JPS637744Y2 - - Google Patents

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JPS637744Y2
JPS637744Y2 JP6962784U JP6962784U JPS637744Y2 JP S637744 Y2 JPS637744 Y2 JP S637744Y2 JP 6962784 U JP6962784 U JP 6962784U JP 6962784 U JP6962784 U JP 6962784U JP S637744 Y2 JPS637744 Y2 JP S637744Y2
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JP
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cylinder
valve
valve body
cam
spring
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JP6962784U
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【考案の詳細な説明】 本考案は弁操作装置、特に、操作部の回動のみ
によりリフト弁をこの回動軸線方向に開閉動作さ
せる弁操作装置に関するものである。
この弁操作装置は過流出防止弁付ガスコツクの
過流出防止弁リセツト用弁装置、あるいは、モー
ターの正逆回動により弁体をこの回動軸線方向に
開閉動作させる弁操作装置として利用できる。
この種弁操作装置として、第6図、第7図に示
すごとく特開昭58−144161号公報に開示のものが
ある。このものは、上記過流出防止弁付ガスコツ
クに採用されたもので、過流出防止弁10と閉子
1の下端入口部との間に弁体2を設け、閉子1を
正逆回動させる操作軸20を閉子軸1aにすすみ
対偶させるとともに前記弁体の弁軸21とこの操
作軸とを連動させ、さらに、前記操作軸にはその
下端に半径方向に突出すべく付勢したピン30が
設けてあり、これがコツク本体5に固定された筒
体40の溝部41に沿つてのみ一定軌跡で回動、
昇降できるようにしたものである。
この従来のものでは、操作軸20の押し回し操
作方向がピン30と溝部41との関係により一定
に規制され、この操作軸20の移動の軸線方向成
分に応じてコツク本体4の流路が閉子1の回動位
置にかかわらず開閉される。
すなわち、操作軸20の全開位置でのみピン3
0が溝部41の中間段部42に係合して操作軸2
0は昇降ストロークの中間に保持され、弁体2も
閉子1と過流出防止弁10の中間に位置し、開弁
状態に保持される。
他の位置では、ピン30と溝部41との関係か
ら、操作軸20は最上昇位置又は最降下位置に置
かれることとなつて、弁体2は閉子1の弁座部1
1又は過流出防止弁10の弁座部を閉鎖し、コツ
ク本体5内の流路は閉子1の位置のいかんにかか
わらず遮断される。
このように、上記のものでは、弁体2は操作軸
20の特定位置でのみ開弁状態に置かれ、且、他
の位置では閉弁し、いわゆる、ON−OFF動作弁
となる。
ところがこの従来のものでは、回動部分として
の閉子1の摺動面と、閉子1を軸線方向に貫通す
る弁軸21の外周面の二部分でのシールが必要と
なり、コツク本体外部への漏れ、すなわち、外部
漏れの危険箇所が多くなる。
これは、弁体2が回動部分としての閉子1を貫
通する弁軸によつて動作せしめられる構成だから
である。
本考案は、このような、操作軸と一体的に回動
する回動部分によつて弁体が開閉され且操作軸の
全開位置でこの弁体が開閉動作されるようにした
ものにおいて、回動部分の回動のみにより流体回
路内部で弁体が前記回動軸線方向に開閉動作せし
められるようにすることをその課題とする。
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、〓操作軸又はこれと一体回動す
る回動部分によつて弁体が軸線方向に開閉され、
且、操作軸の全開位置でこの弁体が開閉動作され
るようにしたものにおいて、弁座12と同心状に
設けた筒体13と、この筒体に円筒対偶し且回動
部分にすすみ対偶する駆動筒3と、この駆動筒と
軸線方向に重なり且前記筒体にまわり対偶する従
動筒5と、この重なり部分において相互に嵌り合
うように駆動筒3及び従動筒5に各別に設け且駆
動筒3の回動域における全開位置側の小範囲で相
互に回動余裕を持つた対偶状態となるカム凸部3
3及びカム凹部53と、前記従動筒の回動範囲を
駆動筒3の回動範囲以下の小範囲に規制し且前記
筒体13又はこの近傍の固定部に設けられるスト
ツパーと、前記筒体13にすすみ対偶する弁体2
と、この弁体に設けた脚部21と、駆動筒3の全
開位置でのみ前記脚部21と係合し且この駆動筒
3と一体の係合手段と、前記弁体2を閉弁方向に
付勢する第1バネ22と、駆動筒3を弁体2の開
弁方向に付勢する第2バネ32とからなり、前記
第2バネの付勢力を第1バネ22の付勢力よりも
大きく設定すると共に、カム凸部33とカム凹部
53との対偶関係を駆動筒3の閉回動によつて脱
出可能な関係に設定し、前記カム対偶部における
回動余裕を脚部21と係合手段との前記回動方向
の係合範囲よりも大きく設定した〓ことである。
本考案の上記技術的手段の作用を実施例の説明
図に用いた第5図を参照しながら説明する。
各部が初期状態にあるとき、弁体2は第1バネ
22により閉弁せしめられており、この時、カム
凸部33とカム凹部53とは相互にズレた位置に
ある。又、この状態では、駆動筒3と従動筒5と
は軸線方向に重なり合い、しかも、この駆動筒に
は第2バネ32の付勢力が作用し且従動筒は固定
の筒体13にまわり対偶状態にあるから、前記重
なり合い部分には一定の摩擦力が作用している。
次いで、操作回動部を開回動させると、駆動筒
3が全開位置(操作回動軸が全開位置に回動せし
められた時の駆動筒3の位置)側に回動せしめら
れるが、同時に前記摩擦力によつて従動筒5が終
端位置(操作回動軸が全開位置に回動せしめられ
た時の従動筒5の位置)側に回動せしめられる。
従動筒5の回動範囲は駆動筒3の全開位置側の
小範囲に設定されているから、操作回動部の開回
動に伴なつて、先ず、この従動筒5が終端位置に
回動せしめられ。その後、駆動筒3がさらに全開
位置側に回動せしめられると、その全開位置で、
駆動筒3に具備させた係合手段が弁体2の脚部2
1に係合する。又、駆動筒3の開回動初期におい
て従動筒が終端位置側に回動しているから、カム
凸部33がカム凹部53の端部に一致する。
駆動筒3には第2バネ32の付勢力が作用して
いること、及び、回動操作部と駆動筒3とがすす
み対偶していることから、弁体2は第2バネ33
の付勢力によりカム凸部33がカム凹部53に嵌
入せしめられ、前記両カム部の嵌合度合に応じた
距離だけ駆動筒3が弁体2の開弁側に持ち上げら
れ、これと係合手段と脚部21との係合により、
弁体が開弁される。
次いで、この全開位置から、操作回動部を閉回
動させてると、従動筒5は筒体13により一定範
囲回動可能に保持されているから、カム凸部33
とカム凹部53とがかみ合つたまま駆動筒の全閉
位置側に復帰回動せしめられる。この間の回動に
よつて駆動筒3に具備させた係合手段と弁体2の
脚部21との係合が外れ、弁体2は第1バネ22
の付勢力によて弁座に対接せしめられて閉弁す
る。
操作回動部が更に閉回動せしめられると、駆動
筒3及び従動筒5は共に復帰回動せしめられ、先
ず、ストツパーにより従動筒5の回動が阻止され
る。従動筒5と駆動筒3とはカム凸部33とカム
凹部53とでかみ合つているだけで、しかも、第
2バネ32によりこのかみ合い状態が維持されて
いるだけあるから、駆動筒3が前記位置からさら
に全閉位置側に復帰回動せしめられると、カム凸
部33がカム凹部53から脱出し、駆動筒3と従
動筒5とは、カム凸部53を介して接触しただけ
の状態となり、この状態で(カム凸部33とカム
凹部53とがズレた状態)、駆動筒3が全閉位置
に復帰し且従動筒5が初期位置に復帰する。
以後、操作回動部の正逆回動により上記動作が
繰り返されることとなる。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
弁体が開閉動作するときの操作回動部の動作範
囲は全開位置における微少域(カム凸部と脚部の
係脱に要するだけの範囲)であるから、弁体2は
既述のON−OFF動作する。
また、弁体を開閉するために、従来におけるよ
うな回動以外の操作が要求されるものではなく、
弁体を外部から開閉させるための弁軸等が不要
で、この弁軸の為のシールが不要となり、外部漏
れの危険も少なくなる。
さらに、駆動筒3と従動筒5とは軸線方向に重
なり合うものであるから、半径方向に回動部分が
重なり合う形式のものにくらべて弁操作部の直径
が小さくできる。
以下本考案の実施例を第1図〜第5図及び第8
図に基づいて説明する。
この実施例では、弁操作装置は、第1図及び第
8図のように、過流出防止弁付ガスコツクに組み
込まれており、閉子1が既述した回動操作部とし
て機能する。また閉子1の通過孔16に続く筒部
14内に一部挿入される過流出防止弁の主体は上
記における筒体13として機能する。さらに、弁
体2に作用する第1バネ22は閉子1との間に介
装され、他方、閉子1と駆動筒3とは第3図に示
すこの駆動筒の突片31,31と、筒部14に設
けたスリツト15,15のかみ合いによりすすみ
対偶が確保されている。
次に、弁体2は筒体13の上端に設けた弁座口
12に対接すべく配設され、弁体2と筒体13と
のすすみ対偶が確保されている。すなわち、弁体
2には一対の脚部21,21が下方に突出せしめ
られ、この脚部が筒体13の頭部17に形成した
一対の縦向きのガイド溝18,18に各別に嵌入
する構成を採用している。
また、この実施例では、駆動筒3及び従動筒5
は筒体13に外嵌した状態でコツク本体4内に内
装されており、筒体13を取付けるフランジ43
とこの駆動筒3の下端に第2バネ32が介装せし
められ、このバネにより駆動筒3は弁体2の開弁
方向に付勢せしめられている。
筒体13の上端は下方の脚部より大径とした頭
部17となり、この頭部以下に従動筒5、駆動筒
3がこの順序で重なり合うように嵌合され、抜け
止め状態に置かれている。
従動筒5の上端には一対の切欠部51,51が
設けられており、これがガイド溝18の両側に設
けた下方に突出させたストツパー19,19と対
応する。従つて従動筒5は、前記ストツパー1
9,19間の幅と、切欠部51の幅との差に相当
する範囲だけ円周方向に回動できる。また、この
切欠部51に相当する範囲の内周は第4図の如く
半径方向の凹部52,52となつており、筒体1
3の外壁との間に上記弁体の脚部21が挿通可能
な間隙が形成されている。
次に、駆動筒3はその上端に突出させた一対の
カム凸部33,33と従動筒5の下面に設けたカ
ム凹部53,53とでこの従動筒と軸線方向にか
み合うようになつており、この駆動筒3のカム凸
部33,33の内面は全域にわたつて筒体13と
接触状態にある。
従つて、弁体2の脚部21,21の下端はこの
カム凸部33の上端に当接する。このことから、
弁体2と駆動筒3とがこの駆動筒の全開位置での
み係合し、前記カム凸部33が既述の技術的手段
の項以下における係合手段として機能することと
なる。
以上の構成から、操作回動部としての筒部14
の回動に伴つて駆動筒3が回動せしめられ、この
駆動筒との摩擦により従動筒5が一定範囲回動せ
しめられ、さらに、駆動筒3の回動に伴つて弁体
2が脚部21,21とカム凸部33,33との係
脱し、この弁体がON−OFF動作する。
この動作は、第5図のイ〜ニに示す一連の動き
により確保されるもので、コツク閉の初期状態で
は同図イの状態にあり、コツク全開位置でロから
ハの状態に変化して弁体2は駆動筒3のカム凸部
33,33と脚部21,21との当接により持ち
上げられ開弁する。
その後、閉子1を閉回動させると、微少閉回動
により駆動筒3のカム凸部33,33がニの状態
となり、カム凸部33と脚部21との係合が外
れ、弁体2が閉弁する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部の分解図、第2図
は弁体2の底面図、第3図は駆動筒3の平面図、
第4図は組立状態のX−X断面図、第5図は各部
の動作説明図、第6図、第7図は従来例の説明
図、第8図は本考案実施例の全体の組立て断面図
であり、図中1……閉子、12……弁座口、13
……筒体、15……スリツト、18……ガイド
溝、2……弁体、21……脚部、22……第1バ
ネ、3……駆動筒、31……突片、32……第2
バネ、33……カム凸部、5……従動筒、51…
…切欠部、53……カム凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸又はこれと一体回動する回動部分によつ
    て弁体が軸線方向に開閉され、且、操作軸の全開
    位置でこの弁体が開閉動作されるようにしたもの
    において、弁座12と同心状に設けた筒体13
    と、この筒体に円筒対偶し且回動部分にすすみ対
    偶する駆動筒3と、この駆動筒と軸線方向に重な
    り且前記筒体にまわり対偶する従動筒5と、この
    重なり部分において相互に嵌り合うように駆動筒
    3及び従動筒5に各別に設け且駆動筒3の回動域
    における全開位置側の小範囲で相互に回動余裕を
    持つた対偶状態となるカム凸部33及びカム凹部
    53と、前記従動筒の回動範囲を駆動筒3の回動
    範囲以下の小範囲に規制し且前記筒体13又はこ
    の近傍の固定部に設けられるストツパーと、前記
    筒体13にすすみ対偶する弁体2と、この弁体に
    設けた脚部21と、駆動筒3の全開位置でのみ前
    記脚部21と係合し且この駆動筒3と一体の係合
    手段と、前記弁体2を閉弁方向に付勢する第1バ
    ネ22と、駆動筒3を弁体2の開弁方向に付勢す
    る第2バネ32とからなり、前記第2バネの付勢
    力を第1バネ22の付勢力よりも大きく設定する
    と共に、カム凸部33とカム凹部53との対偶関
    係を駆動筒3の閉回動によつて脱出可能な関係に
    設定し、前記カム対偶部における回動余裕を脚部
    21と係合手段との前記回動方向の係合範囲より
    も大きく設定した弁操作装置。
JP6962784U 1984-05-12 1984-05-12 弁操作装置 Granted JPS60180882U (ja)

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JP6962784U JPS60180882U (ja) 1984-05-12 1984-05-12 弁操作装置

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JPS60180882U JPS60180882U (ja) 1985-11-30
JPS637744Y2 true JPS637744Y2 (ja) 1988-03-07

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ID=30605478

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