JPS6374801A - 生活芥搬出システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、建築物、特に、高層建築物内で排出される生
活芥を収集して搬出して芥処理場等へ移送する生活芥の
搬送システムに関する。

盗】ｕ【権 企業本社の都市集中、外国企業の進出等により、都市に
おける高層建築需用は膨らむ一方であり、このため土地
利用、土地取引や建築行為に関する規制の緩和による都
市再開発が叫ばれている。こうした中で２１世紀に向け
た新しい都市づくりが動き始め急ピッチな技術革新を軸
に情報化９国際化、ソフト化などが急速に進み、その中
核となる都市も、こうした新しい変化に対応した都市整
備が求められており、建設省は高度情報化に対応した［
インテリジェント、シティ構想」を推進している。これ
らの構想の柱となるインテリジェントビルは情報通信シ
ステム、建築環境システム、ビル管理システム等の装備
を充たしている高層建築物であり、情報通信をはじめと
する最先端技術の導入と、高度な都市活動を支える基盤
施設整備を一体的に進め、ゆとりとくつろぎのある快適
な生活環境をめざしている。

しかし、現実のビル管理の中では、情報通信システム、
ビル場理システム等は、時代のニーズに合致した対応が
なされているが、生活環境の面からみると、特に、生活
芥の処理等は吊代化された装備からは立遅れたものであ
り、人為的な搬送処理をとっているため、悪臭の発生と
か鼠の発生をもたらし、時折通信手段のケーブルが切断
されるなどの問題をもたらし、満足ある快適な生活環境
ではなく、生活芥処理は一つの盲点となっている。

目　　　　　的 本発明は、上述の新しいインテリジェントビルにおける
快適な生活環境をつくる一つの試みとして従来の生活芥
処理を合理化し、且つ、衛生的に芥処理場に移送する生
活芥搬出システムを提供するものである。

構成 第１図は、本発明による生活芥搬出システムを説明する
ブロック図で、図中、１は建築物で、該建築物１の各階
の床２には、各階ごとに収集された野菜屑等を含む生活
芥がコンテナ３に収納される。コンテナ３は例えば庇付
の円筒状で着脱自在で密封構造の蓋付のもの、蓋はヒン
ジ付のもの又は底も蓋も共にヒンジ付又は着脱自在のも
の等水漏れのない密封構造のものであればよい。これら
コンテナ３は、所定量の芥が収納された場合、図示しな
い重量又は圧力検知手段等によりこれを判断して搬出手
段４により排出手段５に移送される。

搬出手段４はエレベータ方式、シュータ方式等いずれで
もよいが収納された芥の量が所定量に達した時間の順序
に従って搬出される。若し一定時間に所定量に達しない
ときは、時間優先で搬出される。排出手段５では、コン
テナ３に収納された芥を排出するとともに空になったコ
ンテナ３は洗浄されて搬送手段４１により昇揚され元の
階床２に配置される。洗浄水は分離洗浄化手段１２によ
り浄化されてＡから送水され再び排出手段５で利用され
る。コンテナ３から芥を排出する方法は庇付のものでは
、その位置で１８０＠回転してから蓋をあけるか、Ｕ字
状のダクト内を圧縮空気等の抑圧手段により１８０＠回
転して自然落下後洗浄着蓋し搬送手段４１に送る。底な
しのコンテナ３の場合は落下位置で上下蓋をあけて落下
させるか、ピストン状の押圧手段で抑圧落下させてもよ
い。

落下した芥は粉砕手段６により粉砕して分離手段７に移
送して水分を分離する。分離手段７は遠心分離器を利用
したもので円筒形をしており、円筒形の円筒方向に並べ
られた網状の小円筒容器内に略々一様になるように回転
軸に関してのモーメントを一定とする検知手段により計
測し粉砕された芥を分納して水分を遠心分離する。分離
された水分は分離水浄化手段１２へ流出され、固形分は
冷凍手段８へ移送されて約マイナス２０’Ｃ程度に冷凍
される。この温度では芥は同相となりバクテリアの活動
も完全に停止する。この冷凍手段で冷凍された芥は圧縮
手段９に自然落下法により移送される。圧縮手段９は高
耐圧の円筒状容器に落下した芥を油圧または空気圧で駆
動されるピストン状の抑圧手段により押圧されるもので
、圧縮された芥は完全に固形化してから圧縮手段９外に
排出され容器に収納される。このように収納された芥は
クレーン等の搭載手段１０によりトラック等の１Ｆ６ｆ
送手段１１に搭載されて芥処理場に輸送される。

以上述べた生活芥搬送システムは高度に自動化されるこ
とにより、より効率的に運用されるものである。

効　　　果 以上に述べた様に、本発明によれば高層建築物内で発生
した生活芥は外部からは殆んど眼に触れることなく芥処
理場に移送されるもので、この間粉砕、水分分離、冷凍
、圧縮等の各手段により衛生的に処理され、しかも小容
積となるため、インテリジェント化の条件を充たす快適
な環境を生み出し、しかもこれらの芥処理上最も大きい
経済的負担のかかる輸送コストの低減をもたらすもので
ある。本システムの中間処理段階でのコスト高は完全自
動化手段による高効率的運用により回収される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による生活芥搬送システｔ１を説明す
るブロック図を示したものである。 １・・・建築物、３・・・コンテナ、４．４１・・・コ
ンテナ搬送手段、５・・・排出手段、６・・・粉砕手段
、７・・・分離手段、８・・・冷凍手段、９・・・圧縮
手段、１０載手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 建築物内の各階毎に収集された生活芥を収納したコンテ
   ナと、該コンテナおよび生活芥を排出した空のコンテナ
   を昇降し所定位置に移送する搬送手段と、該搬送手段に
   より搬送されたコンテナを受け、コンテナ内に収納され
   た生活芥を順次排出させる排出手段と、生活芥に含まれ
   る水分を除去する分離手段と、水分を分離した生活芥を
   冷凍する冷凍手段と、冷凍された生活芥を押圧固形する
   圧縮手段と、固形化した生活芥を輸送手段に搭載する搭
   載手段とからなることを特徴とする生活芥搬出システム
   。