JPS637738A - 殺ダニ機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、じゅうたん、畳等のメンテナンスに係るもの
で、特にじゅうたん１畳等【生息するダニ、カビの殺ダ
ニ、殺菌及びその繁殖の抑制に係る殺ダニ機器に関する
ものである。

従来の技術 従来、じゅうたん２畳に生息するダニ、カビに対して掃
除機による捕集、あるいは虫ぼしと言われる室外での日
干しを行い殺ダニ殺菌を行なっていた。

発明が解決しようとする問題点 一般にじゅうたん２畳には家庭内のホコリの他、フケや
食べ物のかけら等がたまり易く、又構造上湿気を含み易
いものである。その結果、ダニが繁殖し易く、又カどの
発生もみられ、ダニ、カビの温床となり易いものである
。

そしてダニは、その死がいやフンも含め、カビの胞子と
共にぜん息等アレルギー疾患の第一要因とされている。

又カビそのものについても衛生上決して好ましいもので
はなく、特に日本のようにじゅうたんや畳に直接皮膚を
接触する生活習貫をもつ場合、皮膚病等の害も生じるも
のである。

この様に、家庭内のじゅうたん１畳にはダニ。

カビが多く生息しており、最近の大掃除の習慣もなくな
シつつある現状、これらのダニ、カビの殺ダニ、殺菌及
びこれらの繁殖を抑制する必要があると言える。

そして、これらダニ、カビについて共通して言えること
は、湿気を除去することにより死滅あるいは繁殖を抑え
られること、又実験の結果、ダニについては６０’Ｃ以
上では１秒たらずで死ぬことである。

本発明はこの点て着目し、じゅうたん１畳に生息するダ
ニ、カビの死滅及び除湿を行なう機器を提供するもので
ある。

問題点を解決するための手段 本発明の殺ダニ機器は、温調可能な温熱風発生装置より
発生した温熱風を床面に対して外周を囲って予熱室を形
成したノズルに導き、床面に噴出する構成を有している
。

作　　用 本発明は前記の構成により、温熱風を床面に対して予熱
室を形成したノズルより床面に噴出させ、じゅうたん２
畳に温熱風を効果的に吹き込むことを可能とし、じゅう
たん２畳に生息するダニを死滅させると共に１除湿乾燥
効果を生せしめダニ。

カビの繁殖を抑制するものである。

実施例 以下本発明の実施例について第１図〜第２図に基づいて
説明する。

第１図において、１は温調可能な温熱風発生装置であり
、その構成要素としては、送風７７ン２とこれを駆動す
るモータ３及び空気を加熱するヒータ４を有している。

５は床面に対向したノズルであり、６はこのノズルの外
周を床面に対して囲って形成した予熱室である。　　。

例えば第１図で、７はじゅうたんであり、温熱風を発生
させるとこの温熱風は上記ノズルらよりじゅうたんアに
吹き込まれ、じゅうたん深部にいきわたるものである。

かつ本発明で設けている予熱室６により、−旦ノズル６
よりじゅうたんγ内に吹き込まれた温熱風は予熱室６を
循環し外部へ出るものであり本機をじゅうたん７上を移
動するとき、まず予熱室でじゅうたん７を予熱し、この
位置をノズル５が通過するときはより効果的（予熱され
ているため、温熱風の温度低下を少なく吹き込める）に
じゅうたん７に温熱風を吹き込めることになり、操度速
度を速くすると共に、予熱室よシ外部へ出る温熱風はじ
ゅうたん７との熱交換が効率よくされているため、より
低温となっている。さらに進行方向と逆側の予熱室６に
よっても一旦温められたじゅうたん７の温度をよシ接続
させることができ、効果的である。

以上のように効率よくじゅうたん１畳に生息するダニに
温熱風を吹き込み死滅させることが可能であり、同時に
じゅうたん１畳を除湿乾燥させるものである。

実験の結果ではダニの死滅条件として５０’Ｃで１秒た
らずであり、さらに高温とすればより短時間で死滅する
ことがわかっており、その効果は明白である。ただし、
あまり高温とするとじゅうたんパイルあるいは得を傷め
ることになり、６０′Ｃ以上のじゅうたん２畳を傷めな
い適切な温度の温熱風とすることにより効果的かつ安全
に殺ダニを行なえるものとなる。

次に他の実施例を第２図に示す。

第２図において、８は予熱室らと熱風発生装置１とて設
けた通気孔であり、予熱室６の温熱風を再利用できる構
成としている。

こうすることによシ、−旦じゅうたん、あるいは畳に吹
き込まれた温熱風を再利用することによってヒータ入力
を低減することができると共に１温熱風をむやみに室内
に排気することはなく、じゅうたん２畳に効率的に吸い
込むことができるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、効率的かつ手軽にじゅう
たん２畳に温熱風を吹き込むことができ、殺ダニ及び除
湿乾燥が可能となり、ダニ、カビの繁殖を抑制できるも
のである。

このように、大掃除などの習慣がなくなりつつある現在
、本機により代行できるものであり、結果、居住環境を
衛生的に保つことを可能ならしめるものである。

又家庭内でじゅうたん洗浄を行なった場合には、乾燥布
数時間放置していたが、本機を使うことにより短時間で
乾燥することができる。以上のように本機の有用性は非
常に大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例の断面図、第２図は本
発明の他の実施例を示す断面図である。 １・・・・・・温熱風発生装置、６・・・・・・ノズル
、６・・・・・・予熱室、８・・・・・・通気孔。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
逼天錘１反！ ？−退ｊじヤン Ｊ−モータ ４−−ヒータ ５−−２ス゛ル ６−一一″Ｔ−邦ｑド 第　１　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）温熱風発生装置より発生した温熱風を床面に対し
   て外周を囲って予熱室を形成したノズルに導き床面に噴
   出する構成とした殺ダニ機器。
2. （２）予熱室に入った温熱風を、温熱風発生装置の送風
   ファンを利用し再度ノズルに循環する構成とした特許請
   求の範囲第１項記載の殺ダニ機器。