JPS6380448A - マイクロ波管の空胴共振器 - Google Patents

マイクロ波管の空胴共振器

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Publication number
JPS6380448A
JPS6380448A JP22674786A JP22674786A JPS6380448A JP S6380448 A JPS6380448 A JP S6380448A JP 22674786 A JP22674786 A JP 22674786A JP 22674786 A JP22674786 A JP 22674786A JP S6380448 A JPS6380448 A JP S6380448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
axis
wall
drift tubes
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP22674786A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Oda
尾田 隆志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22674786A priority Critical patent/JPS6380448A/ja
Publication of JPS6380448A publication Critical patent/JPS6380448A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 仁の発明は、マイクロ波管の空胴共振器に関する。
(従来の技術) 一般に、空胴内蔵型のマイクロ波管は、電子ビームを形
成する電子銃部と、との電子銃部から放出された電子ビ
ームが通過する複数の空胴共振器と、との空胴共振器に
高周波電力を伝える入力窓と、空胴共振器に生じた高周
波電力を外部に伝える出力窓と、電子ビームを補集する
コレクタ部とから構成されている。
ところで、従来の空胴哄振器は第6図及び第7図に示す
ように構成され、空胴壁JKよシはぼドーナツ状の空間
からなる共振空胴2が形成され、この共振空胴2の中心
部に電子ビームの通路となるドリフト管3.4が相対向
して突設され、このドリフト管3,4によ多空隙Gが形
成されている。
このような空胴共振器は、動作時には、第7図の点線H
で示す高周波磁界及び第6図の実線で示す高周波電流工
が流れるTE、、モードで動作する。
例えば、周波数固定型の空胴共振器においては、組立て
工程で空胴共振器の周波数を調整する必要がある。この
周波数調整は、空胴共振器を仮組立てした後に、共振周
波数の測定を行ないながら、空胴間隙Gの寸法等を機械
加工して、必要とする共振周波数に調整を行なう。
(発明が解決しようとする問題点) 高周波電力が著しく大きく、使用周波数の決まりた例え
ば超大電力クライストロンの空胴共振器は、管球を組立
てる段階で空胴共振器の周波数を調整する。この共振周
波数のばらつきの一例を第8図に示す。調整に当たりて
は、既述のようK、間隙Gの寸法等の機械加工を行なり
て調整している・ この発明は、従来のような機械加工をなくし、且つ高周
波大電力、大出力に耐え得る周波数調整の可能なマイク
ロ波管の空胴共振器を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) この発明は、共振空胴の軸とドリフト管の軸とが偏心し
て設けられ、且つ共振空胴内壁の一部に軸に沿って延び
る突出部が一体に形成されてなるマイクロ波管の空胴共
振器である。
(作用) この発明によれば、共振空胴の軸とげリフト管の軸とが
偏心しているため、共振空胴を軸を中心にして回転させ
ることによシ、共振空胴内の空間インダクタンスを変化
させ、共振周波数を容易に調整することが出来る。この
結果、従来性なってきた共振周波数調整のための機械加
工を除くことが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明によるマイクロ波管の空胴共振器は、第1図及
び第2図に示すように構成され、空胴壁11によシはぼ
ドーナツ状の空間からなる共振空胴12が形成され、こ
の共振空胴12には電子ビームの通路となるドリフト管
13.14が相対向して突設され、このドリフト管13
.14によシ空隙Gが形成されている。
この場合、第2図からも明らかなように、共振空胴12
の軸15とドリフト管13.14の軸16とが偏心する
ように構成されている。更に、共振空胴12の空胴壁1
1内面には、一部に軸に沿って延びる突出部17が一体
に形成されている。
この突出部17の形状としては、第1図及び第2図に示
すような断面半円形、あるいは第3図及び第4図に示す
ような断面矩形が考えられる。
このような空胴共振器において、共振周波数の調整に当
っては、組立て時に空胴壁11を共振空胴12の軸15
を中心に回転して突出部17の位置を変化させ、共振空
胴12の空間インダクタンスを変化させることによシ、
共振周波数を調整する。そして、この調整が終了してか
ら、ろう付けによシ空胴壁1ノとドリフト管13.14
を気密接合する。なお外付空胴形の場合は、空胴壁の内
側に誘電体気密壁があるので、突出部付空胴壁を回転し
て周波数調整した後、単に固定すればよい。
さて次に、上記の共振周波数の調整につき、第3図、第
4図、第5図を参照して説明すると、第5図は共振空胴
12内の磁気等価回路であり、図中の各符号の意味は次
の通シである。
NI、:突出部空胴領域Aで生じる起磁力、Rt:突出
部空胴領域Aで生じる磁気抵抗、NIo:その他空胴領
域Bで生じる起磁力、Ro:その他空胴領域Bで生じる
磁気抵抗、NI:空胴磁気回路で生じた総起磁力。
そして、 NI=NIt+NI0 を舎 t。
R,=μ・S。
で表わされる。ここで、 tt:突出部空胴領域Aでの等価磁気路長、S、:突出
部空胴領域Aでの等価断面積、to:その他空胴領域B
での等価磁気路長、So:その他空胴領域Bでの等価断
面積、μ :透磁率・ 又、 R=R0+Rj ここで、 t :突出部のない時の等価磁気路長、S :突出部の
ない時の断面積、 S、:突出部がある時の突出部囲シの等個所面積、 So:突出部がない時の突出部囲夛の等個所面積。
そして、 I Φ=□ と表わされ、 となる。一方、高周波インダクタンスはoc  − t と表わされるので、 L (s + St+ 80 ) の関数で表わされる。
この発明では、共振空胴12の軸15とドリフト管13
.14の軸16とが偏心しているため、ことが出来る。
[発明の効果] この発明によれば、共振空胴の軸とドリフト管の軸とが
偏心して設けられ、且つ共振空胴内壁の一部に軸に沿り
て延びる突出部が一体に形成されてhるので、共振空胴
を共振空胴の軸を中心にして適当に回転させることによ
シ、共振空胴内の空間インダクタンスを変化させ、共振
周波数を容易に調整することが出来る。この結果、従来
必要としていた共振周波数調整のための機械加工が不要
となる。
尚、この発明は大電力、大出力のマイクロ波管にも適用
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るマイクロ波管の空胴
共振器を示す縦断面図、#C2図は第1図のイーイ′線
に沿って切断し矢印方向に見た横断面図、第3図は作用
を説明するために用いるこの発明のマイクロ波管の空胴
共振器を示す縦断面図、第4図は第3図のローロ′線に
沿って切断し矢印方向に見た横断面図、第5図は第3図
及び第4図のマイクロ波管の空胴共振器の磁気等価回路
図、第6図は従来のマイクロ波管の空胴共振器を示す縦
断面図、第7図は第6図のハーバ′線に沿って切断し矢
印方向に見た横断面図、第8図は従来のマイクロ波管の
空胴共振器における共振周波数のばらつきを示す特性図
である。 11・・・空胴壁、12・・・共振空胴、13.14・
・・ドリフト管、15・・・共振空胴の軸、1c・・・
ドリフト管の軸、17・・・突出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共振空胴内に電子ビーム通路を構成するドリフト管が相
    対向して突設されてなるマイクロ波管の空胴共振器にお
    いて、 上記共振空胴の軸と上記ドリフト管の軸とが偏心して設
    けられ、且つ上記共振空胴内壁の一部に軸に沿って延び
    る突出部が一体に形成されてなることを特徴とするマイ
    クロ波管の空胴共振器。
JP22674786A 1986-09-25 1986-09-25 マイクロ波管の空胴共振器 Pending JPS6380448A (ja)

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JP22674786A JPS6380448A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 マイクロ波管の空胴共振器

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JP22674786A JPS6380448A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 マイクロ波管の空胴共振器

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JPS6380448A true JPS6380448A (ja) 1988-04-11

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ID=16849974

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22674786A Pending JPS6380448A (ja) 1986-09-25 1986-09-25 マイクロ波管の空胴共振器

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JP (1) JPS6380448A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63154945U (ja) * 1987-03-26 1988-10-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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