JPS6378492A - 薄膜elパネル - Google Patents
薄膜elパネルInfo
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- JPS6378492A JPS6378492A JP61219415A JP21941586A JPS6378492A JP S6378492 A JPS6378492 A JP S6378492A JP 61219415 A JP61219415 A JP 61219415A JP 21941586 A JP21941586 A JP 21941586A JP S6378492 A JPS6378492 A JP S6378492A
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Landscapes
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は薄膜EL(エレクトロルミネッセンス)パネル
に関し、特に薄膜ELパネルの防湿封止構造に関するも
のである。
に関し、特に薄膜ELパネルの防湿封止構造に関するも
のである。
発光層を犯縁層でサンドインチ状に挾んだ2重絶縁層構
造の簿膜ELパネルにおいては、一般的に、薄膜EL素
子を構成する絶縁膜゛のブレークダウン(Break
down )によって生じた絶縁破壊箇Wrあるいは薄
服形成時、種々の工程で生じたピンホール状欠陥部など
に外部からの湿気(水分)が浸入すると、その部分の薄
膜が徐々に剥離し、部分的な発光暗部あるいは非発光部
となシ、最後には絵素欠けにつながるといったような現
象が発生することが知られている。
造の簿膜ELパネルにおいては、一般的に、薄膜EL素
子を構成する絶縁膜゛のブレークダウン(Break
down )によって生じた絶縁破壊箇Wrあるいは薄
服形成時、種々の工程で生じたピンホール状欠陥部など
に外部からの湿気(水分)が浸入すると、その部分の薄
膜が徐々に剥離し、部分的な発光暗部あるいは非発光部
となシ、最後には絵素欠けにつながるといったような現
象が発生することが知られている。
そこで、′R薄膜ELパネル寿命や長期の信頼性を確保
するには、上記のようなブレークダウンや構造的欠陥部
を皆無にすることが必要になる。しかし、とのことは現
在の薄明形成技術では困鮭であシ、一般には、上記欠陥
部へ水分が巳入するのを防止する方策として次に示すよ
うな方法が講じられている。
するには、上記のようなブレークダウンや構造的欠陥部
を皆無にすることが必要になる。しかし、とのことは現
在の薄明形成技術では困鮭であシ、一般には、上記欠陥
部へ水分が巳入するのを防止する方策として次に示すよ
うな方法が講じられている。
■ 薄膜EL素子構成の薄膜部を耐熱、不透湿性の樹脂
で被覆する。
で被覆する。
■ ガラス、セラミックおるいはプラスチックなどの絶
縁、耐熱、不透湿性の材料で構成される外囲器を作成し
、上記薄膜部を樹脂、フリットガラスなどによって爪密
封止し、さらにその外囲器内に不活性ガスおるいは乾燥
Ns 、空気などのガスを封入するか、あるいは外囲器
内を真空に保つ。
縁、耐熱、不透湿性の材料で構成される外囲器を作成し
、上記薄膜部を樹脂、フリットガラスなどによって爪密
封止し、さらにその外囲器内に不活性ガスおるいは乾燥
Ns 、空気などのガスを封入するか、あるいは外囲器
内を真空に保つ。
■ 上記■の構造に加え、内部で発生した水分をも吸収
する吸湿剤(ゼオライト、シリカゲル4ど)を外囲器内
に設置する。
する吸湿剤(ゼオライト、シリカゲル4ど)を外囲器内
に設置する。
■ 上記■の構造に加え、外囲器内に発生あるいは浸入
した水分が薄りと接触しないように、上記欠陥部に浸透
性がありかつ絶縁性を有するシリコーンオイルなどの保
護用流体を外囲器内に充填する。
した水分が薄りと接触しないように、上記欠陥部に浸透
性がありかつ絶縁性を有するシリコーンオイルなどの保
護用流体を外囲器内に充填する。
ところで、上記した薄膜ELパネルの封止構造の中で、
長期的な観点で信頼性を考慮すると、■、■の方法は放
熱性、防湿性などの点で不十分である。また、■の方法
については常温中ではほとんど問題はないが、高温雰囲
気で使用する場合においては吸湿剤に吸収された水分が
再放出され、r?膜が、露出しているため、その欠陥部
に浸入することが考えられ、との場合は、耐環境性が悪
いということがいえる。従って、常に薄膜の表面が保護
用流体に覆われている■の方法は、信頼性が最も有望で
あるものと考えられる。しかしながら、■の方法におい
ては次のような問題点がある。すなわち、外囲器の中を
例えばシリコーンオイルでいっばいに充満させて封止を
してしまうと、周囲温度が上昇した場合、このシリコー
ンオイルの熱膨張によってその外囲器の封着面に過大な
力がかがシ、剥れてしまうのである。
長期的な観点で信頼性を考慮すると、■、■の方法は放
熱性、防湿性などの点で不十分である。また、■の方法
については常温中ではほとんど問題はないが、高温雰囲
気で使用する場合においては吸湿剤に吸収された水分が
再放出され、r?膜が、露出しているため、その欠陥部
に浸入することが考えられ、との場合は、耐環境性が悪
いということがいえる。従って、常に薄膜の表面が保護
用流体に覆われている■の方法は、信頼性が最も有望で
あるものと考えられる。しかしながら、■の方法におい
ては次のような問題点がある。すなわち、外囲器の中を
例えばシリコーンオイルでいっばいに充満させて封止を
してしまうと、周囲温度が上昇した場合、このシリコー
ンオイルの熱膨張によってその外囲器の封着面に過大な
力がかがシ、剥れてしまうのである。
一方、このような問題を解消するために、従来より第4
図、第5図に示す防湿封止構造をイイ3えた薄膜ELパ
ネルが提案されている。
図、第5図に示す防湿封止構造をイイ3えた薄膜ELパ
ネルが提案されている。
この第4図は特開昭56−50082号公報に開示され
たものであシ、これは、透光性のガラス基板1上に形成
された薄膜EL素子2を封止するため、このガラス基板
1にスペーサ31を介して背面板32を対向配置し、こ
れらガラス基板1とスペーサ31および背面板32の各
接合部を接着剤9にて気密封止して外囲器33を構成す
る。そして、この外囲器33内にシリコーンオイルなど
の防湿保設用オイル5を充填したうえ、このオイル5の
熱膨張によって外囲器封着面にかかるストレスを緩和す
るため、そのオイル5の中に乾燥した気体を混入させた
ものである。ここで、薄膜E L素子2は、ガラス基板
1上に形成された透明電極(ITo)21 、ZnS:
Mn膜などの発光層を2層の絶縁層でサンドインチ状に
挾んだEL層22および背面電極23からなシ、透明電
極21と背面電極23が互いに直交するストライブ状パ
ターン電極群をなしX−Yマトリクス電極を構成してい
る。
たものであシ、これは、透光性のガラス基板1上に形成
された薄膜EL素子2を封止するため、このガラス基板
1にスペーサ31を介して背面板32を対向配置し、こ
れらガラス基板1とスペーサ31および背面板32の各
接合部を接着剤9にて気密封止して外囲器33を構成す
る。そして、この外囲器33内にシリコーンオイルなど
の防湿保設用オイル5を充填したうえ、このオイル5の
熱膨張によって外囲器封着面にかかるストレスを緩和す
るため、そのオイル5の中に乾燥した気体を混入させた
ものである。ここで、薄膜E L素子2は、ガラス基板
1上に形成された透明電極(ITo)21 、ZnS:
Mn膜などの発光層を2層の絶縁層でサンドインチ状に
挾んだEL層22および背面電極23からなシ、透明電
極21と背面電極23が互いに直交するストライブ状パ
ターン電極群をなしX−Yマトリクス電極を構成してい
る。
そして、これら透明電極21と背面電極23間に某流電
圧を印加してその交点を電気的に選択し、その交点の発
光層よシ発するEL光をガラス基板1側から取り出すも
のとなっている。なお、第4図において、34はオイル
注入口である。
圧を印加してその交点を電気的に選択し、その交点の発
光層よシ発するEL光をガラス基板1側から取り出すも
のとなっている。なお、第4図において、34はオイル
注入口である。
また、第5図は特開昭57−191991号公報に開示
されたものであり、これは、ガラス基板1上に+立14
j B L素子2を内蔵して封着された外囲器35内に
防湿保護用オイル5を充填し、第4図の場合と同様にそ
のオイルの熱膨張によって、オイル注入口36.第1次
の封止樹脂37を破って漏洩したオイルを第2次の封止
キャップ38内に収める2重の封止構造を採用したもの
である。
されたものであり、これは、ガラス基板1上に+立14
j B L素子2を内蔵して封着された外囲器35内に
防湿保護用オイル5を充填し、第4図の場合と同様にそ
のオイルの熱膨張によって、オイル注入口36.第1次
の封止樹脂37を破って漏洩したオイルを第2次の封止
キャップ38内に収める2重の封止構造を採用したもの
である。
しかしながら、上記した従来例のものでは、次のような
欠点を有していた。すなわち、第4図の場合においては
、混入した気泡が、パネルを移動する度に薄膜EL素子
2の表示領域内を自由に動きまわるため、背面電極23
の間隙よりこの気泡が見え、外光の反射などによシ表示
品位の低下を招くことがある。また、第5図の構造にお
いては、工程が複雑であり、さらに熱膨張によって封止
キャップ38内にオイルが漏洩した場合、外囲器35の
封着面にかかるストレスは緩和することができるが、周
囲温度が常温に戻った場合、外囲器35内には気泡が生
じ、第4図の場合に挙げたのと同様な問題点が生じてい
た。
欠点を有していた。すなわち、第4図の場合においては
、混入した気泡が、パネルを移動する度に薄膜EL素子
2の表示領域内を自由に動きまわるため、背面電極23
の間隙よりこの気泡が見え、外光の反射などによシ表示
品位の低下を招くことがある。また、第5図の構造にお
いては、工程が複雑であり、さらに熱膨張によって封止
キャップ38内にオイルが漏洩した場合、外囲器35の
封着面にかかるストレスは緩和することができるが、周
囲温度が常温に戻った場合、外囲器35内には気泡が生
じ、第4図の場合に挙げたのと同様な問題点が生じてい
た。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、封止構
造を簡易化し、しかも表示品位が低下することなく、防
湿保護用オイルを封入して高信頼性の薄膜ELパネルを
提供することを目的とする。
造を簡易化し、しかも表示品位が低下することなく、防
湿保護用オイルを封入して高信頼性の薄膜ELパネルを
提供することを目的とする。
本発明に係る′f4膜ELパネルは、透光性の基板上に
封着された外囲器内に薄膜EL素子を内蔵し、この外囲
器には前記薄膜EL素子への水分浸入を防止する保護用
流体を注入すると共に、該保護用流体内にはその流体の
熱膨張を吸収し得る乾燥した気体を封入し、前記透光性
基板を介して表示を行う薄膜ELパネルにおいて、前記
外囲器には、前記気体が移動できる溝を前記薄膜EL素
子の表示領域外に設けたことを特徴とするものである。
封着された外囲器内に薄膜EL素子を内蔵し、この外囲
器には前記薄膜EL素子への水分浸入を防止する保護用
流体を注入すると共に、該保護用流体内にはその流体の
熱膨張を吸収し得る乾燥した気体を封入し、前記透光性
基板を介して表示を行う薄膜ELパネルにおいて、前記
外囲器には、前記気体が移動できる溝を前記薄膜EL素
子の表示領域外に設けたことを特徴とするものである。
従って、本発明の薄5=、ELパネルにおいては、外囲
器の表示領域外に前記気体が移動できる溝を設けること
によフ、その気体の移動範囲を薄膜EL素子の表示領域
外に制限することができる。
器の表示領域外に前記気体が移動できる溝を設けること
によフ、その気体の移動範囲を薄膜EL素子の表示領域
外に制限することができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例による薄膜ELパネルの概略
断面図で、第2図はその平面図である。
断面図で、第2図はその平面図である。
この実施例のR膜ELパネルは、透光性のガラス基板1
上に外囲器3を接着剤9にて封着してこの外囲器3内に
従来と同様の薄p EL素子2を内蔵せしめ、その外囲
器3内面の周囲に気泡移動用溝4を設ける。このとき、
前記溝4の幅Wおよび該#4の深さd・は、少なくとも
外囲器3内面と薄膜BL素子2の最表面部薄膜とのギャ
ップ2よシも大きく、その位置は薄膜EL素子2の表示
領域をさけて、その周囲部に設けられている。そして、
前記外囲器3内には防湿護膜用オイル5を充填すると共
に、そのオイル注入口6を通して一塊の乾燥空気(気体
)を注入することによシ、このオイル注入口Bを封止蓋
(キャップ)7にて気密封止するものとなっている。
上に外囲器3を接着剤9にて封着してこの外囲器3内に
従来と同様の薄p EL素子2を内蔵せしめ、その外囲
器3内面の周囲に気泡移動用溝4を設ける。このとき、
前記溝4の幅Wおよび該#4の深さd・は、少なくとも
外囲器3内面と薄膜BL素子2の最表面部薄膜とのギャ
ップ2よシも大きく、その位置は薄膜EL素子2の表示
領域をさけて、その周囲部に設けられている。そして、
前記外囲器3内には防湿護膜用オイル5を充填すると共
に、そのオイル注入口6を通して一塊の乾燥空気(気体
)を注入することによシ、このオイル注入口Bを封止蓋
(キャップ)7にて気密封止するものとなっている。
ここで、前記乾燥空気の塊は外囲器3内で気泡8として
存在し、その値径は封入した時点で上記ギャップtより
も大きく、溝4の幅Wおよびその溝4の深さdよシも小
さく制限されている。このことにより、薄膜ELパネル
を傾かせた場合でも気泡8の直径がギャップ?よシも大
きいため、構造的にコンダクタンスの小さい薄gE L
3Q子2の表示領域内よりも動き易い溝4の部分を選ん
でその表示領域の周囲を移動することになる。また、前
記気泡8は一塊で存在するが、防湿保穫用オイル5の粘
度が高いため、振動などによシ分離して小さくなること
はほとんどない。なお、第2図において10は外囲器3
の封着面を示し、図中、同一符号は同一または相尚部分
を示している。
存在し、その値径は封入した時点で上記ギャップtより
も大きく、溝4の幅Wおよびその溝4の深さdよシも小
さく制限されている。このことにより、薄膜ELパネル
を傾かせた場合でも気泡8の直径がギャップ?よシも大
きいため、構造的にコンダクタンスの小さい薄gE L
3Q子2の表示領域内よりも動き易い溝4の部分を選ん
でその表示領域の周囲を移動することになる。また、前
記気泡8は一塊で存在するが、防湿保穫用オイル5の粘
度が高いため、振動などによシ分離して小さくなること
はほとんどない。なお、第2図において10は外囲器3
の封着面を示し、図中、同一符号は同一または相尚部分
を示している。
このように、上記実施例の防湿封止工程によるときは、
外囲器3の表示領域外に気泡8かし動可能な溝4を設け
ることによシ、防湿保設用オイル5の熱膨張によるスト
レスを緩和させる気泡8の移動範囲を制限することが可
能となる。これによって、表示品位を低下させることな
く、長期にわたって安定で信頼性の高いtγ膜ELパネ
ルを製造することができる。
外囲器3の表示領域外に気泡8かし動可能な溝4を設け
ることによシ、防湿保設用オイル5の熱膨張によるスト
レスを緩和させる気泡8の移動範囲を制限することが可
能となる。これによって、表示品位を低下させることな
く、長期にわたって安定で信頼性の高いtγ膜ELパネ
ルを製造することができる。
次に、本発明による?:γ膜ELパネルを製造する場合
の防湿封止工程の実施態様を詳述する。
の防湿封止工程の実施態様を詳述する。
まず、外囲器3の作製に際しては、3酬厚のガラス板を
超音波加工法、サンドエツチングなどの方法で基板との
封着部を残して1.6 taの深さに凹陥成形し、コー
ナーの一部にはオイル注入口6として1m+’の穴を同
様な方法で表示領域をさけて形成する(第3図(a)参
照)。
超音波加工法、サンドエツチングなどの方法で基板との
封着部を残して1.6 taの深さに凹陥成形し、コー
ナーの一部にはオイル注入口6として1m+’の穴を同
様な方法で表示領域をさけて形成する(第3図(a)参
照)。
次に、ガラスやセラミック、ベークライトなどの耐熱性
を有しかつ黒色に着色させた黒色板11を、前記外囲器
3内の表示領域と対応する部分に接着剤12にて接着す
る、(第3図図中参照)。このとき、黒色板11の厚み
は1鰭であり、外形は少なくとも*膜EL素子2の表示
領域よシも大きくなくてはならない。この作業によシガ
ラス基板1上の薄膜EL素子2つま#)EL基板とのギ
ャップ?(第1図参照)と気泡移動用溝4が例囲器3に
同時に形成できるのである。なお、この場合の気泡移動
用溝4の幅Wは2rrrmVC服定した。第3図(a)
中、矢印13は外囲器3内に対する黒色板11の接着方
向を示す。
を有しかつ黒色に着色させた黒色板11を、前記外囲器
3内の表示領域と対応する部分に接着剤12にて接着す
る、(第3図図中参照)。このとき、黒色板11の厚み
は1鰭であり、外形は少なくとも*膜EL素子2の表示
領域よシも大きくなくてはならない。この作業によシガ
ラス基板1上の薄膜EL素子2つま#)EL基板とのギ
ャップ?(第1図参照)と気泡移動用溝4が例囲器3に
同時に形成できるのである。なお、この場合の気泡移動
用溝4の幅Wは2rrrmVC服定した。第3図(a)
中、矢印13は外囲器3内に対する黒色板11の接着方
向を示す。
次いで、このよりにして形成された外囲器3と上記EL
基板とを、核外囲器3の黒色板11の部分と緯肌EL素
子2の表示部が対向するように位で合せし、エポキシ樹
脂などの耐湿、耐熱性の良好力抜着剤9で封着する。
基板とを、核外囲器3の黒色板11の部分と緯肌EL素
子2の表示部が対向するように位で合せし、エポキシ樹
脂などの耐湿、耐熱性の良好力抜着剤9で封着する。
次に、訪ソ保護用オイル5の注入を行う。これは、あら
かじめ真空脱泡、加熱脱水を行ったシリコーンオイルを
外囲器3の注入口6よ)注入し、しかる後、直径が上記
ギャップVよりも大きく、溝4の幅W、深さdよシ小さ
い気泡8を外囲器3内に入れる。このとき、気泡8の作
り方は次のようにして行った。すなわち、外囲器3内に
充満した場合の体積から気泡に必要な体積の分を差し引
いた量のオイルをあらかじめ定量しておき、注入口6よ
シ圧力をかけて一滴残らずオイルを注入した。この方法
は、オイルの注入口6をオイルで乙Vれさせることなく
、汚さずに注入でき、しかも一定の気泡が外囲器3内に
作れるという利点を持つ。
かじめ真空脱泡、加熱脱水を行ったシリコーンオイルを
外囲器3の注入口6よ)注入し、しかる後、直径が上記
ギャップVよりも大きく、溝4の幅W、深さdよシ小さ
い気泡8を外囲器3内に入れる。このとき、気泡8の作
り方は次のようにして行った。すなわち、外囲器3内に
充満した場合の体積から気泡に必要な体積の分を差し引
いた量のオイルをあらかじめ定量しておき、注入口6よ
シ圧力をかけて一滴残らずオイルを注入した。この方法
は、オイルの注入口6をオイルで乙Vれさせることなく
、汚さずに注入でき、しかも一定の気泡が外囲器3内に
作れるという利点を持つ。
最後に、防湿護膜用オイル5を注入し終った後、その注
入口6を、ガラス板からなる封止蓋Tとエポキシ樹脂な
どの接着剤9にて封着することにより、薄1[、jEL
パネルの防湿封止工程が完了することになる。
入口6を、ガラス板からなる封止蓋Tとエポキシ樹脂な
どの接着剤9にて封着することにより、薄1[、jEL
パネルの防湿封止工程が完了することになる。
なお、上記黒色板11は背面電極23の間隙から見える
背景を黒色にし、コントラストの向上を計ったものでラ
シ、これは黒色でなくとも他に、従来周知のオイル中に
染料を分散させることによって黒色に着色させても、同
様の効果が得られる。
背景を黒色にし、コントラストの向上を計ったものでラ
シ、これは黒色でなくとも他に、従来周知のオイル中に
染料を分散させることによって黒色に着色させても、同
様の効果が得られる。
また、外囲器3の形成方法は、黒色板11の接着に依ら
ずとも、一度に超音波加工法などで一体成形することも
可能である。さらに、気泡の封入に際しては、真空中と
外気との気圧差を利用して、外囲器内にあらかじめオイ
ルを充満させておき、後で気泡を作るのに必要な分だけ
抜き取ることも可能でおる。また、防湿効果を式らに高
める方法として、上記オイル中に吸湿剤を分散させる方
法や、あるいは外囲器の内面に表示領域をさけて吸湿層
を設けることも可能である。
ずとも、一度に超音波加工法などで一体成形することも
可能である。さらに、気泡の封入に際しては、真空中と
外気との気圧差を利用して、外囲器内にあらかじめオイ
ルを充満させておき、後で気泡を作るのに必要な分だけ
抜き取ることも可能でおる。また、防湿効果を式らに高
める方法として、上記オイル中に吸湿剤を分散させる方
法や、あるいは外囲器の内面に表示領域をさけて吸湿層
を設けることも可能である。
以上に述べたように、本発明によれば、透光性基板上の
薄膜EL素子を封止する外囲器内に防湿保護用オイル、
乾燥気体を封入する封止構造において、該外囲器の表示
領域外に溝を設けてその気体を薄膜EL素子の表示領域
外に規定させるように構成したので、従来のものに比べ
て、封止構造が簡易化されるとともに、防湿保穫用オイ
ルの熱膨張によるストレスを緩和させることができる。
薄膜EL素子を封止する外囲器内に防湿保護用オイル、
乾燥気体を封入する封止構造において、該外囲器の表示
領域外に溝を設けてその気体を薄膜EL素子の表示領域
外に規定させるように構成したので、従来のものに比べ
て、封止構造が簡易化されるとともに、防湿保穫用オイ
ルの熱膨張によるストレスを緩和させることができる。
さらに、表示品位を低下させることなく、耐環境性の良
い、しかも信頼性の高い薄膜ELパネルが得られる効果
がある。
い、しかも信頼性の高い薄膜ELパネルが得られる効果
がある。
第1図および第2図は本発明の一実施例による薄膜EL
パネルの概略断面図およびその平面図、第3図は本発明
に係る外囲器を形成する方法を示す説明図、第4図は従
来の薄膜ELパネルの概略断面図、第5図(a)および
申)は同じ〈従来の薄膜ELパネルの概略断面図および
その一部拡大口である0 1・拳・・ガラス基板、2・・・・薄膜BL素子、3・
・・・外囲器、4・・・・気泡9動用溝、5・・・・防
湿保訟用オイル、6・会・・オイル注入口、7・・・・
封止蓋、8・φ会・気泡、9・−赤・接着剤、10・拳
−・外囲器封着面、11・@拳・黒色板。
パネルの概略断面図およびその平面図、第3図は本発明
に係る外囲器を形成する方法を示す説明図、第4図は従
来の薄膜ELパネルの概略断面図、第5図(a)および
申)は同じ〈従来の薄膜ELパネルの概略断面図および
その一部拡大口である0 1・拳・・ガラス基板、2・・・・薄膜BL素子、3・
・・・外囲器、4・・・・気泡9動用溝、5・・・・防
湿保訟用オイル、6・会・・オイル注入口、7・・・・
封止蓋、8・φ会・気泡、9・−赤・接着剤、10・拳
−・外囲器封着面、11・@拳・黒色板。
Claims (1)
- 透光性の基板上に封着された外囲器内に薄膜EL素子
を内蔵し、前記外囲器内には前記薄膜EL素子への水分
浸入を防止する保護用流体を注入すると共に、該保護用
流体内にはその流体の熱膨張を吸収し得る乾燥した気体
を封入し、前記透光性基板を介して表示を行う薄膜EL
パネルにおいて、前記外囲器には、前記気体が移動でき
る溝を前記薄膜EL素子の表示領域外に有し、前記気体
の移動範囲を前記薄膜EL素子の表示領域外に規定せし
めたことを特徴とする薄膜ELパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61219415A JPS6378492A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 薄膜elパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61219415A JPS6378492A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 薄膜elパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6378492A true JPS6378492A (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=16735036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61219415A Pending JPS6378492A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 薄膜elパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6378492A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0471190A (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-05 | Sharp Corp | 薄膜elパネル |
JPH06994A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | Tokyo Electric Co Ltd | ラインヘッド |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP61219415A patent/JPS6378492A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0471190A (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-05 | Sharp Corp | 薄膜elパネル |
JPH06994A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-11 | Tokyo Electric Co Ltd | ラインヘッド |
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