JPS63781B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63781B2 JPS63781B2 JP53042653A JP4265378A JPS63781B2 JP S63781 B2 JPS63781 B2 JP S63781B2 JP 53042653 A JP53042653 A JP 53042653A JP 4265378 A JP4265378 A JP 4265378A JP S63781 B2 JPS63781 B2 JP S63781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative
- positive
- continuous tone
- photosensitive material
- halftone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 11
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はオフセツト製版法、特に、単色印刷
物をオフセツト印刷する場合の刷版の製造方法に
関するものである。
物をオフセツト印刷する場合の刷版の製造方法に
関するものである。
印刷複製物上における階調の調整は、その印刷
複製物の品質評価に関する重要な要素である。印
刷複製物上の階調は、原稿→網ネガチブ→網ポジ
チブ→刷版→印刷複製物という工程にしたがつて
ひきつがれ若しくは調整されるのであり、したが
つて、印刷複製物上の階調を良好にするために
は、原稿のもつ階調を各工程で良好に階調再現す
ることが必要であるのは勿論であるが、さらに、
良好な階調を備えた原稿を使用することも重要で
ある。しかしながら、通常、単色印刷物の原稿と
してはモノクロ紙焼きが最も多く使用されている
が、それらの原稿の階調は多様であつて、理想的
な階調を具備している、いわゆる調子の良い原稿
は少ない。これら多様な階調を有する原稿を用い
て良好な階調の印刷複製物を得るためには、原稿
の不良をネガ撮り技術でカバーするのが従来の製
版方法である。しかしながら、暗部の階調だけを
よりシヤープに表現しようとする場合には、上記
のネガ撮り技術だけではカバーしきれない点があ
る。なぜなら、暗部の強調はハイライト部、ハー
フ・トーン部等の他の調子に影響を与えることに
なつて、良い結果が得られないからである。そこ
で、従来他の階調をそこなわず、かつ暗部の階調
も良く出したいと希望する場合には、W(ダブル)
トーン製版という2度刷を行なつているが、単色
印刷物の作成に2度刷を施すことは、それだけ手
間もかかり、コストの面でも不利である。
複製物の品質評価に関する重要な要素である。印
刷複製物上の階調は、原稿→網ネガチブ→網ポジ
チブ→刷版→印刷複製物という工程にしたがつて
ひきつがれ若しくは調整されるのであり、したが
つて、印刷複製物上の階調を良好にするために
は、原稿のもつ階調を各工程で良好に階調再現す
ることが必要であるのは勿論であるが、さらに、
良好な階調を備えた原稿を使用することも重要で
ある。しかしながら、通常、単色印刷物の原稿と
してはモノクロ紙焼きが最も多く使用されている
が、それらの原稿の階調は多様であつて、理想的
な階調を具備している、いわゆる調子の良い原稿
は少ない。これら多様な階調を有する原稿を用い
て良好な階調の印刷複製物を得るためには、原稿
の不良をネガ撮り技術でカバーするのが従来の製
版方法である。しかしながら、暗部の階調だけを
よりシヤープに表現しようとする場合には、上記
のネガ撮り技術だけではカバーしきれない点があ
る。なぜなら、暗部の強調はハイライト部、ハー
フ・トーン部等の他の調子に影響を与えることに
なつて、良い結果が得られないからである。そこ
で、従来他の階調をそこなわず、かつ暗部の階調
も良く出したいと希望する場合には、W(ダブル)
トーン製版という2度刷を行なつているが、単色
印刷物の作成に2度刷を施すことは、それだけ手
間もかかり、コストの面でも不利である。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、原稿の有するハイライト、ハーフ・
トーン部の調子をくずすことなく、暗部のみの階
調再現を、一度刷によつて可能にするオフセツト
製版法を提供することを目的とするものである。
のであつて、原稿の有するハイライト、ハーフ・
トーン部の調子をくずすことなく、暗部のみの階
調再現を、一度刷によつて可能にするオフセツト
製版法を提供することを目的とするものである。
この目的に対応して、この発明のオフセツト製
版法は、一方で原稿を撮影して網ネガチブを作成
しかつ網ネガチブから網ポジチブを作成し、他方
で同じ原稿を撮影して連続階調ネガチブを作成し
かつ連続階調ネガチブから連続階調ポジチブを作
成し、網ポジチブと連続階調ポジチブを重ねてポ
ジフイルム複合体を構成し、このポジフイルム複
合体を用いて版材に焼付けを行うことを特徴とし
ている。
版法は、一方で原稿を撮影して網ネガチブを作成
しかつ網ネガチブから網ポジチブを作成し、他方
で同じ原稿を撮影して連続階調ネガチブを作成し
かつ連続階調ネガチブから連続階調ポジチブを作
成し、網ポジチブと連続階調ポジチブを重ねてポ
ジフイルム複合体を構成し、このポジフイルム複
合体を用いて版材に焼付けを行うことを特徴とし
ている。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
この発明では網ポジチブと連続階調ポジチブを
重ねてポジフイルム複合体を構成する必要があ
る。そこでまず、網ポジチブを作成する工程Aに
ついて説明する。網ポジチブを作成する工程Aで
は、まず、感材1aを撮影位置にセツトし、かつ
感材1aの直前に所望のスクリーン線数を持つ網
目スクリーン4を位置させて原稿3を撮影する。
原稿3としては紙焼きであつても、また連続調フ
イルムであつても差支えない。撮影後の感材1a
を現像して網ネガチブ1a′を得る。次に網ネガチ
ブ1a′をポジ用感材2aに重ねて露光し、かつ現
像して、網ポジチブ2a′を得る。一方、連続階調
ポジチブを作成する工程Bでは、まず、網ネガチ
ブ1a′を作成した場合の感材1aと原稿3との位
置関係をそのまま利用し、感材1aの撮影位置に
感材1aに替えて感材1bをセツトし、かつ網目
スクリーン4を使用せずに、同じ原稿3を撮影す
る。感材1bは感材1aと同質のものを使用し、
かつ露光時間は前述の網ネガチブ1a′を作成する
場合の露光時間の約1/5である。撮影後の感材1
bを現像して連続階調ネガチブ1b′を得る。次に
連続階調ネガチブ1b′をポジ用感材2bに重ねて
露光し、かつ現像して、連続階調ポジチブ2b′を
得る。
重ねてポジフイルム複合体を構成する必要があ
る。そこでまず、網ポジチブを作成する工程Aに
ついて説明する。網ポジチブを作成する工程Aで
は、まず、感材1aを撮影位置にセツトし、かつ
感材1aの直前に所望のスクリーン線数を持つ網
目スクリーン4を位置させて原稿3を撮影する。
原稿3としては紙焼きであつても、また連続調フ
イルムであつても差支えない。撮影後の感材1a
を現像して網ネガチブ1a′を得る。次に網ネガチ
ブ1a′をポジ用感材2aに重ねて露光し、かつ現
像して、網ポジチブ2a′を得る。一方、連続階調
ポジチブを作成する工程Bでは、まず、網ネガチ
ブ1a′を作成した場合の感材1aと原稿3との位
置関係をそのまま利用し、感材1aの撮影位置に
感材1aに替えて感材1bをセツトし、かつ網目
スクリーン4を使用せずに、同じ原稿3を撮影す
る。感材1bは感材1aと同質のものを使用し、
かつ露光時間は前述の網ネガチブ1a′を作成する
場合の露光時間の約1/5である。撮影後の感材1
bを現像して連続階調ネガチブ1b′を得る。次に
連続階調ネガチブ1b′をポジ用感材2bに重ねて
露光し、かつ現像して、連続階調ポジチブ2b′を
得る。
こうして得られた網ポジチブ2a′と連続階調ポ
ジチブ2b′とを見当合せをして重ね合せて貼り合
せ、ポジフイルム複合体5を構成する。つまりポ
ジフイルム複合体5とは網ポジチブ2a′と連続階
調ポジチブ2b′とを重な合せたものである。最後
に、ポジフイルム複合体5を用いて版材6に焼き
付けを行う。
ジチブ2b′とを見当合せをして重ね合せて貼り合
せ、ポジフイルム複合体5を構成する。つまりポ
ジフイルム複合体5とは網ポジチブ2a′と連続階
調ポジチブ2b′とを重な合せたものである。最後
に、ポジフイルム複合体5を用いて版材6に焼き
付けを行う。
このように構成されるポジフイルム複合体5に
おいては、ハイライト部及びハーフ・トーン部は
網ポジチブ2a′のハイライト部及びハーフ・トー
ン部が構成し、ポジフイルム複合体5のシヤドー
部は網ポジチブ2a′のシヤドー部と連続階調ポジ
チプ2b′のシヤドー部とが重畳して構成するか
ら、これの焼き付けた版材6上ではシヤドー部だ
けがシヤープに階調再現される。したがつて、こ
の版材6を使用して印刷を行なえば、一度刷だけ
で、他のトーンも生かしつつ、シヤドー部の階調
をきわめてシヤープに再現することができる。
おいては、ハイライト部及びハーフ・トーン部は
網ポジチブ2a′のハイライト部及びハーフ・トー
ン部が構成し、ポジフイルム複合体5のシヤドー
部は網ポジチブ2a′のシヤドー部と連続階調ポジ
チプ2b′のシヤドー部とが重畳して構成するか
ら、これの焼き付けた版材6上ではシヤドー部だ
けがシヤープに階調再現される。したがつて、こ
の版材6を使用して印刷を行なえば、一度刷だけ
で、他のトーンも生かしつつ、シヤドー部の階調
をきわめてシヤープに再現することができる。
以上の説明から明らかな通り、この発明によれ
ば、反射原稿または透過原稿の有するハイライ
ト、ハーフ・トーン部の調子をくずすことなく、
暗部のみの階調再現を、一度刷によつて可能にす
るオフセツト製版法を得ることができる。
ば、反射原稿または透過原稿の有するハイライ
ト、ハーフ・トーン部の調子をくずすことなく、
暗部のみの階調再現を、一度刷によつて可能にす
るオフセツト製版法を得ることができる。
図はこの発明のオフセツト製版法の一実施例に
おける製版過程を示す説明図である。 1a,1b……感材、1a′……網ネガチブ、1
b′……連続階調ネガチブ、2a,2b……ポジ用
感材、2a′……網ポジチブ、2b′……連続階調ポ
ジチブ、3……原稿、4……網目スクリーン、5
……ポジフイルム複合体、6……版材。
おける製版過程を示す説明図である。 1a,1b……感材、1a′……網ネガチブ、1
b′……連続階調ネガチブ、2a,2b……ポジ用
感材、2a′……網ポジチブ、2b′……連続階調ポ
ジチブ、3……原稿、4……網目スクリーン、5
……ポジフイルム複合体、6……版材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方で原稿を撮影して網ネガチブを作成しか
つ前記網ネガチブから網ポジチブを作成し、他方
で前記原稿を撮影して連続階調ネガチブを作成し
かつ前記連続階調ネガチブから連続階調ポジチブ
を作成し、前記網ポジチブと前記連続階調ポジチ
ブを重ねてポジフイルム複合体を構成し、前記ポ
ジフイルム複合体を用いて版材に焼付けを行うこ
とを特徴とするオフセツト製版法。 2 前記網ネガチブを作成する感材と前記連続階
調ネガチブを作成する感材とは同質のものである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のオ
フセツト製版法。 3 前記網ネガチブを作成する場合の撮影は、感
材を撮影位置にセツトして網目スクリーンを通し
て撮影されるものであり、前記連続階調ネガチブ
を作成する場合の撮影は、前記網目スクリーンを
除去しかつ感材を前記網ネガチブを作成する場合
の感材の前記撮影位置と同じ撮影位置にセツトし
て撮影するものであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項または第2項記載のオフセツト製版
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265378A JPS54136906A (en) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | Method of making offset plate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265378A JPS54136906A (en) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | Method of making offset plate |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54136906A JPS54136906A (en) | 1979-10-24 |
JPS63781B2 true JPS63781B2 (ja) | 1988-01-08 |
Family
ID=12641960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265378A Granted JPS54136906A (en) | 1978-04-13 | 1978-04-13 | Method of making offset plate |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54136906A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56102855A (en) * | 1980-01-21 | 1981-08-17 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Printing method for photosensitive printing plate |
-
1978
- 1978-04-13 JP JP4265378A patent/JPS54136906A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54136906A (en) | 1979-10-24 |
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