JPS6374782A

JPS6374782A - 自動二輪車の車体カバー

Info

Publication number: JPS6374782A
Application number: JP21798586A
Authority: JP
Inventors: 秋森　儀一郎; 根布　秀秋
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1986-09-18
Filing date: 1986-09-18
Publication date: 1988-04-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】りに立五■豆１本発明は、自動二輪車の中休、特にその前方上部を覆う
カバーに関するものである。

従ＩＬ逅自動二輪車の車体は種々のカバーで覆っである。

カバーで覆う部分および範囲は車種に応じて色々である
が、車体の外部をほぼ前面に亘ってカバーで覆ったもの
もある。いずれにしても、このカバーは、走行時におけ
る車体まわりの空気流を整流して空気抵抗を減少させる
とともに、車体に良好な外観を与える役目を有し、カバ
ー全体が流暢な一体観を呈することが望まれる。

車体上部のシート前方を全体的に覆うカバーを有する自
動二輪車においては、該カバーの後部は比較的中挟に、
すなわち前記シートとほぼ同じ巾に形成し、シートに跨
った搭乗者が両足をこの部に沿わせることができるよう
にし、カバーの前部はこの両足の前方、をそれぞれ覆う
ように比較的中広に形成されている。第１図は従来のこ
のようなカバーの構成の一例を示す。このカバーは、シ
ート０１の直前部を覆う比較的中の狭い後部カバ一部片
０２と、その前方を該後部カバ一部片０２の側面部０３
より外側において覆う側面部０５を有する比較的巾の広
い前部カバ一部片０４とを、車体中方向に延在する中間
カバ一部片０６を介して接続して構成されており、前部
外方の側面部０５が中間カバ一部片０６の後面部０７を
経て後部内方の側面部０３に接続されている。

１　　゛　　　　し　　　　と　ＬＬｌしかしこのよう
な従来の車体カバーにおいては、中間カバ一部片０６を
後部カバ一部片０２と前部カバ一部片０４とにそれぞれ
結合しなければならないので、各カバ一部片の組付けが
比較的面倒であった。

また、外部から目に付き易い後面部０７から側面部０３
への移行部分にカバ一部片０６．０２の継目が露出し、
この継目によって車体カバー全体としての一体観が阻害
されて、外観上好ましくなかった。

口　　ｔ　゛　　た　の−二このため、本発明においは、車体上部を能面から両側面
へかけて覆い、かつ前部の左右両側面間の巾を後部の左
右両側面間の巾より広く形成した自動二輪車の車体カバ
ーにおいて、車体上部を前面から側面前部へかけて覆う
フロントフェアリングと、該フロントフェアリングの後
方において車体上部を側方から習うサイドシェルタと、
該サイドシェルタの上方を車体中心線に沿って覆うトッ
プシェルタとにより構成し、前記サイドシェルタにその
側面部の前方部分を車体巾方向外方へ弯曲させて張出さ
せた張出部を一体に形成し、該張出部の外縁を前記フロ
ントフェアリングの後縁に沿わせて接合する。

本発明によれば、サイドシェルタに形成された張出部の
外縁がフロントフェアリングの後縁に直接接合されるの
で、前記従来例におけるような中間のカバ一部片を必要
とせず、組付けが容易にイ≧る。また、サイドシェルタ
の側面部と張出部とは弯曲面を介して一体に成形されて
おり、この部分に継目が存在しないので、外観が著しく
向上する。

欠」Ｌ上以下、本発明を第２図以下に図示した実施例について説
明する。第２図は本発明による車体カバーを備えた自動
二輪車の側面図で、上部後帯りに前部シート１ａと後部
シート１ｂとから成る２人乗り用のシート１が設けられ
ている。後部シート１ｂの後方に物入れ用のトランク２
が設けられており、さらに下方にも左右両側に物入れ用
のサドルバッグ３が設けられている。前部シート１ａの
下方両側はサイドカバー４で覆われている。前部シート
１ａの前方が本発明による車体カバー５によって覆われ
ているが、この車体カバー５は、車体上部を前面から側
面へかけて覆うフロントフェアリング６と、このフロン
トフェアリング６の後方において車体上部を側方から覆
うサイドシェルタ７と、該サイドシェルタ７の上方を車
体中心線に沿って覆うトップシェルタ８とによって構成
されている。

第３図は上記車体カバー５を分解して示した斜視図であ
る。同図から分るように、フロントフェアリング６はフ
ェアリングアウタ６ａと、フェアリングインナ６ｂと、
メータパネル６ｃとを結合して構成されている。すなわ
ち、フェアリングアウタ６ａの側縁９ａにフェアリング
インナ６ｂの側縁９ｂを合せて、フェアリングアウタ６
ａの後面部にフェアリングインナ６ｂを結合し、フェア
リングインナ６ｂの側面１０ｂにメータパネル６Ｃの側
面１０ｃを合わせて、フェアリングインナ６ｂの後面部
にメータパネル６Ｃを取付ける。フェアリングアウタ６
ａにはウィンドスクリーン１１およびルーバ１２が設け
られている。フェアリングインナ６ｂの上部左右両側に
はそれぞれ後方へ向って延出する枠形部片１３が設けら
れており、この枠形部片１３は上記のようにしてフロン
トフェアリング６を組立てた時、第４図に示すように、
メータパネル６Ｃの下を通って後方へ突出し、フロント
フェアリング６の側面部分の上縁すなわら前記側縁９に
沿って車体巾方向内方へ延出する段状の部分を形成する
。枠形部片１３の中火部には開口１４が穿設されている
。この開口１４は物入れ用ポケットの口となる。

サイドシェルタ７は車体の左右両側にそれぞれ設けられ
、シー１−１とほぼ同じ巾で萌後方向に延び重体側部を
覆う側面部７ａと、該側面部７ａの前方部分を車体巾方
向外方へ弯曲させてほぼ直角に延出させた張出部７ｂと
を備えている。両部片７ａ、７ｂは一体に成型され、な
めらかな曲面を介して互いに接続している。

トップシェルタ８は左右両側のサイドシェルタ７の上縁
間に跨がって車体上部を覆うとともに、両側に前方へ向
って延出した部分８ａを備えている。１５．１５・・・
はトップシェルタ８の上面に適宜設けられた開口部を覆
う蓋部材である。

上記フロントフェアリング６、サイドシェルタ７および
トップシェルタ８は、第４図に示すように、フロントフ
ェアリング６の前記枠形部片１３の周辺において互いに
連結されている。すなわち、サイドシェルタ７はその張
出部片７ｂの上縁を枠形部片１３の後縁に合せ、前記上
縁に沿って前方へ突出さゼた取付片１６（第３図）を枠
形部片１３の後縁部分の上に重ね合わせて固着し、トッ
プシェルタ８は、前記延出部分８ａの側部に沿って突設
した取付片１８（第３図）を、枠形部片１３のΦ体中方
向内側の内縁部分の上に重ね合わせて固着しである。枠
形部片１３の下方には前記間口１４を通じて上方へ開放
されたポケット袋が懸吊されており、枠形部片１３の上
面に該開口１４を覆うポケットカバー１７が設けられ、
該ポケットカバー１７によって前記サイドシェルタ７お
よびトップシェルタ８との結合部が掩蔽されている。サ
イドシェルタ７の張出部７ｂの外縁１９はフェアリング
アウタ６ａの後縁２０に合致し、これらの縁部１９．２
０に沿って張出部７ａとフェアリングアウタ６ａの側面
部とが接合されている。

このようにしてフロントフェアリング６、サイドシェル
タ７およびトップシェルタ８を組付けて形成された車体
カバー５は、車体前部の前面、側面および上面を連続し
て覆い、かつシート１の前方はサイドシェルタ７の側面
部７ａによって巾の狭い部分となっており、搭乗者がこ
の部分に足を沿わせてシート１に跨がることができる。

張出部７ｂはこの足の前方を覆って走行風を遮るととも
に、型状の側面部７ａをフェアリングアウタ６ａの巾広
の側面部へ継目なくなめらかに移行させ、また上部にお
いてもフェアリングインナ６ｂの前記枠形部片１３にな
めらかに移行して車体カバー５に優美な外観を与える。

さらに本実施例においては、サイドシェルタ７の側面部
をその前方外側に延在するフェアリングアウタ６ａの側
面部に接続させるのに、別体のカバ一部片を使用せず、
サイドシェルタ７の張出部７ｂの外縁１９をフェアリン
グアウタ６ａの復縁２０に直接接合させるので、部品点
数が削減されるとともに、車体カバーの組付は作業が簡
単、容易である。

ｌ団二盈ヌ以上の通り、本発明においては、車体上部を前面から両
側面へかけて覆い、かつ前部の左右両側面間の巾を接部
の左右両側面間の巾より広く形成した自動二輪車の車体
カバーにおいて、車体上部を前面から側面前部へかけて
覆うフロントフェアリングと、該フロントフェアリング
の後方において車体上部を側方から覆うサイドシェルタ
と、該サイドシェルタの上方を車体中心線に沿って覆う
トップシェルタとにより構成し、前記サイドシェルタに
その側面部の前方部分を車体巾方向外方へ弯曲させて張
出させた張出部を一体に形成し、該張出部の外縁を前記
フロントフェアリングの後縁に沿わせて接合したので、
車体カバーの組付けが容易であるとともに、車体カバー
に一体観が与えられ外観が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の車体カバーを斜後方から見、かつ各カバ
一部材を分離して示した斜視図、第２図は本発明を適用
した自動二輪車の全体側面図、第３図は同自動二輪車の
本発明による車体カバーの分解斜視図、第４図は組立て
られた同車体カバーを斜後方から見た斜視図である。１・・・シート、２・・・トランク、３・・・サドルバ
ッグ、４・・・サイドカバー、５・・・車体カバー、６
・・・フロントフェアリング、７・・・サイドシェルタ
、８・・・トップシェルタ、９・・・側縁、１０・・・
側面、１１・・・ウィンドスクリーン、１２・・・ルー
バ、１３・・・枠形部片、１４・・・開口、１５・・・
蓋部材、１６・・・取付片、１７・・・ポケットカバー
、１８・・・取付片、１９・・・外縁、２０・・・後縁
。

Claims

【特許請求の範囲】

車体上部を前面から両側面へかけて覆い、かつ前部の左
右両側面間の巾を後部の左右両側面間の巾より広く形成
した自動二輪車の車体カバーにおいて、車体上部を前面
から側面前部へかけて覆うフロントフェアリングと、該
フロントフェアリングの後方において車体上部を側方か
ら覆うサイドシェルタと、該サイドシェルタの上方を車
体中心線に沿って覆うトップシェルタとにより構成し、
前記サイドシェルタにその側面部の前方部分を車体巾方
向外方へ弯曲させて張出させた張出部を一体に形成し、
該張出部の外縁を前記フロントフェアリングの後縁に沿
わせて接合したことを特徴とする自動二輪車の車体カバ
ー。