JPS637821A - 排気微粒子の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分１！ｆ〕 本願は、ディーゼル機関から排出される排気微粒子の処
理方法に関する。

（従来の技術〕 ディーゼル機関からの排気微粒子（主としてカーボン粒
子から成る）を大気へ救出させないようにするため、該
微粒子を一旦耐熱性のフィルタて捕捉し、フィルタが所
定の目づまり状官邸ζ至ったとき、この微粒子を焼却し
、フィルタを再生させる過程から成る排気ａｒｉ子の処
理方法が知られている。この方法を用いた装置を示すと
、第２図のように、ケース１内に耐熱フィルタ２を配設
し、その上流側に燃料バーナのような排気加熱４Ａ１３
を取付けるとともに、耐熱フィルタ２の差圧を１知する
差圧１知躯４を設けたものである。さらに、耐熱フィル
タ２の上流面中央部に対面させて、水タンクに連通す′
る水噴射部５が設けられ、差圧感知部４には、ｔ、ｌＩ
　ｌ？１１６が設けられる。制’３１１部６は、差圧感
知部４からの信号蟇こ応じ、排気加熱装；ｊ！２３およ
び水噴射部５の作動をコントロールするものである。

耐熱フィルタ２に五粒子が捕捉され所定以上の差圧が生
じると、俳気加熱装ｆ１３が始動し、排気を加熱し昇温
させる。所定の１度にまで昇温すると、耐熱フィルタ２
の微粒子は焼却し、フィルタはそのｅｓＩｌｌを再生さ
せる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような方法では、再生インターバルがきわめて短
期となり、耐熱フィルタ２の耐久性を低下させるという
欠点がある。すなわち、排気微粒子は、サブミクロンオ
ーダの粒径のものであるから、耐熱フィルタ２のｐ孔径
もそれに応じて小さいものとなる。そのため、耐熱フィ
ルタ２は、早期に目づまりし、上記加熱による再生もそ
れだけ早期１ζなるのである。したがって耐熱フィルタ
２には、短期間に、加熱が操り返されることになり、劣
化を早める結果Ｉどなる。

そのため、第２図に示すように、水噴射部５を設け、フ
ィルタ２が目づまり状態に至ったときに、水をフィルタ
２に捕捉された微粒子に向は噴射し、これにより、微粒
子を凝集させ目づまり状態を緩和させるようにすること
が考えられる。しかしながら、この場合には、再生イン
ターバルが若干延長するものの、反面次のような問題が
生じる。すなわち、排気温は、１００℃以上であるから
、噴射した水が蒸発してしまい効果的な凝集が得難いこ
とである。また、噴射水耐熱フィルタ２に達する前に下
降してしまうことにもなる。さらに、排気流により噴訂
水が耐熱フィルタ２を通過してしまうこともある。この
ため、噴射量を大としなければならないことになるが、
そうすると水タンクが大型化し、さらに水タンクへの水
の補給回数が多くなり、実際上の使用に困Ａが生じるこ
とになる。

〔間ツを解決するための手段〕

耐熱フィルタが所定の目づまり状態になったとき、排気
流をバイパスさせなから耐熱フィルタ上面から水を噴射
し耐熱フィルタの目づまりが限界値に至ったとき排気加
熱装置により耐熱フィルタに捕捉した微粒子を焼却させ
る方法とした。

〔作用〕

噴射水は、耐熱フィルタ上面から供給され確実に排気微
粒子を濡らす。噴射水供給中は、排気がバイパスしてお
り、噴射水は持ち去られない。また排気により噴射水が
蒸発させられることはない。

〔実施例」 本発明を、第１図の装ｙｌ＋ｃより説明すると、この装
置は、上方に入口管１１をまた下方に出口管１２を各々
設けたケース１３内に、ハニカム型フィルタのような耐
熱フィルタ１４を配設して成り、入口管１１に、燃料バ
ーナのような排気加熱装置１５を釘し、人出口管１１．
１２間にバイパスｔｔＳを有している。また人出ロー＆
Ｆ１１．１２には、圧力検知Ｗｌｌａ　、　ｌｌｂが設
けられ、これらは、し制御装置１７へ連結している。耐
熱フィルタ１４の上面ｉこ対面させて、水噴射管１８の
噴射口１９が設けられ、噴射ａ１８には、水タンク２０
１噴水作動部２１が連結される。制御ｌｉＩ装置１ｆ１
７は、排気加熱装置１５および噴水作動部２１と接続し
ている。２２は、連動バルブであり、制御＃ｉＩ装置１
７に接続している。

カーボン粒子を含む排気は、入口Ｖｌｌから流入し耐熱
フィルタ１４を流通して出ローｉ！’１２１ζ流出する
。この間にカーボン粒子等の微粒子は、耐熱フィルタ１
４に捕捉される。耐熱フィルタ１４の差圧が所定値に達
すると、その信号を受けて制御ａＩＮ１１７が作動し噴
水作動部２１を始動させ水を耐熱フィルタ１４の上面に
向は一定量噴射させる。

同時に連動バルブ２２を閉止位置膠こ移動させる。

その結果水噴射時は、排気はバイパス管１６を一流する
ことになる。耐熱フィルタ１４に捕捉された微粒子は、
噴射水により凝集し、目づまり状態を若干解消させる。

−定量の水噴射が終了すると、連動バルブ２２は閉位置
となり、排気は付着する水を除去しながら耐熱フィルタ
１４内を流通することになる。その結果、耐熱フィルタ
１４の差圧は減小し、目づまり状態を解消させる。

さらに、目づまりが進行し、差圧が水噴射しても減小せ
ず、耐熱フィルタの機お上の限界値にまで達すると、制
御装置１７が排気加熱袋ｒ１１１５を始動させ、排気を
昇温させ、耐熱フィルタ１４の微粒子を焼却し、耐熱フ
ィルタ１４を再生させる。

なお、目づまり状！漣を示す上記差圧の所定値は、上記
限界値の約８０９６に設定される。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明は、耐熱フィルタが所定の目づま
り状態に至ったとき排気流をバイパスさせ耐熱フィルタ
上面から水を噴射するものであるから、噴射水は排気流
により持去られ蒸発することなくまたケース側壁に留ら
ず、水の消費量が小となり、水タンクを大とせず水補給
の手間を減小させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するための排２浄化装置を
示す図、第２図は他の排気浄化装置を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 排気微粒子を耐熱フィルタで捕捉しこれを排気加熱装置
   により焼却して耐熱フィルタを再生するようにした排気
   微粒子の処理方法において、耐熱フィルタが所定の目づ
   まり状態に至ったとき、排気流をバイパスさせながら耐
   熱フィルタ上面から水を噴射し、耐熱フィルタの目づま
   りが限界値に至ったとき排気加熱装置により耐熱フィル
   タに捕捉した微粒子を焼却する排気微粒子の処理方法。