JPS6379816A - 局所用法のための組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殺ウィルス剤、殺精子剤、殺菌剤（ｄｉｓｉ
ｎｆｅｃｔａｎｔ）及び／又は殺バクテリヤ剤活性を有
する局所的使用及び膣及び直腸の粘膜と接触させての使
用の両方に対する局所的使用の組成物に関する。更に特
に本発明による組成物は、生物学的体液（粘液、精液、
血清及び血液、尿）を通しての、陰部庖疹の名で知られ
る雌雄の性器を含む神経及び皮膚の現象に係るウィルス
（ＪＡＭ＾２４８．９．１０４１〜１０４９頁、１９８
２）並びにエイズ（＾ＴＤＳ　）の略称で知られる重い
免疫欠損に係るＨＴＬＶ　ｌ［ウィルス［ザ・ニュー・
イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン（Ｔｈｅ
　Ｎｅｗ　Ｅｎｇ！ａｎｄ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｍ
ｅｄｉｃｉｎｅ）、３１３　、２４．１４９８〜１５１
０頁、１９８５］の伝搬を防ぐのに適当な予防薬として
の用途がある。

特別な親水性の及び水で膨潤しうる重合体物質を適当な
賦形剤と一緒に使用すれば、局所的殺精子作用を有する
膣用錠剤、及び水との接触時に短時間で皮膚用の即座（
ｅｘｔｅｍｐｒａｎｅｏｕｓ）ゲル又はクリームを形成
する、安定性と実用且つ簡便性の利点を有する錠剤の双
方が提供できることはすでに発見されている。

膣用錠剤（イタリヤ国特許願第２２９１０Ａ７８０号）
の場合、特別に改変されたデキストランの使用が予測さ
れる。水との即゛座ゲル又はクリームにとって代る錠剤
（イタリヤ国特許願第１９２８４Ａ／８６号）の場合に
は、プ鬼の生成を回避し９つ物質を浸透させることと適
当に関連する特別な水に膨潤する重合体の使用が予測さ
れている。

いずれの場合にも、乾燥状態の１つの形、即ち最も適当
な形を有する錠剤だけに請求権が常に設定されている。

生物学的液体の吸収速度は、不活性化時間が特に殺精子
剤及び殺菌剤の使用の効率及び安全性に対して必須条件
である場合には決定的であるということを指摘すべきで
ある。

これらの場合には、潜在的に感染性である及び粘膜と接
触し、不活性化物質の作用を散逸させるかも知れない精
子、細菌（ｇｅｒｍｓ）及びウィルスをできるだけ迅速
に除去することが重要である。

即座クリーム及びゲルを生成する錠剤に対してこの生成
水の吸収速度は適度に遅れるかも知れないけれど、殺精
子剤及び膣殺菌剤の場合には即座の吸収、結果としての
不活性化がより高い信頼性のため（こ必須条件である。

この理由のために、いずれかの生物学的異質の存在を避
けるべく、粘膜での局所的使用のための調製物に対して
生物学的液体の吸収速度を実質的に増加させることを目
的とした努力がもっばらなされている。

驚くことに今回、水及び／又は生物学的液体の吸収速度
は、もっばら乾燥状態の調合物を用いる代りに適当に予
備水和された混合物を用いる場合に票著な具合に増大す
るということが示された。

生物学的液体の吸収速度を増大させるための調節された
予備水和に対する請求権は、乾燥状態の形に対するより
も３〜５倍短い時間を達成せしめうる。十分決定された
基準に従う水の付与により、いくつかの形態例えば錠剤
、顆粒剤、微小錠剤、及び粉末形である減少した含水量
を有する或いは含水量が上限に近い場合には粘稠なペー
ストの形であるゲル及びクリームの調合物を提供するこ
とが可能である。

勿論最終的な吸水量はより少くなるが、その吸収は更に
より短い時間で起こるであろう。

例えば１２の錠剤は６０秒間で生物学的液体１０ｍ１を
吸収する場合、水２−７！をすでに予じめ添加した同一
の錠剤は２０秒で生物学的液体８−を吸収するであろう
、この発見は、より大きい安全係数の殺精子剤及び殺細
菌剤製品を提供することを可能にした。事実これらの調
合物は、粘膜と接触した時直ぐに存在する液体を吸収し
、そして殺精子剤及び殺細菌剤物質が添加されているな
らば直ぐにそこに存在するいずれかの生体形を不活性化
させうる。それは本質的に除去すべき各生物学的存在物
に対する捕捉剤として働く。

能動的吸収は、それが殺精子剤及び殺微生物活性物質と
直接接触していない時でさえ、いずれかの生体形が捕捉
され且つ遮閉されることを可能にする。

改変されたデキストランのようないくつかの誘導体（イ
タリヤ国特許願第２２９１０Ａ／８０号に記述されてい
るもの）及びいくつかの天然の半合成重合体（イタリヤ
国特許願第２２９１０Ａ／８０号に言及されているもの
）の液体を捕捉する顕著な能力を考えると、調合物に添
加される水は使用の信頼性を落さないで具現化すべき形
態の関数としてむしろ広い範囲内で変えることができる
。

事実、 一顆粒剤、錠剤及び微小錠剤を調合したい時には、構成
水は乾燥基準で１０〜１００％の範囲であってよく、 一前述の物理的特性を有する濃厚クリーム及びゲルを調
合したい時には、含水量は乾燥基準で１００〜１０００
％で変えてもよい。

例えすべてのこれらの製薬学的形態が殺精子剤、殺バク
テリヤ剤、抗糸状菌剤、抗イースト菌剤、抗原虫類剤に
対して適した賦形剤として適当に使用できるとしても、
特別な興味はウィルス感染が異性間及び同性間の接触に
よって伝搬する時に有力な抗ウィルス性の予防を達成す
る能力にある。

更に詳細には、感染を防止しうる２種類のウィルス種が
存在するニ ー路称エイズとして公知の重い免疫欠損として定義され
る病気と関連するＨＴＬＶ　ＩＩＩウィルス（ザ・二ニ
ー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン３１
３　２４．１４９２〜１４９７頁、１４９２〜１４９７
頁、１４９８〜１５０４頁、１５０４〜１５１０頁、１
９８５年、〉 一陰部庖疹の名で知られる性器レベルでの神経及び皮膚
現象と関連するＨＳＶ−１及びＨＳＶ−２ウィルス（Ｊ
ａｍａ、２４９　９．１０４１〜１０４９頁、１９８２
年）。

ノニルフェノキシポリエトキシエタノールしノノキシノ
ール（Ｎｏｎｏｘｙｎｏｌ）　９　］及びこれに関連す
る成分は、局所的使用のための化学的避妊剤としてすで
に広く使用されている表面活性物質である。

この表面活性物質は関連する抗ウィルス活性もあり、外
包されたしベリツク・アブシブイック・エンベロブ（ｐ
ｅｒｉｃ　ａｐｃｉｄｉｃ　ｅｎｖｅｌｏｐ）の付与さ
れたコウィルス、即ち細胞起源の膜から外包されたもの
の活性を禁止することができ、中でも性的に伝搬される
いくつかの感染と関連するもの（庖疹ウィルス１及び２
、シトメガロウィルス（Ｃｉｔｏａ＋ｅｇａｌｏｖｉｒ
ｕｓ）　ＨＴＬＶ　ＩＩＩ　）が包まれる。

これらのウィルス並びにバラキサイド（ｐａｒａｘｉｔ
ｅｓ）になりうるすべての他の生体形は生物学的体液中
に分散し、これが粘膜例えば粘液、精子、血清及び血液
、尿及び排泄物と接触する。生物学的液体から細菌が性
器内に拡散し、或いはその性質及び感染性に依存して器
官内に入り込み他の器官及び系統的機能器官にも作用す
る。結果として予防の目的で本発明の調製物を用いるな
らば、それは、性的接触中に生物学的液体を吸収するこ
とによって生体形を能動的に排除することができ、２人
のパートナ−間の伝搬の可能性は大いに減ぜられ、そし
て大きな危険が排除される。

通常の局所的化学殺生物剤で得られる受動的拡散に代る
生物学的液体の能力的吸収は安全係数を適切に増大させ
る。

前述したように、本発明の組成物は低予備水和度を有す
る形態で提供しうる。即ちこれは乾燥基準で１０〜１０
０重量％の予備水和水を含む固体或いは上述の物理的特
性を有し且つ乾燥基準で１００〜１０００重量％の予備
水和水を含む濃厚ゲル又はクリームの形態である。

該クリーム及びゲルの濃厚調合物を、それが粘稠なペー
ストの形である含水量で調製する場合、それらは使用に
適当な形態で例えば所謂ミクローエネマス（ｎ＋ｉｃｒ
ｏ−ｅｎｅｍａｓ）又は使いすての１回の使用ミクロデ
ィスペンサー（ｍｉｅｒｏｄｉｓｐｅｎｓｅｒ）の形態
で或いは注射器分与器の形態で或いは同一の機能を有す
る器具として包装することができる。

本明細書において更に詳細に参照されるイタリヤ国特許
願第２２９１０Ａ／８０号には、改変されたデキストラ
ン例えば特に親水性の染橋されたデキストランが記述さ
れている。そのような賦形剤は、水で膨潤する重合体或
いは植物、動物又は合成のゴム例えばペクチン、グアル
・ゴム、カラギーネート、アルギネート、カルボキシメ
チル澱粉、多糖類誘導体、澱粉及びその誘導体、カルボ
キシビニル重合体などと部分的に又は完全に組合せるこ
とができ或いはそれらで代替することができる。　順次
ノニルフェノキシポリエトキシエタノールの活性は他の
殺精子剤又は殺ウィルス剤例えば８−ハイドロキノン、
乳酸、フェニル水銀ナイトレート又はボレート、ベンゼ
トニウム（ｂｅｎｚｅｔｏｎｉｕｍ）クロライド、セシ
ルピリジニウムクロライド、９−アミノアクリジン、ク
ロラミンＴ、イズシジン及びこれらの混合物を添加する
ことによって高めることができる。

一般的な殺菌活性は、通常の殺菌剤、殺バクテリヤ剤、
殺カビ剤（ｆｕｎｇｉｃｉｄｅ）、抗イースト菌剤及び
抗原虫類剤、例えばいくつかの化学種に属する殺トリコ
モナス剤を適当な量で、更に組合せて調合物に添加する
ことによって得ることができる。

今や本発明の調合物のいくつかの例を示す、ここにこれ
は単なる例示で、限定する目的をもたないことを理解す
べきである。

ノノキシノール９　　　　　　５０　ｍｇ改変デキスト
ラン　　　　　４５０　ｍｇ微粒状セルロース　　　　
　３５０　ｍｇポリグリコール６０００　　　　　５０
　ｍｇ水　　　　　　　　　　　　　　　　　　１００
　ｍｇノノキシノール９　　　　　２．５ｍｇ改変デキ
ストラン　　　　　２２．５　ｒａｇ微粒状セルロース
　　　　　１７．７ｍｇポリグリコール６０００　　　
　２．５　ｍｇ水　　　　　　　　　　　　　　　　　
　５．０Ｉｍｇノノキシノール９１０２ 改変デキストラン　　　　　　４５２ 微粒状セルロース　　　　　　１０．？ポリグリコール
６０００　　　　５７ 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　３０１ノノキ
シノール９　　　　　５２ 改変デキストラン　　　　　　１５ノ 微結晶セルロース　　　　　　ｔｏ　ｙ水　　　　　　
　　　　　　　　　　　　３０２ノノキシノール９１０
ノ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、部分的に水で予備水和されていることを特徴とする
   殺精子剤、殺ウィルス剤、殺菌剤及び／又は殺バクテリ
   ヤ剤活性或いはその組合せ活性を有する活性成分を含ん
   でなる局所的用法のための組成物。 ２、該賦形剤が変性デキストラン類及び水で膨潤しうる
   重合体の中から選択される特許請求の範囲第１項記載の
   組成物。 ３、該水で膨潤しうる重合体が、ペクチン類、グアルゴ
   ム（ｇｕａｒ　ｇｕｍ）、ガラギーネート類、アルギネ
   ート類、カルボキシメチル澱粉、多糖類誘導体、澱粉及
   びその誘導体、カルボキシビニル重合体などを含んでな
   る群から選択される特許請求の範囲第２項記載の組成物
   。 ４、液体組成物を得るために、該部分的予備水和を、組
   成物の乾燥重量に基づいて１００〜１０００％の水を用
   いて行なう特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ５、固体組成物を得るために、該部分的予備水和を、組
   成物の乾燥重量に基づいて１０〜１００％の水を用いて
   行なう特許請求の範囲第１項記載の組成物。 ６、使い捨ての１回使用の浣腸器又は注射分与器の形態
   にある特許請求の範囲第４項記載の組成物。 ７、錠剤又は顆粒剤の形態にある特許請求の範囲第５項
   記載の組成物。 ８、該活性成分がノニルフェノキシポリエトキシエタノ
   ールである特許請求の範囲第１〜７項のいずれかに記載
   の組成物。