JPS637668Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637668Y2 JPS637668Y2 JP5305983U JP5305983U JPS637668Y2 JP S637668 Y2 JPS637668 Y2 JP S637668Y2 JP 5305983 U JP5305983 U JP 5305983U JP 5305983 U JP5305983 U JP 5305983U JP S637668 Y2 JPS637668 Y2 JP S637668Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stone
- reinforcing metal
- foundation
- metal fitting
- connecting plate
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 31
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 235000010575 Pueraria lobata Nutrition 0.000 description 2
- 241000219781 Pueraria montana var. lobata Species 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は墓石の基礎積を堅牢にすることを目
的とした墓地の基礎石積用の連結金具に関する
ものである。
的とした墓地の基礎石積用の連結金具に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術及び本考案が解決しようとする問
題点 従来、墓地の基礎石積は一般に枠型に敷設し
た根石の上に中石を重ね、この中石の上に更に
葛石(コーピン)を積み重ねると共に各石材の
接合面をセメントで接ぎ合せたものであるが、
この様に接ぎ合せた基礎石積は各石材が相当の
重量物であるから通常では石積がずれる虞はな
いが、我が国の様に地震が多発する国で然も墓
石の耐用年数がが多年に及ぶ国に於ては、地震
により石積がずれることなく堅牢な石積状態を
多年に亘り維持出来る様にしなければならな
い。
題点 従来、墓地の基礎石積は一般に枠型に敷設し
た根石の上に中石を重ね、この中石の上に更に
葛石(コーピン)を積み重ねると共に各石材の
接合面をセメントで接ぎ合せたものであるが、
この様に接ぎ合せた基礎石積は各石材が相当の
重量物であるから通常では石積がずれる虞はな
いが、我が国の様に地震が多発する国で然も墓
石の耐用年数がが多年に及ぶ国に於ては、地震
により石積がずれることなく堅牢な石積状態を
多年に亘り維持出来る様にしなければならな
い。
(ハ) 問題点を解決する為の手段
本考案は上記の様な問題を解決する為、墓地
の基礎石積に連結金具を使用して長期に亘り墓
石がくずれることなく地震時に於ても充分に耐
え得る様にしたものである。
の基礎石積に連結金具を使用して長期に亘り墓
石がくずれることなく地震時に於ても充分に耐
え得る様にしたものである。
(ホ) 実施例及び作用
本考案の実施の一例を示せば下記の通りであ
る。
る。
図中1は直角に屈曲したステンレス製補強金
具で、その下縁の両端に近くT字形に後記する
アンカーボルトの案内孔2,2を設けてある。
具で、その下縁の両端に近くT字形に後記する
アンカーボルトの案内孔2,2を設けてある。
3は補強金具1の上縁に溶着した三角形状の
連結板で、この連結板3の略中央に後記するア
ンカーボルトの挿し通し孔4が竪に設けてあ
る。
連結板で、この連結板3の略中央に後記するア
ンカーボルトの挿し通し孔4が竪に設けてあ
る。
尚、墓地の基礎石積は図面第2図乃至第4図
に示す様に基礎コンクリート面5の上に根石6
を枠型に敷設し(図面にはその一部を示す)こ
の根石6の上方に中石7を重ね、更にこの中石
7上に葛石8を積み重ねて各石材の接ぎ合せ部
をセメント9で補強することが一般であるが、
本考案に於ては枠型に組立てた葛石8の隅部の
内壁面に互に直交する角度でアンカーボルト1
0,10を突設し、このアンカーボルト10,
10の上方から補強金具1の下縁に設けた案内
孔2,2の開口部11,11に案内させてアン
カーボルト10,10に補強金具1を嵌め付け
てから、このアンカーボルト10,10に座金
12を介してナツト13を螺着し、葛石8を分
離することなく強固に組立て、又枠型に組立て
た根石6の内壁面に互に直交する角度で突設し
たアンカーボルト10,10に上記同様の手段
により補強金具1を嵌め付けて根石6を分離す
ことなく強固に組立て、更に図面第3図に示す
様に連結板3に穿設した挿し通し孔4にアンカ
ーボルト14を挿し通し、その下端をコンクリ
ート5に埋め込み、アンカーボルト14の上端
に座金15を介してナツト13を螺着して根石
6を補強金具1とアンカーボルト14とにより
基礎コンクリート面5と連結させて更に堅牢な
組立を行い、又、図面第4図に示す様に根石6
の内壁面及び葛石8の内壁面に突設したアンカ
ーボルト10,10に上記同様に補強金具1を
取付けた後、上端に屈曲部17を設けたアンカ
ーボルト18を連結板3に設けた挿し通し孔
4,4に挿し通し、屈曲部17が葛石8に取付
けた連結板3に当接する迄アンカーボルト18
の下端を基礎コンクリート面5の中に埋め込ん
でから、アンカーボルト18の下部に螺合した
ナツト19を座金20を介して根石6に取付け
た連結板3の下面に締め付けて、根石6と葛石
8とを夫々補強金具1により補強すると共にア
ンカーボルトにより基礎コンクリートと連係さ
せて、地震時に於ても崩壊する虞のない様に墓
石を強固に組立てるものである。
に示す様に基礎コンクリート面5の上に根石6
を枠型に敷設し(図面にはその一部を示す)こ
の根石6の上方に中石7を重ね、更にこの中石
7上に葛石8を積み重ねて各石材の接ぎ合せ部
をセメント9で補強することが一般であるが、
本考案に於ては枠型に組立てた葛石8の隅部の
内壁面に互に直交する角度でアンカーボルト1
0,10を突設し、このアンカーボルト10,
10の上方から補強金具1の下縁に設けた案内
孔2,2の開口部11,11に案内させてアン
カーボルト10,10に補強金具1を嵌め付け
てから、このアンカーボルト10,10に座金
12を介してナツト13を螺着し、葛石8を分
離することなく強固に組立て、又枠型に組立て
た根石6の内壁面に互に直交する角度で突設し
たアンカーボルト10,10に上記同様の手段
により補強金具1を嵌め付けて根石6を分離す
ことなく強固に組立て、更に図面第3図に示す
様に連結板3に穿設した挿し通し孔4にアンカ
ーボルト14を挿し通し、その下端をコンクリ
ート5に埋め込み、アンカーボルト14の上端
に座金15を介してナツト13を螺着して根石
6を補強金具1とアンカーボルト14とにより
基礎コンクリート面5と連結させて更に堅牢な
組立を行い、又、図面第4図に示す様に根石6
の内壁面及び葛石8の内壁面に突設したアンカ
ーボルト10,10に上記同様に補強金具1を
取付けた後、上端に屈曲部17を設けたアンカ
ーボルト18を連結板3に設けた挿し通し孔
4,4に挿し通し、屈曲部17が葛石8に取付
けた連結板3に当接する迄アンカーボルト18
の下端を基礎コンクリート面5の中に埋め込ん
でから、アンカーボルト18の下部に螺合した
ナツト19を座金20を介して根石6に取付け
た連結板3の下面に締め付けて、根石6と葛石
8とを夫々補強金具1により補強すると共にア
ンカーボルトにより基礎コンクリートと連係さ
せて、地震時に於ても崩壊する虞のない様に墓
石を強固に組立てるものである。
(ホ) 考案の効果
以上の説明した組立例の何れの場合に於ても
本考案に係る補強金具はその下縁両端に近く上
方に向つてT字形にアンカーボルトの案内孔が
設けてあるので、枠型に組立てた根石、葛石の
隅部の内壁面に突設したアンカーボルトの上方
から案内孔の開口部に案内させて補強金具をア
ンカーボルトに容易に嵌合することが出来るの
で、取付けの作業性が良く然も補強金具の上面
に三角形状の連結板が溶着してあるから補強金
具が歪むことなく、殊に連結板にはアンカーボ
ルトの挿し通し孔を設け、之に挿し通したアン
カーボルトの下端は基礎コンクリートに埋め込
んで基礎コンクリート面と根石及び葛石とをア
ンカーボルトにより連係させたから、各石積さ
れた石材は地震とか衝撃によつても接ぎ合せ部
がずれることなく多年に亘り石積状態が変化す
ることがないから、墓地の基礎石積用の連結金
具として大きな実用的効果を有するものであ
る。
本考案に係る補強金具はその下縁両端に近く上
方に向つてT字形にアンカーボルトの案内孔が
設けてあるので、枠型に組立てた根石、葛石の
隅部の内壁面に突設したアンカーボルトの上方
から案内孔の開口部に案内させて補強金具をア
ンカーボルトに容易に嵌合することが出来るの
で、取付けの作業性が良く然も補強金具の上面
に三角形状の連結板が溶着してあるから補強金
具が歪むことなく、殊に連結板にはアンカーボ
ルトの挿し通し孔を設け、之に挿し通したアン
カーボルトの下端は基礎コンクリートに埋め込
んで基礎コンクリート面と根石及び葛石とをア
ンカーボルトにより連係させたから、各石積さ
れた石材は地震とか衝撃によつても接ぎ合せ部
がずれることなく多年に亘り石積状態が変化す
ることがないから、墓地の基礎石積用の連結金
具として大きな実用的効果を有するものであ
る。
第1図は本考案品の斜面図。第2図は本考案品
の使用状態を示す平面図。第3図は第2図に示す
A−A線に於ける断面図。第4図は使用状態の他
の一例を示す縦断面図である。 図中、1は補強金具。2は案内孔。3は連結
板。4は挿し通し孔。
の使用状態を示す平面図。第3図は第2図に示す
A−A線に於ける断面図。第4図は使用状態の他
の一例を示す縦断面図である。 図中、1は補強金具。2は案内孔。3は連結
板。4は挿し通し孔。
Claims (1)
- 直角に屈曲した補強金具の下縁両端に近く上方
に向つてT字形にアンカーボルトの案内孔を設
け、上記補強金具の上縁に三角形状の補強板を溶
着し、この連結板に竪にアンカーボルトの挿通し
孔を穿設してなる墓地の基礎石積用の連結金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305983U JPS59158654U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 墓地の基礎石積用の連結金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5305983U JPS59158654U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 墓地の基礎石積用の連結金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59158654U JPS59158654U (ja) | 1984-10-24 |
JPS637668Y2 true JPS637668Y2 (ja) | 1988-03-04 |
Family
ID=30183405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5305983U Granted JPS59158654U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 墓地の基礎石積用の連結金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59158654U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005139746A (ja) * | 2003-11-07 | 2005-06-02 | Yupendy Co Ltd | 墓 |
JP2006233595A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Masaoki Takahashi | 墓の外柵 |
JP2009150191A (ja) * | 2007-12-22 | 2009-07-09 | Boseki Center:Kk | 墓所外柵コーナーの止め金具とその使用方法 |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP5305983U patent/JPS59158654U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59158654U (ja) | 1984-10-24 |
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