JPS6380411A - ポリマ−組成物並びに該組成物を基質とする被覆された導電体及び充填組成物 - Google Patents

ポリマ−組成物並びに該組成物を基質とする被覆された導電体及び充填組成物

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JPS6380411A
JPS6380411A JP62182405A JP18240587A JPS6380411A JP S6380411 A JPS6380411 A JP S6380411A JP 62182405 A JP62182405 A JP 62182405A JP 18240587 A JP18240587 A JP 18240587A JP S6380411 A JPS6380411 A JP S6380411A
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polyimide
polyarylketone
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JP62182405A
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ロスタミ シャムセディン
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Imperial Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリマー組成物及び該組成物を基質とする被
覆導電体又は充填組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕導電
体を被覆するため使用される物質、例えばポリエチレン
及びポリ塩化ビニルは、高温、例えば100℃を超える
高温での長時間使用には適当でな(、また、侵食性化学
薬品環境又は実際、熱炭化水素液体に曝露されやすい場
合には適当でない。更に、これら、特にポリ塩化ビニル
は、緻密な煙及び有毒な煙霧を発生しながら燃焼する。
ポリアリールケトンで被覆された導電体は、多くの化学
薬品環境に抵抗性であり、200℃を超える温度で長時
間使用することができるが、ポリマーが結晶性であるた
め、可撓性は完全には満足でなく、このことがその用途
を制限することがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、その第一の態様では、導電体は少なく
とも1個の被膜を有し、被膜又は少なくとも1個の被膜
は55〜85重量%のポリアリールケトン及び残りポリ
イミドを含むポリマー組成物から形成されている。
若干の充填ポリマー組成物は、金属代替物として使用す
るための機械的性質を有する。高い軟化温度を有するポ
リマー物質を基質とする、最近に開発された組成物は、
以前に可能であったより高い温度で使用するのに適当で
ある。このようなポリマー物質の一つは、少なくとも若
干のアリール基がケトン基を介して、特にケトン基及び
エーテル基を介して一緒に結合されているポリマー鎖を
有するポリアリールケトンである。しかし、これらの組
成物に関する最高作業温度は、最も需要のある用途、例
えば自動車エンジンに極めて接近しているところではま
だ適当でない。
共重合によってさえ、高い温度特性及び化学薬品抵抗性
を、特に、組成物の製造及び/又は加工の間の分解を最
低にするため比較的低い融点と一緒に所望に組み合わせ
て得ることは困難である。
更に、コポリマーの性質は、その組成の小さな変化に敏
感である。更に、有用なバランスの性質を有するコポリ
マーは、容易に入手できず、及び/又は高価なモノマー
の1種以上の使用を必要とする。
本発明による第二のB様では、ポリマー組成物は繊維強
化剤、ポリアリールケトン及びポリイミドを含み、繊維
強化剤の含有率が少なくとも5重量%であり、ポリアリ
ールケトンの含有率がポリアリールケトンとポリイミド
の合計量の50〜95重景%でアリことを特徴とする。
ボリアリールケトン成分は、代表的には、式:%式% 〔式中Arは2価の芳香族基を表し、ポリマー鎖におけ
る反復単位毎に変動してよい〕の反復単位を有する。
Arは、1個以上の芳香核、例えばベンゼン、ビフェニ
ル、ターフェニル、ナフタリン、インデン又はフルオレ
ンの残基を含んでいてよく、ポリアリールケトンの製造
を妨害しないような置換基を1個以上有していてよい。
このような置換基は、ハロゲン、炭化水素、エーテル又
はチオエーテルであってよい。一般に、基^「の少なく
とも若干が非芳香族基を介して一緒に結合した2個の芳
香族基を含むのが好ましい、特に、基計の少なくとも若
干が、一般式: %式% 〔式中各Ar’ は同一又は異なっていてよく、場合に
より置換された2゛価の芳香族炭化水素基を表し、Yは
−0−1−S−1−8O−1−S O,−1−CO−基
及び場合により置換された2価の脂肪族炭化水素基又は
(y +−^”)s+Y’−(式中各Y1は同一又は異
なっていてよく、−〇−1−S−1−SO−1S Ot
−1−CO−基又は場合により置換された2価の脂肪族
炭化水素基を表し、mは整数を表す)の基を表す〕を有
するのが好ましい。
好ましいポリアリールケトンは、−11Q式:%式% 〔式中^r+及びYは前記のものである〕の反復単位を
有するものである。
基Ar’ はパラ−フェニレン基又は4.4“−ビフェ
ニレン基であるのが好ましい。基Yは一〇−又は−C(
CH3)2−又は(Y ’  Ar’)+aY ’−(
式中Y1はそれぞれ同一又は異なっていてよく、mが1
より大きい場合には、Ar’はそれぞれ同一又は異なっ
ていてよい)であってよい。Yl は−〇−又は−CO
−であるのが好ましい。
1iar (Y’−Ar’)+sY’−において、mは
1.2又は3であるのが有利であり、この基は、例えば
−o−ph−o−1−o −ph−ph−o−又は−O
−Ph−CO−Ph−0−Ph−(式中phはパラ−フ
ェニレン基である)であってよい。この種の若干のポリ
マーは、酸素原子のような非芳香族基を介して一緒に結
合した異なる2価の芳香族基を含むコポリマーとみなさ
れる。ポリアリールケトンが−SO□−基を含む場合に
は、これらは、基−CO−及び−3O2−の合計量の2
5%以下であるのが好ましい。
ポリアリールケトンは、 <1)  −Ph−0−Ph−CO−1及び/又は(n
)  −Ph−0−Ph−0−Ph−CO−1及び/又
は (II[)  −Ph−0−Ph−Ph−0−Ph−C
O−の反復単位を含むことができる。
特に、これは、本質的に弐(I)又は(n)の反復単位
から成るか、又は式(1)及び(Il)の反復単位の少
なくとも1個を含むコポリマーであってよい。このよう
なコポリマーは更に式(III)の反復単位を含む。こ
れは、特に例えば、木質的に式(1)及び(II)の反
復単位の組み合わせ又は式(II)及び(I[[)の反
復単位の組み合わせから成る。他の単位が存在する場合
には、その含有率が20モル%未満であるのが好ましい
、ポリアリールケトンが本質的に式(If)の反復単位
から成る場合に、各種性質を有用に組み合わせて有する
組成物が得られた。
ポリイミドは、典型的には、反復単位が式:%式% 以下には、便宜上、基A)をNIMで示し、その鏡像体
: をMINで表し、基B)をNIMINで表す。
ポリイミドは式: %式% 〔式中NIM、MIN 、 NIMIN及びArは前記
のものを表し、Y!はそれぞれ同一又は異なり、 CO
NH−1NOCH−又は基YIを表し、nはゼロ又は整
数であり、Ylは前記のものを表す〕の反復単位を含む
ことができる。
ポリイミドは、ポリエーテルイミド又はポリアミドイミ
ド、特にエーテル基又はアミド基がイミド基のベンゼン
環に直接結合しているものであってよい。nの数値はゼ
ロ、■又は2であるのが代表的である。
更に詳述すれば、ポリイミドは式二 (TV) −NIM−0−Ph−iPr−Ph−0−M
IN−mPh−1(V ) −NIM−0−Ph−Ph
−0−MIN−Ph−0−Ph−1(Vl) −NIM
−Co−旧N−Ph−0−Ph−1(■)−C0NII
 −Ph −502−Ph −NlIC0−旧N −P
h−1(■)−CIl□−Ph −NlIC0−旧N 
−Ph−1(IX)−0−Ph−0−Ph−0−旧N−
1(X)−0−Ph−Olh−旧N−1及び(XI)−
Nll旧友Ph−C11□−ph−〔式中NIM、MI
N 、 Nll旧友びllhは前記のものを表し、iP
rは−C(CH3)z−を表し、mPhはメタ−フェニ
レン基を表す〕の反復単位を含むことができる。
ポリイミドが本質的に式(IV)の反復単位から成る場
合には、性質の有用な組み合わせを有する被覆導電体及
び充填組成物が得られた。
特定の被覆導電体又は被覆組成物において、ポリアリー
ルケトンは本質的に式(II)の反復単位から成り、ポ
リイミドは本質的に弐(IV)の反復単位から成る。
ポリマーは高分子量を有する。分子量は、与えられたポ
リマーに適用しうる任意の技法、例えば溶融粘度又は溶
液の粘度を用いて測定することができる。この溶融粘度
は、1000s−’の剪断速度で作動する3、 175
 m X 0.5 amのダイを装着したラム押出機を
使用して少なくとも0.01 kNsm−2・好ましく
は少なくとも0.1 kNsm−”であるが、好ましく
は4kNsm−”以下、特に2.0 kNsm−”以下
であった。溶融粘度を測定する温度は、ポリマーのガラ
ス転移温度又は融解温度に左右され、約370℃までの
融解温度を有するポリマーについては、400℃である
のが典型的である。溶液の粘度については、溶液10〇
−当たりIgのポリマーを使用して換算粘度を測定する
か又は0.1 gのポリマーを使用して内部粘度を測定
する。溶剤は、例えば若干のポリケトンについては濃硫
酸、若干のポリイミドに対してはm−クレゾール又は塩
素化溶剤であってよい。好ましいポリマーは、25°C
で測定して0.2〜3.0、特に0.4〜1.5の範囲
の内部粘度の換算粘度を有する。ボリアリールケトンは
、少なくとも0.7、特に少なくとも1.0の内部粘度
を有するのが好ましい。
被覆導電体又は充填組成物及びその製造に使用しうるポ
リアリールケトンは、特に、英国特許出願公開第971
227号、同第1078234号及び同第108602
1号公報、カナダ特許第847963号明細書並びに米
国特許第344158号、同第3442857号、同第
3953400号、同第3956240号及び同第42
47682号明細書に記載されている。結晶性で、強靭
で、少なくとも0.7の内部粘度を有する式(II)の
反復単位を含むポリアリールケトンは、欧州特許出願公
開第001879号公報に更に詳細に記載されている。
ポリイミド、特にポリエーテルイミド及びその製法は、
殊に、英国特許出願公開第1353962号、同第14
63300号、同第1465825号及び同第1550
985号公報並びに米国特許第3838097号、同第
3887588号、同第4024110号及び同第41
07147号明細書に記載されている。
本発明の被覆導電体については、第一の態様では、好ま
しい組成物は使用する特定の物質に左右され、−aには
、ポリアリールケトン60〜80重量%を含むのが好ま
しい。
更に詳述すれば、ポリイミドが本質的に式(IV)の反
復単位から成る場合には、好ましい組成物は、本質的に
式(+)の反復単位から成るボリアリールケトン75重
量%以下、特に55〜75重量%、更に特に60〜70
重世%又は本質的に式(II)の反復単位から成るポリ
アリールケトン65〜85重量%、特に70〜80重量
%を含む。
被膜として使用する組成物は、安定化剤の他に添加剤を
(あれば)を含む。
安定化剤の含有量は、組成物の5重量%以下、特に1重
量%以下であるが、少なくとも0.05重量%、特に少
なくとも0.1重量%であるのが好ましい。
組成物は、例えば粒子又は溶融ブレンディング、特にタ
ンブルブレンディングによって又は高速ミキサーで作製
することができる。こうして得られたブレンドを導電体
上に直接被覆することができる。また、組成物をレース
に押し出し、これを細断して顆粒を得る。顆粒を使用し
て、被覆されているか又は被覆されていない1個又は数
個の導電体を被覆することができる。
被覆された導電体は、1個の被膜又はおそらく1個より
多くの被膜を有し、少なくとも1個の被膜が組成物から
形成されている1個の導電体であってよい、特に、絶縁
導電体の束に組成物の被膜を設ける0組成物は、絶縁層
又は中間層又は外層又はこれらの組み合わせであってよ
い。例えば、絶縁導電体の束において、組成物は個々の
導電体上の絶縁被膜及び束に対する外層であってよい。
本発明の第一の態様は、少なくとも1個の被覆又は未被
覆導電体を組成物で被覆する方法を包含する。
被膜を、好ましくは溶融押出技法を用いて導電体に施す
。押出機をほとんどのプラスチックhaに普通の高温、
例えば少なくとも340℃のバレル温度、好ましくは少
なくとも375℃(400℃を超えてもよい)のダイ温
度で作動することを除いて、標準針金被覆の条件を使用
することができる。
組成物で被覆した導電体は、同じ厚さのポリアリールケ
トン単独の被膜を有する同様の導電体より可撓性で、か
つ、環境亀裂に対して抵抗性である。
第二の態様の本発明による充填組成物に関しては、ポリ
イミドは本質的に式(rV)の反復単位から成る場合に
は、本質的に式(1)の反復単位から成るポリアリール
ケトンの割合は、ポリアリールケトンとポリイミドの合
計重量に対して、好ましくは75重量%以下、特に50
〜75重量%であり、本質的に式(II)の反復単位か
ら成るポリアリールケトンの割合は、ポリアリールケト
ンとポリイミドの合計重量に対して、好ましくは65〜
85重量%である。
充填組成物を、複数の性質を有用に組み合わせて有する
成形品に成形することができる。機械的性質は、一般に
、ポリアリールケトンだけを含む組成物に類似している
が、ガラス転移温度は増加しており、従って、成形品は
、ポリケトンだけを含む場合より高い温度で使用するの
に適当である。
組成物は、ポリイミド成分が多くの有機溶剤、例えばジ
クロロメタンに可溶性であっても、有機溶剤によっては
認められる程には損なわれない。
繊維強化剤は、有機又は無機繊維、例えばポリ−パラフ
ェニレンテレフタルアミド繊維、ガラス繊維又は好まし
くは炭素繊維であってよい。典型的には、わずか数cm
、特に2cffi以下、例えば約6鶴の平均繊維長を有
する短繊維又は細断繊維として添加することができる。
このような短繊維又は細断繊維を使用する場合、組成物
は35重量%以下、好ましくは少なくとも20重量%の
繊維強化剤を含むのが代表的である。構造的用途には、
連続繊維物質、例えば連続ガラス繊維又は炭素繊維を使
用するのが好ましく、組成物は30〜70容量%、特に
50〜70容量%の繊維強化剤を含むのが特に好ましい
組成物は、更に1種以上の他の物質、例えば有機及び無
機充填剤、例えばポリテトラフルオロエチレン、グラフ
ァイト、窒化硼素、雲母、タルク及びひる石、成核剤並
びに安定剤、例えば燐酸塩を含むことができる。繊維強
化剤を含めて添加剤の合計割合は、組成物がポリアリー
ルケトンとポリイミドとの混合物を少なくとも20容量
%含むようにすべきである。
組成物は、例えばポリアリールケトン及びポリイミドを
繊維強化剤及びあれば他の物質と粒子又は溶融ブレンデ
ィングによって混合することによって製造することがで
きる。
特に、ポリアリールケトン及びポリイミドを両者とも乾
燥粉末又は顆粒の形で繊維強化剤及び必要に応じて前記
の他の物質と、タンブルブレンディング又は高速混合の
ような技法を用いて混合することができる。こうして得
られたブレンドをレースに押し出し、細断して顆粒を得
ることができる。顆粒を成形操作、例えば射出成形又は
押出成形に付して成形品を得ることができる。これらを
−緒に1工程で又は1工程より多い工程で任意の順序で
ブレンドすることができる。
また、組成物を、例えばガラス又は炭素の、本質的に連
続的な繊維としての繊維強化剤を、ポリアリールケトン
及びポリイミドから形成したか又はこれらを含む溶融物
と接触させることによって得ることができる。組成物を
ポリアリールケトン及びポリイミドの混合物で含浸した
繊維強化剤のフィラメントとして得、この物質を単独で
又は他の物質、例えば付加的量の同一又は異なるポリア
リールケトン又はポリイミド又はこれらの混合物と一緒
に使用して適切な成形技法によって成形品を形成するこ
とができる。この技法による組成物の製造は、欧州特許
出願公開第56703号、同第102158号及び10
2159号公報に更に詳細に記載されている。
更に別の技法は、2工程を含み、その第一工程では、繊
維強化剤を、例えばm−クレゾール又は塩素化溶剤、例
えばジクロロメタン中のポリイミドの溶液と接触させる
。繊維強化剤をポリマー溶液で被覆し、分離し、乾燥し
て溶剤を除去することができる。しかし、本質的に連続
的な繊維を使用する場合には、これをポリマー溶液を含
む容器に導通し、次いで加熱帯域に導通して溶剤を蒸発
除去する。このような方法に使用するポリマー溶液は、
溶液toociに当たり代表的には1〜20g1好まし
くは2〜Logのポリイミドを含む。
これは、溶剤を全体的に除去するのは困難であり、溶剤
の存在は組成物の性質に悪影響を与えうるので、特に好
ましい技法ではない。次いで、第二工程において含浸繊
維物質を、固体又は溶融ブレンディング技法を用いるか
又は欧州特許出願公開第56703号、同第10215
8号及び同第102159号公報の含浸法を用いてポリ
アリールケトンと混合する。
また、含浸した繊維をポリアリールケトンから形成した
フィルムに積層することができる。
更に別の方法では、ポリアリールケトン及びポリイミド
の混合物をフィルムに成形し、繊維強化剤(フィルムを
比較的短い繊維の不織布、織布又は本質的に連続的な繊
維の形であってよい)に積層する。ポリアリールケトン
及びポリイミドをブレンドし、ブレンドを溶融押出成形
する、例えば溶融ポリマーブレンドをスロットダイを通
してフィルムに成形し、押し出されたフィルムをロール
上で引張することによってフィルムを成形することがで
きる。積層は、ボリアリールケトン及びポリイミドの混
合物を流動させ、繊維強化剤を含浸rるのに充分な温度
及び圧力の条件下に行う。従って、組成物を形成するた
め好ましくは少なくとも320℃で、典型的には340
〜420℃で及び少なくとも0.1−N/n?、好まし
くはIOMN/mの圧力で積層を行う。積層は、少な(
とも1対の加熱ロールを使用して便利に行われる。
アニール工程を含めて、組成物の成形方法において、ポ
リマーの結晶性をできるだけ発現させるべきである。こ
れは、そうしないと、成形品のその後の使用の間に結晶
化し続け、寸法の変化、そり又は亀裂を生じ、物理的性
質の一般的変化を生じるので、重要である。更に、結晶
性を増加すると、耐環境性が改良される。
組成物における結晶性は、主として、そして単に組成物
の大部分において、ボリアリールケトンによる。結晶挙
動を改良するために、本発明のポリマー組成物を、ボリ
アリールケトン成分のポリマ一連鎖上に末端イオン基−
A−X (式中Aは陰イオンであり、Xは金属陽イオン
である)を結合させることによって変性することができ
る。
陰イオンは、スルホネート、カルボキシレート、スルフ
ィネート、ホスホネート、ホスフェート、フェネート及
びチオフェネートから選択するのが好ましく、金属陽イ
オンはアルカリ金属又はアルカリ土類金属である。
このような変性によって、結晶温度(Tc)は、イオン
末端基を含まない同様の組成物に比べて少なくとも2℃
だけ上昇することができる。しかしながら、末端基の存
在により球晶の数を増加するのに充分な核形成が起こる
場合に、Tcの変化がほとんど又は全く起こらない場合
でさえ、有用な組成物が得られる。
このような変性ポリマーは、予備生成ポリマーとイオン
基を含む反応性種との反応によって最も適当に製造され
る。変性されたポリマーの製造操作は、欧州特許出願公
開第152161号公報に更に詳細に記載されている。
操作は、一般に組成物に含めるためボリアリールケトン
の変性に適用することができる。
〔実施例〕
次に、本発明を下記の実施例及び試験結果によって説明
する。
被11玉体 斑土 ポリエーテルエーテルケトン〔“Victrex”(登
録商標)、インペリアル・ケミカル・インダストリイー
ズPLCから入手しうるPEEK芳香族ポリマー380
P等級〕及びポリエーテルイミド〔“旧ten”、ニュ
ーヨーク州シエーネクタディのゼネラル・エレクトリッ
ク・カンパニー(GeneralElectric C
ompany)から入手しうる、等級1000)を重量
で70730の相対割合でタンブルブレンディングによ
って5〜10分間乾式混合した。ポリエーテルエーテル
ケトンは本質的に式(n)の反復単位から成り、ポリエ
ーテルイミドは式(IV)の反復単位から成るものであ
った。
ブレンドをレースに押し出し、これを水浴中に導通ずる
ことによって冷却し、次いで細断して顆粒を形成するこ
とによって顆粒に成形した。押出は、24:1の長さ:
直径比を有する直径3.8 cnのスクリューを有し、
ホッパー末端からダイへ下記の温度分布を有する1本ス
クリュープラストン(Plaston)押出機を用いて
行った2345℃、360℃、365℃、370℃及び
380℃。ダイは5鶴の直径を有し、押出機は約5kg
/時の速度で作動した。
組成物を直径1mの銅線上に、1.5 nの全ダイ直径
を有するベトール(Betol)設計チューブワイヤ被
覆ダイを装着した18m麿のボン(Bone)押出機を
使用して塗布した。w4線をダイに約15m/分の速度
′:c導通し、押出機を約1.6kg/時間の速度で操
作して平均厚0.25Inの被膜を得た0w4線被覆の
ためのダイ温度は約400℃であった。
比較の目的で、線の試料をポリエーテルエーテルケトン
単独で被覆した。
被覆した線を空気循環炉中で1時間300℃でアニール
して最高の結晶性を得、溶剤抵抗性及び屈曲試験に付し
た。これらの試験の結果をそれぞれ第1表及び第2表に
示す。
(a)PEEKは、線上に被覆するため使用した物質が
ポリエーテルエーテルケトン単独であったことを示す。
(b)PEEK+PEIは、線上に被覆するため使用し
た物質がポリエーテルエーテルケドンとポリエーテルイ
ミドとの70:30 (重量で)のブレンドであったこ
とを示す。
(c)試験ニアニールした被覆線を被覆線の直径の1倍
、5倍、8倍及び20倍の直径のマンドレル(ガラス管
)の周りに巻付けて、それぞれID、5D、8D及び2
0D巻付を得、次いで赤色色素を含むインプロパツール
中に60℃で24時間浸漬した。被膜を顕微鏡(拡大率
25倍)下に亀裂について試験した(色素によって示さ
れる)。
(al及び(b)は第1表に対する注に記載したとおり
である。
(d)アニールした被覆線を特定の適用負荷を用いて直
径61璽のマンドレル上で90°曲げた。
次に、負荷を除去し、再巻付きの量を測定した。
(e)再巻付きを円弧の90°から測定し、弧度及び9
0°のパーセンテージとして表す、(曲げた線がその元
の曲げていない位置に戻る場合、再巻付き90°=再巻
付き100%)。
炭1 例1に記載した操作を用いて2種のボリアリールケトン
の一方又は他方をポリイミドと種々の割合でブレンドす
ることにより組成物を製造した。
各ブレンドを400℃で作動するグラベンダーレオメー
タ中で5〜lO分間溶融均質化し、溶融したブレンドを
下記の条件を用いて圧縮成形して50龍X12.7鶴X
 Q、 5 mの試験試料を形成した。
溶融ブレンドをアルミニウムホイルの2枚のシートの間
で電気加熱したプレス中に置いた。ブレンドを380℃
のプレス中で5分間圧力を適用しないで予備加熱し、次
いで400℃で0.14MN/1−rr(20psi)
で圧縮し、その後、放圧した。成形体を150℃に冷却
し、次いで、プレスから突出させ、空気性で冷却した。
得られた成形体について示差走査熱量計でブレンドの若
干の性質を測定し、第3表に、ジクロロメタン(DCM
)中への浸漬の作用の結果と一緒に示す。
(f ) PEEK−PH1は、ボリアリールエーテル
エーテルケトン(例1に使用したもの)とポリエーテル
イミド(例1に使用したもの)とのブレンドである。
PEK −PEIは、本質的に式(1)の反復華位から
成り、前記のようにして400℃で測定して、0.4k
Nsm−”の溶融粘度を有するボリアリールエーテルケ
トンとポリエーテルイミド(例1に使用したもの)との
ブレンドである。
(h)比は、ブレンドの成分の重量比である。
(i)Tgは、20℃/分の加熱速度を用いて示差走査
熱量計(DSC−2)で測定して無定形状態でのブレン
ドのガラス転移温度である。
■主 l且反グ燃至成狂 (a)例1の被覆線を300℃のオーブン中に置いた。
4ケ月後、線をオーブンから取り出し、被膜を顕微鏡で
試験した0表面が粗面化しているのが認められた。反対
に、ポリエーテルエーテルケトンのみで被覆した線を同
じ条件にさらすと、表面は亀裂を生じ始めたことが判っ
た。
(b)例1において針金被覆に使用した組成物を熱重量
分析を用いて熱安定性試験に付した。組成物の試料を1
0℃/分の加熱速度で環境温度から500℃に加熱した
とき、劣化の徴候が認められなかった。
(c)例1に使用した組成物の別の試料を英国基準40
66の1部(1980)による燃焼試験に付し、試験要
件を満足することが判った。
(d)一連の組成物を燃焼特性の測定のため種々の試験
に付した。更に詳細なことは、第4表に示す。
(以下余白) 芽」」【に閃J−シ山 (f)及び(h)は第3表に関する注において定義した
(k)Poxは、例1において被覆組成物を製造するた
め使用したポリエーテルエーテルケトンである。
(1)LOIは、ASTM試験法D2863−77によ
り、ポリマー又はポリマー組成物の射出成形ディスクか
ら裁断した寸法6.5(±0.5)■lX3.5(±0
.5)mX70−150mmの試験試料の燃焼を丁度支
える酸素の最低濃度で測定した極限酸素指数である。試
料を水素又はプロパン炎を用いて点火し、少なくとも3
分間又は少なくとも50flの長さで燃焼しなければな
らない。
(m)煤煙試験は、ASTM試験法E662−79の享
作を用いてNBS煤煙室中で実施した煤煙濃度試験であ
る。試験試料は75B1X75mX3.5(±0.5)
m(射出成形ディスクから裁断)であり、これを約65
mmX65mの面積を露出するようにホールダーに設置
した。試験は燃焼法で実施し、(白熱光源からの)平行
光束を煤煙室から垂直に光検知器に通過させることによ
って煤煙濃度を測定した。
時間は、最低透過率が達成される時間を分で示す。
D、は、最高化光学濃度である。
(n)試料を20分煤煙室中にさらした後、ガス試料を
ドラガー(Drager)管を用いて採取し、試料を分
析した。coに関する結果は、ガスジェットによって放
出されるこのガスの量に関する補正値を含む。結果をガ
スのppmで示す。
NDは、検出されなかったことを意味し、これらのガス
の割合が試験の検出下限より低い、すなわちl I)p
HのHCN及びlpp請のSO2であることを示す。
NMは、測定されなかったことを意味する。
左主皿底1 車重 ポリエーテルエーテルケトン及びポリエーテルイミドに
ューヨーク州シヱネクタディのゼネラル・エレクトリン
ク・カンパニーから入手しうる“Ulte−”、等級1
000)を、ポリエーテルエーテルケトン70重量%及
びポリエーテルイミド30重量%の割合で5〜10分間
ポリマー粉末をタンブルブレンディングによって乾式混
合した。
ポリエーテルエーテルケトンは、本質的に式(旧の反復
単位から成り、400℃で前記のようにして測定して約
0.1 kNs繻−”の溶融粘度を有するポリアリール
ケトンであった。ポリエーテルイミドは、本質的に式(
IV)の反復単位から成るポリイミドであった。
こうして得られたポリマーブレンドを、密閉容器中でポ
リマ−ブレンド2部ニジフェニルスルホン3部の重量比
で物質を一緒にタンブルブレンディングすることによっ
てジフェニルスルホンと乾式混合した。
こうして製造したポリマーブレンド及びジフェニルスル
ホンの混合物を使用して下記の操作により連続炭素繊維
を含浸した。この操作は欧州特許出願公開第56703
号公報に記載されている。
各2本が約12000の個々のフィラメントを含む連続
炭素繊維〔アメリカ合衆国プラウエアのパーキュラス社
(Hercules Inc、)によって供給される“
Magnamite” MS −4)の平行タウ25本
を一連の固定ガイドバー上に300mM/分の速度で引
っ張り、約50kgの張力を有する幅約150鶴の帯状
体を作った。繊維を隣接関係で案内すると、390℃に
保持した直径12.6 mmの固定加熱円筒形バー4個
の列上に引っ張られた。ポリマーブレンド及びジフェニ
ルスルホンの粉末混合物を炭素繊維帯状体と第一の固定
円筒形バーとの間に形成されたニップに導入した。粉末
は迅速に溶融してニップに溶融液プールを生じ、バー上
を通過する繊維帯状体を含浸した。ポリマー混合物を更
に添加することなく構造体を別の3個の加熱バーの上及
び下を通過させた。含まれていたジフェニルスルホンの
煙を抽出するための手段を設けた。得られた生成物は、
ポリマーブレンドで良く湿潤された炭素繊維を60重量
%(53容量%)含む、幅150龍、厚さ約0.125
++nの連続テープであった。
次に、例4のポリマー組成物を積層体に成形した0例4
の含浸テープから裁断した部分を400℃で5分間10
MN/n−rの圧力を施して圧縮成形することによって
一緒に積層した0次に、積層体をなおプレス中で加圧下
に、約り5℃/分の冷却速度を生じるように空気及び次
に水を用いて約80℃に冷却した。含浸テープから数個
の積層体を成形した。炭素繊維及び積層体の約2鶴の一
軸配列を得るまで例4の含浸テープを16層重ねて用い
て積層体を得た。
■工 本質的に式(1)の反復単位から成り、前記のように4
00℃で測定して0.4 kNsm−”の溶融粘度を有
する種々のポリアリールケトンを使用して例4の方?去
を繰り返した。ポリマーを同重量割合でブレンドした。
第5表には、例4及び5の積層体並びに例4のポリアリ
ールケトンだけを使用して成形した積層体に関する25
℃での機械的試験の結果を示す。
第11 (a)1及び2は、それぞれ例4及び5の積層体である
。Aは例4に記載したようにして製造したが、例4のポ
リアリールケトンだけを使用した積層体である。
(b)縦曲げ試験は、100 mlのスパンを使用して
ASTM試験法D790−80の技法によって測定した
。Modは弾性率を意味し、Stは強度を意味する。
(c)横曲げ強度は、4011のスパンを使用してAS
TM試験法D790−80の技法によって測定した。
(d )  5BSSは、短梁剪断強さであり:、5や
:1のスパン:試料の厚さ比を使用して、ASTM23
44−72の技法によって測定した。
例4のポリアリールケトン並びに例4及び5のポリアリ
ールケトン/ポリイミドブレンド、すなわち炭素繊維を
含まないポリマー組成物を、デュポン981ダイナミツ
ク・メカニカル・アナライザー (duPont  9
81  ロynamic  Mechenical  
Analyserを使用して、−140℃から5℃/分
で加熱して、ポリマーについて推奨される0、 2 +
uの振幅を用いて動的機械的分析に付した。ポリアリー
ルケトンのガラス転移温度は143℃であり、例4のポ
リアリールケトン/ポリイミドブレンドのそれは162
℃であり、例5のポリアリールケトン/ポリイミドブレ
ンドのそれは186℃であった。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1個の導電体及び少なくとも1個の被膜
    を含み、被膜又は被膜の少なくとも1個が55〜85重
    量%のポリアリールケトン及び残りポリイミドを含むポ
    リマー組成物から形成されたものである絶縁された導電
    体。 2、繊維強化剤、ポリアリールケトン及びポリイミドを
    含むポリマー組成物において、繊維強化剤の含有率が少
    なくとも5重量%であり、ポリアリールケトンの含有率
    がポリアリールケトンとポリイミドの合計量の50〜9
    5重量%であるポリマー組成物。 3、ポリアリールケトンが −Ar−Co− 〔式中Arは、ポリマー連鎖中の反復単位毎に変動して
    よく、場合により置換された単核又は多核炭化水素から
    誘導された2価の芳香族基であるか、又は−Ar^1−
    YAr^1− {式中各Ar^1は同一又は異なっていてよく、場合に
    より置換された2価の芳香族炭化水素基を表し、Yは−
    O−、−S−、−SO−、−SO_2−、−CO−基及
    び場合により置換された2価の脂肪族炭化水素基又は(
    Y^1−Ar^1)_mY^1− (式中各Y^1は同一又は異なっていてよく、−O−、
    −S−、−SO−、−SO_2−、−CO−基又は場合
    により置換された2価の脂肪族炭化水素基を表し、mは
    整数を表す)の基を表す}の基である〕の反復単位を有
    する特許請求の範囲第1項記載の導電体又は特許請求の
    範囲第2項記載の組成物。 4、ポリアリールケトンが式 ( I )−Ph−O−Ph−CO−、及び/又は (II)−Ph−O−Ph−O−Ph−CO−、及び/又
    は (III)−Ph−O−Ph−Ph−O−Ph−CO− の反復単位を有するものであり、好ましくは本質的に式
    ( I )又は(II)の反復単位から成るか、又は本質的
    に式(II)の反復単位と式( I )又は(III)の反復単
    位との混合物から成るコポリマーである特許請求の範囲
    3項記載の導電体又は組成物。 5、ポリイミドが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼又は ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Arは特許請求の範囲第3項記載のものを表し、
    Y^2はそれぞれ同一又は異なっていてよく、−CON
    H−、−NHCO−又は基Y^1を表し、nはゼロ又は
    整数を表す〕の反復単位を有する特許請求の範囲第1項
    、第3項及び第4項のいずれか1項に記載の導電体又は
    特許請求の範囲第2項〜第4項のいずれか1項に記載の
    組成物。 6、ポリイミドが (IV)▲数式、化学式、表等があります▼ (V)▲数式、化学式、表等があります▼ (VI)▲数式、化学式、表等があります▼ (VII)▲数式、化学式、表等があります▼ (VIII)▲数式、化学式、表等があります▼ (IX)▲数式、化学式、表等があります▼ (X)▲数式、化学式、表等があります▼ (XI)▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Phはパラ−フェニレン基を表し、mPhはメタ
    −フェニレン基を表し、iPrは−C(CH_3)_2
    基を表す〕の反復単位を有する特許請求の範囲第5項記
    載の導電体又は組成物。 7、ポリアリールケトンが本質的に式 −Ph−O−Ph−O−Ph−CO− の反復単位から成り、ポリイミドが本質的に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の反復単位から成る特許請求の範囲第3項〜第6項のい
    ずれか1項に記載の導電体又は組成物。 8、ポリマー組成物が本質的に式( I )の反復単位か
    ら成るポリアリールケトンを75重量%まで含むか、又
    は本質的に式(II)の反復単位から成るポリアリールケ
    トン65〜85重量%を含み、残りが本質的に式(IV)
    の反復単位から成るポリイミドである特許請求の範囲第
    3項〜第7項のいずれか1項に記載の導電体又は組成物
    。 9、被覆されたか又は被覆されていない導電体少なくと
    も1個を少なくとも340℃のバレル温度及び少なくと
    も375℃のダイ温度を用いて溶融押出によって、55
    〜85重量%のポリアリールケトン及び残りポリイミド
    を含むポリマー組成物で被覆する被覆導電体の製造方法
    。 10、ポリアリールケトン、ポリイミド及び繊維強化剤
    を下記の操作の一つ: a)乾燥粉末又は顆粒の形のポリアリールケトン及びポ
    リイミドを固体又は溶融ブレンディング技法を用いて繊
    維強化剤と混合する、 b)本質的に連続的な繊維強化剤を、ポリアリールケト
    ン及びポリイミドから形成した溶融物又はポリアリール
    ケトン及びポリイミドを含む溶融混合物から形成した溶
    融物と接触させる、 c)溶剤中のポリアリールケトン及びポリイミドの溶液
    を繊維強化剤と接触させる、 d)ポリアリールケトン及びポリイミドの混合物をフィ
    ルムに成形し、該フィルムを繊維強化剤に積層する、 e)繊維強化剤をポリイミドの溶液で含浸し、ポリイミ
    ドで含浸した繊維強化剤をポリアリールケトンと混合す
    るか、又は f)ポリイミド含浸繊維強化剤をポリアリールケトンか
    ら形成したフィルムと積層する ことによって混合する特許請求の範囲第2項記載のポリ
    マー組成物の製造方法。 11、繊維強化剤の含浸フィラメントをその他方の含浸
    フィラメントに、少なくとも320℃の温度で、少なく
    とも0.1MN/m^2の加圧力で、積層することによ
    り、特許請求の範囲第3項〜第10項のいずれか1項に
    記載の組成物から形成した積層物。
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