JPS6375069A - 缶内面塗料 - Google Patents

缶内面塗料

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JPS6375069A
JPS6375069A JP21815086A JP21815086A JPS6375069A JP S6375069 A JPS6375069 A JP S6375069A JP 21815086 A JP21815086 A JP 21815086A JP 21815086 A JP21815086 A JP 21815086A JP S6375069 A JPS6375069 A JP S6375069A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 拳発緋a廿的拳 (産業上の利用分野) 本発明は高分子量であり、かつ1分子中にエポキシ基お
よび1個以上の2級水酸基を同時に含むビスフェノール
型エポキシ樹脂組成物にこれと反応する硬化剤樹脂を配
合することで硬化特性を改善しその結果衛生性フレーバ
ー保持性、耐食性。
密着性等優れた缶内面塗料を提供するものである・(従
来の技術) 金属缶の缶内面用途としてビスフェノール型工4キシ樹
脂とフェノール樹脂、アミノ樹脂9等の硬化剤樹脂とか
らなる塗料が広く用いられて込る。
この塗料系は、金属基体に対する密着性9缶加工に耐え
る塗膜可撓性、レトルト処理や缶の内容物である食品、
薬品等に接しても変化しない物理的もしくは化学的安定
性を備えた缶内面用塗料として好ましい緒特性を備えて
いる。これら工業用として使用されるビスフェノール型
エポキシ樹脂は、エビハロヒドリンとビス(4−ヒドロ
キシフェニル)アルカンとを強アルカリ存在下に1段で
反応させる方式(1段法)か、この1段法で製造された
低分子量のエポキシ樹脂に更にビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)アルカンを付加重合させる方式(2段法)との
いずれかの方法により製造されているものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の何れの方法で得られるエポキシ樹
脂においても、異なる分子量成分の混合物からなる組成
物として得られ、ある平均的な縮合度のものを製造する
場合であっても、縮合度の低い低分子量物の成分が混合
されてくることが避けられない。
この低分子量成分を含んだエポキシ樹脂組成物を塗料に
配合すると塗料の硬化反応に関与しない低分子量成分が
わずかながら塗膜中に残存し、経時的に缶の内容物であ
る食品中に塗膜から移行し、食品のフレーバーを損なう
ことになったシ、あるいは食品衛生上の問題が生じる恐
れがあった。
また、塗膜中に硬化反応に関与しない低分子量成分が存
在すると、塗膜と金属基体との密着性や耐食性に長期経
時的に悪い影響を与えることが予想される。
勿論、ビスフェノール類とエビハロヒドリンとの重縮合
や、ビスエポキシドとビスフェノール類との重付加反応
を、全体にわたって均斉に行うような配慮が行われると
しても、塗料用工Iキシ樹脂の数平均分子量が一般に5
00乃・至10,000のオーダーである仁とから、成
る確率で前記低分子量成分が混入するのを避は得ない。
本発明は、ニーキシ樹脂中の実質止金ての成分が硬化反
応に有効に寄与し、硬化塗膜から食品内径物への低分子
量物の移行が抑制され、これにより優れた硬化性、衛生
性、フレーバー保持性、耐腐食性、密着性が達成される
エポキシ系の缶内面塗料を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明は、数平均分子量(Mn)が2,000〜
s、oooで、数平均分子量と重量平均分子量(Mw)
の分散比(Mw/Mn )が1.8〜2.6の範囲内に
あり、分子量が600以上で且つ1分子当り1個以上の
2級水酸基を含むエポキシ樹脂分子成分を工Iキシ樹脂
全体当り99.4重量−以上の量で含有し、且つ1分子
当りのエポキシ基の平均個数が1.2以上であるビスフ
ェノール型エポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂に対する硬
化剤樹脂とを含有することを特徴とする缶内面塗料に関
する。
(作用) 本発明は、分子量が600以上で且つ1分子当り1個以
上の2級水酸基を含むエポキシ樹脂分子成分(以下特定
のエポキシ樹脂分子成分と呼ぶ)は、フェノール樹脂、
アミノ樹脂等の硬化剤樹脂のメチロール基に対して高い
反応性を示し、缶内面塗料として適性のある硬化度の高
い塗膜を与えるという知見に基づくものである。また、
本発明は、上記特定の工4キシ樹脂分子成分がエポキシ
樹脂全体の99.4重量−以上を占めるようにすると、
塗膜からのエポキシ樹脂分の内容物への移行を殆んど完
全に抑制し得るという知見にも基づくものである。
エポキシ樹脂の化学構造は、ビスエポキシドの例をとっ
て説明すると、 で表わされる。上記式中、nがゼロである場合(以下n
 = 0成分と呼ぶ)には、両末端にニーキシ基が存在
するが、分子鎖中には、2級水酸基が存在しないのに対
して、nが1以上である場合には、分子鎖中に必らず1
個以上の2級水酸基が存在することがわかる。
実際のニーキシ樹脂中には、分子鎖末端の一方式いは両
方がグリコールとなったものや、ビスフェノールとなり
たものが存在し、例えばn = O成分とn = 1成
分との間には、これらの中間の分子量をもった分子鎖末
端にブチルセロソルブ等の溶媒成分が付加したものや、
ビスフェノール類が付加したもの(これらは、当業界に
おいてn = 0.5成分と呼ばれる)が存在している
本明細書において、分子量が600以上であるエポキシ
樹脂分子成分とは、n = O成分やn=0.5成分を
排除し、n = 1以上の分子成分を意味するものであ
る。また、エポキシ樹脂全体当りの特定のエポキシ樹脂
分子成分の比率は、エポキシ樹脂のrルノ9−ミ、エー
ジ1ンクロマトグラフィー、(GPC)から求められる
。添付図面第1図は、典型的なエポキシ樹脂のGPCク
ロマトダラムであり、低分子量側から、n = O成分
、n=0J成分、n = 1成分・・・の顆にピークが
宍われる。n = O成分及びn = 0.5成分の分
子量Fi600よりも小さく、全ピーク面積当りのn;
1以上の成分のピークの面積の比が、特定のエポキシ樹
脂分子成分の重量%に対応する。
従来、缶用塗料に使用されているエポキシ樹脂における
、特定の工4キシ樹脂分子成分の比率は、殆んどの場合
98.5重量−以下であり、最も高いものでも99.0
重量−程度であった。これに対して、本発明に従い、特
定の工Iキシ樹脂分子成分の含有量を99.41tes
以上にすると、後述する例に示す通り、塗膜の架橋の程
度を示すrル分率がかなり向上し、且つ内容物へのエポ
キシ樹脂分の抽出乃至移行が殆んど完全に抑制されるの
である。従来の缶用工4キシ樹脂と本発明で用いるエポ
キシ樹脂との特定のエポキシ樹脂分子成分の比率の差が
概して小さいものであることから、この小さな差違に基
ずく作用の顕著な相違は、本発明の作用が予想外のもの
であることを物語っている。
この理由は正確には不明であるが、特定のエポキシ樹脂
分子成分が2級水酸基の存在により、硬化剤樹脂に対し
て高度の反応性を示し、硬化度の高い塗膜を生ずること
、及び硬化度の向上に伴な一低分子量成分(n=0成分
、n=0.5成分)も硬化反応に巻込まれるか、或いは
架橋網目内に包蔵されて抽出され難い構造となりている
ことKよるものと推定される。
本発明におけるピスフ、ノール型エポキシ樹脂の数平均
分子量は2,000〜s、oooの範囲が好ましく2,
000以下では加工性が低下するので好ましくない。逆
に分子量が8.000より大きいと、樹脂溶液粘度が高
くなり低固形分の塗料しか得られないので塗装時に安定
した塗装膜厚を形成しにくい。また本発明におけるエポ
キシ樹脂は1分子中に平均1.2個以上のエポキシ基を
有することが、硬化性の点で重要である。
本発明に用いるエポキシ樹脂を得る方法は特に制限され
ないが、既存のエポキシ樹脂から前述した低分子量成分
を除去する方法が簡便に採用される。以下その方法につ
いて記述する。
すなわち本発明におけるエポキシ樹脂は1段法あるいは
2段法で得られた分子量分布を有するエポキシ樹脂から
硬化に寄与しない低分子量成分を低減もしくは除去する
ことによって得ることができ、その具体的な手段は下記
側れの方法を用いることもできる。
まず化学的な方法として再結晶法、溶媒抽出法、分取型
GPC等を利用して低分子量成分を分離、除去すること
ができる。このうち溶媒抽出法は、抽出溶媒の選択を適
切に行なえば工業的に有利な方法である。
一方物理的な方法として分子蒸留法(以下蒸留とよぶ)
、分離膜による処理等が挙げられる。このうち蒸留によ
る低分量成分の分離除去をエポキシ樹脂製造工程の中に
組入れる方法は次の特徴がある。すなわち最終的に得ら
れるエポキシ樹脂の純度が高い、密閉系で取扱うことが
できる、樹脂中間物を精製するので所望する分子量の工
4キシ樹脂を得ることができる等の特徴が挙げられる。
通常蒸留法はビスフェノールA型エポキシ樹脂を200
℃〜28 (IK加熱溶融し0.1〜1.0 sw+H
gの条件で減圧蒸留して行なうことができる。この場合
工4キシ樹脂の加熱溶融粘度t′1200℃において1
000 cps以下望ましくri300aps以下であ
る。従って蒸留に供するエポキシ樹脂の分子量Tri6
00〜1500の範囲であることが好ましい。また蒸留
を行なう際低分子量成分の分離を行ないやすくするため
に101以下の高沸点エポキシ樹脂親溶剤を添加するこ
ともできる。−回の蒸留で所望の程度まで低分子量物が
除去されない時は複数回の蒸留を行なうかまたは温度、
減圧度、蒸留速度等の条件を変化させて低分子量成分の
分離程度を調節する。
かくして得られたエポキシ樹脂中間精製物(以下エポキ
シ樹田中間体とよぶ)は更にビスフェノールAおよび触
媒と加熱して付加反応を行ない所望する分子量のエポキ
シ樹脂を得ることができる。
一方蒸留により分離された低分子量成分に含まれる液状
エポキシ樹脂(n=o )は2段法により再度反応に使
用することができ、従って午の方法は工業的にも有利な
エポキシ樹脂製造技術である。
以上の説明は蒸留によるエポキシ樹脂中間体を利用した
エポキシ樹脂製造法の例であるが本発明は勿論この方法
によるエポキシ樹脂低分子量成分除去法に限定するもの
ではない。
本発vncおい【ビスフェノール型エポキシ樹脂の硬化
剤樹脂としては、2級水酸基と反応するメチロール基な
比較的高い濃度で含有し、フェノール性水酸基、メチロ
ール基、カルボキシル基等、エポキシ基と反応性を有す
るこれら官能基の少なくとも1種を樹脂中に含有するも
のであって、より具体的には、レゾール減あるいはノボ
ラック屋フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ベ
ンゾグアナミン樹脂、等がある。
フェノール樹脂は、石炭酸、クレゾール類、エチルフェ
ノール類、その他のアルキルフェノール類あるいはビス
フェノール類等のフェノール類トホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド等のアルデヒド類とを塩基性触媒の存在
下で反応させて得られたもの、又は、それらをアルコー
ル類と反応させたアルキルエーテル化フェノール樹脂を
使用することができる。アミノ樹脂としては、尿素、メ
ラミン、トリアジン化合物とホルムアルデヒドとを反応
させたもの、又はこれに炭素数1〜4のm個アルコール
を反応させてエーテル化したものであってもよい。
ビスフェノール型エポキシ樹脂と上記硬化性樹脂との配
合割合は、エポキシ樹脂/硬化性樹脂が9515〜50
150の範囲が好ましい。ビスフェノール型エポキシ樹
脂と硬化性樹脂は単に混合しても良いし、予め両樹脂を
予備縮合しても良い。
ビスフェノール型エポキシ樹脂の一部を、該樹脂と同じ
繰り返し単位をもつ高分子量の樹脂であるフェノキシ樹
脂に置換えても良い。この場合フェノキシ樹脂に対して
も本発明の方法を用いることができる。すなわち蒸留に
より精製されたエポキシ樹脂中間体を用いてこれを高分
子量化し、フェノキシ樹脂を製造することもできる・ 本発明の缶内面塗料は、ビスフェノール型エポキシ樹脂
と硬化剤樹脂とを前記のエポキシ樹脂の親溶剤あるいは
低級アルコール成分を含んだ混合系の溶剤に固形分25
〜40%の範囲で溶解して缶用金属素材に塗膜厚3〜l
Oμの塗装をする。
また1本発明のビスフェノール型エポキシ樹脂は公知の
方法により得られる粉体塗料および水性塗料の形で利用
することもできる。金属素材としては、無処理鋼板、ス
ズメッキ鋼板、亜鉛メッキ鋼板、リン酸処理鋼板、クロ
ム酸処理鋼板等がある。
塗装方法としては浸漬mD、ロールコート、スプレー塗
り等従来公知の方法が採用できる。塗料の硬化条件とし
ては焼付温度180〜230℃、焼付時間3分〜30分
から選ぶことができる。
本発明の缶内面塗料には上記樹脂成分と溶剤成分の他、
塗料のレベリング性改質剤、滑剤としてシリコーン系樹
脂やワックス類を配合することができる。
(実施例) 以下、実施例に従って本発明を具体的に説明する。なお
、以下において部とあるのは重量部を、分子量とあるの
は数平均分子量を意味する。
実施例1 エポキシ樹脂(、)の製造 エピコート828(油化シェルエポキシ■商品名)30
1.1g、ビスフェノールA88.9g、エチルトリフ
ェニルホスホニウムクロリド0.4gの混合物を160
℃2時間反応させて分子量900のエポキシ樹脂390
gを得た。
次に上記工4キシ樹脂300gを250〜260℃に加
熱し、0.2■Hgの条件で減圧蒸留を7回繰返して精
製した。このようにして得られたエポキシ樹脂中間体の
分子量は962であった。
更に上記エポキシ樹脂中間体307.6 g、ビスフェ
ノールA624g、エチルトリフェニルホスホニウムク
ロリド0.3gおよびシクロヘキサノン41gの混合物
を170℃2時間反応させて分子量4650のエポキシ
樹脂(a)370gを得喪。
工Iキシーフェノール塗料の製造及び焼付塗装板の作成 ビスフェノールA171g(0,75モル)、p−クレ
ゾール27g(0,25モル)、ホルマリン(37%水
溶液)81g(1%ル)、25チアンモニア水12gの
混合物を還流させながら30分間反応させた。反応終了
後メチルイソブチルケトン50g、n−ブタノール50
gを添加し共沸脱水して、少量の水を除去した後メチル
イソブチルケトン(MIBK) /キシレン/n−ブタ
ノール(1:1:l)混合溶剤で固型分30チに調整し
た。
前記処理で得られたエポキシ樹脂(a)140g、フェ
ノール樹脂溶液300g (エポキシ樹脂/フェノール
樹脂の重量比70/30 )、メチルイソブチルケトン
20g、キシレン20g、n−ブタノール20gからな
る混合物を100℃3時間混合攪拌しながら反応させた
。反応冷却後固型分を調整し、エポキシ−フェノール塗
料とした。
次いでこのエポキシ−フェノール塗料を÷18バーコー
ターを用いてアルミニウム板に約5μ厚で塗布し、20
0℃10分間の焼付処理を行ない塗装板を作成した。
エポキシ樹脂の測定方法および塗料の評価方法(i) 
 apeによるエポキシ樹脂の測定測定条件 装置 日本分光■製 TRI ROTARカラム昭和電
工■製S hodexKF′801 X 2本十KF8
03+F804 温度・I5!i1  40℃、147分検出器    
UV −254nm (ii)  MEK抽出罠よるグル分率の測定得られた
処理板を塗膜の重量に対して1500倍量のMEKに浸
漬し、80℃60分間還流させそのグル分率を測定した
Wo:未塗装アルミニウム板の1t W1:塗装焼付後のアルミニウム板の重量Wz : 避
に抽出し80℃30分間乾燥後のアルミニウム塗装板の
重量 (ii会1o%メタノール/水による抽出試験本実施例
で得られた焼付塗装板20枚を使用しての塗膜1crr
L2当り1 ccの10チメタノール/水(1/1)抽
出液を用いて60℃30分間の条件で抽出を行なった。
得られた抽出液101に対してエチルエーテルクロロホ
ルム、メタノール各抽出溶媒を各々51用いてこの頭外
に抽出液からの抽出を行ない濃縮した。尚抽出物の総量
iはエチルエーテル、クロロホルム、メタノール各溶媒
による抽出物の総量を表わす。
(1い レトルト処理によるエポキシ成分の溶出試験 前記10%メタノール/水(1/1)抽出試験の中で6
0℃30分間の抽出を行なう代りに蒸留水を用いて11
5℃90分間のレトルト処理を行なった。その後同様の
溶媒を用いて抽水液からの抽出を行ない濃縮した。この
D縮物を電解脱雌質量分析計(FD−MS)で測定し、
工Iキシ成分の有無を調べた。
M 耐食性試験 本実施例で得られた焼付塗装板を10X2.5C1!の
帯状に切断し2.5 cm間隔に3か所のクロスカット
を施し耐食性試験の試料とした。
一方空缶にクエン酸1チ、食塩0.6%、界面活性剤0
.001%の水溶液を充填した後前記試料を1缶につい
て5枚入れ、2重巻締めした缶を10缶作成した。
次にこれらの缶を125℃90分間の条件でレトルト処
理を行なった後更に50℃で3か月間保存し耐食性促進
試験を行なった。経時保存試験の後開缶し試験片を取出
し腐食の程度を観察し5段階評価した。
5:異常なし 3ニ一部腐食 l:かなシ激しく腐食 実施例2〜3および比較例1〜2 実施例1で得られたエポキシ樹脂(aiの代りに、減圧
蒸留の回数、減圧の程度を変えて分子量が600以上で
1分子当り1個以上の2級水酸基を含むエポキシ樹脂分
子成分の工Iキシ樹脂全体当りの重量%(以下A96と
略)を変化させて皇料金裏遺し缶内面塗料としての性能
を実施例および比較例と共に表IK示した。
本実施例2〜3および比較例1〜2に使用のエポキシ樹
脂はエポキシ樹脂(atの蒸留回数を変えたものである
。表1の結果はA%の値が缶内面塗料の性質に大きく影
響を及ぼすことを示している。すなわちニーキシ樹脂の
A%の値が99.4慢以上含むエポキシ樹脂成分は硬化
剤樹脂と有効に反応し、缶用塗料としての適性の1つで
ある水/メタノール抽出率、レトルト抽出率に大きな差
を生じさせているものと思われる。
実施例4〜6および比較例3 エポキシ樹脂(b)の製造 2/キシ樹脂(a)のエチルトリフェニルホスホニウム
クロリドゝの代りに、テトラメチルアンモニウムクロリ
ドo、os、p、ビスフェノールAIOλ6yを用いた
以外は5)4重例1と同様の方法で行なった。
その結果得られたエポキシ樹脂中間体の分子量は106
0であり、最終的に得られ次エポキシ樹脂の分子量は3
430であっ念。
エポキシ樹脂(c)の製造 実施例1で得られたエポキシ樹脂中間体(分子量962
)31&2g、ビスフェノールA71.8IIテトラメ
チルアンモニウムクロリド0.2.9 、シクロヘキサ
ノン97N?混合した後160℃7時間反応を行ない分
子量7840のエポキシ樹脂(c)を得た。
エポキシ−尿素塗料の製造及び焼付塗装板の作成前記処
理で得られたエポキシ樹脂(b)と(c)の(vl)混
合物253JF、シクロヘキサノン8751.n−ブタ
ノール4コ11 らなる混合物を85℃で1時間加熱溶解した。その後エ
チルセロソルブ1401を加えて60℃まで冷却し、次
いで尿素樹脂メラン1 1E(日立化成工業株式会社裂
商品名)74.4Nを添加混合し、固形分30%に調整
し、エポキシ−尿素樹脂を得た。
次いで、実施例1と同様の方法で焼付塗装板を作成し缶
内面塗料としての適性を評価し表2に示した。
上記表2の実施例と比較例の結果は、エポキシフェノー
ル塗料と同様に、エポキシ−尿素塗料を缶用塗料に使用
する場合においても、エポキシ樹脂のAt1kが金膜の
硬化性に大きく影響していることを示している。
【図面の簡単な説明】
図1は実施例に示した測定条件で得られた高分子量エポ
キシ樹脂のGPCチャートを示したものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)数平均分子量(Mn)が2,000〜8,000
    で、数平均分子量と重量平均分子量(Mw)の分散比(
    Mw/Mn)が1.8〜2.6の範囲内にあり、分子量
    が600以上で且つ1分子当り1個以上の2級水酸基を
    含むエポキシ樹脂分子成分をエポキシ樹脂全体当り99
    .4重量%以上の量で含有し、且つ1分子当りのエポキ
    シ基の平均個数が1.2以上であるビスフェノール型エ
    ポキシ樹脂と、該エポキシ樹脂に対する硬化剤樹脂とを
    含有することを特徴とする缶内面塗料。
  2. (2)上記エポキシ樹脂の硬化剤樹脂がフェノール樹脂
    及び、アミノ樹脂から成る群より選ばれる少なくとも1
    種の樹脂である特許請求の範囲第1項記載の缶内面塗料
JP21815086A 1986-09-18 1986-09-18 缶内面塗料 Granted JPS6375069A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH021773A (ja) * 1988-02-29 1990-01-08 Toto Kasei Kk 塗料組成物
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