JPS6377926A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
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- JPS6377926A JPS6377926A JP22087886A JP22087886A JPS6377926A JP S6377926 A JPS6377926 A JP S6377926A JP 22087886 A JP22087886 A JP 22087886A JP 22087886 A JP22087886 A JP 22087886A JP S6377926 A JPS6377926 A JP S6377926A
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- epoxy resin
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、特に耐熱性を要求される分野において用いら
れる炭素繊維強化プラスチックスを得るためのマトリッ
クスとなる樹脂組成物に関するものである。
れる炭素繊維強化プラスチックスを得るためのマトリッ
クスとなる樹脂組成物に関するものである。
炭素繊維強化プラスチックスは、比強度、比剛性に優れ
ることから種々の用途が開かれつつある。炭素m維強化
プラスチックスを成形するに当り、代表的な成形方法の
1つであるフィラメントワインド法は、特に高強度が要
求される部材を高い生産性で得ることができる点で有望
な成形方法である。
ることから種々の用途が開かれつつある。炭素m維強化
プラスチックスを成形するに当り、代表的な成形方法の
1つであるフィラメントワインド法は、特に高強度が要
求される部材を高い生産性で得ることができる点で有望
な成形方法である。
フィラメントワインド法で炭素繊維強化プラスチックス
を成形する場合、樹脂の粘度が成形性に著しい影響を及
ぼす。従来、強化繊維に樹脂を良好に含浸させること、
及び、樹脂を含浸された強化繊維がマンドレルに巻回さ
れる際、気泡を抱き込まないこと等のために、樹脂の粘
度は適度に低いことが必要であった。
を成形する場合、樹脂の粘度が成形性に著しい影響を及
ぼす。従来、強化繊維に樹脂を良好に含浸させること、
及び、樹脂を含浸された強化繊維がマンドレルに巻回さ
れる際、気泡を抱き込まないこと等のために、樹脂の粘
度は適度に低いことが必要であった。
他方、炭素繊維強化プラスチックスの代表的なマトリッ
クス樹脂であるエポキシ樹脂の中で、特に耐熱性エポキ
シ樹脂は、一般的に粘度が高くフィラメントワインド成
形に用いるのは困難であった。特に、炭素繊維強化プラ
スチックスの耐熱性マトリックス樹脂として、N 、
N−ジグリシジルアミノ基を1分子内に2個以上有する
エポキシ樹脂と硬化剤としてジアミノジフェニルスルホ
ン又は及びジアミノジフェニルメタンを混合した樹脂組
成物は粘度が高く、フィラメントワインド成形に用いる
ことはできなかった。
クス樹脂であるエポキシ樹脂の中で、特に耐熱性エポキ
シ樹脂は、一般的に粘度が高くフィラメントワインド成
形に用いるのは困難であった。特に、炭素繊維強化プラ
スチックスの耐熱性マトリックス樹脂として、N 、
N−ジグリシジルアミノ基を1分子内に2個以上有する
エポキシ樹脂と硬化剤としてジアミノジフェニルスルホ
ン又は及びジアミノジフェニルメタンを混合した樹脂組
成物は粘度が高く、フィラメントワインド成形に用いる
ことはできなかった。
樹脂の粘度を下げる手段としては樹脂に溶媒を混合させ
る方法や、樹脂の温度を上げる方法等があるが、前者は
、成形後、成形物内にボイド(気泡)を残存せしめると
いう欠点を有し、撰者は、樹脂のポットライフ(可使時
間)を縮めるという問題があった。
る方法や、樹脂の温度を上げる方法等があるが、前者は
、成形後、成形物内にボイド(気泡)を残存せしめると
いう欠点を有し、撰者は、樹脂のポットライフ(可使時
間)を縮めるという問題があった。
これまで、フィラメントワインド成形の可能な低粘度を
有する樹脂組成物がいくつか1!2案されているが、こ
れ等の樹脂組成物を用いて1qられた成形物の高温下に
おける物性は必ずしも満足できるものではなかった。例
えばフィラメントワインド成形が可能な低粘度を有する
樹脂組成物は、耐熱性の低下を余儀なくされているので
ある。(rsAMPEJ第27巻第551頁)。
有する樹脂組成物がいくつか1!2案されているが、こ
れ等の樹脂組成物を用いて1qられた成形物の高温下に
おける物性は必ずしも満足できるものではなかった。例
えばフィラメントワインド成形が可能な低粘度を有する
樹脂組成物は、耐熱性の低下を余儀なくされているので
ある。(rsAMPEJ第27巻第551頁)。
(発明の目的)
本発明の目的は、耐熱性の低下がなく、且つ、フィラメ
ントワインド成形可能な適度の低粘度を有するエポキシ
樹脂組成物を提供することにある。
ントワインド成形可能な適度の低粘度を有するエポキシ
樹脂組成物を提供することにある。
(発明の構成)
本発明は下記の通りである。
下記の成分〔A〕〜〔C〕を下記の伍で含むエポキシ樹
脂組成物。
脂組成物。
〔A〕N,N−ジグリシジルアミノ基を1分子内に2個
以上有するエポキシ樹脂50〜80重量% (B)N、N−ジグリシジルアニリン(エポキシ樹脂)
50〜20重量% (C)上記〔Δ)と[B)とのエポキシ樹脂混合物10
0重患部に対し、ジアミノジフェニルスルホン又は及び
ジアミノジフェニルメタン30〜45重量部 本発明における成分(A)のN 、N−ジグリシジル
アミノ基を 1分子内に2個以上有するエポキシ樹脂と
しては、例えば、N 、N 、N′。
以上有するエポキシ樹脂50〜80重量% (B)N、N−ジグリシジルアニリン(エポキシ樹脂)
50〜20重量% (C)上記〔Δ)と[B)とのエポキシ樹脂混合物10
0重患部に対し、ジアミノジフェニルスルホン又は及び
ジアミノジフェニルメタン30〜45重量部 本発明における成分(A)のN 、N−ジグリシジル
アミノ基を 1分子内に2個以上有するエポキシ樹脂と
しては、例えば、N 、N 、N′。
N′−テトラグリシジルメタキシレンジアミン、もしく
はN 、N 、N” 、N−、−テトラグリシジ
ルジアミノジフェニルメタン、もしくはN 。
はN 、N 、N” 、N−、−テトラグリシジ
ルジアミノジフェニルメタン、もしくはN 。
N 、N′ 、N′−ブトラグリシジル−3,5−ジメ
チル−4−アミノフェニルバラジイソプロビルベンゼン
、もしくはN 、N 、N′、N′〜テトラグリシ
ジル−4−アミノフェニルバラジイソプロビルベンゼン
がある。
チル−4−アミノフェニルバラジイソプロビルベンゼン
、もしくはN 、N 、N′、N′〜テトラグリシ
ジル−4−アミノフェニルバラジイソプロビルベンゼン
がある。
本発明では、この成分(A)のほかにエポキシ樹脂とし
て成分(B)のN 、N−ジグリシジルアニリンを含
むことが必要である。更に、所望により〔△〕、(B)
以外のエポキシ樹脂を成分(D)として少」配合するこ
とも可能である。成分(D)のエポキシ樹脂としては、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂等が好ましい。
て成分(B)のN 、N−ジグリシジルアニリンを含
むことが必要である。更に、所望により〔△〕、(B)
以外のエポキシ樹脂を成分(D)として少」配合するこ
とも可能である。成分(D)のエポキシ樹脂としては、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂等が好ましい。
本発明においては、これらエポキシ樹脂の硬化剤として
成分(C)のジアミノジフェニルスルホン又は及びジア
ミノジフェニルメタンが配合される。
成分(C)のジアミノジフェニルスルホン又は及びジア
ミノジフェニルメタンが配合される。
成分の量関係について述べる。
成分(A)50〜80重量部に対し、混合する成分(B
)の聞は50〜20重量%である。成分(B)が20重
量%未満ではフィラメントワインド成形を可能にする適
度の低粘度が得られず、50重量%超では耐熱性の低下
をきたし、不都合である。
)の聞は50〜20重量%である。成分(B)が20重
量%未満ではフィラメントワインド成形を可能にする適
度の低粘度が得られず、50重量%超では耐熱性の低下
をきたし、不都合である。
成分(C)の伍は、(A)と(B)との混合物100重
量部に対し30〜45重量部である。成分(C)が30
重量部未満では硬化不足となり成形物に所期の耐熱性を
与えることができず、45重間部超では量増加に見合っ
た効果が1qられないばかりか、かえって成形物の物性
に悪影響を及ぼす。
量部に対し30〜45重量部である。成分(C)が30
重量部未満では硬化不足となり成形物に所期の耐熱性を
与えることができず、45重間部超では量増加に見合っ
た効果が1qられないばかりか、かえって成形物の物性
に悪影響を及ぼす。
所望により配合する成分(D)の量は、(A)と(B)
との混合物100重聞部に対し25ffl M部以下と
すべきである。成分CD)が25重量部超になると、耐
熱性の低下を沼き不都合である。
との混合物100重聞部に対し25ffl M部以下と
すべきである。成分CD)が25重量部超になると、耐
熱性の低下を沼き不都合である。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に応じ、更に硬
化促進剤等を3i112i配合してもよい。
化促進剤等を3i112i配合してもよい。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、フィラメントワインド
成形に最も適するが、プルトルージョン成形又はハンド
レイアップ成形等にも有効に使用することができる。
成形に最も適するが、プルトルージョン成形又はハンド
レイアップ成形等にも有効に使用することができる。
(発明の効果)
本発明のエポキシ樹脂組成物は、耐熱性が高く、例えば
、このものから作った成形物の135℃もの高温におけ
る層間剪断強度(ILSS)は8.7kgf /nui
’であり、また、80℃での粘度が約10ポアズと低粘
度であり、しかも、この温度でのポットライフが8時間
以上であるため、特にフィラメントワインド成形に適す
るものである。
、このものから作った成形物の135℃もの高温におけ
る層間剪断強度(ILSS)は8.7kgf /nui
’であり、また、80℃での粘度が約10ポアズと低粘
度であり、しかも、この温度でのポットライフが8時間
以上であるため、特にフィラメントワインド成形に適す
るものである。
(実施例及び比較例)
実施例1
N 、N−ジグリシジルアミノ基を1分子内に2個以
上有するエポキシ樹脂としてN 、N 、N′ 、
N′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン〔商
品名r M Y−720Jチバガイギ−(株)17)7
0重ff1部にN 、N−ジグリシジルアニリン〔日
本化薬(株)製)30ffiffi部とジアミノジフェ
ニルスルホン(東洋インキ製造(株)製) 34.5重
量部を加え十分撹拌混合し、これに硬化促進剤としてB
F sモノエチルアミン〔商品名rANcHOR10
40J A、C,Iジャパンリミテッド製〕0.5重δ
部を配合し、本発明の樹脂組成物を得た。
上有するエポキシ樹脂としてN 、N 、N′ 、
N′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン〔商
品名r M Y−720Jチバガイギ−(株)17)7
0重ff1部にN 、N−ジグリシジルアニリン〔日
本化薬(株)製)30ffiffi部とジアミノジフェ
ニルスルホン(東洋インキ製造(株)製) 34.5重
量部を加え十分撹拌混合し、これに硬化促進剤としてB
F sモノエチルアミン〔商品名rANcHOR10
40J A、C,Iジャパンリミテッド製〕0.5重δ
部を配合し、本発明の樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物の80℃における粘度は約10ポアズで
あり、且つ同温度下におけるポットライフは十分に長い
ものであった。こうして得られた本発明の樹脂組成物の
性能を評価するために、80℃に加熱した上記樹脂組成
物を炭素繊維〔商品名「ベスファイトST−3−600
0J東邦レーヨン(株)製〕に含浸させながらフィラメ
ントワインド法により平板に平行に巻きつけた。これを
、油圧プレスに挿入し、1kg/c+e”に加圧して
130℃で1時間、更に180℃で2時間硬化し、厚さ
3mmの成形板を得た。
あり、且つ同温度下におけるポットライフは十分に長い
ものであった。こうして得られた本発明の樹脂組成物の
性能を評価するために、80℃に加熱した上記樹脂組成
物を炭素繊維〔商品名「ベスファイトST−3−600
0J東邦レーヨン(株)製〕に含浸させながらフィラメ
ントワインド法により平板に平行に巻きつけた。これを
、油圧プレスに挿入し、1kg/c+e”に加圧して
130℃で1時間、更に180℃で2時間硬化し、厚さ
3mmの成形板を得た。
このようにして1りられた成形板は、炭素繊維含有率が
66容邑%であり、ASTM−D−2844及び[)−
790に準じて測定したI LSS及び曲げ強度は第1
表に示す通りであった。
66容邑%であり、ASTM−D−2844及び[)−
790に準じて測定したI LSS及び曲げ強度は第1
表に示す通りであった。
第 1 表
第1表から明らかなように、I LSS及び曲げ強度と
も極めて高く、且つ、135℃もの高温における保持率
も約60%((8,7/14.5) x 100%、I
LSS)、76%強((153/ 202) x 10
0%、曲げ強度)であり、成形物、ひるがえっで、樹脂
組成物が優れた耐熱性を有していることがわかる。
も極めて高く、且つ、135℃もの高温における保持率
も約60%((8,7/14.5) x 100%、I
LSS)、76%強((153/ 202) x 10
0%、曲げ強度)であり、成形物、ひるがえっで、樹脂
組成物が優れた耐熱性を有していることがわかる。
実施例2
N、N7ジグリシジルアミノ基を 1分子内に2個以上
有するエポキシ樹脂としてN 、N 、N′ 、N
′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン(商品
名r M Y−720Jチバガイギ−(株)製)60重
量部にN 、N−ジグリシジルアニリン〔日本化薬(
株) ”IJ ) 201 a部とビスフェノールA型
エポキシ樹脂〔商品名「エピコート828」シェル化学
(株)製)201ffi部を加え、硬化剤として、ジア
ミノジフェニルスルホン(東洋インキ製造(株)製)
34.5重量部を加えて十分攪拌混合し、こ汀に硬化促
進剤としてBF1モノエチルアミン〔商品名「△NCH
OR1040J A、 C,!ジャパンリミテッド製)
0.5重量部を配合し、本発明の樹脂組成物を1qた。
有するエポキシ樹脂としてN 、N 、N′ 、N
′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン(商品
名r M Y−720Jチバガイギ−(株)製)60重
量部にN 、N−ジグリシジルアニリン〔日本化薬(
株) ”IJ ) 201 a部とビスフェノールA型
エポキシ樹脂〔商品名「エピコート828」シェル化学
(株)製)201ffi部を加え、硬化剤として、ジア
ミノジフェニルスルホン(東洋インキ製造(株)製)
34.5重量部を加えて十分攪拌混合し、こ汀に硬化促
進剤としてBF1モノエチルアミン〔商品名「△NCH
OR1040J A、 C,!ジャパンリミテッド製)
0.5重量部を配合し、本発明の樹脂組成物を1qた。
この樹脂組成物の80℃における粘度は約10ポアズで
あり、且つ、同温度下におけるポットライフは8時間で
あった。
あり、且つ、同温度下におけるポットライフは8時間で
あった。
この樹脂組成物の性能を評価するために実施例1と同様
の方法で成形板を1ηだ。この成形板の炭素繊維含有率
は66容邑%であり、ASTM−[] −2844及び
[)−790に準じて測定したILSS及び曲げ強度は
第2表に示す通りであった。
の方法で成形板を1ηだ。この成形板の炭素繊維含有率
は66容邑%であり、ASTM−[] −2844及び
[)−790に準じて測定したILSS及び曲げ強度は
第2表に示す通りであった。
第 2 表
第2表から明らかなようにI LSS及び曲げ強度とも
極めて高く、且つ、135℃−もの^温における保持率
も約58%((7,9/13.6) x 100%、I
LSS) 、約78%強((164/ 211) x
100%、曲げ強度〕であり、成形物、ひるがえっで
、樹脂組成物が優れた耐熱性を有していることがわかる
。
極めて高く、且つ、135℃−もの^温における保持率
も約58%((7,9/13.6) x 100%、I
LSS) 、約78%強((164/ 211) x
100%、曲げ強度〕であり、成形物、ひるがえっで
、樹脂組成物が優れた耐熱性を有していることがわかる
。
実施例3
N 、N 、N−、N′−テトラグリシジルジアミノ
ジフェニルメタン〔商品名r M Y−720Jチバガ
イギ−(株)製〕70重量部にN 、N−ジグリシジル
アニリン(日本化薬(株)製)30fiffi部とジア
ミノジフェニルスルホン〔東洋インキ製造(株)製)
34.5重量部を加え、硬化促進剤として、BF>モノ
エチルアミン〔商品名[ANCI−10R1040J
A、C,Iジャパンリミテッド製〕0.5重量部を混合
し、十分攪拌し、本発明のマトリックス樹脂を得た。
ジフェニルメタン〔商品名r M Y−720Jチバガ
イギ−(株)製〕70重量部にN 、N−ジグリシジル
アニリン(日本化薬(株)製)30fiffi部とジア
ミノジフェニルスルホン〔東洋インキ製造(株)製)
34.5重量部を加え、硬化促進剤として、BF>モノ
エチルアミン〔商品名[ANCI−10R1040J
A、C,Iジャパンリミテッド製〕0.5重量部を混合
し、十分攪拌し、本発明のマトリックス樹脂を得た。
これを80℃に加熱しながら、炭素繊維〔商品名[ベス
フフイトHT A −6000J東邦レーヨン(株)製
〕に含浸させつつ、フィラメントワインド法により、マ
ンドレルに角度±45°に巻回し管状体を形成した。こ
れを130℃で1時間、更に180℃で4時間加熱硬化
させた。
フフイトHT A −6000J東邦レーヨン(株)製
〕に含浸させつつ、フィラメントワインド法により、マ
ンドレルに角度±45°に巻回し管状体を形成した。こ
れを130℃で1時間、更に180℃で4時間加熱硬化
させた。
このようにして得られた成形物は、炭素繊維含有率が5
5容量%であり、硫酸分解法によって得られたボイド率
が0.3容量%であった。
5容量%であり、硫酸分解法によって得られたボイド率
が0.3容量%であった。
比較例1(成分(B)不使用)
N 、N−ジグリシジルアミノ基を1分子内に2個以
上有するエポキシ樹脂としてN 、N 、N”、N
′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン〔商品
名r M Y−720Jチバガイギー(株)Iu)10
0重量部にジアミノジフェニルスルホン〔東洋インキ製
造(株)Iり40重量部を加え、十分攪拌混合し、これ
に硬化促進剤としてBF3モノエチルアミン〔商品名r
ANCHOR1040J A、 C,Iジャパンリミテ
ッド製〕0.5重量部を配合して、樹脂組成物を得た。
上有するエポキシ樹脂としてN 、N 、N”、N
′−テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン〔商品
名r M Y−720Jチバガイギー(株)Iu)10
0重量部にジアミノジフェニルスルホン〔東洋インキ製
造(株)Iり40重量部を加え、十分攪拌混合し、これ
に硬化促進剤としてBF3モノエチルアミン〔商品名r
ANCHOR1040J A、 C,Iジャパンリミテ
ッド製〕0.5重量部を配合して、樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を用いてフィラメントワインド法を試み
たところ、80℃では粘度が高いためにこの樹脂組成物
をta帷に十分に含浸させることはできなかった。更に
、w4M1への適度な含浸を可能にするために、樹脂の
温度を100℃以上にしたところ、粘度が短時間のうち
に高くなって、ポットライフが短くなり、所定の成形物
を得ることはできなかった。
たところ、80℃では粘度が高いためにこの樹脂組成物
をta帷に十分に含浸させることはできなかった。更に
、w4M1への適度な含浸を可能にするために、樹脂の
温度を100℃以上にしたところ、粘度が短時間のうち
に高くなって、ポットライフが短くなり、所定の成形物
を得ることはできなかった。
比較例2(成分(B)不使用)
N 、N 、N′、N′−テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン(商品名r M Y−720Jチバ
ガイギー(株)製〕70重量部と低粘度ビスフェノール
Aジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(商品名「エピ
コート815J油化シエルエポキシ(株)製〕30重量
部にジアミノジフェニルスルホン(東洋インキ製造(株
)製) 34.5重屋部を加え十分攪拌混合し、これに
硬化促進剤としてBFs七ノエチルアミン〔商品名rA
NC1−10R1040J A、 C,Iジャパンリミ
テッド製〕0.5重量部を配合した樹脂組成物を得た。
ノジフェニルメタン(商品名r M Y−720Jチバ
ガイギー(株)製〕70重量部と低粘度ビスフェノール
Aジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂(商品名「エピ
コート815J油化シエルエポキシ(株)製〕30重量
部にジアミノジフェニルスルホン(東洋インキ製造(株
)製) 34.5重屋部を加え十分攪拌混合し、これに
硬化促進剤としてBFs七ノエチルアミン〔商品名rA
NC1−10R1040J A、 C,Iジャパンリミ
テッド製〕0.5重量部を配合した樹脂組成物を得た。
この樹脂組成物を用い実施例と同様の方法で成形して得
た硬化板は、炭素繊維含有率が64容黴%であった。
た硬化板は、炭素繊維含有率が64容黴%であった。
この樹脂組成物につき実施例1におけると同様の方法で
測定したI LSSと曲げ強さは第3表に示す通りであ
った。
測定したI LSSと曲げ強さは第3表に示す通りであ
った。
第 3 表
第3表に示した値はI LSS、曲げ強度とも第耐熱性
に問題のあることがわかる。
に問題のあることがわかる。
Claims (2)
- (1)下記の成分〔A〕〜〔C〕を下記の量で含むエポ
キシ樹脂組成物。 〔A〕N,N−ジグリシジルアミノ基を1分子内に2個
以上有するエポキシ樹脂50〜80重量% 〔B〕N,N−ジグリシジルアニリン(エポキシ樹脂)
50〜20重量% 〔C〕上記〔A〕と〔B〕とのエポキシ樹脂混合物10
0重量部に対し、ジアミノジフェニルスルホン又は及び
ジアミノジフェニルメ タン30〜45重量部 - (2)更に成分〔D〕として〔A〕、〔B〕以外のエポ
キシ樹脂を〔A〕と〔B〕とのエポキシ樹脂混合物10
0重量部に対し25重量部以下含む特許請求の範囲(1
)記載のエポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22087886A JPS6377926A (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | エポキシ樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22087886A JPS6377926A (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | エポキシ樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6377926A true JPS6377926A (ja) | 1988-04-08 |
JPH0312089B2 JPH0312089B2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=16757951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22087886A Granted JPS6377926A (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | エポキシ樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6377926A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363253A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2003026768A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2009215518A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Nippon Kayaku Co Ltd | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP22087886A patent/JPS6377926A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363253A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2003026768A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-29 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料 |
JP2009215518A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-09-24 | Nippon Kayaku Co Ltd | エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312089B2 (ja) | 1991-02-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |