JPS637717Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS637717Y2 JPS637717Y2 JP4422283U JP4422283U JPS637717Y2 JP S637717 Y2 JPS637717 Y2 JP S637717Y2 JP 4422283 U JP4422283 U JP 4422283U JP 4422283 U JP4422283 U JP 4422283U JP S637717 Y2 JPS637717 Y2 JP S637717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- coil spring
- torsion coil
- wire
- cylindrical cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は組付けが容易なねじりコイルばねに関
するものである。
するものである。
従来公知のねじりコイルばねは1本の線材が一
方向にコイル状に巻回され、ある角度を有して側
方に突出した両端部がねじり力に抗して弾発力を
発生するようになつている。そして相対的に回転
可能な2つの部材に回転方向の弾発力を付勢する
ためにこのねじりコイルばねを組付けるには回転
軸をコイルの中に挿通して保持しなければならな
い。従つて組付工程が複雑となり、ことにサイド
ノツク式筆記具の如く小さな部品からなるものに
ねじりコイルばねを組付けるのは非常に大きな手
間を要する問題点があつた。
方向にコイル状に巻回され、ある角度を有して側
方に突出した両端部がねじり力に抗して弾発力を
発生するようになつている。そして相対的に回転
可能な2つの部材に回転方向の弾発力を付勢する
ためにこのねじりコイルばねを組付けるには回転
軸をコイルの中に挿通して保持しなければならな
い。従つて組付工程が複雑となり、ことにサイド
ノツク式筆記具の如く小さな部品からなるものに
ねじりコイルばねを組付けるのは非常に大きな手
間を要する問題点があつた。
そこで本考案は、回転軸に挿通することなくし
て保持が可能であり、組付けが簡単なねじりコイ
ルばねを提供することを目的とし、この目的は、
線材の中央部をU字状に折曲し、平行になつた2
本の線材が近接するように相互に内側に向けてコ
イル状に巻回したねじりコイルばねにより達成さ
れる。
て保持が可能であり、組付けが簡単なねじりコイ
ルばねを提供することを目的とし、この目的は、
線材の中央部をU字状に折曲し、平行になつた2
本の線材が近接するように相互に内側に向けてコ
イル状に巻回したねじりコイルばねにより達成さ
れる。
次にサイドノツク式筆記具に本考案のねじりコ
イルばねを適用した実施例を図面に基いて具体的
に説明する。
イルばねを適用した実施例を図面に基いて具体的
に説明する。
ねじりコイルばね1は、第1図〜第3図に示す
ように線材の中央部をU字状に折曲して、この部
分を一方の係止端11とし、平行になつた2本の
線材が近接するように相互に内側に向けてコイル
状に巻回してコイル部12を構成し、接触した2
本の線材を伸張させて他方の係止端13としてい
る。ここで両係止端11,13がフリー状態のと
きになす角度θは直角より大きい鈍角をなしてい
る。そしてコイル部12は線材が相互に内側に向
けて巻回されているので、その両端の傾斜も平行
ではなく、相互に内側に向いている。
ように線材の中央部をU字状に折曲して、この部
分を一方の係止端11とし、平行になつた2本の
線材が近接するように相互に内側に向けてコイル
状に巻回してコイル部12を構成し、接触した2
本の線材を伸張させて他方の係止端13としてい
る。ここで両係止端11,13がフリー状態のと
きになす角度θは直角より大きい鈍角をなしてい
る。そしてコイル部12は線材が相互に内側に向
けて巻回されているので、その両端の傾斜も平行
ではなく、相互に内側に向いている。
次にこのねじりコイルばね1の組付け例を説明
する。ボールペンとシヤープペンシルの2芯を内
蔵し、回転することにより選択的にいずれかの筆
記部を突出させ、シヤープペンシルの鉛芯をサイ
ドノツクにより繰出させる筆記具にあつては、軸
筒2内に円筒カム3が固着されている。この円筒
カム3は斜切截されており、その端面がカム面を
なすが、その側壁にノツク孔31が穿設されてい
る。そしてサイドノツク釦4がこのノツク孔31
に回転可能に固着されるが、このサイドノツク釦
4の基端部は二又状をなし、その先端外面には円
筒カム3に係合する突起41が、内面にはばね1
を保持するための突起42が設けられている。こ
の突起42の外径はばね1のコイル部12の内径
よりわずかに小さく、その高さはばね1の線材の
太さとほゞ等しくて、これが対向している。そし
てこの両突起42によりばね1を保持するには、
第6図に示すように、まず突起42を係止端11
に沿わせてコイル部12に接近させる。このとき
バネ1は前述のように両係止端11,13のなす
角度が鈍角であり、かつ、コイル部12の両端の
傾斜が相互に内方に向いているので、両突起42
はいずれもコイル部12の最外部の線材に当接す
る。但しこの状態のときは前述と逆の動きにより
ばね1ははずれるので完全に保持されている訳で
はない。次にばね1が仮取付けされたサイドノツ
ク釦4の突起41を円筒カム3に係合させ、これ
らを軸筒2内に挿入するとサイドノツク釦4は円
筒カム3に回転可能に取付けられるが、このとき
係止端11は第8図に示すように円筒カム3の内
壁に押圧されて変形して他方の係止端13となす
角度は直角となる。従つて両突起42は第7図に
示すようにほゞ全周にわたつてコイル部12の最
外部の線材に当接し、バネ1をしつかりと保持し
ており、いずれの方向に力が作用してもばね1が
抜け去ることがない。
する。ボールペンとシヤープペンシルの2芯を内
蔵し、回転することにより選択的にいずれかの筆
記部を突出させ、シヤープペンシルの鉛芯をサイ
ドノツクにより繰出させる筆記具にあつては、軸
筒2内に円筒カム3が固着されている。この円筒
カム3は斜切截されており、その端面がカム面を
なすが、その側壁にノツク孔31が穿設されてい
る。そしてサイドノツク釦4がこのノツク孔31
に回転可能に固着されるが、このサイドノツク釦
4の基端部は二又状をなし、その先端外面には円
筒カム3に係合する突起41が、内面にはばね1
を保持するための突起42が設けられている。こ
の突起42の外径はばね1のコイル部12の内径
よりわずかに小さく、その高さはばね1の線材の
太さとほゞ等しくて、これが対向している。そし
てこの両突起42によりばね1を保持するには、
第6図に示すように、まず突起42を係止端11
に沿わせてコイル部12に接近させる。このとき
バネ1は前述のように両係止端11,13のなす
角度が鈍角であり、かつ、コイル部12の両端の
傾斜が相互に内方に向いているので、両突起42
はいずれもコイル部12の最外部の線材に当接す
る。但しこの状態のときは前述と逆の動きにより
ばね1ははずれるので完全に保持されている訳で
はない。次にばね1が仮取付けされたサイドノツ
ク釦4の突起41を円筒カム3に係合させ、これ
らを軸筒2内に挿入するとサイドノツク釦4は円
筒カム3に回転可能に取付けられるが、このとき
係止端11は第8図に示すように円筒カム3の内
壁に押圧されて変形して他方の係止端13となす
角度は直角となる。従つて両突起42は第7図に
示すようにほゞ全周にわたつてコイル部12の最
外部の線材に当接し、バネ1をしつかりと保持し
ており、いずれの方向に力が作用してもばね1が
抜け去ることがない。
このように、本考案のねじりコイルばね1はコ
イル部12の両端の傾斜を軸心との直交線に対し
て線対称としたので対向した突起42により保持
することが可能となり、従来の如くコイル内に回
転軸を挿通させる必要がないので、部品点数が少
なく、かつ組付け作業が非常に容易となる。従つ
てサイドノツク式筆記具の如く小さな部品からな
るものに使用されるねじコイルばねとして好適で
ある。
イル部12の両端の傾斜を軸心との直交線に対し
て線対称としたので対向した突起42により保持
することが可能となり、従来の如くコイル内に回
転軸を挿通させる必要がないので、部品点数が少
なく、かつ組付け作業が非常に容易となる。従つ
てサイドノツク式筆記具の如く小さな部品からな
るものに使用されるねじコイルばねとして好適で
ある。
第1図は本考案実施例の平面図、第2図は同じ
く正面図、第3図は同じく側面図、第4図は円筒
カムの平面図、第5図はサイドノツク釦の平面
図、第6図〜第8図は取付説明図である。 1……ねじりコイルばね、12……コイル部、
11,13……係止部、3……円筒カム、4……
サイドノツク釦、42……突起。
く正面図、第3図は同じく側面図、第4図は円筒
カムの平面図、第5図はサイドノツク釦の平面
図、第6図〜第8図は取付説明図である。 1……ねじりコイルばね、12……コイル部、
11,13……係止部、3……円筒カム、4……
サイドノツク釦、42……突起。
Claims (1)
- 線材の中央部をU字状に折曲し、平行になつた
2本の線材が近接するように相互に内側に向けて
コイル状に巻回したねじりコイルばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4422283U JPS59150030U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | ねじりコイルばね |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4422283U JPS59150030U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | ねじりコイルばね |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59150030U JPS59150030U (ja) | 1984-10-06 |
JPS637717Y2 true JPS637717Y2 (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=30174756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4422283U Granted JPS59150030U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | ねじりコイルばね |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59150030U (ja) |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP4422283U patent/JPS59150030U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59150030U (ja) | 1984-10-06 |
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