JPS637488Y2 - - Google Patents

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JPS637488Y2
JPS637488Y2 JP7336183U JP7336183U JPS637488Y2 JP S637488 Y2 JPS637488 Y2 JP S637488Y2 JP 7336183 U JP7336183 U JP 7336183U JP 7336183 U JP7336183 U JP 7336183U JP S637488 Y2 JPS637488 Y2 JP S637488Y2
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JP
Japan
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oil supply
housing
pin
refueling
tool
Prior art date
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Expired
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JP7336183U
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JPS59183342U (ja
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Priority to JP7336183U priority Critical patent/JPS59183342U/ja
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本出願は、ドリルなどの工具内を切削液などの
流体を貫流させ、刃先から流出させて刃先の冷却
および切削部から切粉の排除をするクーラント工
具ホルダの改良に関し、特に高圧流体の供給使用
に有効なクーラント工具ホルダの給油ピン装置に
係るものである。
従来このような工具ホルダにおいては、第1図
に示すように給油ピンPの下側室A内へ給油流体
が流れ込む構造であるため、主軸端Sへこのホル
ダFを装着し給油ピンPを位置決め給油ブロツク
Bへ係合したときに、下側室A内へ流れ込む給油
流体の圧力が給油ピンPを上側へ押し上げるよう
に作用するので、ばねC力と合算された力が位置
決め給油ブロツクBへ加わるようになつている。
従つてこの力が反力となつてハウジングHへ作用
し、ホルダ本体Uに対してハウジングHを傾ける
方向に働くため、軸受寿命やシール寿命の低下を
きたす欠点を有しているものであつた。
また、実公昭55−15946号のようにパツキン3
0aによりシールして中空ピン16に上向の流体
圧力が加わらないように構成したものがある。こ
の場合には中空ピン16を上方へ押圧するための
ばね17力のみが給油台6へのシール力として働
くので、高圧流体を供給する場合には中空ピン1
6を押し下げる力がばね17力に打ち勝つて高圧
流体が外部へ噴出して周囲に悪影響を与える危険
性があつた。つまり、供給する流体圧力によつて
はそのままでは使用できないという欠点を有して
いた。
この出願は前述のような従来の欠点を解消し、
高圧流体も低圧流体も供給使用が可能な装置を提
供するもので、給油ハウジングの側方縦穴へ内蔵
した給油ピン装置の給油ピン本体下端へ、ロツク
ピンを用いて軸部を一体的に突出装着し、更にこ
の軸部を前記縦穴の下側開口端へ装着したキヤツ
プ中央穴へ流体密に滑合支持し、前記キヤツプ上
端とロツクピンとの間へ圧縮ばねを装着したこと
を特徴としており、以下実施例を示す図面から詳
細を説明していく。
第2図に示すように、この出願による工具ホル
ダは、一端に工作機械の主軸端Sへ装着するテー
パシヤンク11と中間に工具交換(ATC)用フ
ランジ12とこのフランジ13に続いて小径の円
筒部13と円筒部13端面から内部へ工具取付穴
14とを有したホルダ本体1と、このホルダ本体
1の円筒部13外周へ軸受2,2′を介して回転
自在に装着した給油ハウジング3と、給油ハウジ
ング3の側方縦穴31へ内蔵した給油ピン装置4
と、給油ハウジング3内径と円筒部13外周との
間に形成された環状空間へ装着したシール装置5
とから構成されている。
更に給油ピン装置4は第3図に示すように、中
央軸線方向に形成した流路41とこの流路41の
下端側で外部へ開口する穴42とを有し上端側に
ストツパ43を装着した給油ピン本体40と、給
油ピン本体40の下端へ給油ピン本体40の外径
D1より長く形成したロツクピン44により装着
され給油ピン本体40の外径D1より小さい外径
D2を有する軸部45と、給油ハウジング3の側
方縦穴31に続く大径穴32の開口端へ取付けら
れ中央に軸部45が滑合する貫通穴61を有する
キヤツプ6と、ロツクピン44とキヤツプ6内端
との間へ張設したばね7と、給油ピン本体40内
に内蔵したチエツク弁8とから構成されている。
図中に示した番号33は給油ハウジング3に形成
した流路である。また、47,48はシール材を
示している。
次にこの出願によるクーラント工具ホルダの使
用時の動作について説明する。
クーラント工具ホルダは、通常第2図に想像線
で示してあるようにばね7力により上方へ押され
てストツパ43がホルダ本体1のフランジ12に
形成した溝15へ係合して、ホルダ本体1に対し
て給油ハウジング3を回転方向にロツクしてい
る。マシニングセンタにおいてはこの状態で工具
マガジンにセツトしてあり、制御指令に従つてマ
ニピユレータにより主軸端Sへ挿入される。する
と、工作機械側の位置決め給油ブロツクBへ給油
ピン装置4が係合し、更にクーラント工具ホルダ
の主軸端Sへの挿入に従つて給油ピン装置4が下
方へ移動して、ストツパ43が溝15からはずれ
る(第2図の状態)。これで加工準備ができたわ
けで、主軸を回転させ、位置決め給油ブロツクB
側から高圧流体を供給すればよい。そして高圧流
体はチエツク弁8を開いて給油ピン本体40内か
ら穴42を通り流路33を介して工具側へ供給さ
れる。同時に高圧流体は、矢印のように大径穴3
2内へも流入し、給油ピン本体40の下端(D1
−D2径差部分)へ上向きの力として、ばね7力
と共に作用する。つまり軸部45部分には流体圧
力が作用しないため必要以上の力が位置決め給油
ブロツクへ加わらないよう構成しているものであ
る。
この出願は以上のように構成したので、前述の
ような従来の欠点を解決して、高圧流体も低圧流
体も供給使用が可能な装置を提供できたものであ
り、必要以上の力が位置決め給油ブロツクへ加わ
らないため軸受寿命やシール寿命に及ぼす影響が
少ないという実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図な従来例の部分断面正面図、第2図はこ
の考案による実施例の部分断面正面図、第3図は
第2図における給油ピン装置部分の拡大断面図を
それぞれ示す。 符号の説明、1……ホルダ本体、2,2……軸
受、3……給油ハウジング、31……縦穴、32
……大径穴、4……給油ピン装置、40……給油
ピン本体、44……ロツクピン、45……軸部、
5……シール装置、6……キヤツプ、61……貫
通穴、7……ばね、8……チエツク弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に工作機械の主軸へ装着するシヤンクとこ
    のシヤンクに続く中間位置に工具交換用フランジ
    と更にフランジに続く先端に工具取付穴を有する
    円筒部を形成したホルダ本体と、該円筒部外周へ
    回転自在に装着した給油ハウジングと、該給油ハ
    ウジングの側方縦穴へ内蔵した給油ピン装置と、
    前記給油ハウジングと前記円筒部との間に装着し
    たシール装置を有するクーラント工具ホルダに於
    いて、該給油ハウジングの側方縦穴へ内蔵した給
    油ピン装置の給油ピン本体下端へ、ロツクピンで
    軸部を連結して一体的に突出装着し、更にこの軸
    部を前記縦穴の下側開口端に装着したキヤツプの
    中央穴へ流体密に滑合支持し、前記キヤツプとロ
    ツクピンとの間へ圧縮ばねを装着したことを特徴
    とする高圧用クーラント工具ホルダの給油ピン装
    置。
JP7336183U 1983-05-17 1983-05-17 高圧用ク−ラント工具ホルダの給油ピン装置 Granted JPS59183342U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336183U JPS59183342U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 高圧用ク−ラント工具ホルダの給油ピン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7336183U JPS59183342U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 高圧用ク−ラント工具ホルダの給油ピン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59183342U JPS59183342U (ja) 1984-12-06
JPS637488Y2 true JPS637488Y2 (ja) 1988-03-03

Family

ID=30203486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7336183U Granted JPS59183342U (ja) 1983-05-17 1983-05-17 高圧用ク−ラント工具ホルダの給油ピン装置

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JP (1) JPS59183342U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59183342U (ja) 1984-12-06

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