JPS6378366A

JPS6378366A - テ−プロ−ディング装置

Info

Publication number: JPS6378366A
Application number: JP61223388A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Tsuchida; 土田　武史
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1986-09-19
Filing date: 1986-09-19
Publication date: 1988-04-08
Also published as: JPH05783B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は磁気記録再生装置のテープローディング装置に
関するものである。

（従来の技術及びその問題点）ＶＴＲ１特にカメラ一体型のハンディ−タイプのＶＴＲ
では小形化が重要な技術課題となっている。

ところがカセット寸法、シリンダ径が規格化されたＶＴ
Ｒに於いてはテープローディング機構の小形化、従って
ＶＴＲの小形化には限界があった。

上記規格寸法を変えることは既存のテープカセットとの
兼合いから困難である。

そこでテープカセットを装着するリール台装置の一部を
ＶＴＲのシリンダに接近離間可能に配備し、テープカセ
ットの着脱の際は、シリンダが邪魔にならぬ様にリール
台装置をシリンダから遠ざけ、プレ一時はリール台装置
をシリンダに接近させ、これによってリール台とシリン
ダとの間の距離を縮め、ＶＴＲのキャビネットのリール
台装置との対応部を可動壁にて楕成し、ビデオ撮影の際
にはＶＴＲをコンパクトにして使用出来、取り汲いに便
利なものが提案されている（特開昭６０−２０９９５９
号）。

しかし、リール台装置にはリール台の回転駆動装置及び
ブレーキ装置等を連繋しなればならず、これらを一体的
に移動可能な状態にキャビネット内に組み込むことは構
成が複雑となる。又、各種構成品の位π精度の確保が困
難であった。

（問題を解決する為の手段）本発明はシリンダをテープカセット装着位置に接近離間
可能に配備することにより、前記問題を解決出来る磁気
記録再生装置のテープローディング装置を明らかにする
ものである。

本発明は、入口側及び出口側のテープ先導ガイド（３４
）（５４）にてテープカセット（７）からテープを引き
出し、該ガイド（３４）　（５４）をシリンダ（２）に
対して互いに逆方向に回転して該シリンダにテープを巻
き付けるテープローディング装置に於て、シリンダ（２
）と何れか一方のテープ先導ガイド（３４）を回動ベー
ス板（３）上に配備する。

シャーシ（１０）上に回動可能に配備したスライド板（
５）に他方のテープ先導ガイド（５４）を配備する。

シリンダ（２）の回転軸は回動ベース板（３）の回動中
心からずれており、回動ベース板（３）の回動によって
、シリンダ（２）はテープカセット装着部（１６）に接
近離間することを特徴とする。

（作用及び効果）磁気記録再生装置のテープカセット装着部（１６）にテ
ープカセット（７）を装着する。

この時、テープ先導ガイド（３４）　（５４）はテープ
カセット（７）のテープ引出し用切欠部（７１）に位置
しており、シリンダー（２）はテープカセットから最大
離れた位置にある。

テープカセット（７）が装着されると適所に配備したス
イッチによって回動ベース板（３）はテープカセットに
接近する方向に回動する。

又、これによって回動ベース板（３）上のシリンダ（２
）もテープカセットに接近し、該ベース板（３〉上のテ
ープ先導ガイド（３４）はテープを引っ掛けてシリンダ
（２）の回りを回転移動する。

シャーシ（１０）上のスライド板（５）に設けられたテ
ープ先導ガイド（５４）は該スライド板（５）のスライ
ドによっ”Ｃ回動ベース板（３）上のテープ先導ガイド
（３４）とは逆方向に回転移動する。該テープ先導ガイ
ド（３４）はテープを引っ掛けて移動するからシリンダ
（２）には２つのテープ先導ガイド（３４）　（５４）
によってテープが巻き付けられる。

アンローディング時は、回動ベース板（３）が前記とは
逆方向に回転し、シリンダ（２）はテープカセット（７
）から遠ざがり、回動ベース板（３）上のテープ先導ガ
イド（３４）及び他方のテープ先導ガイド（５４）は共
に逆方向に回転して元位置に復帰し、両テープ先導ガイ
ド（３４）　（５４）はカセット内に収容される。

上記の様にテープカセットを着脱する際はシリンダがテ
ープカセット装着位置がら遠ざかっているが、記録、再
生その他テープをシリンダに巻き付けて走行させる際は
シリンダ（２）がテープカセット（７）に接近しており
、従って磁気記録再生装置のキャビネットの内、シリン
ダを包囲する一部の壁面を可動式とし、シリンダがテー
プカセットから離れた状態で該可動壁を外側に移動させ
、シリンダがテープカセットに接近した状態、即ち、磁
気記録再生装置を使用する状態では可動壁を内側に移動
させて、磁気記録再生装置をコンパクトにして使用する
ことが可能となる。

シリンダはリール台装置に較べて構成が簡単であり、従
来の様にリール台装置をシリンダに接近離間させるより
もシリンダをリール台に接近１間させる方が全体の構成
は簡素化出来る。

（実施例）第１図はカメラ一体型の携帯用ＶＴＲに本発明を実施し
た状態を示す。

ＶＴＲのキャビネット（１）は矩形の偏平筐体に形成さ
れ、一端側にＶＴＲカメラ（１３）を内蔵しており、上
面にホップアップ式のカセットホルダー（１１）を具え
ている。

キャビネット（１）の一方の側面に、後記するシリンダ
（２）との・対応位置にシリンダ（２）が出没可能な開
口部（１７）が開設され、該開口部〈１７〉は引出し可
能な可動壁（１２）にて塞がれる。

該壁（１２）はバネ（１５）によってキャビネット（１
）内に引き込む方向に付勢されている。

キャビネット（１）内のシャーシ（１０）上には前記カ
セットホルダー（１１）との対応位置にテープカセット
装着部（１６）が形成され、該テープカセット装着部に
リール台（１４）　（１４）、リール台回転駆動装置及
びブレーキ装置（何れも図示せず）が配備される。

テープカセット装着部に対向してシャーシ（１０）上に
略円形の回動ベース板く３）が１扁心位置Ｐを中　。

心にシャーシ（１０）と平行な面内で回動可能に配備さ
れる。

該回動ベース板（３）上にシリンダ（２）が取付けられ
ている。

シリンダ（２）の回転軸（２１）は回動ベース板（３）
の回動中心Ｐから外れた位置にある。

回動ベース板（３）の下方に該ベース板（３）の回動中
心Ｐと同心に扇形のギヤー（４３）が取付けられ、該ギ
ヤー（４３）に駆動ギヤー（４２）を介してモータ（４
１）が連繋されている。

回動ベース板（３）及びシリンダ（２）はテープカセ・
ント（７）をＶＴＲにセットする直前はテープカセ・ン
ト装着部（１６）から遠ざかっており、回動ベース板（
３）の一部が前記キャビネット（１）の可動壁（１７）
を押して該壁（１７）をキャビネット（１）の外側へ突
き出している。

回動ベース板（３）には、テープカセット装着部（１６
）に向けて突片（３１）が形成され、該突片（３１）上
にテープ出口側先導ガイド（３４）が突設されている。

テープ出口側先導ガイド（３４）は公知の様に垂直ガイ
ドボスト（３２）と傾斜ガイドボスト（３３）とで構成
される。

上記テープ先導ガイド（３４）はテープカセット装着部
り１６）にセットしたテープカセット（７）のテープ引
き出し用切欠部（７１）内に位置している。

回動ベース板（３）の突片（３１）の下方にて、シャー
シ（１０）上にテープカセット装着部（１６）から離れ
る方向に回動可能に円弧状のスライド板（５）が配備さ
れる。

スライド板（５）には長手方向に円弧状の長孔（５１）
が開設され、該長孔（５１）にシャーシ（１０）に突設
した複数のガイド軸り５５）がスライド可能に嵌まって
いる。

スライド板（５）の一端に前記回動ベース板（３）上の
テープ出口側先導ガイド（３４）と同様にして垂直ガイ
ドボスト（５２）と傾斜ガイドボスト（５３）と構成さ
れるテープ入口側先導ガイド（５４）が設けられる。

スライド板（５）には円弧状に歯面（５６）が形成され
、該歯面＜５６）と前記扇形ギヤー（４３）との間に中
間ギヤー（４４）が介在して、扇形ギヤー（４３）が回
動するとスライド板（５）は該ギヤー（４３）とは逆方
向に回動する。

テープ出口側先導ガイド（３４）がテープカセット（７
）の切欠部（７１）内に待機している状態で、テープ入
口側先導ガイド（５４）も該切欠部（７１）内に待機し
ている。

然して、磁気記録再生装置のテープカセット装着位置に
テープカセット（７）を装着する。

この時、テープ先導ガイド（３４）　（５４）はテープ
カセット（７）のテープ引出し用切欠部（７１）内に位
置しており、シリンダー（２）はテーブカセ・ントから
最大量れた位置にあり、キャビネ・ント（１）の可動壁
（１２）は回動ベース板（３）に押され、バネに抗して
、キャビネット（１）から突出している。

又、これによって回動ベース板（３）上のシリンダ（２
）もテープカセット（７）に接近し、該ベース板（３）
上のテープ出口側先導ガイド（３４）はテープを引っ掛
けてシリンダ（２）の回りを回転移動する。

シャーシ（１０）上のスライド板（５）に設けられたテ
ープ入口側先導ガイド（５４）は該スライド板（５）の
スライドによって回動ベース板（３）上のテープ出口側
先導ガイド（３４）とは逆方向に回転移動する。

該テープ出口側先導ガイド（３４）はテープを引っ掛け
て移動するからシリンダには２つのテープ先導ガイド（
３４）　（５４）によってテープが巻き付けられる。

上記の様にテープローディング時に、回動ベース板（３
）がテープカセット（７）側に接近することにより、回
動ベース板（３）に押されてキャビネット（１）から突
出していた可動壁（１２）はバネ（１５）に引つばられ
て内側に移動し、テープローディングが終了した時点で
は第７図の如くキャビネット（１）からの突出物はない
。従って、ＶＴＲがコンパクトになり、携帯及び使用に
便利である。

アンローディング時は、回動ベース板（３）が前記とは
逆方向に回転し、シリンダ（２）はテープカセット（７
）から遠ざがり、回動ベース板（３）」二のテープ先導
ガイド（３２）及び他方のテープ先導ガイド（５２）は
共に逆方向に回転して元位置に復帰する。

このとき、キャビネットく１）の可動壁（１２）は回動
ベース板（３）に押されて第３図の様に外側に突出する
。

上記の様にテープカセットを着脱する際はシリンダがテ
ープカセット装着位置から遠ざかっているが、記録、再
生その他テープをシリンダに巻き付けて走行させる際は
シリンダ（２）がテープカセット（７）に接近しる。従
ってＶＴＲのキャビネットの内、シリンダを包囲する一
部の壁面を可動式とし、シリンダがテープカセットから
離れた状態で該可動壁を外側に移動させ、シリンダがテ
ープカセットに接近した状態、即ち、ＶＴＲを使用する
状態では可動壁を内側に移動させて、ＶＴｒ（をコンパ
クトにして使用することが可能となる。

本発明は上記実施例に限定されることはなく特許請求の
範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。

【図面の簡単な説明】

、　　第１図は本発明を実施したカメラ一体型のＶＴＲ
の斜面図、第２図はテープカセット装着前のＶＴＲの斜
面図、第３図はテープカセット装着前のテープローディ
ング装置の平面図、第４図はテープカセット装着後のテ
ープローディング装置の平面図、第５図は第３図Ｖ−Ｖ
線に沿う断面図、第６図は可動壁が外側に突出した状態
のキャビネットのＶＴＲの一部断面図、第７図は可動壁
がキャビネットに収まった状態のＶＴＲの一部断面図で
ある。（１）・・・キャビネット（２）・・・シリンダ（３）・・・可動ベース板（３４）　（５４）・・・テープ先導ガイド（５）・・
・スライド板

Claims

【特許請求の範囲】

［１］入口側及び出口側のテープ先導ガイド（３４）（
５４）にてテープカセット（７）からテープを引き出し
、該ガイド（３４）（５４）をシリンダ（２）に対して
互いに逆方向に回転して、該シリンダにテープを巻き付
けるテープローディング装置に於て、シリンダ（２）と
何れか一方のテープ先導ガイドを回動ベース板（３）上
に配備し、シャーシ（１０）上に回動可能に配備したス
ライド板（５）に他方のテープ先導ガイドを配備して構
成され、シリンダの回転軸は回動ベース板の回転中心か
らずれており、回動ベース板の回動によって、シリンダ
（２）はテープカセット装着部に接近離間することを特
徴とするテープローディング装置。