JPS6377481A - 切断工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は振動駆動可能なブレードを有する切断工具に関
する。

［従来の技術］ 駆動軸にブレードを有する撮動駆動の電動工具は周知で
ある。この種の工具は、特に、布地、プラスチック板等
用の小型裁１１ｉ１１として使用される。

特にプラスチックを加工する場合、切り屑が飛び散らず
、プラスチック・によってブレードが目詰まりをしない
という利点が生まれる。しかし、切断されるべき材料の
下に壊れ易い材料を置くと、その壊れ易い材料が工具に
よって傷のつく恐れが生じる。このような問題は、特に
包装を切り開ける場合に起こる。

［発明が解決しようとする問題点］ 本発明の目的は、下地（切断されるべき材料の下側にあ
る材料などの物品）に傷をつけずに材料を切断できる振
動駆動可能なブレードを有する切断工具を提供すること
にある。

［問題点を解決するための手段、作用、発明の効果］ 上記の目的は、作業領域の下方でブレードを覆い加工材
料を下側から支持するウェブが、ホルダによって切断工
具に固設されることにより達成される。包装を開ける場
合、ウェブが、包装された物品の上に乗り、その物品を
損うことなくその上を更に震動しながら包装材を切断し
ていく。

切断の際引掛かって動かなくなるのを防ぐため、ウェブ
を有するホルダが、ブレードより強くてあってはならな
い。従って、比較的薄いホルダが用がブレードに挟まっ
てしまい、又はブレードの保護の役目を成さないほどに
横方向にずれる恐れが生じる。これに対し、大きな材料
の厚さを有するホルダに変えるため、本発明の他の特徴
に基づいて、２枚の実質的に同一のブレードを駆動軸に
設置し、これらブレードに共通のウェブ又は各ブレード
１個ずつのウェブを設ける。ホルダの幅は、フ゛レード
の倍の厚さと、グレード間に間隔がある場合は、その間
隔を加えたものである。間隔を適当に拡大することによ
り、一定の限度で、ホルダの任意な厚さを達成すること
が出来る。切り屑が出て材料が損傷を被っても問題がな
い。何故ならば、更に使用されることのない包装材料の
みが損傷される材料に該当するからである。ホルダを２
枚のブレードの間に設置すれば、特に好ましい関係を達
成することが出来る。本発明の工具の場合にブレードを
覆う保護ハウジングは、好ましくは、その開口部が作業
方向から見て前方の上方から後方の下方へ、作業領域に
向って傾斜している。その目的は、材料を切断する場合
、まず材料を下方へ向けるためである。次いで、工具は
実際の作業位置へ回転される。２枚のブレードによって
材料を切断して出、来た切り屑を通すため、好ましくは
ウェブに孔を形成し、又は２個のウェブを使用する場合
、２個のウェブの間に間隔を設ける。

工具の有利な構成は、切り屑を吸引するために使用され
る吸引装置を保護ハウジングに装着することにより達成
される。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を実施例に基づいて説明す
る。

切断工具１は、２個のハウジング部２及び３と、ブレー
ド（のこ刃）４及び５と、ウェブ７付ホルダ６と、ハブ
８と、円板つと、ボルト１０から成る。切断工具１を振
動駆動可能１１に固着するため、まずハウジング部２を
軸１２にｖ４着してから、ブレード（のこ刃）４を駆動
軸１３に装着する。次いで、ホルダ６をハウジング部２
に取着し、ブレード（のこ刃）５のハブ８を駆動軸１３
に装着する。更に、ハウジング部３をハウジング部２に
被せ、ねじ１４によってハウジング部２と結合する。ホ
ルダ６、は２個のハウジング部２．３の間でクランプさ
れる。両ブレード４及び５は円板９を介して駆動軸１３
へ螺入可能なボルト１０によって固定される。第３図は
２枚のブレード（のこ刃）４及び５の間にホルダ６が設
置されていることを示している。ホルダ６の厚さＸがブ
レード４及び５の両外側Ｙの間隔よりも狭くければなら
ない。従って、比較的強いホルダ６を選択する必要があ
る。

第２図は使用中の切断工具を示している。第２図では、
加工材料１５が切断されつつある。そのためにハウジン
グ部２，３の開口部に形成された傾斜部１６は、作業方
向１７から見て前方の上方から後方の下方へ延出してい
るので、加工材料を切断する場合、傾斜によって加工材
料を下方へ向けることが出来る。次いで、工具は図示の
位置へ回転される。この場合、ウェブ７は作業ｉ［１８
の下方でブレード４及び５を覆うと共に、加工材料（例
えば包装材料）１５の下方にある材料（例えば包装され
た物品）を損うことのないように加工材料１５を下側か
ら支持する。ブレード４及び５によって出来た切り屑２
０は、ウェブ７に設けられた孔１９を通って出て来る。

第４図及び第５図は吸引装！２１を装着した切、断工具
１の図である。吸引装＠２１は、ねじ２４によって接続
板２３を介してホルダ６に固定された接続部材２２によ
って形成されている。接続部材２２がハウジング部２．
３に結合されている領域では、ハウジング部２，３の壁
に開口部が形成されているので、切り屑がウェブ７から
ハウジング部２，３を経て接続部材２２、更にホース２
５を通って吸引ユニット（図示せず）によって吸引され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は駆動装置の分解側面図と切断工具の分解断面図
、第２図は第１図の切断工具を組み立てた後の正面図、
第３図は第２図の切断工具のブレードとホルダの関係を
示す断面図、第４図は第２図の切断工具に吸引装置付切
断工具を付したものの正面図、第５図は吸引装置の一部
断面図である。 １・・・切断工具、２．３・・・ハウジング部、４．５
・・・ブレード（のこ刃）、６・・・ホルダ、７・・・
ウェブ、８・・・ハブ１．９・・・円板、１０・・・、
ボルト、１１・・・撮動形駆動装置、１２・・・軸、１
３・・・駆動軸、１４・・・ねじ、１５・・・加工材料
、１６・・・傾斜部、１７・・・作業方向、１８・・・
作業領域、１９・・・孔、２０・・・切り屑、２１・・
・吸引装置、２２・・・接続部材、２３・・・接続部、
２４・・・ねじ、２５・・・ホース。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、作業領域（１８）の下方でブレード（４、５）を覆
   い加工材料（１５）を下側から支持するウェブ（７）が
   、ホルダ（６）によって切断工具（１）に固設されてい
   ることを特徴とする切断工具。 ２、前記ブレード（４、５）は実質的に同一の２枚から
   成り、駆動軸（１３）に設置され、前記ウェブ（７）は
   両ブレードに共通にか、又は、各ブレード毎に形成され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   切断工具。 ３、前記ホルダ（６）が前記２枚のブレード（４、５）
   の間に設置されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第２項に記載の切断工具。 ４、前記ブレード（４、５）は、作業方向 （１７）から見て前方の上方から後方の下方へ作業領域
   （１８）へ向って傾斜する開口部を有するハウジング部
   （２、３）内に設けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項乃至第３項のいずれかの１に記載のブレ
   ードを有する切断工具。 ５、出来た切りくずを通過させるために前記ウェブ（７
   ）に孔（１９）を形成し、又は前記２個のウェブ（７）
   の間に間隔を設けることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項乃至第４項のいずれかの１に記載の切断工具。 ６、吸引装置（２１）を有することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の切断装置。