JPS6379921A - 高張力鋼の多層盛溶接継手haz部の優れた靭性を得る溶接方法 - Google Patents

高張力鋼の多層盛溶接継手haz部の優れた靭性を得る溶接方法

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JPS6379921A
JPS6379921A JP22517286A JP22517286A JPS6379921A JP S6379921 A JPS6379921 A JP S6379921A JP 22517286 A JP22517286 A JP 22517286A JP 22517286 A JP22517286 A JP 22517286A JP S6379921 A JPS6379921 A JP S6379921A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高張力鋼の多層盛溶接継手HAZ部の優れた靭
性を得る溶接方法にかかわるものである。
(従来の技術) 近年、海底石油資源の開発が活発に進められ、その開発
海域も寒冷海域あるいは深海域へと発展しつつある。そ
れにつれて、設置される海洋構造物も大型化、多様化し
、また低温で使用されるようになってきている。従って
、従来は使用される高張力鋼は引っ張り強さで50kf
/′−レベルでシャルピー試、腋の保証温度が一20℃
程度であったものが、最近は引っ張り強さ80聯/−レ
ベルの高張力鋼の使用の要求も出てきている。加えて、
保証温度も−40〜−60℃と厳格化する方向にある。
一般的にこのような構造物の溶接施工は通常多層盛溶接
となるが、溶接熱影響部の靭性、いわゆるHAZ靭性の
保証がほとんどの場合、最も困難となる。引っ張り強さ
50〜60 kg/’−クラスでは−40〜−60℃の
シャルピー特性の保証が可能となりつつあるが、それ以
上の高強度材ではこのような低温でHA Z靭性を確保
する方法が得られていないのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は引っ張り強さが70kq/’−に超えるような
高張力鋼でも−40〜−60℃以下で2鴫Vノツチシヤ
ルピー試験によるH A Z靭性を保証できる方法を提
供することを目的としている。
(問題点全解決するための手段) 本発明の要旨とするところは、重量壬で、CO,03〜
0.20 qb%St O,05〜0.5041Mn0
.50〜3.04、 Ni  0.5 0〜10.0 
優、 P(1010壬以下、S O,010幅以下、A
# 0.01〜α10係、NO,0060係以下、B 
0.0003〜0.00304で、且つCu %Cr 
%Mo k Cu O,01〜 L504、 Cr  
0.0 1〜1.5 0  %、 Mo  0.0 1
 〜1、504の範囲で1種又は2種以上含み、必要に
応じてこれにさらにTi0.005〜0.020壬、N
b O,005〜0.030 %、v O,OO5〜0
.20係の1種又は2種以上を含有し、残部鉄及び不可
避不純物よりなる高張力鋼に対し7て溶接により加熱さ
れたHAZ部の冷却過程において、800℃から500
’Cまでの冷却に要する時間τC5ee)が以下の式を
満足すること全特徴とする高張力鋼の多層盛溶接継手H
AZ部の優れた靭性を得る溶接方法である。
τ≦l0X(x−8) 但し、Xは以下の式に示す化学成分により決定されるパ
ラメターである。
x = 0.32XbX J C(4)x(1+0.6
4XSi(41)X C1+4.] Ox馬、(Lib
)) X (1+o、27XCu(41)X (1+0
.52 XN1(%)) X Cl+2.33 XCr
(%))x[: 1+3.14XMo(%)] 但し、bの値はN量が30 ppm未満の場合は1.3
とし、30 ppm以上の場合は1とする。
多層盛り溶接継手の脆化域を溶接再現熱サイクル試験に
よって調査した結果、鋼種によりその脆fヒ域は違って
くることが明らかとなった。即ち、引っ張り強さが50
〜60局/−程闇の成分を含む鋼では、最も脆化するの
は高温に加熱され粗粒化した271部近傍の部分が次の
溶接熱に二つてAc1変態点直上の800℃付近の温度
に再加熱された部分(以降、粗粒+Ac1領域と略称)
であるが、さらに強度レベルが高くなって合金添加量が
増加してくると、上記の脆fヒ域に加えて271部近傍
がAe5直上の900〜1000℃付近の温度に加熱さ
れた部分(以降、粗粒+Ac 5領域と略称)も脆化域
となる。特に引っ張り強さ70吻/−を超えて大きくな
るにつれて後者の脆化が顕著になってぐる。両者とも再
加熱冷却時に生成した島状マルテンサイトが脆化の原因
である。これらの脆化部分は溶接条件によってはさらに
後続の溶接熱により焼もどされる可能性もあるが、しか
し先ずそのような脆化組mt−生じさせないことがHA
Z靭性を確保する上で必要である。
低強度鋼では粗粒+Ac1領域の島状マルテンサイトの
生成が問題となるが、この場合はもともと全体として焼
入性が低いので、合金設計でさらに焼入性を低下できれ
ば再加熱後の冷却過程で島状マルテンサイトにならずに
セメンタイトやノぐ一ライトになって靭性改善が可能で
ある。一方、引っ張り強さが70kf/’mk超えるよ
うな鋼種では、まず粗粒+Aa5領域の脆化全改善する
必要がある。
この脆化の原因は再加熱時に上部ベイナイトが生成する
ことに起因して島状マルテンサイトが増加するためであ
るが、その改善のためにはむLろ焼入性を上げて組織を
下部ベイナイトないしはマルテンサイトにして島状マル
テンサイトの消滅あるいは微細化を計る方が好ましいこ
とが判明した。
即ち、低強家鋼における合金成分を下げて島状マルテン
サイトの生成を抑制するという対策はこのクラスの鋼で
は母材の焼入性、強度を確保することが必要なのでほぼ
不可能である。また粗粒子Ac1領域の脆化に対しても
最初に形成さね、る粗粒部の組織を下部ベイナイトにす
ることにより、再加熱後の島状マルテンサイトが微細に
なって靭性劣化を防ぐことができることが判明した。粗
粒部はオーステナイト粒度が粗いので粗粒+kC5領域
よりも焼入性は実質的には高い、従って、粗粒子A a
 5領域の組織分下部ベイナイトになるように成分設計
すれば粗粒部に上部ベイナイトが生成することはないの
で、継手全体のHAZ靭性確保のためには粗粒+Ae5
領域の組織中に極力上部ペイナイ)k生成させないこと
が肝要であることが分かった。
本発明は以上の如き知見に基づいてなされたものである
(作用) 先ず、本発明における成分限定の理由?述べる。
Cは、引っ張り強さが7oks+/−に越える高強度鋼
では0.034未満では強度確保が困難である。
また、Cが020係超では溶接部の硬さが高くなりすぎ
て靭性は劣化するようになり、加えて溶接割れの問題も
生じる。
次にSlは島状マルテンサイl−’に作り易くする元素
で、0.504超では後述するノミラメターXの値が所
定範囲全満足しても靭性確保が難しくなるので0.50
 %以下にする必要があり、特に0.30係以下が望ま
しい。一方、0.05壬未満では脱酸が不十分となり、
鋼材の内部欠陥を増加せしめるため、0.05 qb以
上とした。
凧は0.504未満では強度確保に問題があり、3、0
 %超では急激に溶接部靭性全劣化させるためα50〜
3.0係の範囲とした。
N1は靭性改善に有効な元素であり、特に引っ張り強さ
が70聯/−を超える高張力鋼では良好な靭性を確保す
る上で0.504以上必要である。
しかしNiは高価であるのと10.0%超では逆に靭性
劣化する場合があるので、0.50〜10.0’1の範
囲とL7た、 Pは高強■材では溶接部粗粒域での粒界割れを生じやす
くするため、0.0104以下とした。
また、Sも硫化物系介在物を作り脆性破壊の起点となる
ため、低い方が良好で、0.0104以下とした。
Alは鋼材の内部欠陥を防止するための十分な脱酸を行
うためO,O] O%以上の添加が必要であり、0.1
係を超えると靭性に有害になるので上限を0.10係と
した。
さらに%Nは島状マルテンサイトの生成を助長し、また
分解全阻害する元素であり、Nが0.0060優超では
靭性を著[−く低下せ[−めるため、上限を0、 OO
60qbとした。
Bは有効に用いれば焼入性向上に非常に効果があるが、
0.00034未満では焼入性向上に効果がなく、また
添加量が多すぎると靭性を劣化せしめるので上限’k 
0.00304とした。
Cu 、 Cr 、 Moはいずれも焼入性を上げてH
AZ組織中の上部ベイナイトの生成抑制に有効で 、。
ラメターXとての関係を満足する含有量の組み合わせで
1種又は2種以上含むことが必要である。
ただし、いずれも0.014未満の含有量では組織ケ変
える上で有意差が認められないので、含有させる場合は
0.014以上必要である。、また、いずれも15(l
超では独自に靭性に悪影響を及ぼし始めるので、含有せ
しめる場合の範囲と1−では0.01〜1.504と1
〜た。
さらに本発明においてはこの他に強蓼し4ルによって、
また板厚の増大による強度低下を防止する等の目的に応
じてTi O,OO5〜0.020係、Nb O,OO
5〜0.030係、v o、 o 05〜0.20係の
1種又は2種以上を含有させることができる。
先ず、TtはNiTiNとして固定することによりBの
焼入性に対する有効性を高めることが可能であるが、0
.0 O54未満ではその効果が小さく、0、02 Q
 ’1超では粗大TiNが生じたり、析出による脆fヒ
も生じるため靭性全劣化せしめる。
またNbは固溶状態では焼入性向上に有効であり、析出
強化による強度上昇効果を有するが、0、 OO5係未
満では効果が明瞭でなく、0.030壬超では靭性劣化
が顕著になる。
■も析出強化により強度上昇に有効であるが、0.00
54未満では効果がなく、0.20壬を超えると急激に
靭性を劣化せしめるため添加する場合は範囲を0.00
5〜0,20壬としだ。
以上の成分範囲にすることが靭性確保のためには基本的
に必要であるが、それに加えて粗粒子Ac5領域の組織
ヲ下部ベイナイトもし2〈はマルテンサイトとして脆化
を防止するための条件を明確にする必要がある。そこで
再現熱サイクル試験により粗粒+Ae5領域の組織を再
現させ、そのときの上部ベイナイトの出現条件と成分の
関係を検討した。
第1表に示す化学成分の鋼を30 kg真空溶解炉で溶
製し、熱間圧延後、焼入れ、焼もどしを施(7た素材に
第2図のような再現熱ザイクルを加え、2 mxrVノ
ツチシャルピー試験の50係破面遷移温度により靭性を
評価し、そのときの組織と対応させて検討した。再現熱
サイクル試験の800〜500℃の冷却時間は30=4
0.60secの3条件とし、1回目と2回目とで冷却
時間は一定とした。その結果、第1図に示すように各冷
却条件毎に以下の式で表される]ξラメターXと上部ベ
イナイト量が非常に良い相関を示すことが分かり、また
第3図の上部ベイナイト量と靭性との関係から一40℃
以下のシャルピー試験の吸収エネルギー1−余裕金持っ
て保証するためには破面遷移温度Th−60’C以下に
する必要があると考えると、上部ベイナ−()の生成量
をはl’! 10 %以下にすることが必要条件となる
。第1図において上部ベイナイト量が10幅となるとき
のノぞラメターXと800から500℃までの冷却に要
する時間τ(see)との関係は第4図に示すようにほ
ぼ直線関係となり、上部ベイナイトの生成量を10%以
下に抑制して靭性を確保するためには鋼の合金添加量か
ら決まる/ぞラメターIと溶接により加熱されたHAZ
部の冷却過程において800℃から500℃1での冷却
に要する時間τ(see )との間でτ≦10X(x−
8)の関係を満足する必要がある。但1〜、Xは以下に
示すようにC、St 、 Mn 、 Cu 、 Ni 
、 Cr 。
Mo 、 N 添加量から求められるパラメターである
x = 0.32 xb x Fx C1+0.64x
st(制x(1+4.10XMn(4)) X (1+
0.27XCu(1)) X(1+0.52XNiS)
IXC1+2.33XCr%))X(1+ 3.14 
XMo(@ ) 但し、bの値はN量が30 ppm未満の場合1.3と
し、30 ppm I、Q上の場合は1・とする。
式中%bの値’rN量により変えるのは、Bの焼入性に
対する効果がその存在状態により大幅に変わり、それが
N量に影響されるためである。即ち、B添加量が3 p
pm未満では全量固溶しても焼入性を高めて組織を変え
る効果はないが、3 pipm以上の添加量でもN量が
30 ppm以上では粗粒+Ac5領域に相当する熱サ
イクルを受けてBがNと結びついてBNとなってしまい
、やはり組織を変える効果がなくなる。このような条件
のときはノQラメターXに対する寄与がないのでb=1
となる。−方、B添加量が3ppm以上で、且つN量が
30ppm未満の場合は焼入性を上げて組織を変える効
果を持つ。そL〜でその寄与率はbの値と[7て11.
3と見積もれる。
溶接によりHAZ部が受ける熱履歴の内、特に800℃
から500 ′C’!’での冷却時間τで溶接方法を限
定したのは、この温度範囲内で変態の大部分が生じるた
め、またこの領域の条件を規定すれば他の温度領域もそ
れに対応するためτを決めれは靭性を直接支配する変態
組織をほぼ一義的に決定し得ることによる。即ち、HA
Z部が受ける熱履歴は溶接方法、溶接入熱、板厚、予熱
温度等により様々に変化しうるので、具体的な溶接条件
を限定するよりも直接組織を支配する冷却時間を限定す
る方がより本質的である。熱履歴は具体的な溶接条件が
決まれば実測あるいは計算により求めることが可能であ
るから、逆に靭性確保に必要なτが分かればそれを達成
するために必要な溶接条件を選択することは容易である
以下、実施例により本発明の効果全具体的に示す。
〔実施例) 第2表に本発明法と比較法における実際の溶接継手I(
AZ部の一80℃における2smVノツチシャルピー試
醸の吸収エネルギー値ケ示す。溶接条件は第3表に示す
通りで、入熱量は3kJ/mと4、5 kJ 71mの
2通りで、伝熱計算によればこのときのτの値はそれぞ
れ約25 secと約35 secと推定される。いず
れも第5図に示す開先で溶接継手を作成した。試験片の
採取位置も同図に示したが、板厚の1/4の所から採取
し、ボッP部にノツチを入れて試験を行った。いずれの
鋼種も3木ずつ試験を行った。
第2表のA1−A17は本発明方法によるHAZ靭件の
結果で、いずれも非常に高いシャルピーの吸収エネルギ
ーを示し、本発明に従って各成分を限定すると同時に成
分、溶接条件によりτ≦10X(X−8)の関係を満足
させることにより実際に溶接継手HAZ部において優れ
た靭性が得られることが確認できた。これに対して比較
例の418〜屋22はτ≦10 X (X−8”)の関
係を満足しないため吸収エネルギーが低く、特に最低値
が非常に劣化する。また、比較例のA23〜A25はτ
とXの関係は満足しているが、各成分の限定要件を一部
満足していないためにやけゆ靭性は本発明法に比べて劣
っている。
第3表 (発明の効果) 以上の実施例からも明らかなように、本発明法によれば
高張力鋼の多層盛溶接継手HAZ部の優れた靭性ケ得る
ことが可能であり、産業上の効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はパラメターXと再現熱サイクル試験材の組織中
の上部ベイナイトの割合の関係を示す図、第2図は再現
熱サイクル試験の熱履歴を示す図で、1回目最高加熱源
[Fi1400℃、2回目最高加熱源fは1000℃、
1回目、2回目とも昇温時間Fi15秒、800℃→5
00℃の冷却時間は30秒であり、第3図は再現熱サイ
クル試験による組織中の上部ベイナイトの割合とシャル
ピー試験の50係破面遷移温度の関係を示す図、第4図
は800から500’Cまでの冷却時間τと上部ベイナ
イト量が10%となるときの)ξラメターXの関係を示
す図、第5図は実施例に用いられた溶接継手開先の寸法
形状を示す図であり、2点鎖線は2 mVノツチシャル
ピー試験片採取要領を示す。 第1図 へ〇ラヌターん 7i3図 0  20  1J−06080100岨織中のよルべ
゛イナイトのを1合(”/、)χ−UC−ムtω(λ9
÷標O1億母1ψωセムλN鋸J自発手続補正書 昭和61年10月28日 1、事件の表示 特願昭61−225172号 2、発明の名称 高張力鋼の多層盛溶接継手HAZ 部の優れた靭性を得る溶接方法 3、補正をする者 事件との関係  出 願 人 住    所 東京都千代田区大手町2丁目6番3号名
    称 (665)新日本製鐵株式会社4、代理人 居    所 東京都中央区日本橋兜町12番1号6、
補正の対象  明細書(発明の詳細な説明、図面の簡単
な説明) 7、補正の内容  別紙の通り 補正の内容 1、明細書第10頁第1行の「越える」を「超える」と
補正する。 明細書第13頁第20行の1再現熱サイクル試萩の」を
「該図の再現熱サイクル試験の1回目の最高加熱温度は
1400℃、2回目の最高加熱温度は1000°C,1
回目、2回目とも昇温時間は15秒、」と補正する。 3、明細書第19頁第1表中鋼種MのMo量J<1,1
3Jを rl、13J と補正する。 4、明細書第22頁第10〜13行の「1回目最高加熱
温度は・・・30秒であり、」を削除する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、 C 0.03〜0.20%、 Si0.05〜0.50%、 Mn0.50〜3.0%、 Ni0.50〜10.0%、 P 0.010%以下、 S 0.010%以下、 Al0.01〜0.10%、 N 0.0060%以下、 B 0.0003〜0.0030% で、且つCu、Cr、Moを Cu0.01〜1.50%、 Cr0.01〜1.50%、 Mo0.01〜1.50% の範囲で1種又は2種以上含み、残部鉄及び不可避不純
    物よりなる高張力鋼に対して溶接により加熱されたHA
    Z部の冷却過程において、800℃から500℃までの
    冷却に要する時間τ(sec)が以下の式を満足するこ
    とを特徴とする高張力鋼の多層盛溶接継手HAZ部の優
    れた靭性を得る溶接方法。 τ≦10×(x−8) 但し、xは以下の式に示す化学成分により決定されるパ
    ラメーターである。 x=0.32×b×√C(%)×〔1+0.64×Si
    (%)〕×〔1+4.10×Mn(%)〕×〔1+0.
    27×Cu(%)〕×〔1+0.52×Ni(%)〕×
    〔1+2.33×Cr(%)〕×〔1+3.14×Mo
    (%)〕 但し、bの値はN量が30ppm未満の場合は1.3と
    し、30ppm以上の場合は1とする。
  2. (2)重量%で、 C 0.03〜0.20%、 Si0.05〜0.50%、 Mn0.50〜3.0%、 Ni0.50〜10.0%、 P 0.010%以下、 S 0.010%以下、 Al0.01〜0.10%、 N 0.0060%以下、 B 0.0003〜0.0030% で、且つCu、Cr、Moを Cu0.01〜1.50%、 Cr0.01〜1.50%、 Mo0.01〜1.50% の範囲で1種又は2種以上含み、これにさらにTi0.
    005〜0.020%、 Nb0.005〜0.030%、 V 0.005〜0.20% の1種又は2種以上を含有し、残部鉄及び不可避不純物
    よりなる高張力鋼に対して溶接により加熱されたHAZ
    部の冷却過程において、800℃から500℃までの冷
    却に要する時間τ(sec)が以下の式を満足すること
    を特徴とする高張力鋼の多層盛溶接継手HAZ部の優れ
    た靭性を得る溶接方法。 τ≦10×(x−8) 但し、xは以下の式に示す化学成分により決定されるパ
    ラメーターである。 x=0.32×b×√C(%)×〔1+0.64×Si
    (%)〕×〔1+4.10×Mn(%)〕×〔1+0.
    27×Cu(%)〕×〔1+0.52×Ni(%)〕×
    〔1+2.33×Cr(%)〕×〔1+3.14×Mo
    (%)〕 但し、bの値はN量が30ppm未満の場合は1.3と
    し、30ppm以上の場合は1とする。
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