JPS61192805A - エンジンの排気ガス浄化用フイルタの再生方法 - Google Patents

エンジンの排気ガス浄化用フイルタの再生方法

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JPS61192805A
JPS61192805A JP60031936A JP3193685A JPS61192805A JP S61192805 A JPS61192805 A JP S61192805A JP 60031936 A JP60031936 A JP 60031936A JP 3193685 A JP3193685 A JP 3193685A JP S61192805 A JPS61192805 A JP S61192805A
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JP
Japan
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filter
particulate filter
exhaust gas
exhaust
injection
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JP60031936A
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English (en)
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Hideaki Kurita
栗田 英昭
Kenji Okubo
健治 大久保
Kunihiro Yagi
八木 邦博
Shigeru Sakurai
茂 櫻井
Yoshitaka Nomoto
義隆 野元
Hirobumi Yamauchi
山内 博文
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
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    • F01N3/023Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
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    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの排気ガス、特にディーゼルエンジン
等の排気ガスに含まれるカーボン等の可燃性粒子(パテ
ィキュレート)を捕集して燃焼除去するパティキュレー
トフィルタに関し、さらに詳しくはこのパティキュレー
トフィルタを再生する方法に関するものである。
(従来技術) 従来から排気ガス中のカーボンなどの可燃性粒子を除去
する装置は種々提案されている。例えば、パティキュレ
ートフィルタを排気通路中に設けて捕集したカーボン粒
子等をバーナー加熱により焼却除去するものや、電気的
加熱により焼却除去するものがある。しかし、バーナー
加熱による場合は、バーナーの失火のときに異常燃焼が
起きパティキュレートフィルタが溶融するおそれがあり
、複雑なコントロールが必要であり、装置のコストが高
いという問題があり、電気的加熱による場合は、電熱線
の近傍しか燃焼が起こらず、消費電力が大きく、電熱線
の耐久性に乏しいという問題がある。
さらには、特開昭56−98519号公報に開示される
ように、エンジンの排気系に排気ガス中の可燃性粒子な
どを捕集して酸化反応させる触媒フィルタを配設すると
ともに、該触媒フィルタの上流に補助燃料を噴射する噴
射装置を設け、触媒フィルタでの触媒による酸化反応作
用と補助燃料による燃焼促進作用とによって排気ガス温
度を可燃性粒子の着火温度以上まで加熱することにより
、触媒フィルタに捕集された可燃性粒子を燃焼除去し、
フィルタを再生するようにしたものが知られている。
しかし、この従来のものでは、エンジンが定常運転域に
あるときには、その排気ガス温度が比較的低いため(デ
ィーゼルエンジンにあっては200〜300℃)、補助
燃料の燃焼促進作用にも拘らず排気ガスが可燃性粒子の
着火温度にまで充分に加熱されず、その結果、可燃性粒
子の燃焼不良により触媒フィルタの再生が確実に行なわ
れなくなり、触媒フィルタの目詰まりによりエンジンの
背圧が上昇してその正常な運転が妨げられるおそれがあ
った。
そこで、本出願人は、先に特願昭59−64627号に
おいて、エンジンの排気系に触媒フィルタに代えて、可
燃性粒子の捕集機能のみを持つ通常のパティキュレート
フィルタを設け、該パティキュレートフィルタの上流の
排気通路に可燃性粒子の燃焼を促進させる液体として、
例えば、触媒成分と炭化水素成分とを混合エマルジョン
化した液体を噴射供給するようにすることにより、パテ
ィキュレートフィルタに捕集された可燃性粒子の表面に
触媒および炭化水素の各成分を均一に被着させて可燃性
粒子の着火温度を大幅に低下させるようにし、排気ガス
温度が低いエンジンの定常運転時でも可燃性粒子を確実
に燃焼除去させるようにした技術を提案している。
しかしながら、この提案の場合には、噴射供給される触
媒成分がパティキュレートフィルタ上に徐々に蓄積され
るため、この蓄積された触媒成分によりパティキュレー
トフィルタの目詰まりが生じ、エンジン排気通路の背圧
が上昇し、ついにはその正常な運転が妨げられるおそれ
がある。
このため、パティキュレートフィルタは一定使用時間経
過後はこれを新しいフィルタと交換する必要が生じ、こ
のため保守費用が高くなるという問題がある。
〈発明の目的) 本発明は、上記事情に鑑み、目詰まりの生じたパティキ
ュレートフィルタから触媒成分を除去して、このパティ
キュレートフィルタを再使用できるようにするフィルタ
の再生方法を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 本発明の再生方法は、エンジン排気通路中に置かれて排
気中の可燃性粒子を捕集し、上流側から噴射供給される
触媒溶液によりこの可燃性粒子を燃焼させるのに用いら
れるパティキュレートフィルタが、触媒成分による目詰
まりを起こし排気背圧が高くなった時に、排気通路中か
らこのフィルタを取り外し、これを鉱酸水溶液中に設定
時間浸漬して、これに付着した触媒成分を除去し、その
後これを洗浄・乾燥して、再使用に供するようにしたこ
とを特徴とするものである。
(発明の効果) 本発明によれば、触媒溶液の噴射によって、排気ガス温
度の低いエンジンの定常運転時においても、捕集した可
燃性粒子を確実に燃焼させることができるという利点に
加えて、触媒成分によってパティキュレートフィルタが
目詰まりした時にはこのフィルタを取り外して触媒成分
を除去して再生使用することができるので、パティキュ
レートフィルタを何度も繰り返して使用でき、装置の保
守費用があまり高くならない。さらに、このようにして
目詰まりした触媒成分の除去により排気背圧を下げてエ
ンジンの正常運転を維持し、かつパティキュレートフィ
ルタによる可燃性粒子の燃焼除去作用も維持できる。
(実施例) まず、本発明の方法により再生使用されるパティキュレ
ートフィルタを用いた排気ガス浄化装置について図面に
より説明する。
第1図はこの排気ガス浄化装置の全体構成を示し、1は
燃焼室2および該燃焼室2に連通ずる渦流室3を備えた
渦流室式ディーゼルエンジン、4は該エンジン1の渦流
室3に燃料噴射ノズル5を通じて燃料を噴射供給する燃
料噴射ポンプであって、該燃料噴射ポンプ4はエンジン
1により同期して駆動される。
また、6は上記エンジン1の燃焼室2内の排気ガスを排
出するための排気通路であって、該排気通路6の途中に
は排気ガス中のカーボンを主成分とする可燃性粒子等を
捕集するパティキュレートフィルタ7が配設されている
。該パティキュレートフィルタ7は、多孔質材料よりな
るハニカム体における多数のハニカム孔を排気流方向に
沿って配するとともにその両端開口の一方を交互に閉塞
してなり、隣接するハニカム孔間の隔壁を排気ガスが通
過する際にそれを濾過して可燃性粒子等を捕集するもの
である。
ざらに、上記排気通路6のパティキュレートフィルタ7
上流には、上記可燃性粒子の燃焼を促進させる触媒溶液
を噴射供給する噴射器8が設けられている。上記噴射器
8は、パティキュレートフィルタ7上流の排気通路6に
噴射口10aをフィルタ表面に向けて配設され、電磁開
閉弁10bを有し、フィルタ7に触媒溶液を噴射する噴
射ノズル10と、触媒溶液を貯える触媒タンク9と、こ
のタンク9と噴射ノズル10とを連通する連通管11と
、該連通管11の途中に介設された電動式の触媒溶液供
給ポンプ12とを備えてなる。そして、該触媒溶液供給
ポンプ12の作動および噴射ノズル10の電磁開閉弁1
0bの開作動により、上記触媒タンク9内の触媒溶液を
所定量(例えば10〜100cc)噴射ノズル10の噴
射口からフィルタ7に向けて噴射させてその表面に付着
させるようになされている。なお、触媒タンク9内の触
媒溶液としては、10グラムの塩化銅(CuC9J2)
を100ccの水に溶かした溶液を用いているが、これ
以外にも、例えば0.05〜0.5重量%の1もしくは
2以上の白金1t(Pt、Pd。
Rh、Ir)の水溶性化合物、あるいは1〜10重量%
の1もしくは2以上の卑金属(V、CLJ。
Cr、Fe、N i、Mo、Ca、Ba)の水溶性塩を
、10〜50重量%の灯油、軽油2重油、アルコール、
またはケトン(含酸素炭化水素)等の 、炭化水素と、
該炭化水素を水に溶かすための1〜10重量%の界面活
性剤と、水と混合してエマルジョン化したものを用いて
もよい。
上記噴射器8の噴射ノズル10上流側の排気通路6とパ
ティキュレートフィルタ7下流側の排気通路6′とは排
気バイパス通路13によって連通されており、この排気
バイパス通路13によりエンジン1からの排気ガスを、
噴射器8の噴射ノズル10およびパティキュレートフィ
ルタ7をバイパスして通過させることもできる。また、
上記バイパス通路13の上流端部、すなわち噴射ノズル
9上流側の排気通路6との接続端部には、排気バイパス
通路13を通過する排気ガス量を制御するバタフライ弁
よりなる流量制御弁14が配設されている。該流量制御
弁14はOラド15を介してダイヤフラム装置16に連
結され、該ダイヤフラム装置a16の負圧室16aは負
圧導入通路17を介してバキュームポンプ18に連通さ
れている。
上記負圧導入通路17の途中には上記ダイヤフラム装置
16の負圧室16aとバキュームポンプ18または大気
開放部19との連通比をリニアに切り代えるデユーティ
ソレノイドバルブ20が配設されており、ダイヤフラム
装置16の負圧室16aに導入される負圧の大きさをデ
ユーチインレノイドバルブ20によりリニア制御してダ
イヤフラム装置16を作動させることにより、流量制御
弁14を駆動制御するようになされている。
さらに、22は上記噴射器8における噴射ノズル10の
電磁開閉弁10b、触媒溶液供給ポンプ12、およびデ
ユーチインレノイドバルブ20を作i!II ll1m
するためのIIJ111回路であって、該制御回路22
にはエンジン回転数に対応する上記燃料噴射ポンプ4の
ポンプシャフト回転数の信号と、エンジン負荷に対応す
る同コントロールスリーブ位置の信号とが入力されてい
る。また、23は上記パティキュレートフィルタ7上流
の排気通路6内における排気ガス温度T1を検出する排
気ガス温度検出手段としての第1排気ガス温度センサ、
24はパティキュレートフィルタ7直上流の排気通路6
内の排気ガス圧つまりエンジン1の背圧を検出する背圧
センサ、25はパティキュレートフィルタ7直下流の排
気通路6′内における排気ガス温度T2に基づいてパテ
ィキュレートフィルタ7での捕集可燃性粒子の燃焼状態
を間接的に検出する第2排気ガス温度センサであって、
これらセンサ23〜25の各出力は上記制御回路22に
入力されている。
また、パティキュレートフィルタ7直下流の排気通路6
′内には、噴出口30aがパティキュレートフィルタ7
に向いた中和液噴出器30が設けられ、上記制御回路2
2によって作動制御される電磁開閉弁30bの開作動に
よって連通管31を介して中和液供給ポンプ32により
送られる中和液タンク33内の中和液がパティキュレー
トフィルタ7の後面に噴射されるようになっている。こ
の中和液としては、リン酸ナトリウム、リン酸塩。
硫化ナトリウム、硫化カルシウムなどの中和剤を水に溶
かした溶液で、この中和剤によって触媒成分中に含まれ
る銅などの有害成分を中和させて無害化し、このような
有害成分がそのまま排気に混じって大気中に放出される
のを防止している。
次に、上記実施例における制御動作を、第2図から第4
図に示すフローチャートによって説明する。
まず、第2図において、スタート後のステップS1で流
量制御弁14を閉じて排気バイパス通路13を閉鎖する
等のイニシャライズを行ない、その後、ステップ82.
83でそれぞれ燃料噴射ポンプ4のシャフト回転数およ
びコントロールスリーブ位置に基づいてエンジン回転数
およびエンジン負荷を検出する。次のステップS4で背
圧センサ24の出力信号に基づいてエンジン1の背圧を
検出した後、ステップS5でその背圧が上記ステップ8
2.83で検出されたエンジン1の各運転領域毎に予め
適正に設定されている所定背圧に1度低下したか否か、
つまりパティキュレートフィルタ7に捕集された可燃性
粒子が1度燃焼除去されたか否かの判断を行ない、この
判断がNoであるときには上記ステップS4に戻る。上
記ステップS5での判断がYESであるときにはステッ
プS6に移り、上記ステップS4で検出された背圧が所
定背圧よりも高いか否か、すなわちパティキュレートフ
ィルタ7が可燃性粒子の捕集量増大によって目詰まり状
態にあるか否かを判断し、この判断がNOであるときに
は上記ステップS2に戻ってそれ以後のステップ83,
84.・・・を繰り返す。
一方、上記ステップS6での判断がYESであるときに
はステップS7に移行して、噴射器8による触媒溶液の
今回噴射回数Nをカウントし、次のステップS8でその
今回噴射回数Nを゛、予め第5図に示すように設定記憶
されている触媒溶液の噴射回数に対する噴射」特性のマ
ツプに照合して触媒溶液の今回噴9AmQを決定する。
その際、上記第5図に示す噴射量特性では、触媒溶液の
噴射回数Nが増加するほど、噴射量Qが減少するように
設定されているが、これは触媒溶液の噴射回数Nの増加
に伴ってパティキュレートフィルタ7への触媒溶液的触
媒成分の堆積量が増大するので、その堆積触媒成分によ
り可燃性粒子の燃焼促進効果をある程度確保できるため
、触媒溶液の使用量を低減してコストダウンを計ってい
る。
以上のごとき触媒溶液噴射IQの決定の後、ステップS
9において第1排気ガス温度センサ23の出力信号に基
づいてパティキュレートフィルタ上流での排気ガス温度
T1を検出し、次のステップ810でこの排気ガス温度
T1が、触媒溶液噴射に伴う可燃性粒子の燃焼によりフ
ィルタ7にクラックが発生する異常温度範囲下限値とし
ての対クラック許容限界排気ガス温度T^よりも低いか
否かの判断を行い、この判断がT1≧T^のとぎには、
触媒溶液噴射によりフィルタ7にクラックが発生する状
態とみてステップS9に戻り、排気ガス温度T1の低下
を持つ。
一方、上記ステップS10の判断がTI<T^のときに
は、ステップ811〜822の触媒溶液噴射制御ルーチ
ンと、第3図に示すステップ$51〜856の排気ガス
量制御サブルーチンと、第4図に示すステップ861〜
865の中和液噴射制御サブルーチンとを並列処理する
上記触媒溶液噴射制御ルーチンの最初のステップS11
では、噴射器8の触媒溶液供給ポンプ12を駆動し、次
のステップ812で噴射ノズル10の電磁開開弁10b
を開いて、該噴射ノズル10から触媒溶液をフィルタ7
の表面に噴射する。
その状態をステップ813で7ラグFに「1」を立てて
記憶した後、ステップ814に移ってタイマをセットし
、次のステップ815でそのタイマによりフィルタ7の
可燃性粒子が触媒溶液を噴射開始してから充分に燃焼す
るまでの時間の経過を判断する。そして、上記タイマが
タイムアウトするとステップ816でタイマのリセット
を行なった後、ステップ817で第2排気ガス温度セン
サ25の出力信号に基づいてフィルタ7下流の排気ガス
温度T2、つまりフィルタ7に捕集された可燃性粒子の
燃焼により上昇する排気ガス温度を検出し、つぎのステ
ップ818でこの排気ガス温度T2がフィルタ7にクラ
ックを発生させる限界値Toよりも高いか否かを判断す
る。この判断がT2≦Taであるときには、ステップS
19に移って鳩媒溶液供給ポンプ12の駆動時間が上記
ステップS8で決定された触媒溶液の噴射IQに対応す
る所定時間経過したか否かを判断し、この判断が決定噴
射量Qの未噴射を示すNOであるときには上記ステップ
817に戻って触媒溶液噴射を継続させる。一方、上記
ステップ819での判断がYESであるときにはステッ
プ820に移って、上記噴射ノズル10の電@開閉弁1
0bを閉じるとともに、ステップ821で触媒溶液供給
ポンプ12の運転を停止させて噴射器8による触媒溶液
噴射を終了し、次いでステップ813において立てられ
たフラグFを「0」にした後、最初のステップS1に戻
る。また、上記ステップ818での判断が72>TOで
あるときには、可燃性粒子の燃焼温度が異常上昇した状
態とみなして直ちに上記ステップ820〜822を実行
し触媒溶液噴射を終了して最初のステップS1に戻る。
これに対し、上記排気ガス量制御サブルーチンではその
最初のステップS51で上記背圧センサ24によりフィ
ルタ7上流の背圧を検出して、フィルタ7を通過する排
気ガス量を間接的に検出する。そして、その後のステッ
プ852で上記検出された背圧が排気ガスのフィルタ7
への適正通過量に対応する所定値よりも低いか否かを判
断し、この判断がYESであるときにはステップ853
において、フィルタ7への排気ガス量を増加すべく、流
量制御弁14の弁開度を小さくして排気バイパス通路1
3を閉じる方向のデユーティ信号をデユーティソレノイ
ドバルブ20に発信する一方、ステップ852の判断が
NOであるときにはステップ854に移って、フィルタ
7への排気ガス量を減少すべく、流量制御弁14の弁開
度を大きくして排気バイパス通路13を開く方向のデユ
ーティ信号をデユーティソレノイドバルブ20に発信し
、これらのステップ851〜854によりフィルタ7を
通過する排気ガス量を設定値に保つようにする。この後
、ステップ855において上記触媒溶液噴射ルーチンの
7ラグFがF=1であるか否かの判断を行ない、この判
断がNoになるまで上記ステップ851〜854を繰り
返す。そして、上記判断が液体噴射の終了に伴うF=O
になると、ステップ856で上記流量制御弁18の開度
を零にして排気バイパス通路17を閉鎖し排気ガス量i
制御を終了する。
また、中和液噴射制御サブルーチンは、上記触媒溶液の
噴射に同期してパティキュレートフィルタ7の後面に中
和液タンク33内の中和液を噴射し、触媒溶液中の有害
成分(例えばCLIなど)を中和して無害化し有害成分
が排気とともに大気中に放出されるのを防止するための
制御ルーチンであり、前述の如く第2図のルーチンのス
テップS10においてTl<T^となった時に、行なわ
れるルーチンである。このルーチンは、ステップS61
から開始して中和液供給ポンプ32の駆動を行ない、ス
テップ862において中和液噴出器30の電磁開閉弁3
0bを開いてパティキュレートフィルタ7への中和液の
噴射を開始し、ステップ863においてこの噴射時間が
所定時間経過したか判断する。所定時間経過するまでは
ステップ861.862を繰り返し噴射を継続させ、所
定時間経過した時にはステップ864および865にお
いて電磁開閉弁30bを閉じて中和液の噴射を止めると
ともに中和液供給ポンプ32を止め、本フローを終了す
る。
駆上のようにして、触媒溶液の噴射供給を受けてパティ
キュレートフィルタ7に捕集された可燃性粒子の燃焼除
去が行なわれるのであるが、触媒溶液の噴射回数の増加
に伴ない、触媒成分によるパティキュレートフィルタの
目詰まりが生じ、排気通路6内の背圧が徐々に高くなる
。このため、本発明ではパティキュレートフィルタの目
詰まりによって排気背圧が所定値を越えて高くなった時
には、このパティキュレートフィルタを取り外し、この
触媒成分を除去してパティキュレートフィルタを再生す
るものであるが、その方法としては、目詰まりしたパテ
ィキュレートフィルタを鉱酸水溶液中に所定時間浸漬す
る方法が採られる。
この方法の効果を確認するため目詰まりしたパティキュ
レートフィルタを3規定の硫酸(H2504)水溶液中
に1時間浸漬し、これを数回水洗いした後、120℃の
雰囲気中で乾燥した場合でのパティキュレートフィルタ
の重量測定結果と排気背圧の測定結果を第1表に示す。
第1表 重量(g) 背圧(jllHg) 車両走行テスト1tJ752,3   121.0車両
走行テスト後  810,1   153.0再生処理
後     755.2   126.0上記背圧測定
は、排気fm 2000 ccのエンジンを300Or
pmで正味平均有効圧が6.0K97−となる負荷条件
の下で運転して行なったもので、パティキュレートフィ
ルタサイズは1.69Jで触媒溶液としてはCuCQ、
2水溶液を用いて行なった。
この表に示すように、上記再生処理を行なうことにより
パティキュレートフィルタを走行テスト前の状態とほぼ
同等の状態、すなわち、パティキュレートフィルタに目
詰まりしていた触媒成分をほぼ完全に除去できることが
分る。
さらに、上記硫酸水溶液の濃度および浸漬時間を変えて
、上記と同様の効果確認を行なった。この時の結果を触
媒成分残余率により表わして第2表に示す。なお、触媒
成分残余率とはパティキュレートフィルタの再生処理後
の重量から走行テスト前の重量を引いたものを、走行テ
スト前のlff1で徐した比をパーセント表示したもの
である。
第2表 硫M11度       浸漬時間 (N)   0.5(H)   1.0(H)   2
.0(1−1)0.2  5.3(%)   2.0(
%)   1.2(%)2、・0  1,2(%)  
 0.6(%)   0.4(%)6.0  0.5(
%)   0.3(%)   0.2(%)このように
、硫酸の濃度は濃い程残余率が低下するが、5規定以上
の時にはパティキュレートフィルタの強度低下がみられ
た。このため、濃度としては0.2〜5規定が好ましい
。また硫酸に代えた他の鉱酸(例えば、HN O3など
)を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により再生されるパティキュレー
トフィルタを用いた排気ガス浄化装置を示す概略図、 第2図は上記装置による触媒噴射制御作動を示すフロー
チャート、 第3図は上記装置での排気ガス日制御作動を示すフロー
チャート、 第4図は上記装置での中和液噴射制御作動を示すフロー
チャート、 第5図は触媒溶液の噴射回数に対する噴射量を決定する
ための特性図である。 1・・・エンジン     3・・・渦流室6・・・排
気通路 7・・・パティキュレートフィルタ 9・・・触媒タンク    10・・・噴射ノズル13
・・・排気バイパス通路 22・・・制御回路 23・・・排気ガス温度センサ 24・・・背圧センサ 30・・・中和液噴出器 33・・・中和液タンク 第1図 第2図 第3vA   第4図 第5図 噴桐1駿→卸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンの排気通路中に置かれて排気中の可燃性粒子な
    どを捕集し、かつ排気通路上流側から噴射された触媒溶
    液により前記捕集した可燃性粒子を燃焼させるパティキ
    ュレートフィルタを前記排気通路から取り外し、 該パティキュレートフィルタを鉱酸水溶液中に設定時間
    浸漬して前記触媒溶液の噴射により付着した触媒成分を
    除去し、 その後、該パティキュレートフィルタを洗浄、乾燥して
    再使用に供するようにしたことを特徴とするエンジンの
    排気ガス浄化用フィルタの再生方法。
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