JPS5953653A - 溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼 - Google Patents
溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼Info
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- JPS5953653A JPS5953653A JP16431582A JP16431582A JPS5953653A JP S5953653 A JPS5953653 A JP S5953653A JP 16431582 A JP16431582 A JP 16431582A JP 16431582 A JP16431582 A JP 16431582A JP S5953653 A JPS5953653 A JP S5953653A
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- Japan
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- less
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- steel
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、溶接部靭性のすぐれた極圧低温用鋼に関し
、とくにこの種鋼材に適用される溶接後のSR処理を経
たときの強度、靭性を有利に確保することについての開
発成果を開示するものである。
、とくにこの種鋼材に適用される溶接後のSR処理を経
たときの強度、靭性を有利に確保することについての開
発成果を開示するものである。
従来、エチレン関連用鋼材としては主にASTM−A2
03規格の3.5重量%(以下単に%と表示す)Ni鋼
が用いられてきた。この■種は、近年の装置の大型化に
伴い、板厚35mm以上の極厚化が指向されている。
03規格の3.5重量%(以下単に%と表示す)Ni鋼
が用いられてきた。この■種は、近年の装置の大型化に
伴い、板厚35mm以上の極厚化が指向されている。
したがって溶接後SR処理が必要となり、SR後の強度
を確保することが問題となるが、その解決のためC量お
よびその他の合金元素をかりに増加したとすると、母材
靭性が溶接部靭性とともに劣化し、エチレン関連用鋼材
のように−100℃程度の低温にて使用する鋼材では不
適当となる。
を確保することが問題となるが、その解決のためC量お
よびその他の合金元素をかりに増加したとすると、母材
靭性が溶接部靭性とともに劣化し、エチレン関連用鋼材
のように−100℃程度の低温にて使用する鋼材では不
適当となる。
この点特開昭53−95120号公報にあっては、C量
を0.08%以下に限定した上でMoを0.05〜0.
80%添加することによりSR後の引張強さを母材靭性
の劣化なしに50Kgf/nm程度に確保できることを
開示しているが、この場合においても溶接部靭性は必ず
しも充分とは云えないことが明らかになったのである。
を0.08%以下に限定した上でMoを0.05〜0.
80%添加することによりSR後の引張強さを母材靭性
の劣化なしに50Kgf/nm程度に確保できることを
開示しているが、この場合においても溶接部靭性は必ず
しも充分とは云えないことが明らかになったのである。
そこで発明者らは上記問題点の解決を目指して検討を進
めたところ、Cを0.03%以下においてP量を0.0
08%以下、S量を00.003%以下まで低減するこ
とに加えて、Nbを0.01〜0.04%、B量をO.
0002〜0.0020%の範囲で添加することにより
、溶接部靭性がSR処理後においても著しく良好になる
ことを究明した。
めたところ、Cを0.03%以下においてP量を0.0
08%以下、S量を00.003%以下まで低減するこ
とに加えて、Nbを0.01〜0.04%、B量をO.
0002〜0.0020%の範囲で添加することにより
、溶接部靭性がSR処理後においても著しく良好になる
ことを究明した。
この発明は上記の知見を基礎にして実験を重ねた結果、
C:0.005〜0.03%を含み、P:0.008%
以下、S:0.008%以下であって、Nb:0.01
〜0.04%とB:0.0002〜0.0020%とを
、Si:0.10〜0.30%、Mn:0.20〜0.
70%、Ni:2.0〜4.0%、Al:0.005〜
0.10%およびN:0.01%以下において含有する
鋼を基本成分鋼とし、さらにはMo:0.50%以下ま
たはCu:1.5%以下とCr:2.0%以下との少く
とも1方ないしはV:0.15%以下の何れかを単独も
しくは複合含有させる成分調整によりはじめにのべたエ
チレン関連用鋼材の如き使途における在来技術上の課題
を有利に解決する手段を与えるものである。
C:0.005〜0.03%を含み、P:0.008%
以下、S:0.008%以下であって、Nb:0.01
〜0.04%とB:0.0002〜0.0020%とを
、Si:0.10〜0.30%、Mn:0.20〜0.
70%、Ni:2.0〜4.0%、Al:0.005〜
0.10%およびN:0.01%以下において含有する
鋼を基本成分鋼とし、さらにはMo:0.50%以下ま
たはCu:1.5%以下とCr:2.0%以下との少く
とも1方ないしはV:0.15%以下の何れかを単独も
しくは複合含有させる成分調整によりはじめにのべたエ
チレン関連用鋼材の如き使途における在来技術上の課題
を有利に解決する手段を与えるものである。
まずこの発明を構成する鋼の成分について説明する。
C:0.005〜0.03%
Cの成分範囲は、この発明の第1の特徴であり、溶接部
靭性は、C量を0.03%以下に低減すると著しく改善
されるところ0.005%未満であると結晶粒が粗大化
し、靭性は損われることになるので0.005〜0.0
3%の範囲にするを要する。
靭性は、C量を0.03%以下に低減すると著しく改善
されるところ0.005%未満であると結晶粒が粗大化
し、靭性は損われることになるので0.005〜0.0
3%の範囲にするを要する。
P≦0.008%、S≦0.003%
P量.S量はこの発明の第2の特徴であり、それぞれ0
.008%以下、0.003%以下のように著しく低下
させると、SR後の母材、溶接部靭性を著しく向上させ
るのに役立つことが実験で明らかになった。
.008%以下、0.003%以下のように著しく低下
させると、SR後の母材、溶接部靭性を著しく向上させ
るのに役立つことが実験で明らかになった。
Nb:0.01 〜0.04%
Nbもこの発明の特徴であり、とくに結晶粒微細化作用
をあらわす0.01%以上で母材の強度、靭性および溶
接部靭性が上記した0.03%以下の極低C域において
有効に改善され、極低C化による強度低下を母材、溶接
部靭性を損うことなく補うのに役立つが0.04%をこ
えるような多量添加によっても漸進的効果しか認められ
ないので0.01〜0.04%に限定する。
をあらわす0.01%以上で母材の強度、靭性および溶
接部靭性が上記した0.03%以下の極低C域において
有効に改善され、極低C化による強度低下を母材、溶接
部靭性を損うことなく補うのに役立つが0.04%をこ
えるような多量添加によっても漸進的効果しか認められ
ないので0.01〜0.04%に限定する。
B:0.0002〜0.0020%
Bもまたこの発明の特徴であって、やはりC量を0.0
3%以下、とくに0.005%程度にまで著しく低域し
たときに溶接部の組織が粗大化しベイナイトとなること
により靭性が損われるような悪影響をB添加により補う
作用を生じ、極低C域で顕著に靭性を改善するのに役立
つ。その寄与は0.0002%以上で介挿されるが、0
.0020%をこえると靭性はむしろ劣化するようにな
るので、0.0002〜0.0020%の範囲に限定さ
れる。
3%以下、とくに0.005%程度にまで著しく低域し
たときに溶接部の組織が粗大化しベイナイトとなること
により靭性が損われるような悪影響をB添加により補う
作用を生じ、極低C域で顕著に靭性を改善するのに役立
つ。その寄与は0.0002%以上で介挿されるが、0
.0020%をこえると靭性はむしろ劣化するようにな
るので、0.0002〜0.0020%の範囲に限定さ
れる。
Si:0.10〜0.30%
Siは鋼精錬時の脱酸上不可欠な元素であり、また安価
な鋼強化元素でもあって、ここに0.1%以上を必要と
するが、0.30%を超えると鋼の清浄℃を劣化させ溶
接性や靭性の低下をもたらすようになるから、Siの添
加範囲を0.10〜0.30%にするを要する。
な鋼強化元素でもあって、ここに0.1%以上を必要と
するが、0.30%を超えると鋼の清浄℃を劣化させ溶
接性や靭性の低下をもたらすようになるから、Siの添
加範囲を0.10〜0.30%にするを要する。
Mn:0.20〜0.70%
Mnは、靭性を低下させることなく強度を高めるのに役
立つ元素であって、0.20%以上の添加が必要である
ところ、0.70%をこえると溶接性が損われるように
なり、従ってMnの添加範囲を0.20〜0.70%の
範囲とした。
立つ元素であって、0.20%以上の添加が必要である
ところ、0.70%をこえると溶接性が損われるように
なり、従ってMnの添加範囲を0.20〜0.70%の
範囲とした。
Ni:2.0〜4.0%
Niはマトリックスの高強度と高靭性を得るのに極めて
効果的であり、エチレン関連用鋼材として−100℃程
度の低湿における使途での上記要請をみたすためには2
.0%以上の添加が必要であるが、4%をこえる過量の
添加は不要であるので2.0〜4・0%の範囲とした。
効果的であり、エチレン関連用鋼材として−100℃程
度の低湿における使途での上記要請をみたすためには2
.0%以上の添加が必要であるが、4%をこえる過量の
添加は不要であるので2.0〜4・0%の範囲とした。
Al:0.005〜0.10%
Alは溶鋼の脱酸および結晶粒の微細化のために0.0
05%以上の添加が必要であり、一方0.10%を超え
ると溶接熱影響部の靭性を低下させることによるので0
.005〜0.10%の範囲とした。
05%以上の添加が必要であり、一方0.10%を超え
ると溶接熱影響部の靭性を低下させることによるので0
.005〜0.10%の範囲とした。
N≦0.01%
Nは、0.01%を超えると、溶接部靭性劣化の原因に
なるので、添加量は0.0i%以下に制限される。
なるので、添加量は0.0i%以下に制限される。
以上述べた基本成分の他には、MoとCu.Crならび
にVが強度上の必要に応じて選択的に活用され、ここに
Moは0.50%以下、またCuは1.5%以下、Cr
2.0%以下、そしてVは0.15%以下が有効である
。
にVが強度上の必要に応じて選択的に活用され、ここに
Moは0.50%以下、またCuは1.5%以下、Cr
2.0%以下、そしてVは0.15%以下が有効である
。
Moについては、母材さらに溶接部の靭性を損うことな
く母材を高強度化する元素としてとくに好ましくは0.
05%以上を有利とするが、0.50%をこえる程に過
量になると却って溶接性を損うので0.50%を限度に
しなければならない。
く母材を高強度化する元素としてとくに好ましくは0.
05%以上を有利とするが、0.50%をこえる程に過
量になると却って溶接性を損うので0.50%を限度に
しなければならない。
Cu,Crは何れも焼入性を高めろことにより強度を上
昇させるのに役立つ同効成分であり、何れも0.1%以
上の添加が好ましいところ、Cuは1.5%またCrは
2.0%をこえると、靭性が急激に劣化するようになり
、従って、Cuは1.5%以下、Crは2.0%以下で
有効である。
昇させるのに役立つ同効成分であり、何れも0.1%以
上の添加が好ましいところ、Cuは1.5%またCrは
2.0%をこえると、靭性が急激に劣化するようになり
、従って、Cuは1.5%以下、Crは2.0%以下で
有効である。
Vは、析出物の形成により強度を上昇させ、そのために
好ましくは0.02%以上を要するが、0.15%をこ
えると却って靭性が急激に劣化するのでVは0.15%
以下に限定される。
好ましくは0.02%以上を要するが、0.15%をこ
えると却って靭性が急激に劣化するのでVは0.15%
以下に限定される。
さて表1に示す(A)〜(N)鋼を用い、母材強度、靭
性および溶接部靭性に及ぼす化学成分の影響を調べ成績
を表1に併記した。
性および溶接部靭性に及ぼす化学成分の影響を調べ成績
を表1に併記した。
同表に掲げた母材強度は、インストロン引張試験による
降伏点(Y.P.)および引張り強さ(T.S.)で評
価し、母材靭性はシヤルピー衝撃試験による−110℃
で吸収エネルギー(VE−100)で評価した。
降伏点(Y.P.)および引張り強さ(T.S.)で評
価し、母材靭性はシヤルピー衝撃試験による−110℃
で吸収エネルギー(VE−100)で評価した。
なお各供試鋼は100mmの鋼板で、880℃×80m
inの条件で焼ならし処理を施してある。さらに引続い
て、590℃×12h炉冷のSR処理を行ない、母材の
強度、靭性を調ベた。
inの条件で焼ならし処理を施してある。さらに引続い
て、590℃×12h炉冷のSR処理を行ない、母材の
強度、靭性を調ベた。
つぎに16mmまで圧延し焼ならし処理した母材につき
、第1図に示す継手形状にて入熱量12.9KJ/cm
の条件で溶接を行った。なお、溶接金属には0.04%
C−0.10%Si−0.50%Mn−11.0%Ni
−0.002%S−0.001%Pの組成のものを用い
、MIG溶接により継手を製作した。
、第1図に示す継手形状にて入熱量12.9KJ/cm
の条件で溶接を行った。なお、溶接金属には0.04%
C−0.10%Si−0.50%Mn−11.0%Ni
−0.002%S−0.001%Pの組成のものを用い
、MIG溶接により継手を製作した。
図に仮想線で示した採取位置からシャルピー試験片を切
り出し、これについて−110℃における溶接ボンド部
の靭性をシャルピー試験により評価した。
り出し、これについて−110℃における溶接ボンド部
の靭性をシャルピー試験により評価した。
図中1.1′は母材、2は溶接金属、3はシャルピー試
験片である。
験片である。
以上の結果も表1にあわせ示すが、C量を0.03%以
下、Pを0.008%以下、Sを0.003%以下まで
低減し、かつ適量のNb、Bを添加し、あるいはさらに
V、MoやCr、Cuのうち1種または2種以上添加す
ることで、SR処理後に母材強度49Kgf/nm2以
上が確保できると同時に溶接部靭性を著しく向上させる
ことが可能であることがわかる。
下、Pを0.008%以下、Sを0.003%以下まで
低減し、かつ適量のNb、Bを添加し、あるいはさらに
V、MoやCr、Cuのうち1種または2種以上添加す
ることで、SR処理後に母材強度49Kgf/nm2以
上が確保できると同時に溶接部靭性を著しく向上させる
ことが可能であることがわかる。
以上のべたところから明らかなようにこの発明は低温(
−80℃以下)で使用され、高い強度が必要な鋼材に適
用して好結果を得ることができる。
−80℃以下)で使用され、高い強度が必要な鋼材に適
用して好結果を得ることができる。
第1図は、溶接部靭性を評価するための、シャルピー試
験片採取位置を示す溶接継手の断面図である。
験片採取位置を示す溶接継手の断面図である。
Claims (8)
- 1.C:0.005〜0.08重量%を含み、P:0.
008重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜0.0020重量%とを、Si:0.10〜0.30
重量%、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2.
0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%
およびN:0.01重量%以下において含有し、残部実
質的に鉄よりなる溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼。 - 2.C:0.005〜0.08重量%を含み、P:0.
008重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜O.0020重量%とを、Si:0.10〜0.30
重量%、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2.
0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%
およびN:0.01重量%以下において含有し、さらに
Mo:0.50重量%以下を含んで残部実質的に鉄より
なる溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼。 - 3.C:0.005〜0.03重量%を含み、P:0.
008重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜0.0020重量%とを、Si:0.10〜0.30
重量%、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2.
0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%
およびN:0.01重量%以下において含有し、さらに
Cu:1.5重量%以下、Cr:2.0重量%以下のう
ち少くとも1方を含んで残部実質的に鉄よりなる溶接部
靭性のすぐれた極厚低温用鋼。 - 4.C:0.0O5〜0.03重量%を含み、P:0.
008重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜0.0020重量%とを、Si:0.10〜0.80
重量%、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2.
0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%
およびN:0.01重量%以下において含有し、さらに
V:0.15重量%以下を含んで残部実質的に鉄よりな
る溶接部靭性のすぐれた極圧低温用鋼。 - 5.C:0.005〜0.03重量%を含み、P:0.
003重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜0.0020重量%とを、Si:0.10〜0.30
重量%、Mn:0.30〜0.70重量%、Ni:2.
0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%
およびN:0.01重量%以Fにおいて含有し、さらに
Mo:0.50重量%以下、ならびにCu:1.5重量
%以下とCr:2.0重量%以下とのうち少くとも一方
を含んで残部実質的に鉄よりなる溶接部靭性のすぐれた
極厚低温用鋼。 - 6.C:0.005〜0.03重量%を含み、P:0.
008重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜0.0020重量%とを、Si:0.10〜0.30
重量%、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2.
0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%
およびN:0.01重量%以下において含有し、さらに
Mo:0.50重量%以下およびV:0.15重量%以
下を含んで残部実質的に鉄よりなる溶接部靭性のすぐれ
た極厚低温用鋼。 - 7.C:005〜0.03重量%を含み、P:0.00
3重量%以下、S:0.003重量%以下であつて、N
b:0.01〜0.04重量%とB:0.0002〜0
.0020重量%とを、Si:0.10〜030重量%
、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2.0〜4
.0重量%、Al:0.005〜0.10重量%および
N:0.01重量%以下において含有し、さらにCu:
1.5重量%以下、Cr:2.0重量%以下のうち少く
とも1方とともにV:0.15重量%以下を含んで残部
実質的に鉄よりなる溶接部靭性のすぐれた極圧低温用鋼
。 - 8.C:0.005〜0.03重量%を含み、P:0.
008重量%以下、S:0.003重量%以下であって
、Nb:0.01〜0.04重量%とB:0.0002
〜0.00020重量%とを、Si:0.10〜0.3
0重量%、Mn:0.20〜0.70重量%、Ni:2
.0〜4.0重量%、Al:0.005〜0.10重量
%およびN:0.01重量%以下において含有し、さら
にMo:0.50重量%以下、V:0.15重量%以下
ならびにCu:1.5重量%以下、Cr:2.0重量%
以下のうち少くとも1方を含んで残部実質的に鉄よりな
る溶接部靭性のすぐれた極圧低温用鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16431582A JPS5953653A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16431582A JPS5953653A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953653A true JPS5953653A (ja) | 1984-03-28 |
JPS6261663B2 JPS6261663B2 (ja) | 1987-12-22 |
Family
ID=15790807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16431582A Granted JPS5953653A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 溶接部靭性のすぐれた極厚低温用鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953653A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JPS6160859A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-28 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 耐溶接低温割れ感受性に優れた構造用鋼 |
JPS61117245A (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-04 | Nippon Steel Corp | 溶接用低温強靭鋼 |
JP2012046808A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Jfe Steel Corp | 溶接部の低温靭性に優れる厚肉高張力鋼板およびその製造方法 |
JP2017160512A (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 新日鐵住金株式会社 | 引張強度および靭性に優れた低温用ニッケル含有鋼板およびその製造方法 |
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JPS5573848A (en) * | 1978-11-22 | 1980-06-03 | Kawasaki Steel Corp | High strength steel for welded structure with superior sulfide stress corrosion cracking resistance |
JPS55100960A (en) * | 1979-01-23 | 1980-08-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | High tensile steel with low subsequent crack sensitivity |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP16431582A patent/JPS5953653A/ja active Granted
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