JPH0857445A - 古紙回収装置 - Google Patents
古紙回収装置Info
- Publication number
- JPH0857445A JPH0857445A JP21940094A JP21940094A JPH0857445A JP H0857445 A JPH0857445 A JP H0857445A JP 21940094 A JP21940094 A JP 21940094A JP 21940094 A JP21940094 A JP 21940094A JP H0857445 A JPH0857445 A JP H0857445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- waste
- waste paper
- separator
- crusher
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 title claims abstract description 83
- 238000011084 recovery Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims abstract description 45
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 23
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 12
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 6
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 abstract description 2
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000009049 secondary transport Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、自動的且つ短時間に大量の
古紙を回収し得ると共に、守秘を要する資料の漏洩を防
止することができ、回収古紙の搬出に係る作業の大幅な
効率向上と経費節減が可能であり、回収した古紙を再生
して利用し得る古紙回収装置を提供するにある。 【構成】 第１発明の古紙回収装置は、情報センタ等の
建物内に配設された古紙破砕機２と、該破砕機で破砕さ
れた古紙屑を破砕紙と紙粉塵に分離する分離機６と、古
紙破砕機の排出口を連通して分離機に接続される古紙屑
排出管５と、分離機で古紙屑から分離された紙粉塵を紙
粉と空気に再分離する集塵機７と、集塵機で紙粉を除去
した浄化空気を大気中に放出する排風機８と、前記破砕
紙と紙粉を回収し圧縮成形する古紙回収成形機９とを有
してなり、第２発明の回収装置には、更に古紙搬出装
置、回収容器交換装置、二次搬送装置が付設されてい
る。
古紙を回収し得ると共に、守秘を要する資料の漏洩を防
止することができ、回収古紙の搬出に係る作業の大幅な
効率向上と経費節減が可能であり、回収した古紙を再生
して利用し得る古紙回収装置を提供するにある。 【構成】 第１発明の古紙回収装置は、情報センタ等の
建物内に配設された古紙破砕機２と、該破砕機で破砕さ
れた古紙屑を破砕紙と紙粉塵に分離する分離機６と、古
紙破砕機の排出口を連通して分離機に接続される古紙屑
排出管５と、分離機で古紙屑から分離された紙粉塵を紙
粉と空気に再分離する集塵機７と、集塵機で紙粉を除去
した浄化空気を大気中に放出する排風機８と、前記破砕
紙と紙粉を回収し圧縮成形する古紙回収成形機９とを有
してなり、第２発明の回収装置には、更に古紙搬出装
置、回収容器交換装置、二次搬送装置が付設されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインテリジェントビルや
情報センタで大量に発生する情報処理等に係る古紙の回
収装置に関する。
情報センタで大量に発生する情報処理等に係る古紙の回
収装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、不必要となった資料や新聞、雑誌
等の古紙は各人が分別して搬出し、清掃業者が一括収集
した後所定の方法により処理されていた。例えば一般的
な資料、新聞、雑誌等はそのまま処理工場へ搬送して焼
却し、秘密保持を要する古紙等についてはシュレッダ等
で数ｍｍ幅に裁断した後外部処理工場へ搬送し前記古紙
類と同様に焼却等により処理するのが一般的であった。
等の古紙は各人が分別して搬出し、清掃業者が一括収集
した後所定の方法により処理されていた。例えば一般的
な資料、新聞、雑誌等はそのまま処理工場へ搬送して焼
却し、秘密保持を要する古紙等についてはシュレッダ等
で数ｍｍ幅に裁断した後外部処理工場へ搬送し前記古紙
類と同様に焼却等により処理するのが一般的であった。
【０００３】公知のこれまでの古紙回収方法では搬送
車、エレベータ等を利用して一旦所定場所へ移送した
後、そのままの状態でトラック等二次搬送手段へ移載し
外部へ搬送するため、大量に発生する古紙を短時間で効
率的に処理する事は困難であった。また、守秘資料の漏
洩は大きな損失やトラブルを発生させる事が多いが、従
来の回収処理方法は守秘古紙を細かく裁断するものの、
その状態で外部へ搬送するため守秘面でも完全なものと
は言えなかった。
車、エレベータ等を利用して一旦所定場所へ移送した
後、そのままの状態でトラック等二次搬送手段へ移載し
外部へ搬送するため、大量に発生する古紙を短時間で効
率的に処理する事は困難であった。また、守秘資料の漏
洩は大きな損失やトラブルを発生させる事が多いが、従
来の回収処理方法は守秘古紙を細かく裁断するものの、
その状態で外部へ搬送するため守秘面でも完全なものと
は言えなかった。
【０００４】加えてシュレッダ等により裁断した紙は繊
維の長さが短くなりすぎて、今日社会問題としてクロー
ズアップされている資源の再利用、つまり古紙の再生に
はほとんど利用する事ができなかった。インテリジェン
トビル等で経常的に大量に発生するＯＡ古紙類の回収に
関し、これまでは完全かつ大量に処理できる効率的な装
置が無く、その開発が望まれていた。
維の長さが短くなりすぎて、今日社会問題としてクロー
ズアップされている資源の再利用、つまり古紙の再生に
はほとんど利用する事ができなかった。インテリジェン
トビル等で経常的に大量に発生するＯＡ古紙類の回収に
関し、これまでは完全かつ大量に処理できる効率的な装
置が無く、その開発が望まれていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の項で前記
したように、古紙の回収、特に守秘古紙類の回収処理に
ついて、従来の方式はシュレッダ等により細かく裁断し
た後に外部所定の処理施設へ搬送し処理するのが一般的
で、下記のような種々の問題点があった。 裁断した古紙屑の容積が増大し、しかも、搬送車、
エレベータ等を利用した搬送となるため時間がかかると
共に多数の作業員が必要となる。
したように、古紙の回収、特に守秘古紙類の回収処理に
ついて、従来の方式はシュレッダ等により細かく裁断し
た後に外部所定の処理施設へ搬送し処理するのが一般的
で、下記のような種々の問題点があった。 裁断した古紙屑の容積が増大し、しかも、搬送車、
エレベータ等を利用した搬送となるため時間がかかると
共に多数の作業員が必要となる。
【０００６】 細かく裁断するが、そのままの状態で
外部へ搬出するため搬送途上に於いて機密が漏洩する恐
れがある。 幅数ｍｍに裁断するため、紙の繊維長が短かくなり
再生紙として利用する事ができない。 容量的に積み替え等外部処理施設への搬出が困難で
あり、大量の収納容器が必要となる。
外部へ搬出するため搬送途上に於いて機密が漏洩する恐
れがある。 幅数ｍｍに裁断するため、紙の繊維長が短かくなり
再生紙として利用する事ができない。 容量的に積み替え等外部処理施設への搬出が困難で
あり、大量の収納容器が必要となる。
【０００７】本発明の目的は前記問題点を解決し、自動
的且つ短時間に大量の古紙を分別回収し得ると共に、機
密資料の漏洩を防止することができ、搬送に係る作業の
大幅な省力化と経費の節減が可能であり、回収した古紙
を再生して利用し得る古紙回収装置を提供するにある。
的且つ短時間に大量の古紙を分別回収し得ると共に、機
密資料の漏洩を防止することができ、搬送に係る作業の
大幅な省力化と経費の節減が可能であり、回収した古紙
を再生して利用し得る古紙回収装置を提供するにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第１発明の古紙回収装置
は、インテリジェントビルや情報センタで大量に発生す
る情報処理等に係る古紙の回収装置であって、前記建物
内の所要各階に配設された古紙投入口３を具備する古紙
破砕機２と、該古紙破砕機で破砕された古紙の屑を破砕
紙と紙粉塵とに仕分け分離する分離機６と、前記所要各
階に配設された前記古紙破砕機２の古紙屑排出口を連通
して前記分離機６に接続される古紙屑排出管５と、前記
分離機６で古紙の屑から仕分けられた紙粉塵を更に紙粉
と空気とに再分離する集塵機７と、該集塵機７で紙粉を
除去した後の清浄空気を大気中に放出する排風機８と、
前記分離機６で仕分けされた破砕紙と前記集塵機７で分
離された紙粉とを回収し圧縮成形する古紙回収成形機９
とを有してなることを特徴とする。
は、インテリジェントビルや情報センタで大量に発生す
る情報処理等に係る古紙の回収装置であって、前記建物
内の所要各階に配設された古紙投入口３を具備する古紙
破砕機２と、該古紙破砕機で破砕された古紙の屑を破砕
紙と紙粉塵とに仕分け分離する分離機６と、前記所要各
階に配設された前記古紙破砕機２の古紙屑排出口を連通
して前記分離機６に接続される古紙屑排出管５と、前記
分離機６で古紙の屑から仕分けられた紙粉塵を更に紙粉
と空気とに再分離する集塵機７と、該集塵機７で紙粉を
除去した後の清浄空気を大気中に放出する排風機８と、
前記分離機６で仕分けされた破砕紙と前記集塵機７で分
離された紙粉とを回収し圧縮成形する古紙回収成形機９
とを有してなることを特徴とする。
【０００９】第２発明の古紙回収装置は、インテリジェ
ントビルや情報センタで大量に発生する情報処理等に係
る古紙の回収装置であって、前記建物内の所要各階に配
設された古紙投入口３を具備する古紙破砕機２と、該古
紙破砕機で破砕された古紙の屑を破砕紙と紙粉塵とに仕
分け分離する分離機６と、前記所要各階に配設された前
記古紙破砕機２の古紙屑排出口を連通して前記分離機６
に接続される古紙屑排出管５と、前記分離機６で古紙の
屑から仕分けられた紙粉塵を更に紙粉と空気とに再分離
する集塵機７と、該集塵機７で紙粉を除去した後の清浄
空気を大気中に放出する排風機８と、前記分離機６で仕
分けされた破砕紙と前記集塵機７で分離された紙粉とを
回収し圧縮成形する古紙回収成形機９と、該古紙回収成
形機９で所定形状に成形した古紙成形物を回収容器１０
に順次投入する古紙搬出装置２１と、該古紙搬出装置２
１による成形物投入で前記回収容器１０が規定容量に達
すると該容器を搬出し空の回収容器１０を差替える回収
容器交換装置２２と、該回収容器交換装置２２によって
搬出された収納済回収容器を外部所定の処理施設へ搬送
する二次搬送装置２３とを有してなることを特徴とす
る。
ントビルや情報センタで大量に発生する情報処理等に係
る古紙の回収装置であって、前記建物内の所要各階に配
設された古紙投入口３を具備する古紙破砕機２と、該古
紙破砕機で破砕された古紙の屑を破砕紙と紙粉塵とに仕
分け分離する分離機６と、前記所要各階に配設された前
記古紙破砕機２の古紙屑排出口を連通して前記分離機６
に接続される古紙屑排出管５と、前記分離機６で古紙の
屑から仕分けられた紙粉塵を更に紙粉と空気とに再分離
する集塵機７と、該集塵機７で紙粉を除去した後の清浄
空気を大気中に放出する排風機８と、前記分離機６で仕
分けされた破砕紙と前記集塵機７で分離された紙粉とを
回収し圧縮成形する古紙回収成形機９と、該古紙回収成
形機９で所定形状に成形した古紙成形物を回収容器１０
に順次投入する古紙搬出装置２１と、該古紙搬出装置２
１による成形物投入で前記回収容器１０が規定容量に達
すると該容器を搬出し空の回収容器１０を差替える回収
容器交換装置２２と、該回収容器交換装置２２によって
搬出された収納済回収容器を外部所定の処理施設へ搬送
する二次搬送装置２３とを有してなることを特徴とす
る。
【００１０】
【作用】本発明に係る古紙回収装置は前記のように構成
されたもので、インテリジェントビル内の複数の階で大
量に発生したＯＡ古紙類は所要の各階に設けられた古紙
投入口３へ投入すれば、以後は所定の大きさに破砕され
更に古紙屑排出管５を介して空気輸送により古紙処理室
４に向けて排出される。
されたもので、インテリジェントビル内の複数の階で大
量に発生したＯＡ古紙類は所要の各階に設けられた古紙
投入口３へ投入すれば、以後は所定の大きさに破砕され
更に古紙屑排出管５を介して空気輸送により古紙処理室
４に向けて排出される。
【００１１】該古紙処理室４に設けられた分離機６、集
塵機７により分離された破砕紙と紙粉とは古紙回収成形
機９にて圧縮減容して回収容器１０であるコンテナ、或
いはフレコンパックへ充填されて外部へ搬出される。な
お、前記集塵機７により紙粉類が除去された清浄空気は
排風機８により屋外の大気中へ放出される。
塵機７により分離された破砕紙と紙粉とは古紙回収成形
機９にて圧縮減容して回収容器１０であるコンテナ、或
いはフレコンパックへ充填されて外部へ搬出される。な
お、前記集塵機７により紙粉類が除去された清浄空気は
排風機８により屋外の大気中へ放出される。
【００１２】これらの作用により自動的かつ短時間で大
量の古紙を回収する事が可能となり、機密資料が漏洩す
る危険もなく、また搬送に係る作業の大幅な省力化と経
費の節減を図る事が可能となった。更に、圧縮成形した
古紙はシュレッダで裁断していないため所要の繊維長を
残す事ができ再生紙として再利用できるようになった。
量の古紙を回収する事が可能となり、機密資料が漏洩す
る危険もなく、また搬送に係る作業の大幅な省力化と経
費の節減を図る事が可能となった。更に、圧縮成形した
古紙はシュレッダで裁断していないため所要の繊維長を
残す事ができ再生紙として再利用できるようになった。
【００１３】
【実施例】図１は、本発明の実施例に係る古紙回収装置
の構成概要の説明図で、図２はその作用の説明図であ
る。本発明はインテリジェントビル等に於いて経常的に
大量に発生する不要紙、特にＯＡ古紙類を古紙処理室へ
排出し圧縮成形した後外部へ搬出する古紙回収装置に関
するもので、回収した前記古紙を再生紙としてリサイク
ルするよう考慮した点にも特徴がある。以下図１、図２
を参照して実施例の構成について説明する。
の構成概要の説明図で、図２はその作用の説明図であ
る。本発明はインテリジェントビル等に於いて経常的に
大量に発生する不要紙、特にＯＡ古紙類を古紙処理室へ
排出し圧縮成形した後外部へ搬出する古紙回収装置に関
するもので、回収した前記古紙を再生紙としてリサイク
ルするよう考慮した点にも特徴がある。以下図１、図２
を参照して実施例の構成について説明する。
【００１４】図１に示すようにインテリジェントビル１
の各階に古紙投入口３を具えた古紙破砕機２を配設する
と共に、該古紙破砕機２の古紙屑排出口を連通して古紙
処理室４に至る古紙屑排出管５が配管されている。該古
紙処理室４には図２に示すように輸送ブロワ１２、分離
機６、集塵機７、排風機８、古紙回収成形機９及び古紙
搬出装置２１と、図３に示すような回収容器交換装置２
２と二次搬送装置２３とが設けられている。
の各階に古紙投入口３を具えた古紙破砕機２を配設する
と共に、該古紙破砕機２の古紙屑排出口を連通して古紙
処理室４に至る古紙屑排出管５が配管されている。該古
紙処理室４には図２に示すように輸送ブロワ１２、分離
機６、集塵機７、排風機８、古紙回収成形機９及び古紙
搬出装置２１と、図３に示すような回収容器交換装置２
２と二次搬送装置２３とが設けられている。
【００１５】次に作用について説明する。ビル１内の各
階で発生した古紙のうち分別収集したＯＡ古紙類１１の
みを古紙投入口３へ投入する。禁忌品、新聞紙、雑誌等
は従来通り清掃業者が搬送車、エレベータ等を利用して
図示されていない貯蔵室へ一時回収した後外部へ搬出す
る。ビル各階の古紙投入口３から投入されたＯＡ古紙類
１１は古紙破砕機２で所定の大きさに破砕された後、輸
送ブロワ１２の吸引作用によって内部に空気流が生成さ
れた古紙屑排出管５内を通って地階の古紙処理室４へ輸
送される。
階で発生した古紙のうち分別収集したＯＡ古紙類１１の
みを古紙投入口３へ投入する。禁忌品、新聞紙、雑誌等
は従来通り清掃業者が搬送車、エレベータ等を利用して
図示されていない貯蔵室へ一時回収した後外部へ搬出す
る。ビル各階の古紙投入口３から投入されたＯＡ古紙類
１１は古紙破砕機２で所定の大きさに破砕された後、輸
送ブロワ１２の吸引作用によって内部に空気流が生成さ
れた古紙屑排出管５内を通って地階の古紙処理室４へ輸
送される。
【００１６】古紙処理室４に設けた分離機６へ給送され
た古紙屑は紙粉塵と破砕紙とに分離され、破砕紙は古紙
回収成形機９へ送り込まれる。紙粉塵は集塵機７へ給送
され、更に空気と紙粉とに再分離され、紙粉は前記分離
機６で分離された破砕紙と合流して古紙回収成形機９へ
送り込まれ、空気は塵（紙粉）が除去された清浄状態で
排風機８を介して屋外（大気中）へ放出される。
た古紙屑は紙粉塵と破砕紙とに分離され、破砕紙は古紙
回収成形機９へ送り込まれる。紙粉塵は集塵機７へ給送
され、更に空気と紙粉とに再分離され、紙粉は前記分離
機６で分離された破砕紙と合流して古紙回収成形機９へ
送り込まれ、空気は塵（紙粉）が除去された清浄状態で
排風機８を介して屋外（大気中）へ放出される。
【００１７】他方、古紙回収成形機９へ送り込まれた破
砕紙と紙粉は具備した圧縮装置部の作動により所定の工
程を経て圧縮減容された後古紙搬出装置２１の下流の搬
出口１３より送り出され、下方にて待機するコンテナ
（或いはフレコンパック）１０へ落下充填されるように
なっている。
砕紙と紙粉は具備した圧縮装置部の作動により所定の工
程を経て圧縮減容された後古紙搬出装置２１の下流の搬
出口１３より送り出され、下方にて待機するコンテナ
（或いはフレコンパック）１０へ落下充填されるように
なっている。
【００１８】図３は、回収容器交換装置２２の説明図
で、図中矢印のように走行する複数のコンベア１４，１
５，１６，１７ａ，１７ｂと複数個のコンテナ１０によ
って構成されている。先ず、空のコンテナ１０は図中の
位置Ａで搬入され、位置Ｂで古紙の投入充填を受け、満
杯（規定容量）になると共に位置Ｃから位置Ｄを経て位
置Ｅと順次移送されて待機する。尚、充填が完了したコ
ンテナ１０を搬出した後の投入位置Ｂは位置Ａから次の
新しいコンテナ１０が供給され継続して充填が行われ
る。以後同挙動が繰り返され充填されたコンテナ１０は
Ｅ1 或いはＥ2 の待機位置へ一旦ストックされた後トラ
ック等の二次搬送手段２３を介して外部処理施設（工
場）へ送り出される。
で、図中矢印のように走行する複数のコンベア１４，１
５，１６，１７ａ，１７ｂと複数個のコンテナ１０によ
って構成されている。先ず、空のコンテナ１０は図中の
位置Ａで搬入され、位置Ｂで古紙の投入充填を受け、満
杯（規定容量）になると共に位置Ｃから位置Ｄを経て位
置Ｅと順次移送されて待機する。尚、充填が完了したコ
ンテナ１０を搬出した後の投入位置Ｂは位置Ａから次の
新しいコンテナ１０が供給され継続して充填が行われ
る。以後同挙動が繰り返され充填されたコンテナ１０は
Ｅ1 或いはＥ2 の待機位置へ一旦ストックされた後トラ
ック等の二次搬送手段２３を介して外部処理施設（工
場）へ送り出される。
【００１９】
【発明の効果】本発明の古紙回収装置により次のような
効果が得られる。 古紙回収、搬送等に関係する人員を削減する事がで
き大幅な省力化と経費の節減が可能となる。 エレベータや一般通路を通らず古紙屑排出管による
気流輸送を手段として処理室へ排出し、又、後工程で圧
縮成形して搬出するため資料の機密内容が外部へ漏洩す
る恐れがなくなる。 破砕機により古紙を適度の大きさに破砕するためシ
ュレッダによる裁断と較べて紙の繊維長が長くなり、古
紙屑を再生紙として再生利用できる。
効果が得られる。 古紙回収、搬送等に関係する人員を削減する事がで
き大幅な省力化と経費の節減が可能となる。 エレベータや一般通路を通らず古紙屑排出管による
気流輸送を手段として処理室へ排出し、又、後工程で圧
縮成形して搬出するため資料の機密内容が外部へ漏洩す
る恐れがなくなる。 破砕機により古紙を適度の大きさに破砕するためシ
ュレッダによる裁断と較べて紙の繊維長が長くなり、古
紙屑を再生紙として再生利用できる。
【００２０】 古紙処理室に配設した回収成形機によ
り圧縮成形（減量）した状態でコンテナ類に充填し外部
へ搬出するため搬送能力が大幅に増大する。 搬送手段であるコンテナ等の回収容器を繰り返し利
用できるのでランニングコストが低減できる。 稼動時間等の制限が少なく、回収処理能力を増大で
きる。
り圧縮成形（減量）した状態でコンテナ類に充填し外部
へ搬出するため搬送能力が大幅に増大する。 搬送手段であるコンテナ等の回収容器を繰り返し利
用できるのでランニングコストが低減できる。 稼動時間等の制限が少なく、回収処理能力を増大で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例に係る古紙回収装置の構成概要
の説明図で、図（ａ）に装置全体の概要を示し、図
（ｂ）に図（ａ）におけるＡ部の詳細図を示した。
の説明図で、図（ａ）に装置全体の概要を示し、図
（ｂ）に図（ａ）におけるＡ部の詳細図を示した。
【図２】本発明の実施例に係る古紙回収装置の作用の説
明図で、古紙処理室部での作用の説明図である。
明図で、古紙処理室部での作用の説明図である。
【図３】図２における搬出口１３と連通する古紙充填手
段の回収容器交換装置の作用説明図である。
段の回収容器交換装置の作用説明図である。
１…インテリジェントビル、２…古紙破砕機、３…古紙
投入口、４…古紙処理室、５…古紙屑排出管、６…分離
機、７…集塵機、８…排風機、９…古紙回収成形機、１
０…回収容器（コンテナ）、１１…ＯＡ古紙類、１２…
輸送ブロワ、１３…搬出口、１４，１５，１６，１７
ａ，１７ｂ…コンベヤ、２１…古紙搬出装置、２２…回
収容器交換装置、２３…二次搬送装置。
投入口、４…古紙処理室、５…古紙屑排出管、６…分離
機、７…集塵機、８…排風機、９…古紙回収成形機、１
０…回収容器（コンテナ）、１１…ＯＡ古紙類、１２…
輸送ブロワ、１３…搬出口、１４，１５，１６，１７
ａ，１７ｂ…コンベヤ、２１…古紙搬出装置、２２…回
収容器交換装置、２３…二次搬送装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｄ２１Ｂ 1/08
Claims (2)
- 【請求項１】 インテリジェントビルや情報センタで大
量に発生する情報処理等に係る古紙の回収装置であっ
て、前記建物内の所要各階に配設された古紙投入口
（３）を具備する古紙破砕機（２）と、該古紙破砕機で
破砕された古紙の屑を破砕紙と紙粉塵とに仕分け分離す
る分離機（６）と、前記所要各階に配設された前記古紙
破砕機（２）の古紙屑排出口を連通して前記分離機
（６）に接続される古紙屑排出管（５）と、前記分離機
（６）で古紙の屑から仕分けられた紙粉塵を更に紙粉と
空気とに再分離する集塵機（７）と、該集塵機（７）で
紙粉を除去した後の清浄空気を大気中に放出する排風機
（８）と、前記分離機（６）で仕分けされた破砕紙と前
記集塵機（７）で分離された紙粉とを回収し圧縮成形す
る古紙回収成形機（９）とを有してなることを特徴とす
る古紙回収装置。 - 【請求項２】 インテリジェントビルや情報センタで大
量に発生する情報処理等に係る古紙の回収装置であっ
て、前記建物内の所要各階に配設された古紙投入口
（３）を具備する古紙破砕機（２）と、該古紙破砕機で
破砕された古紙の屑を破砕紙と紙粉塵とに仕分け分離す
る分離機（６）と、前記所要各階に配設された前記古紙
破砕機（２）の古紙屑排出口を連通して前記分離機
（６）に接続される古紙屑排出管（５）と、前記分離機
（６）で古紙の屑から仕分けられた紙粉塵を更に紙粉と
空気とに再分離する集塵機（７）と、該集塵機（７）で
紙粉を除去した後の清浄空気を大気中に放出する排風機
（８）と、前記分離機（６）で仕分けされた破砕紙と前
記集塵機（７）で分離された紙粉とを回収し圧縮成形す
る古紙回収成形機（９）と、該古紙回収成形機（９）で
所定形状に成形した古紙成形物を回収容器（１０）に順
次投入する古紙搬出装置（２１）と、該古紙搬出装置
（２１）による成形物投入で前記回収容器（１０）が規
定容量に達すると該容器を搬出し空の回収容器（１０）
と差替える回収容器交換装置（２２）と、該回収容器交
換装置（２２）によって搬出された収納済回収容器を外
部所定の処理施設へ搬送する二次搬送装置（２３）とを
有してなることを特徴とする古紙回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21940094A JPH0857445A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 古紙回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21940094A JPH0857445A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 古紙回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857445A true JPH0857445A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16734824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21940094A Withdrawn JPH0857445A (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 古紙回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0857445A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100783351B1 (ko) * | 2007-07-26 | 2007-12-07 | 주식회사 도화종합기술공사 | 폐기물 전처리시설 및 폐기물 가공연료 제조설비 복합형공기이송식 재활용가능자원 및 폐기물 수집설비 |
| JP4731635B1 (ja) * | 2010-10-13 | 2011-07-27 | 株式会社近藤商会 | 書類廃棄リサイクル処理システム |
| JP2016101545A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 鹿島建設株式会社 | 規格外製品処理システム |
| KR20210088134A (ko) * | 2020-01-06 | 2021-07-14 | 최문성 | 친환경 파지배출시스템 |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP21940094A patent/JPH0857445A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100783351B1 (ko) * | 2007-07-26 | 2007-12-07 | 주식회사 도화종합기술공사 | 폐기물 전처리시설 및 폐기물 가공연료 제조설비 복합형공기이송식 재활용가능자원 및 폐기물 수집설비 |
| JP4731635B1 (ja) * | 2010-10-13 | 2011-07-27 | 株式会社近藤商会 | 書類廃棄リサイクル処理システム |
| JP2012081434A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Kondo Shokai:Kk | 書類廃棄リサイクル処理システム |
| JP2016101545A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 鹿島建設株式会社 | 規格外製品処理システム |
| KR20210088134A (ko) * | 2020-01-06 | 2021-07-14 | 최문성 | 친환경 파지배출시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101043951B (zh) | 可运输的塑料回收系统 | |
| CN101347789B (zh) | 生活垃圾分类处理系统 | |
| JPH0999250A (ja) | 乾式ガラス製品破砕粒度別選別収集方法及び装置 | |
| CN111570471B (zh) | 一种建筑装修垃圾自动化处理系统及其工作方法 | |
| JPH0857445A (ja) | 古紙回収装置 | |
| CN210907360U (zh) | 大件垃圾处理系统 | |
| JPH08224491A (ja) | 廃紙回収処理装置 | |
| CN110711759A (zh) | 大件垃圾处理工艺及系统 | |
| JPH10211444A (ja) | ごみの破砕選別処理システム | |
| JP7172936B2 (ja) | ごみ分別処理方法及び装置 | |
| JP3197127B2 (ja) | 古紙回収装置 | |
| CN113770160A (zh) | 一种装修和建筑装修垃圾资源化3＋n生产线及其制造方法 | |
| JPH10258930A (ja) | 廃家電品仕分け装置 | |
| JPH06345203A (ja) | リサイクル型塵芥中継基地の処理方法 | |
| JPH0929218A (ja) | 粗大ごみ・不燃物ごみ処理装置 | |
| JP2002187130A (ja) | 廃プラスチック類の分離・回収方法およびその装置 | |
| CN217798017U (zh) | 一种建筑工程废料处理装置 | |
| CN214639052U (zh) | 一种高效废旧冰箱破碎分选系统 | |
| JP2000025907A (ja) | 廃棄プラスチック包装容器の回収方法および回収車両 | |
| CN218308211U (zh) | 一种铜制品加工用原料除杂装置 | |
| CN220942499U (zh) | 一种生活垃圾分类集中处理系统 | |
| CN209953033U (zh) | 一种大件垃圾分选装置 | |
| CN211989130U (zh) | 一种带有除尘功能的建筑垃圾处理系统 | |
| CN213967760U (zh) | 危废焚烧炉渣废铁自动回收系统 | |
| JP2002067034A (ja) | 廃プラスチックの選別梱包装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |