JPH025995Y2 - - Google Patents

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JPH025995Y2
JPH025995Y2 JP20039183U JP20039183U JPH025995Y2 JP H025995 Y2 JPH025995 Y2 JP H025995Y2 JP 20039183 U JP20039183 U JP 20039183U JP 20039183 U JP20039183 U JP 20039183U JP H025995 Y2 JPH025995 Y2 JP H025995Y2
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JP
Japan
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clip
linear body
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spiral
spiral body
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JP20039183U
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JPS60109989U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は筆記具用クリツプに関し、更に詳細に
は線状体を用いてなる筆記具用クリツプに関する
ものである。
筆記具のクリツプは、その先端部が30g〜70g
程度の力(以下初期荷重という)で軸筒もしくは
キヤツプに圧接するよう取り付けられているもの
が使用上好ましく、又この初期荷重を長期に維持
できるものがより最適と言える。したがつて、使
用につれ、この初期荷重が減少する。言い換えれ
ば、クリツプがへたつて浮いてしまつたり、外方
に曲がつてしまうものは筆記具用クリツプとして
は不適当である。
ここで金属、硬質樹脂等よりなる線状体を用い
てなる筆記具用クリツプを考えるに、クリツプ寸
法をある程度長くとれれば、断面積が大きい場合
でもその長さに応じた弾性が得られるから、初期
荷重の減少も、適度な剛性と弾性で避けることが
できるのであるが、デザイン等の制限でクリツプ
寸法を比較的短かくしなければならない場合は、
上記同様の断面積では弾性が得られない上に、剛
性が強くなつてしまうので使用感が非常に硬くな
つてしまうし、繰り返し使用したり、厚物を挾ん
だりすると取り付け部分が破損してしまうという
問題が生じる。又、クリツプ寸法が短かくても適
度な弾性が得られるように断面積を小さくする
と、逆に剛性の点で劣る為、繰り返し使用した
り、厚物を挾んだりするとクリツプが曲がつてし
まうという問題が生じる。
このようにクリツプとして金属、硬質樹脂等よ
りなる線状体を用い、かつ、クリツプ寸法が短か
い場合には、剛性と弾性を適度に満足し、初期荷
重を長期に維持できる筆記具用クリツプを得るこ
とは仲々困難であつた。
そこで上述せる問題を解決する為に、本考案者
等は、線状体の外周に螺旋体を巻装してなるクリ
ツプの端部を軸筒もしくはキヤツプに設けたクリ
ツプ取付部に固定してなる筆記具用クリツプを先
に提案した(実願昭58−167917)。ところが、該
筆記具用クリツプは、螺旋体の形状により、その
生産性並びに精度に問題が生じる場合があること
が判明した。即ち、螺旋体の巻きが所定間隔を有
せず、密着して形成された場合には、第一に、螺
旋体の横方向へのフレキシビリテイーが弱くな
り、線状体の外周への巻装の作業性が低下するこ
とにより生産性が低下するという問題が生じた
り、第二に、部品バラツキにより長さが長くなる
と、線状体の外周に巻装した際、波打ち現象が生
じる結果、クリツプ強度に障害が生じるなど、精
度に問題が生じる場合があるということである。
よつて、本考案の目的は、これらの問題をより
確実に防止することにある。
以下本考案を添付図面に示す実施例に基づき詳
細に説明する。尚、図面では本考案をキヤツプス
ライド式シヤープペンシルのキヤツプに用いた例
をもつて示してある。
第1図,第2図において、参照符号1は、鉄,
真鍮,ステンレス等の金属、ABS樹脂等の硬質
樹脂等よりなる線状体であり、図示した例では断
面形状が円形のものをもつて示してあるが、多角
形のものを採用してもよい。この線状体1の外周
には、金属、樹脂等よりなる螺旋体2が圧着、接
着等で一体に固定されているが、該螺旋体2は所
定の巻き間隔(図中lをもつて示す)を有してお
り、これら線状体1と螺旋体2とでクリツプ3を
構成している。上述せるクリツプ3の組立ての一
例を拳げれば、線状体1の径より僅かに小さな内
径の螺旋体2に線状体1を圧入することで容易に
得られる。4は線状体取付孔5と螺旋体取付孔6
の2段の孔7を有する金属、樹脂等よりなるチツ
プである。尚、チツプ4は線状体1、螺旋体2を
折曲等で形成するか、軸筒もしくはキヤツプ表面
にこれに代わる突部を形成することでも代用でき
るので必ずしも必要なものではない。8はキヤツ
プ9に設けられたクリツプ取付部であり、線状体
取付孔10と螺旋体取付孔11の2段の孔12を
有してなる。クリツプ3の取り付けは、第2図に
示す如く、螺旋体2の両端より突出する線状体1
の端部をチツプ4並びにクリツプ取付部8の線状
体取付孔5,10に圧入して固定し、螺旋体2の
端部をチツプ4並びにクリツプ取付部8の螺旋体
取付孔6,11に嵌挿して行うか、他に、線状体
1並びに螺旋体2の端部を両螺旋体取付孔6,1
0に圧入して固定したり、第3図に示す如く、線
状体1と螺旋体2の端面を面一とし、チツプ4
(図示せず)とクリツプ取付部8の孔7,11を
一段とし、この一段の孔7,11に螺旋体2を圧
入や螺合で固定して取り付けるようにしてもよ
い。又、螺旋体2における所定の巻き間隔は、第
3図に示す如く、螺旋体2の全長に亘り設けるこ
となく、取付孔11への固定個所のみは間隔を設
けず密着せしめるよう、要すれば螺旋体2の少な
くとも中間部のみに設ければよい。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、線
状体に螺旋体を固定したクリツプ3を中央部分で
折曲し、この折曲したクリツプ3の端部をクリツ
プ取付部8に取り付けてなるものである。
尚、上述した実施例では、いずれも線状体1に
螺旋体2を圧着、接着等で固定してなるものをも
つて示したが、螺旋体2を固定状態とせずに遊嵌
状態にしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案では、
線状体1の外周に少なくともその中間部に所定間
隔を有し巻かれた螺旋体2を巻装し、これをもつ
てクリツプ3となし、このクリツプ3の端部をク
リツプ取付部8に固定してなるので、クリツプ寸
法が短かい場合であつても線状体と螺旋体との相
乗により、適度な剛性と弾性を有し、初期荷重を
長期に維持できる筆記具用クリツプを提供できる
と共に、生産性並びに精度の高い筆記具用クリツ
プを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の第1実施例を示す分解縦断面図、第2図
は第1図の組立縦断面図、第3図は他の実施例を
示す要部縦断面図、第4図は他の実施例を示す上
面図である。 1……線状体、2……螺旋体、3……クリツ
プ、8……クリツプ取付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線状体の外周に螺旋体を巻装してなるクリツプ
    の端部を軸筒もしくはキヤツプに設けたクリツプ
    取付部に固定してなる筆記具用クリツプにおい
    て、少なくとも中間部に所定間隔を有し巻かれた
    螺旋体を使用してなる筆記具用クリツプ。
JP20039183U 1983-12-28 1983-12-28 筆記具用クリツプ Granted JPS60109989U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20039183U JPS60109989U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 筆記具用クリツプ

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JP20039183U JPS60109989U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 筆記具用クリツプ

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Publication Number Publication Date
JPS60109989U JPS60109989U (ja) 1985-07-25
JPH025995Y2 true JPH025995Y2 (ja) 1990-02-14

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