊面I図 1ど (C)底面回 第2図本究明の一実w!、例のノズルの部分拡大図4披
nO工物 工物のl!l’T面図
Claims (2)
- 1.パウダーと気体の固気2相ビームを被加工物に噴射
して加工するパウダービームエッチングとデポジション
の方法において、 前記固気2相ビームを2系統設け、その第 1の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径を1μm以
上とし、第2の系統の固気2相ビームのパウダーの粒径
を1μm以下とする事により、前記第1の系統の固気2
相ビームによってエッチングを行い、前記第2の系統の
固気2相ビームによってデポジションを行うようにした
事を特徴とするパウダービームエッチングとデポジショ
ンの方法。 - 2.パウダーと気体の固気2相ビームを被加工物に噴射
して加工するパウダービームエッチングとデポジション
の装置において、 前記固気2相ビームを噴射するノズルを2 系統設け、その第1の系統のノズルの固気2相ビームの
パウダーの粒径を1μm以上にし、第2の系統のノズル
の固気2相ビームのパ ウダーの粒径を1μm以下とする事により、前記第1の
系統のノズルの固気2相ビームによってエッチングを行
い、前記第2の系統のノズルの固気2相ビームによって
デポジションを行うようにした事を特徴とするパウダー
ビームエッチングとデポジションの装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11979190A JPH0419070A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | パウダービームエッチングとデポジションの方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11979190A JPH0419070A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | パウダービームエッチングとデポジションの方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419070A true JPH0419070A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14770315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11979190A Pending JPH0419070A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | パウダービームエッチングとデポジションの方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419070A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174787A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Tocalo Co Ltd | 溶射皮膜形成方法 |
JP2013136148A (ja) * | 2006-09-11 | 2013-07-11 | Enbio Ltd | 表面ドーピング方法 |
JP2022074074A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | セメス カンパニー,リミテッド | 表面処理装置及び表面処理方法 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP11979190A patent/JPH0419070A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136148A (ja) * | 2006-09-11 | 2013-07-11 | Enbio Ltd | 表面ドーピング方法 |
US8889212B2 (en) | 2006-09-11 | 2014-11-18 | Enbio Limited | Method of doping surfaces |
US9034422B2 (en) | 2006-09-11 | 2015-05-19 | Enbio Limited | Method of doping surfaces |
JP2015171757A (ja) * | 2006-09-11 | 2015-10-01 | エンバイオ リミテッドEnbio Limited | 表面ドーピング方法 |
US9242268B2 (en) | 2006-09-11 | 2016-01-26 | Enbio Limited | Method of doping surfaces |
USRE45877E1 (en) | 2006-09-11 | 2016-02-02 | Enbio Limited | Method of doping surfaces |
US9695505B2 (en) | 2006-09-11 | 2017-07-04 | Enbio Limited | Method of treating surfaces |
JP2008174787A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Tocalo Co Ltd | 溶射皮膜形成方法 |
JP2022074074A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | セメス カンパニー,リミテッド | 表面処理装置及び表面処理方法 |
US11866819B2 (en) | 2020-10-30 | 2024-01-09 | Semes Co., Ltd. | Surface treatment apparatus and surface treatment method |
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