JPS6379747A - 白磁風セラミックス及びその製造方法 - Google Patents
白磁風セラミックス及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6379747A JPS6379747A JP61225675A JP22567586A JPS6379747A JP S6379747 A JPS6379747 A JP S6379747A JP 61225675 A JP61225675 A JP 61225675A JP 22567586 A JP22567586 A JP 22567586A JP S6379747 A JPS6379747 A JP S6379747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- white
- wollastonite
- firing
- ceramics
- white porcelain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims description 32
- 229910052882 wollastonite Inorganic materials 0.000 claims description 27
- 239000010456 wollastonite Substances 0.000 claims description 27
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 claims description 24
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 8
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 4
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 30
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 17
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 11
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 11
- 238000006722 reduction reaction Methods 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 5
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N Iron oxide Chemical compound [Fe]=O UQSXHKLRYXJYBZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000378 calcium silicate Substances 0.000 description 3
- 229910052918 calcium silicate Inorganic materials 0.000 description 3
- OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N calcium;dioxido(oxo)silane Chemical compound [Ca+2].[O-][Si]([O-])=O OYACROKNLOSFPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 2
- 239000001055 blue pigment Substances 0.000 description 2
- 238000001354 calcination Methods 0.000 description 2
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 2
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 2
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000003232 water-soluble binding agent Substances 0.000 description 2
- -1 Fa and CrlMn%Ni Chemical class 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 238000010583 slow cooling Methods 0.000 description 1
- 238000001238 wet grinding Methods 0.000 description 1
- 239000012463 white pigment Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は白色で深みのある白磁調のセラミックスに関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
従来、白磁調のセラミックスは、Fe+20g含有量の
少ない原料を選択し、還元焼成することにより製造され
ている。また、還元焼成する代りに、原料に白もしくは
淡青白色の顔料を多量に混合させて酸化焼成することも
行われている。
少ない原料を選択し、還元焼成することにより製造され
ている。また、還元焼成する代りに、原料に白もしくは
淡青白色の顔料を多量に混合させて酸化焼成することも
行われている。
一般に、セラミックスを酸化焼成するに際しては、原料
中に含まれるFa、CrlMn%Ni等の金属或いは金
属酸化物或はこれらの金属を含む化合物により種々の色
に焼成物が着色される。特に鉄分については、原料中に
必ず含まれるものであり、例え微量であっても赤ないし
黄色の着色の原因となり、完全な白色を得ることは困難
である。
中に含まれるFa、CrlMn%Ni等の金属或いは金
属酸化物或はこれらの金属を含む化合物により種々の色
に焼成物が着色される。特に鉄分については、原料中に
必ず含まれるものであり、例え微量であっても赤ないし
黄色の着色の原因となり、完全な白色を得ることは困難
である。
鉄分は、どのような形(金属、酸化物、化合物等)であ
っても、昇温過程の約500〜900℃の範囲で酸化さ
れFe2rsとなり、約1000℃以上でFa20s−
*FeO+[02の還元反応がおこり始める。(なお、
雰囲気及び温度に依存して反応速度が異なるが、酸化焼
成の場合、還元焼成と比べて反応が非常に遅い、) また、この還元された鉄分は冷却過程の約1000〜8
00℃の範囲で再酸化される。即ちFeO+局02→F
earsなる反応が進行するのである。(なお、この反
応は雰囲気及び冷却速度に依存して反応速度が異なるが
、酸化焼成の場合ことに徐冷を行)た場合には、還元焼
成に比べ反応速度が大きく、最終的にほとんどFe”+
になる、) 鉄分のFe”/Fe’+によって発色が異なるが、一般
にFe 24pが多いと黄ないし赤の発色をする0通常
の酸化焼成においてはF e 2+ / F e 3+
が0.05よりも小さくなり、黄ないし赤の発色をする
。還元焼成においてはp’ e24p / F e3−
1が0.10よりも大きくなり、鉄分の少ない原料(例
えば原料全体に占める鉄分の割合が約1%以下の原料)
を使うと、白色から濃青白色になり、一般に白磁、青磁
と称されるセラミックスが得られる。
っても、昇温過程の約500〜900℃の範囲で酸化さ
れFe2rsとなり、約1000℃以上でFa20s−
*FeO+[02の還元反応がおこり始める。(なお、
雰囲気及び温度に依存して反応速度が異なるが、酸化焼
成の場合、還元焼成と比べて反応が非常に遅い、) また、この還元された鉄分は冷却過程の約1000〜8
00℃の範囲で再酸化される。即ちFeO+局02→F
earsなる反応が進行するのである。(なお、この反
応は雰囲気及び冷却速度に依存して反応速度が異なるが
、酸化焼成の場合ことに徐冷を行)た場合には、還元焼
成に比べ反応速度が大きく、最終的にほとんどFe”+
になる、) 鉄分のFe”/Fe’+によって発色が異なるが、一般
にFe 24pが多いと黄ないし赤の発色をする0通常
の酸化焼成においてはF e 2+ / F e 3+
が0.05よりも小さくなり、黄ないし赤の発色をする
。還元焼成においてはp’ e24p / F e3−
1が0.10よりも大きくなり、鉄分の少ない原料(例
えば原料全体に占める鉄分の割合が約1%以下の原料)
を使うと、白色から濃青白色になり、一般に白磁、青磁
と称されるセラミックスが得られる。
なお、従来ワラストナイトを用いて白磁風セラミックス
を製造することは行われておらず、通常の白磁の焼成品
中にワラストナイトは入っていない、ワラストナイトは
、従来その電気特性を利用する用途に供されている。
を製造することは行われておらず、通常の白磁の焼成品
中にワラストナイトは入っていない、ワラストナイトは
、従来その電気特性を利用する用途に供されている。
[発明が解決しようとする問題点]
上記の如く、従来白磁風セラミックスを製造するには、
■還元焼成を行う、■白ないし濃青の顔料を多量に使用
して酸化焼成する、という二つの方法が採用されている
のであるが、■の還元焼成はエネルギー効率が悪く、ま
た焼成条件のコントロールが難しいために均一な色合い
の白磁風セラミックスを得ることは容易ではないという
問題がある。また、■の白ないし濃青の顔料を多量に使
用して酸化焼成する方法では、顔料コストが嵩み著しく
コストアップとなる。
■還元焼成を行う、■白ないし濃青の顔料を多量に使用
して酸化焼成する、という二つの方法が採用されている
のであるが、■の還元焼成はエネルギー効率が悪く、ま
た焼成条件のコントロールが難しいために均一な色合い
の白磁風セラミックスを得ることは容易ではないという
問題がある。また、■の白ないし濃青の顔料を多量に使
用して酸化焼成する方法では、顔料コストが嵩み著しく
コストアップとなる。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明の白磁
風セラミックスは、Fe2esが1%以下の白色ワラス
トナイトを主要構成相とし、該ワラストナイト粒間が無
色又は白色の透光性を有するガラス相である焼結体より
なることを特徴とする。
風セラミックスは、Fe2esが1%以下の白色ワラス
トナイトを主要構成相とし、該ワラストナイト粒間が無
色又は白色の透光性を有するガラス相である焼結体より
なることを特徴とする。
かかる本発明の白磁風セラミックスにおいては、白色ワ
ラストナイトを主要構成相とし、かつこのワラストナイ
ト粒間が透光性を有するガラス相で埋められているから
、深みのある白色製品となる。また、本発明の白磁風セ
ラミックスは、酸化焼成にても製造可能であり、そのた
めエネルギー効率がよく安価であると共に、雰囲気のコ
ントロールも容易で製造が容易である。
ラストナイトを主要構成相とし、かつこのワラストナイ
ト粒間が透光性を有するガラス相で埋められているから
、深みのある白色製品となる。また、本発明の白磁風セ
ラミックスは、酸化焼成にても製造可能であり、そのた
めエネルギー効率がよく安価であると共に、雰囲気のコ
ントロールも容易で製造が容易である。
以下本発明について更に詳細に説明する。
本発明の白磁風セラミックスは、主要構成相がワラスト
ナイトである。このワラストナイトはFe2e3が1%
以下好ましくは0.7%以下のものであり、酸化焼成を
行フても白色ワラストナイトとなるものである。なおワ
ラストナイトは強度、耐熱性及び耐摩耗性においても他
のセラミックスと同等、もしくはそれ以上の物性を有し
ており、本発明の白磁風セラミックスの機械的、熱的特
性を高めている。
ナイトである。このワラストナイトはFe2e3が1%
以下好ましくは0.7%以下のものであり、酸化焼成を
行フても白色ワラストナイトとなるものである。なおワ
ラストナイトは強度、耐熱性及び耐摩耗性においても他
のセラミックスと同等、もしくはそれ以上の物性を有し
ており、本発明の白磁風セラミックスの機械的、熱的特
性を高めている。
このワラストナイト粒間を埋めるガラス相は無色又は白
色の透光性を有するものである。このように透光性を有
することにより、白磁風セラミックスに深みを与えるこ
とになる。
色の透光性を有するものである。このように透光性を有
することにより、白磁風セラミックスに深みを与えるこ
とになる。
本発明においては、焼成後のセラミックス製品がワラス
トナイトを好ましくは70重量%以上とりわけ80重量
%以上含むことが好適であり、このようにワラストナイ
トが多量に含有されるように原料の1定及び調合を行う
0本発明の白1iiiJ!aセラミックスを製造する場
合、原料としては天然ワラストナイト(β−Cast’
3)及び合成ワラストナイト(α−Cast’s)のい
ずれであっても良く、それぞれFe2O3が1%以下の
ものが好適である。なお、直接にワラストナイト原料を
用いる必要はなく、焼成によってワラストナイトが生成
されるものでありてもよい。例えば、微粒シリカと炭酸
カルシウム或いはケイ酸カルシウム水和物等を用いても
よい。
トナイトを好ましくは70重量%以上とりわけ80重量
%以上含むことが好適であり、このようにワラストナイ
トが多量に含有されるように原料の1定及び調合を行う
0本発明の白1iiiJ!aセラミックスを製造する場
合、原料としては天然ワラストナイト(β−Cast’
3)及び合成ワラストナイト(α−Cast’s)のい
ずれであっても良く、それぞれFe2O3が1%以下の
ものが好適である。なお、直接にワラストナイト原料を
用いる必要はなく、焼成によってワラストナイトが生成
されるものでありてもよい。例えば、微粒シリカと炭酸
カルシウム或いはケイ酸カルシウム水和物等を用いても
よい。
ガラス相としては、焼成後に無色透明もしくは白色透明
となる原料であればよく、市販されているフリットが好
適である。
となる原料であればよく、市販されているフリットが好
適である。
本発明の白磁風セラミックスを製造する場合、上記の原
料を秤量し、例えばボールミル等で充分に粉砕、混合す
る。この場合湿式粉砕が好適である。なお、この粉砕、
混合工程においては全体に均一に粉砕、混合されればよ
く、粉砕物の粒子形状は特に限定されるものではない。
料を秤量し、例えばボールミル等で充分に粉砕、混合す
る。この場合湿式粉砕が好適である。なお、この粉砕、
混合工程においては全体に均一に粉砕、混合されればよ
く、粉砕物の粒子形状は特に限定されるものではない。
湿式粉砕を行った場合は、その後、乾燥を行い含水量の
調整を行う。本発明の白磁風セラミックスを製造する場
合、成形体の窩密度を大きくするために、外割りで5〜
30%の含水率とするのが好適である。
調整を行う。本発明の白磁風セラミックスを製造する場
合、成形体の窩密度を大きくするために、外割りで5〜
30%の含水率とするのが好適である。
(例えば、〔天然ワラスナイト90%+フリット10%
〕という調合の場合、含水率は5〜10%が好適であり
、(珪酸カルシウム水和物90%+フリット10%〕と
いう調合の場合、含水率は12〜30%が好適である。
〕という調合の場合、含水率は5〜10%が好適であり
、(珪酸カルシウム水和物90%+フリット10%〕と
いう調合の場合、含水率は12〜30%が好適である。
)また、この水の中にポリビニルアルコール等の水溶性
バインダを添加しくなおこのバインダ添加量は固形部に
対し0.2〜2.0%程度が好適である。)、成形性を
よくし、成形体強度を増加させるのが好適である。この
ようにして得られた坏土を例えば300〜500kg/
crr?の圧力で成形し、乾燥及び焼成を行う、この焼
成は約800〜1400℃程度であり、前述の如く酸化
焼成でよい、勿論、本発明では還元焼成を行ってもよい
のであるが、酸化焼成とすることにより焼成管理が簡易
となると共に焼成コストも低くなる。なお、原料として
焼成によりワラストナイトを生成させるものを採用した
場合には、使用した原料に応じてワラストナイト生成温
度にまで焼成温度を高める必要がある。
バインダを添加しくなおこのバインダ添加量は固形部に
対し0.2〜2.0%程度が好適である。)、成形性を
よくし、成形体強度を増加させるのが好適である。この
ようにして得られた坏土を例えば300〜500kg/
crr?の圧力で成形し、乾燥及び焼成を行う、この焼
成は約800〜1400℃程度であり、前述の如く酸化
焼成でよい、勿論、本発明では還元焼成を行ってもよい
のであるが、酸化焼成とすることにより焼成管理が簡易
となると共に焼成コストも低くなる。なお、原料として
焼成によりワラストナイトを生成させるものを採用した
場合には、使用した原料に応じてワラストナイト生成温
度にまで焼成温度を高める必要がある。
この焼成により、ワラストナイト粒間が透光性を有する
ガラス相で埋められた白磁風セラミックスが得られる。
ガラス相で埋められた白磁風セラミックスが得られる。
[実施例]
以下実施例について説明する。
実施例1
天然ワラストナイト(Fe2e3含有量0.60%)を
90重量部と、焼成により無色透明なガラス相となる原
料としてXM−400(日本フリット社製のフリット)
10重量部とを秤量し、ボールミルで湿式粉砕及び混合
した。上記フリットのゼーゲル式を次に示す。
90重量部と、焼成により無色透明なガラス相となる原
料としてXM−400(日本フリット社製のフリット)
10重量部とを秤量し、ボールミルで湿式粉砕及び混合
した。上記フリットのゼーゲル式を次に示す。
湿式粉砕後、外割りで8%の含水率となるように水分調
整しくその際、水溶性バインダーとしてPVAを、調合
原料に対して、固形分として2%になる様に添加した。
整しくその際、水溶性バインダーとしてPVAを、調合
原料に対して、固形分として2%になる様に添加した。
)、その後400kg/crn”の成形圧にて成形し、
常温で充分に乾燥した後1250℃で60分焼成し磁器
化させた。焼成は電気炉を使用し、酸化焼成で行なった
。その結果、深みのある色調の白磁風セラミックスが製
造された。
常温で充分に乾燥した後1250℃で60分焼成し磁器
化させた。焼成は電気炉を使用し、酸化焼成で行なった
。その結果、深みのある色調の白磁風セラミックスが製
造された。
実施例2
天然ワラストナイトの代りに合成ワラストナイ)(Fe
2es含有量0.30%の市販品)を用いたほかは実施
例1と同様にして白磁風セラミックスを製造した。得ら
れた白磁風セラミックスは実施例1のものと同様に深み
のある色調のものであった。
2es含有量0.30%の市販品)を用いたほかは実施
例1と同様にして白磁風セラミックスを製造した。得ら
れた白磁風セラミックスは実施例1のものと同様に深み
のある色調のものであった。
実施例3
実施例1において天然ワラストナイトの代りに微粒シリ
カ39重量部及び炭酸カルシウム61重量部を混合した
ものを用い、焼成温度を1280℃としたほかは同様に
して白磁風セラミックスの製造を行った。これによって
も、同様に深みのある色調の白磁風セラミックスが得ら
れた。
カ39重量部及び炭酸カルシウム61重量部を混合した
ものを用い、焼成温度を1280℃としたほかは同様に
して白磁風セラミックスの製造を行った。これによって
も、同様に深みのある色調の白磁風セラミックスが得ら
れた。
実施例4
実施例1において、ワラスナイトの代わりにケイ酸カル
シウム水和物90重量部を用い、成形圧を450 k
g / cゴ、焼成温度を1200℃とした他は同様に
して白磁風セラミックスを製造した。
シウム水和物90重量部を用い、成形圧を450 k
g / cゴ、焼成温度を1200℃とした他は同様に
して白磁風セラミックスを製造した。
実施例5
実施例4において、原料に更に石英(平均粒径40μm
)を251量部を加えたほかは同様にして白磁風セラミ
ックスを製造した。実施例4.5の白磁風セラミックス
はそれぞれ深みのある色調のものであった。
)を251量部を加えたほかは同様にして白磁風セラミ
ックスを製造した。実施例4.5の白磁風セラミックス
はそれぞれ深みのある色調のものであった。
[発明の効果]
以上の実施例からも明らかな通り、本発明の白磁風セラ
ミックスは、白色ワラストナイト粒間を無色又は白色の
透光性を有するガラス相で埋めたものであり、白を基調
としかつ深みのある色調の高級感に冨んだ白磁風セラミ
ックスである6本発明の白磁風セラミックスは、還元焼
成のみならず酸化焼成によっても得ることができ、その
製造コストの低廉化及び製造工程の安定化をも図ること
ができる。
ミックスは、白色ワラストナイト粒間を無色又は白色の
透光性を有するガラス相で埋めたものであり、白を基調
としかつ深みのある色調の高級感に冨んだ白磁風セラミ
ックスである6本発明の白磁風セラミックスは、還元焼
成のみならず酸化焼成によっても得ることができ、その
製造コストの低廉化及び製造工程の安定化をも図ること
ができる。
Claims (1)
- (1)Fe_2O_3が1%以下の白色ワラストナイト
を主要構成相とし、該ワラストナイト粒間が無色又は白
色の透光性を有するガラス相である焼結体よりなる白磁
風セラミックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61225675A JPS6379747A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 白磁風セラミックス及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61225675A JPS6379747A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 白磁風セラミックス及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379747A true JPS6379747A (ja) | 1988-04-09 |
JPH0421631B2 JPH0421631B2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=16833017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61225675A Granted JPS6379747A (ja) | 1986-09-24 | 1986-09-24 | 白磁風セラミックス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6379747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01317165A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-21 | Takenaka Komuten Co Ltd | セラミックスの製造法 |
CN1037261C (zh) * | 1990-08-29 | 1998-02-04 | 湖南省陶瓷研究所 | 高透光度的硅灰石质瓷 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4734409A (ja) * | 1971-03-22 | 1972-11-21 | ||
JPS4961097A (ja) * | 1972-05-12 | 1974-06-13 |
-
1986
- 1986-09-24 JP JP61225675A patent/JPS6379747A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4734409A (ja) * | 1971-03-22 | 1972-11-21 | ||
JPS4961097A (ja) * | 1972-05-12 | 1974-06-13 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01317165A (ja) * | 1988-06-14 | 1989-12-21 | Takenaka Komuten Co Ltd | セラミックスの製造法 |
JPH0581554B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1993-11-15 | Takenaka Komuten Co | |
CN1037261C (zh) * | 1990-08-29 | 1998-02-04 | 湖南省陶瓷研究所 | 高透光度的硅灰石质瓷 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0421631B2 (ja) | 1992-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107216127A (zh) | 德化珍珠白瓷器及其制备工艺 | |
US3652307A (en) | Alumina refractories | |
CN111320458A (zh) | 一种茶叶末釉轻质瓷的制备方法 | |
US4101330A (en) | Leucite-containing porcelains and method of making same | |
CN109264997A (zh) | 一种钧瓷铁砂金釉及其制备方法 | |
US4265845A (en) | Process for the production of a ceramic heat-retaining brick | |
CN105859266B (zh) | 窑变自生釉鲁青瓷和泥料及方法 | |
JP2821680B2 (ja) | 着色ジルコニアセラミックス | |
JPH04193760A (ja) | 着色透光性アルミナ焼結体及びその製造方法 | |
JPS6379747A (ja) | 白磁風セラミックス及びその製造方法 | |
JPS62187139A (ja) | リチウム−アルミニウム−珪酸塩ガラス、ガラスセラミツク粉末およびそれらの製造方法 | |
JPS6156184B2 (ja) | ||
CN109809795A (zh) | 一种保温储热性好的纳米釉面陶瓷煲及其制备方法 | |
GB1488916A (en) | Electrically insulating composition | |
JPH10167805A (ja) | 骨灰磁器の製造方法 | |
KR100673791B1 (ko) | 화산암재를 이용한 도자기 소지 조성물 | |
US3640739A (en) | High alumina refractories | |
CN113277838A (zh) | 一种一次烧结氧化铝陶瓷上釉方法及制品 | |
JP2761742B2 (ja) | 着色ジルコニアセラミックス | |
US2332343A (en) | Ceramic material | |
CN111548011A (zh) | 一种紫彩绿点窑变瓷器及其制备工艺 | |
SU893956A1 (ru) | Керамическа масса | |
JP2019142738A (ja) | セラミックス焼結体、ガラス成形品及びそれらの製造方法 | |
JP3062859B2 (ja) | 水及び油改質用複合セラミックスの製造方法 | |
US4381348A (en) | Blue colored artificial stone stocks and method of manufacturing the same |