JPS637951Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637951Y2 JPS637951Y2 JP12845682U JP12845682U JPS637951Y2 JP S637951 Y2 JPS637951 Y2 JP S637951Y2 JP 12845682 U JP12845682 U JP 12845682U JP 12845682 U JP12845682 U JP 12845682U JP S637951 Y2 JPS637951 Y2 JP S637951Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic thin
- thin plate
- lens
- cylinder
- auxiliary elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、光学的情報読取り装置等に使用する
レンズ駆動装置に関する。
レンズ駆動装置に関する。
従来、レンズを上下駆動して自動焦点作用を行
なう装置において、レンズを保持する筒体を支持
するために弾性薄板を利用する構成が簡単であ
り、また筒体の上下駆動が容易にできるため広く
採用されている。しかし通常、特別な案内を設け
ることなく筒体が弾性薄板のみで支持されている
ため、筒体に上下動作動の外に不要な横振動が加
わり易く、この横振動のため焦点位置が変化した
り、情報信号が正確に検出できない等の不都合を
生じるものであつた。
なう装置において、レンズを保持する筒体を支持
するために弾性薄板を利用する構成が簡単であ
り、また筒体の上下駆動が容易にできるため広く
採用されている。しかし通常、特別な案内を設け
ることなく筒体が弾性薄板のみで支持されている
ため、筒体に上下動作動の外に不要な横振動が加
わり易く、この横振動のため焦点位置が変化した
り、情報信号が正確に検出できない等の不都合を
生じるものであつた。
本考案は上記の点に鑑みて、簡単な構成で不要
な横振動をなくすレンズ駆動装置を提供すること
を目的とする。
な横振動をなくすレンズ駆動装置を提供すること
を目的とする。
以下本考案の好適な実施例を図面に従い説明す
る。
る。
筒体１の中空内部の上方には、光ビーム２を情
報媒体Ａ表面に集束させるレンズ３を固定してあ
り、また筒体１の下端部の外周には電磁コイル４
を巻設している。更に筒体１の下端開口から中空
のヨーク体５の突起部５ａを挿入し、このヨーク
体５の突起部５ａの側壁に対し、前記電磁コイル
４を介在して磁石６を配設する。この磁石６は前
記ヨーク体５の延出部５ｂに固定され、更に磁石
６の上には、筒体１の外側を被覆するように配設
した枠体７を固定している。そして、前記電磁コ
イル４、ヨーク体５、磁石６にて前記筒体１を上
下駆動する駆動装置Ｂを構成する。前記筒体１
は、枠体７に外周部８ａを固定し、且つ内周部８
ｂを筒体１に固定した弾性薄板８にてレンズ３部
分を、また電磁コイル４の上方を弾性薄板９に
て、枠体７に対して上下動可能に保持されている
が、前記レンズ部分の弾性薄板８には補助弾性薄
板１０を近接して設けている。この補助弾性薄板
１０は特殊な形状、構造をしたものでなく、弾性
薄板８，９と同一のもので良い。この弾性薄板
８，９及び補助弾性薄板１０は第３図に示すよう
に、外周部８ａから内周部８ｂへ向う略くの字状
の細孔８ｃを設けている。
報媒体Ａ表面に集束させるレンズ３を固定してあ
り、また筒体１の下端部の外周には電磁コイル４
を巻設している。更に筒体１の下端開口から中空
のヨーク体５の突起部５ａを挿入し、このヨーク
体５の突起部５ａの側壁に対し、前記電磁コイル
４を介在して磁石６を配設する。この磁石６は前
記ヨーク体５の延出部５ｂに固定され、更に磁石
６の上には、筒体１の外側を被覆するように配設
した枠体７を固定している。そして、前記電磁コ
イル４、ヨーク体５、磁石６にて前記筒体１を上
下駆動する駆動装置Ｂを構成する。前記筒体１
は、枠体７に外周部８ａを固定し、且つ内周部８
ｂを筒体１に固定した弾性薄板８にてレンズ３部
分を、また電磁コイル４の上方を弾性薄板９に
て、枠体７に対して上下動可能に保持されている
が、前記レンズ部分の弾性薄板８には補助弾性薄
板１０を近接して設けている。この補助弾性薄板
１０は特殊な形状、構造をしたものでなく、弾性
薄板８，９と同一のもので良い。この弾性薄板
８，９及び補助弾性薄板１０は第３図に示すよう
に、外周部８ａから内周部８ｂへ向う略くの字状
の細孔８ｃを設けている。
上記の如き構成の実施例であり、光ビーム２
は、反射ミラー１１にて突起部５ａの中空部、筒
体１の中空部を通り、レンズ３にて情報媒体Ａ上
にビームスポツト１２として集束する。そしてこ
のビームスポツト１２の径が、情報媒体Ａの表面
のうねり等で変化した際に、公知の方法で検出し
た焦点制御信号を前記電磁コイル４に入力し、こ
の電磁コイル４とヨーク体５、磁石６の励磁作用
により、筒体１を弾性薄板８，９及び補助弾性薄
板１０にて保持しつつ上下動し、レンズ３と情報
媒体Ａとの間隙が一定であるように制御する。従
つて筒体１に対する横振動は、特に筒体１にとつ
て大重量部となるレンズ３を保持する箇所に近い
弾性薄板８が２枚有ることになり、そのため横振
動を吸収し易くなり、しかも横振動時に弾性薄板
８と補助弾性薄板１０が近接しているため、その
摩擦にて減衰効果が生じる。更に減衰効果を高め
るために、本考案では、弾性薄板８と補助弾性薄
板１０との間に減衰剤１８を入れる。この際、減
衰剤１８は両弾性薄板８，１０にて挾持され保持
が確実になる。
は、反射ミラー１１にて突起部５ａの中空部、筒
体１の中空部を通り、レンズ３にて情報媒体Ａ上
にビームスポツト１２として集束する。そしてこ
のビームスポツト１２の径が、情報媒体Ａの表面
のうねり等で変化した際に、公知の方法で検出し
た焦点制御信号を前記電磁コイル４に入力し、こ
の電磁コイル４とヨーク体５、磁石６の励磁作用
により、筒体１を弾性薄板８，９及び補助弾性薄
板１０にて保持しつつ上下動し、レンズ３と情報
媒体Ａとの間隙が一定であるように制御する。従
つて筒体１に対する横振動は、特に筒体１にとつ
て大重量部となるレンズ３を保持する箇所に近い
弾性薄板８が２枚有ることになり、そのため横振
動を吸収し易くなり、しかも横振動時に弾性薄板
８と補助弾性薄板１０が近接しているため、その
摩擦にて減衰効果が生じる。更に減衰効果を高め
るために、本考案では、弾性薄板８と補助弾性薄
板１０との間に減衰剤１８を入れる。この際、減
衰剤１８は両弾性薄板８，１０にて挾持され保持
が確実になる。
このように筒体１の保持が確実であるので、筒
体１の上下動が確実になり、焦点制御の感度が向
上し、また筒体１の横振動が防止できることにな
り、トラツキング制御において周波数特性が向上
する。しかも減衰剤１８を設けるに当り、特別な
部材を必要とせず、その保持が簡単である。
体１の上下動が確実になり、焦点制御の感度が向
上し、また筒体１の横振動が防止できることにな
り、トラツキング制御において周波数特性が向上
する。しかも減衰剤１８を設けるに当り、特別な
部材を必要とせず、その保持が簡単である。
上記の作用効果は、焦点制御作動としてレンズ
を上下動させ、トラツキング制御作動として、レ
ンズを含む装置全体を、情報媒体の情報トラツク
方向に垂直方向に動かすものに顕著に表われる。
すなわち、第２図に示す第２実施例（上記の第１
実施例と共通の部材は共通の部材番号を付して説
明を省略する）では、ヨーク体５より筒体１の中
空部に延出したネジ１３に反射体１４を設け、こ
の反射体１４に対向する筒体１側壁に透孔１５を
穿ち、この透孔１５から光ビーム２を入射させ、
反射体１４にてレンズ３方向へ偏向させるもので
あり、筒体１を弾性薄板８，９及び補助弾性薄板
１０にて保持する枠体７は、外ケース１６に弾性
体１７にて横動可能に保持されている。従つてト
ラツキング制御にて枠体７が横振動することによ
つて、筒体１に横振動が生じ、特に両者が共振し
てしまう時のピークが高いと、各制御に悪影響を
与えることになるが、上記実施例の如く、弾性薄
板８に近接して補助弾性薄板１０を設けると共に
弾性薄板８と補助弾性薄板１０との間に減衰剤１
８を充填することにより、筒体１の横振動を防止
し、前述したように各制御特性を向上できる。
を上下動させ、トラツキング制御作動として、レ
ンズを含む装置全体を、情報媒体の情報トラツク
方向に垂直方向に動かすものに顕著に表われる。
すなわち、第２図に示す第２実施例（上記の第１
実施例と共通の部材は共通の部材番号を付して説
明を省略する）では、ヨーク体５より筒体１の中
空部に延出したネジ１３に反射体１４を設け、こ
の反射体１４に対向する筒体１側壁に透孔１５を
穿ち、この透孔１５から光ビーム２を入射させ、
反射体１４にてレンズ３方向へ偏向させるもので
あり、筒体１を弾性薄板８，９及び補助弾性薄板
１０にて保持する枠体７は、外ケース１６に弾性
体１７にて横動可能に保持されている。従つてト
ラツキング制御にて枠体７が横振動することによ
つて、筒体１に横振動が生じ、特に両者が共振し
てしまう時のピークが高いと、各制御に悪影響を
与えることになるが、上記実施例の如く、弾性薄
板８に近接して補助弾性薄板１０を設けると共に
弾性薄板８と補助弾性薄板１０との間に減衰剤１
８を充填することにより、筒体１の横振動を防止
し、前述したように各制御特性を向上できる。
本考案は上述の如く構成してなり、特に筒体の
少なくともレンズに近い弾性薄板に近接して補助
弾性薄板を設け、さらにこの補助弾性薄板と、こ
の補助弾性薄板に近接する弾性薄板との間に減衰
剤を充填したため、レンズを取付けた筒体の横振
動を極めて少なくでき、レンズ駆動を確実に行う
ことができるものである。また前記減衰剤の保持
も弾性薄板にて行えるので、特別な部材を必要と
しない等、種々の実用上の効果を奏するものであ
る。
少なくともレンズに近い弾性薄板に近接して補助
弾性薄板を設け、さらにこの補助弾性薄板と、こ
の補助弾性薄板に近接する弾性薄板との間に減衰
剤を充填したため、レンズを取付けた筒体の横振
動を極めて少なくでき、レンズ駆動を確実に行う
ことができるものである。また前記減衰剤の保持
も弾性薄板にて行えるので、特別な部材を必要と
しない等、種々の実用上の効果を奏するものであ
る。
第１図は本考案の第１実施例を示す縦断面図、
第２図は第２実施例を示す縦断面図、第３図は弾
性薄板の一実施例を示す上面図である。 １……筒体、３……レンズ、４……電磁コイ
ル、５……ヨーク体、６……磁石、７……枠体、
８，９……弾性薄板、１０……補助弾性薄板、１
８……減衰剤。
第２図は第２実施例を示す縦断面図、第３図は弾
性薄板の一実施例を示す上面図である。 １……筒体、３……レンズ、４……電磁コイ
ル、５……ヨーク体、６……磁石、７……枠体、
８，９……弾性薄板、１０……補助弾性薄板、１
８……減衰剤。
Claims (1)
- 中空内部にレンズ３を取付け、一端部に電磁コ
イル４を設けた筒体１と、この筒体１外に配設し
た枠体７と、この枠体７に外周部を固定し、且つ
内周部を前記筒体１に固定して前記筒体１を上下
動可能に支持する複数の弾性薄板８，９と、前記
筒体１を上下駆動する駆動装置Ｂとからなり、少
なくとも前記レンズ３に近い弾性薄板８，９に近
接して補助弾性薄板１０を設け、さらにこの補助
弾性薄板１０と、この補助弾性薄板１０に近接す
る弾性薄板８，９との間に減衰剤１８を充填して
なるレンズ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12845682U JPS5848035U (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | レンズ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12845682U JPS5848035U (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | レンズ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5848035U JPS5848035U (ja) | 1983-03-31 |
| JPS637951Y2 true JPS637951Y2 (ja) | 1988-03-09 |
Family
ID=29922154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12845682U Granted JPS5848035U (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | レンズ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848035U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005128405A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Shicoh Eng Co Ltd | レンズ駆動装置 |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP12845682U patent/JPS5848035U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5848035U (ja) | 1983-03-31 |
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