JPS6374490A - 培養におけるセルラ−ゼ製剤の使用及びセルロ−ス生産微生物の使用 - Google Patents

培養におけるセルラ−ゼ製剤の使用及びセルロ−ス生産微生物の使用

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JPS6374490A
JPS6374490A JP62212629A JP21262987A JPS6374490A JP S6374490 A JPS6374490 A JP S6374490A JP 62212629 A JP62212629 A JP 62212629A JP 21262987 A JP21262987 A JP 21262987A JP S6374490 A JPS6374490 A JP S6374490A
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    • C12P19/04Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばアセトバクター・キシリヌム(Ace
tobacter xylinum)のようなセルロー
ス生産微生物によってセルロースが生産されながらそれ
を分解するセルロース加水分解酵素の作用に関する。本
発明に関する理論的根拠は多種にわたる。
多量のセルロースを生産するアセトバクター属のような
生物は、細胞が厚いセルロース薄膜中でしばしばからみ
合うようになることから、1つの接種原から次の接種原
に移すことがやや困難である。
セルロースの大規模生産の場合には、多量の接種原が最
終大規模セルロース生産工程において必要である。セル
ラーゼ酵素製剤は細胞増殖を阻害しないが、増殖培地に
加えられるセルラーゼ製剤が適度の濃度である場合には
、セルロースは全く観察されない。この系を用いた場合
、セルラーゼ製剤が栄養培地から希釈又は除去されさえ
すれば、セルロースを合成する上で生理学上完全かつ十
分に有効な多量の細胞を得ることができる。
かかる環境下でのセルラーゼ製剤の使用におけるもう1
つの利点は、セルロース全部を分解しないほどの極度に
低い濃度のセルラーゼ酵素であってもポリマーの結晶性
を変化させ、かつより速い速度でセルロース合成を進行
させるようになることである。この理論的根拠は、セル
ロース結晶性に影響を与えかつセルロース合成を促進さ
せるカルコフルオル(Calcof Iuor)及びフ
ルオレセイン色素に関しての初期研究と関連がある。
ディリンガム(Di I I i nghaIll)ら
(1961年、バクテリオロジカル・プロシーデインダ
ス(Bac−tcriological Procee
dings) 、第67巻〕によるアブストラクト“ア
セトバクター・キシリヌムによるセルラーゼ及び無セル
ロース細胞生産“は、アセトバクターセルロース生産に
関するセルラーゼの効果について記載していたが、しか
しながら、−’/   − 更に文献を調査した限りでは、更に詳細に説明を加えた
関連文献はその後において発見されなかった。このアブ
ストラクトにおいて、ディリンガムらは次のように述べ
ている: 通常の培養では白色セルロース薄膜下にほとんど又は全
く混濁を生じていない。セルラーゼ存在下では、薄膜が
生成せず、しかも典型的混濁細胞懸濁液が生じる(通常
の培養における30時間で112X105個と比較し、
生育数が10.0XIO7個)。
このデータは、ミロセシウム拳ベルカリア(Myrot
hcciuIIlverrucaria)由来部分精製
セルラーゼの存在に起因して、細胞密度が約9倍増加し
たことを示している。本発明は、栄養培地中のセルラー
ゼ製剤をはじめとする関数としてみた場合に50〜10
0倍の増殖増加がみられるセルロース生産微生物の増殖
促進技術からなる。しかも、かかる増殖促進はその後の
本発明の方法と合わせて利用される。
セルロース生産微生物の濃培養物は、本発明の−8一 方法による様々な目的のために生産されかつ使用される
。最初にセルラーゼ製剤を含有したセルロール生産微生
物用の栄養培地が調製される。次いで栄養培地にセルロ
ース生産微生物が接種される。
しかる後接種培地は、微生物の増殖及び実質上セルロー
ス薄膜非含有製微生物培養物の生産を促進させるために
、好気性条件下でインキュベートされる。この濃培養物
は多量の栄養培地用の接種原として使用されるか、又は
回収されて、この回収微生物が例えば細胞成分源として
使用される。多量の栄養培地に接種された場合、接種培
地のその後における好気性インキュベーションによって
セルロールの大規模生産を促進させる。
栄養培地が、生産されるセルロースの結晶性に影響を与
えるには十分に高濃度であるが、但し上記セルロールの
すべてを実質上加水分解させるには不十分な濃度でセル
ラーゼ製剤を含有する場合には、培養微生物によるセル
ロース合成速度は高まり、しかも生産されるセルロール
はより非晶質の特性を有するようになる。
ある場合には、セルロース生産微生物の培養は気体透過
性物質壁を有する構造体中で行なわれ、該構造体は液体
を収容することができる。壁は酸素含有気体と接触する
ように適合された第一側壁及び構造体に収容された液体
と接触するように適合された第二側壁を有する。かかる
状況において、培養される微生物は構造体をセルロース
薄膜で満たすようになる。
他の状況下にあっては、多量の非晶質セルロースの生産
が望まれる。セルロース生産微生物の濃培養物は、セル
ラーゼ製剤含有栄養培地中での培養によって生産される
。この濃培養物は多量の培地に接種するために使用され
る。多量の接種培地は実質上0. 5ガウス以」二の磁
場の影響下におかれる。磁場存在下で生産されるセルロ
ースは、通常生産されるものよりも実質上無秩序化され
るか又は非晶質化される。
本発明は、栄養培地中に含まれるセルラーゼ製剤による
セルロース生産微生物の刺激に関する。
通常50〜100倍のこの促進化は好気性培養条件下で
達成される。セルロース生産微生物の濃培養物は容易に
生産され、かかる微生物の細胞成分源として又は引き続
いての微生物培養用の接種原として使用される。
本発明の実施に際して使用可能なセルロース生産微生物
としては、アセトバクター・リゾビウム(Acetob
acter Rhjzobjum)、アグロバクテリウ
ム(Agrobacterium)、シュードモナス(
Pseudomon−as)又はアルカリゲ°ネス(A
lcal igenes)属のものがある。セルラーゼ
製剤含有無菌栄養培地が調製される。栄養培地成分とし
て使用可能なセルラーゼ製剤は酵素セルラーゼ(β−1
,4−グルカンやグルカンヒドロラーゼ、  EC3,
2,1,4)からなるべきであるが、所望であればセロ
ビオヒドロラーゼ又はβ−グルコシダーゼ(β−D−グ
ルコシド・グルコヒドロラーゼ、  EC3,2,1゜
21)を含有していてもよい。セルラーゼ製剤は、ミロ
セシウム(Myrothecium)、トリコデルマ(
Trichoderma)又はポリポルス(Polyp
orus)属のもののような生物から得られる。更に具
体的には、セルラーゼ製剤はミロセシウム番ベル力リア
(Myrothccium vcrrucaria) 
、トリコデルマ・ビリデ(Trjehodern+a 
vjrjdc) 、)リコデルマ・レエセイ(Trje
hoderma reescj)又はポリポルス・ベル
シコロル(Polyporus versicolor
)種の生物から得られる。セルラーゼ製剤含有栄養培地
(通常セルラーゼ約0.000375〜0.015単位
/m1)はセルロース生産微生物で接種される。
次いでこの接種培地は好気性条件下でかつ通常約20〜
約40℃の温度でインキュベートされる。
セルロース生産微生物培養用の栄養培地は、約3〜約7
のpHであることが好ましい。セルロース生産微生物の
培養に適した栄養培地としては、単純もしくは複合炭水
化物、窒素源、無機物及びビタミンを含有したもののよ
うに、当該技術分野で周知の各種多様の培地がある。ア
セトバクター用の窒素、炭素等の多数の適当な供給源は
、プレイ、バーシーズ・マニュアル拳オブ・システマテ
ィ・ツク・バクテリオロジー、第1巻、第268−27
4頁、1984年、ウィリアムス及びウィル=  12
 − キンス、ボルナモア/ロンドン(De Ley。
Bcrgcy’s Manual of System
atic Bacteriology。
Vl、pp2E18−274(1984) Wjllj
ams and Wjlkjns、Bal−Nmorc
/I、ondon )に示されている。
セルロール生産微生物の濃培養物が求められる場合には
、栄養培地中のセルラーゼ製剤レベルは生産される実質
上すべての微生物セルロースを加水分解するために十分
高濃度であることが好ましい。部分的加水分解により変
化をうけた微生物セルロースの生産が求められる場合に
は、栄養培地中のセルラーゼ製剤レベルは生産される実
質上すべてのセルロースを加水分解するために十分な濃
度よりも低いことが好ましい。
上記方法により生産される濃微生物培養物は、多量栄養
培地用の接種原として使用される。あるいは、細胞はそ
こから回収され、例えば特定タンパク質又は核酸のよう
な細胞成分源として使用される。かかる濃培養物からの
細胞回収は、セルロースのイン・ビトロ合成において活
性な十分量の酵素を得る上で重要である。このような濃
細菌培異物は、例えばセルロース合成に必要な成分とし
てDNA又はタンパク質等の細胞成分の抽出のために、
容易に利用可能な量の細菌をも提供する。
微生物セルロースが大規模に生産される場合には、セル
ロース生産微生物用に多量の栄養培地が調製され、上記
のように調製された接種原で接種される。次いで微生物
セルロースの生産が好気性インキュベーションによって
促進される。′好気性インキュベーション”という語か
らは、接種培地が例えば空気のような酸素含有気体に露
呈されていることが想像される。この露呈は、培地中に
気体を吹込むことにより、空気と接触する培地表面積を
最適化するように形造られた容器中に接種培地を入れる
ことにより、又は少なくとも1つの気体透過性物質壁を
もつ容器中に接種栄養培地を入れることにより行なわれ
る。
微生物セルロースのイン・ビトロ合成は、セルロール生
産微生物から生産されるセルロースを加水分解するため
に十分な量のセルラーゼ製剤を含有した栄養培地中にお
けるセルロース生産微生物の培養を伴う方法によって行
なうことが有利である。アセトバクター・キシリヌム細
胞のようなセルロール生産細胞はセルラーゼ製剤含有栄
養培地に接種され、濃細胞培養物の生産を促進させるた
めに好気的にインキュベートされる。細胞は回収され、
界面活性剤可溶性活性酵素成分及び生物学的活性残存粗
上澄を生産させるために処理する。
粗上澄及び界面活性剤可溶性酵素成分は次いでUDP−
グルコース含有溶液中で混合され、セルロースのイン・
ビトロ合成を促進させるためにインキュベートされる。
下記例は本発明の好ましい態様及び有用性を表わすため
に掲示されており、特許請求の範囲で他の記載がない限
り本発明を制限するものではない。
例1 セルラーゼによる高細胞密度生産 本発明の例を通して使用されるセルラーゼ製剤は他に特
記のない限すノボ争インダストリA/5(Novo I
ndustri A/S)製造のセルクラスト(eel
 1uclast)であった。セルクラストは真菌ト=
  15 − リコデルマ・レエセイ選択株の液内発酵により製造され
るセルラーゼ製剤である。セルクラストが例えばアビセ
ル(Aviccl、微結晶木材セルロース)のようなセ
ルロース基質とインキュベートされた場合、反応生成物
は、主にグルコース、セロビオース及び高グルコースポ
リマーである。生じる反応生成物の相対屋は反応条件に
依存する。しかも、セルクラストは、例えばカルボキシ
メチルセルロース(、CMC)及びβ−グルカン類のよ
うな可溶性セルロース基質に対する顕著な粘度低下作用
を有する。換言すれば、セルクラストは、その含有物と
しての、エキソ活性体たるセロビオヒドロラーゼ(EC
3,2,1,91)及びエキソ−1゜4−β−D−グル
コシダーゼ(EC3,2,1゜74)、並びにエンド活
性体たるエンド−1,4−β−D−グルカナーゼ (EC3,2,1,4)  (セルラーゼ)に特徴があ
る。
使用される具体的セルクラストは、セルクラスト1.5
L (150ONCU/g)であった。1− 16  
= ノボセルクラスト単位(Novo Ce1luclas
L Unit。
NCII)は、標準的条件下、グルコース1 μmol
/minに相当する還元力でCMCを還元炭水化物に分
解する酵素量である。
標準的条件 基  質・・・・・・CMC(バーキュリーズ(Ile
rcules) 7 L F D)温  度・・・・・
・40℃ pH・・・・・・・・・・・・4.8 反応時間・・・・・・20分間 セルラーゼ製剤を濾過滅菌し、250m1エルレンマイ
ヤーフラスコ中のシュラム・ヘストリン(Schram
m Hcstrin)培地〔シュラムら、1954年、
ジャーナル・オブ・ゼネラル・ミクロバイオロジー、第
11巻、第123−129頁(Schra−mm eL
 al、(1954) Journal orGene
ral Microbio−Iogy、 II:pl)
+23−129) )  100mlに加えた。培地フ
ラスコにアセトバクター・キシリヌム細胞約104個を
接種した。接種培養物を回転式プラットホーム(pla
tf’orIII)  (100rprn)上28℃て
1週間増殖させた。第1表は、培地に増量させつつ加え
られたセルラーゼ製剤の関数として、培地中の細胞増加
数及びグルコース減少量を示す。
第1表 10  39.3 97.04 1.599  36.
1 89.1  1.687  32.8 81.0 
 1.546  29.4 72.5  1.684 
 24.3 60.0  1.573  18.5 4
5.6  1.552  27.0 66.7  1.
651  26.7 65.9  1.560.5 1
9.2 47.41  1.81*セルラーゼ存在下に
おけるm1当たりの細胞数/コントロールにおけるm1
当たりの細胞数(0,405) 上記データは、栄養培地中でのセルラーゼ製剤の存在が
1週間の増殖後において細胞数を80倍以上増加させる
ことを示した。セルラーゼ処理で示される細胞数の増加
は、細胞のセルロース生産能の低下を伴わなかった。セ
ルラーゼ培地で増殖した細胞を遠心分離し、シュラム・
ヘストリン(SH)コントロール培地に加えたが、細胞
はコントロール細胞の場合と全く同様にセルロースを生
産した。細胞増加数を調べるためにプレート希釈を行な
った場合、粗面コロニーのみが観察されたが、このこと
は100%の細胞がなおセルロースを生産していること
を示している(粗面コロニーはセルロース生産体であり
、一方多くの場合における平滑コロニーはセルロース合
成能を失ったアセトバクター細胞を表わす)。
例2 高細胞密度、セルロース、温度及びpH250m1エル
レンマイヤーフラスコ中のシュラム・ヘストリン培地1
00m1サンプルにアセトバクター・キシリヌム細胞1
.03X10’を接種した。コントロールの場合にはシ
ュラム・ヘストリン培地に接種され一実験の場合には精
製セルラーゼ製剤(ノボ・インダストリA/S) 10
II1g/培地100m1含有のシュラム・ヘストリン
培地が使用された。フラスコ内容物を、2つの異なる温
度(20℃及び28℃)かつ2つの異なる開始pH値(
pH5,5及び6.0)で増殖させた。
第2表は得られたデータを要約している。
=  20 − 第2表のデータから判明するように、1つのケースでは
セルラーゼ製剤含有SH培地においてコントロール培地
よりも64倍多い細胞が生産された。この大増産はpH
6,0かつ28℃で起きた。
低倍率としてはpH5,5かつ28℃で開始した場合に
4.7×のみのセルラーゼ誘導細胞密度増加を示したが
、しかしながらこの場合にあってはコントロール細胞は
非常に急速に増殖していた。
この目的に最適の温度は確認できなかったが、しかしな
がらこれらのデータから、温度の上昇はコントロール対
セルラーゼ実験において細胞数を増加させることが判明
する。
例3 セルラーゼ及びインキュベート時間 セルラーゼ存在下で増殖せしめられたアセトバクターに
関して時間経過に伴い生じるものを調べるため、下記操
作を行なった。SHフラスコにアセトバクターを接種し
た。これらフラスコの半分は培地100m1につきセル
ラーゼ製剤10mgを含有していたが、一方他の半分は
SH培地のみを含有していた。フラスコを48時間にわ
たり試験し、細胞濃度及びグルコース濃度を調べた。開
始グルコース濃度は8.6g/Lであった。フラスコに
最初に約10,000細胞/フラスコの非常に低濃度の
接種原で接種した。
第3表 セルラーゼ処理 ”rl    48   0.00256 7.97T
296   0.51    7.42T3  144
  28.5    1.63T4192  30.7
    1.58コントロール(SH培地) T1   48   0.0068  7.78T29
6   0.39    7.62’r3  144 
  0.74    7.54T4  192   0
.85    6.57*すべでの細胞を28℃で増殖
させ、細胞をノボ・インダストリA/Sの精製酵素13
20B〔マーチン・シュライン博士(Dr、Martl
n 5chul−ein)の好意による〕で接種した。
すべてのフラスコをインキュベート時間中10 Orp
mで回転振盪した。
第3表から判明するように、96〜144時間目におい
て細胞数は驚異的に増加し、グルコース濃度はセルラー
ゼ製剤存在下で低下したが、一方コントロールにおいて
は細胞数の大きな増加はなく、しかも残留グルコース量
もさほど大きく減少しなかった。したがって、セルラー
ゼは細胞数増加に対し大きなインパクトを有していた。
例4 4つのルー(Roux )ボトル内でアセトバクター・
キシリヌムの同等の接種原を増殖させた。2つのボトル
には、ノボ中インダストリA/Sの精製1320Bセル
ラーゼ製剤10mg/ 100mlを加え、28℃で2
週間増殖させた。2つのコントロールボトルはセルラー
ゼのない標準SH培地を含有していた。
セルラーゼ処理細胞は増殖したが、接種後8〜10口目
までは目に見えるほどのセルロースは存在しなかった。
この時期から2週間後までのサンプリング期間中に、製
薄膜が表面上で生成した。
これは光学濃度の点で非常に均一な薄膜であった。
フラスコの底には多数の細胞を観察することができた。
このように、セルラーゼ存在下において、多数の細胞は
静置培養物中で薄膜と分離している。
逆に、コントロールでは典型的な浮遊乳白色薄膜を生じ
、2週間後においてそれから分離した細胞が全く観察さ
れなかった。
したがって、静置培養の場合にはセルラーゼ製剤の作用
によって異なるタイプの薄膜を生じる、と結論づけられ
る。コントロールとは反対に、この異なる薄膜は増殖期
間中の非常に遅い時期になって生じるのみであった。
例5 細胞を、1週間にわたりセルラーゼ10mg/100m
1含有SH培地中で増殖(振盪培養、28℃)させた後
、無菌的に回収した。次いでこれらの細胞を標準SH培
地に移し、好気性振盪培養で増殖させた。更に、セルラ
ーゼ増殖培養物からの上澄を回収し、残留セルラーゼ活
性の効果を調べるためにアセトバクター細胞で接種した
。この実験で用いられたセルラーゼは、ノボ・インダス
トリA/Sの精製セルクラスト1 B20Bであった。
セルラーゼ存在下で増殖せしめられた細胞は振盪接種S
H培地フラスコ中で数千ものセルロース小球を産生ずる
ことが観察された。このように、セルラーゼ処理細胞は
無セルラーゼ製剤培地に移された場合にセルロースを十
分に生産することができた。
残留酵素活性を調べるためにアセトバクター細胞が接種
された上澄は不明瞭なセルロース生成物を生産したが、
しかしながらこの生産は新鮮セルラーゼが用いられた場
合よりも組織化されていた。
このことは、一部のセルラーゼ活性が失なわれていたが
、それにもかかわらず一部の活性が残存していることを
示していた。
アセトバクターは、1週間セルラーゼ存在下で増殖せし
められた後にも、セルロール生産に関し非常に活性があ
るようであった。これに関する別の証拠は関連した細胞
数からも明らかにされたが、それによるとプレート希釈
した場合に液体SH培地に移すとセルロースを十分合成
しうる粗面コロニーを生じた。
セルラーゼ1320B含有SH培地中で増殖しているア
セトバクター培養物は、しかしながら、培養3.5か列
後はどの遅い時期であってもセルロースを生じなかった
。したがって、セルラーゼ酵素が高濃度(10■/10
0m1)である場合、酵素は長期間にわたりセルロール
形成を阻止する上で有効であった。
例6 較 この操作の目的は、セルラーゼが濃度10n+g/10
0m1で培地に加えられた場合に、シュラム・ヘストリ
ン(SH)以外の栄養増殖培地が細胞をより多く増殖さ
せうるか否かについて調べることであった。セルラーゼ
を限外ン濾過により無菌化し、無菌培地に加えて、セル
ラーゼ濃度を10mg/100m1とした。2つの培地
、即ちコーンスチープリカー及びシュラム・へストリン
を用いた。1週間後、細胞を計測した。
第6表 コーンスチープリ力−(開始pH−6,77)(1)セ
ルラーゼ B    6.72 80xlO’ C6,7020x104 平均=48x104D   
 6.69 80xlO’ E    6.71 20X10’ (2)コントロール A    6.71 95X103 B     6.73  24X10’  平均−18
X10’第7表 シュラム・ヘストリン(開始pH−6,14)B   
  4.12  16X106 平均−87X106C
4,0117x1.07 (2)コントロール(セルラーゼない A    7’−夕なし  3.9xlO”B    
デー9t、にし  44X104 平均=38.5Xl
O’C4,6330X10’ D    4.59 40X10’ E    5.36 65X10’ 1週間後、シュラム中ヘストリンーセルラーゼ補充培地
はコーンスチープリ力−−セルラーゼ補充培地よりも多
く細胞を生産した。上記データは、ある株にとってコー
ンスチープリカーでの増殖が最適の培地ではないことを
示した。このデータは、シュラム・ヘストリン以外の他
の培地を使用することができ、かつそのものは細胞密度
を増加させるセルラーゼ製剤効果を示すことも証明した
例7 セルロース生産微生物の振盪培養におけるセルラーゼの
効果 下記操作では、セルロースに干渉せずに純粋な細胞培養
物を与えるセルラーゼ酵素の下限を調べた。この研究の
ために、液体セルクラストを20倍希釈し、この希釈液
を開始貯蔵液として用いた。
増殖培地として1%グルコース補充標準シュラム・ヘス
トリン培地を用い、培養物を28℃かつ回転振盪速度1
00 rpmで1週間増殖させた。これら操作の結果は
第8表に示されている。
第8表 最適セルラーゼ製剤濃度 SH培地100m1 につき添加された 貯蔵セルクラスト の量            結   果2     
ml    すべて細胞(セルロースが見られない)1
     ml    すべて細胞(セルロースが一部
見られる)0.9ml    すべて細胞(セルロース
が一部見られる)0.7ml    すべて細胞(セル
ロースが一部見られる)0.5ml    一部細胞(
セルロース球がいくつか見られ0.3ml    多数
の透明な小セルロース球0、 05  ml    奇
妙な形状の大セルロース球0.025m1    大セ
ルロース球細胞生産量の増加は、最高で、セルクラスト
20倍希釈の約0.7mlまで得られる。セルロース球
状物質は濃度約0.5mlで生成し始める。
例8 低濃度のセルラーゼで増大するセルロース生産アセトバ
クター・キシリヌムを濃度0.25+ng−3”L−F
aq /100m1培地の低濃度セルラーゼ(1220B。
ノボ・インダストリA/S)含有培地で増殖させた。2
8℃で1週間の回転振盪培養後、セルラーゼ培養下で生
産されたセルロース量はコントロール(セルラーゼなし
)培養時の量よりも約1.5倍多いことが観察された。
結果は第9表に示されている。
第9表 、 29340−   、15182 、17114   、16593 、24530   、16729 、30743   、16978 、18312   、14490 .26404平均    、15994平均低濃度で培
地に加えられたセルラーゼは微生物セルロースの収量を
高めた。このことは、開始アセトバクター接種原が非常
に低濃度(約10,000細胞/フラスコ)である場合
に妥当した。開始接種原の量が多いか又は培養物が1週
間以上増殖せしめられた場合には、コントロール以上の
セルロール生産の増加量はもっと少なくなり、ときには
コンロールと同等又はそれ以下にさえなってしまう。か
かる領域では更に限定を加え′ ることが必要であるが
、しかしここまでのところでは、生産されるセルロール
量がセルロース加水分解酵素の添加によりて調節されう
ろことを証明している。
例9 イン・ビトロセルロース生産のためのプロトコ−火 アセトバクター争キシリヌム種のセルロース生産微生物
〔例えば、米国基準培養寄託機関(Ame−rican
 Type Cu1ture Co11ection)
、ロックビル、メリーランド州のATCCNo、237
691を、セルロース合成能をもつ細胞成分源として使
用した。微生物サンプルをシュラム・ヘストリン寒天の
表面上に接種し、5〜7日間増殖させた。qi−コロニ
ーからの細胞をシュラム・ヘストリン栄養培地200 
ml及びセルクラスト50μg含有のフラスコに移した
。接種培地を12 Orpmにセットしたロータリーシ
ェーカー上28℃で36時間インキュベートした。細胞
を、10層のチーズクロス(目のあらい薄地の綿布)に
培地を通しかつ10.000xgて10分間遠心分離す
ることにより回収した。遠心分離された細胞を冷TME
緩衝液(50mM)リス−HC1(pI(7,5)、1
0 m M  M g CI 2.1mM  EDTA
)で2回洗浄し、セルクラストを除去した。各フラスコ
からの細胞をTME5mlに再懸濁し、660nmで光
学濃度(OD)を調べた(40μg−〇、02 0D)
。上記操作による細胞収量は、無セルラーゼシュラム・
ヘストリン培地の場合より約5倍多く、静置ルーボトル
培養の場合より約100倍多かった。10,000xg
で10分間再遠心分離後、細胞ペレットを20%ポリエ
チレングリコール含有TME (TME−PEG)に再
=  35 − 懸濁した。乾燥細胞重量1ngにっきTME−P EG
約15m1を用いて、この細胞懸濁液を調製した。
細胞懸濁液を16. 0OOpsi  (1,120k
g/cJ)でフレンチ(French)圧力セル中に徐
々に通過させた。得られたホモゲネートを4℃12.0
00xgで10分間遠心分離した。こうして得られたペ
レットをTME (最初に用いたTME−PEGの容量
の1/4)に再懸濁した。
゛この再懸濁液を4℃18,000xgで20分間遠心
分離し、上澄(SF)及びペレットを得た。
ペレットを50 m M )リス−HCI(p H7,
5) 、22mM  Mg CI 2.1mMEDTA
 (S−TME)(最初に用いたTME−PEGの約1
/16〜約3/32の容量)に再懸濁し、再懸濁ペレッ
ト(MF)を調製した。粗調製物は、最初にSFlom
l、10mM  GTPl、25m1.0 、1 M 
Ca C12125tt i’及びTMEl、25m1
含有混合物を調製することにより得た。混合物を37℃
で2時間しかる後約100℃で3分間インキュベートし
た。凝集物質を除去するために遠心分離した後、上澄を
得(粗G x ) 、液体窒素で凍結し、−20℃で貯
蔵した。
ジギトニン可溶性酵素成分を得るために、MF(再懸濁
ペレット)を用いた。MFをS−TMEに懸濁し、ジギ
トニン界面活性剤と混合し、6、 25+I1g/m+
の最終タンパク質濃度及び1%ジギトニンとした。この
混合物を4℃で5分間超音波処理し次いてこの温度で3
0分間静かに振盪した。得た混合物を次いで4℃100
,000xgで1時間遠心分離した。得られた上澄は、
セルロースシンターゼ含有のジギトニン可溶性調製物(
DS)であった。
等量のDS及び粗Gxを混合し、UDP−グルコースを
20mMの濃度まで加えた。この混合物をセルロースの
イン・ビトロ合成のために30℃でインキュベートした
。これら操作法の更に詳細な説明については、リンら、
1985年、サイエンス、第230巻、第822−82
5頁〔1、in etal、(1985)、5cien
ce V230.pp822−825)を参照のこと。
変更は、本明細書に記載された要素、生物及び操作法、
あるいは本明細書に記載された方法の工程又は工程順序
に関し、特許請求の範囲で規定されるような本発明の概
念及び範囲から逸脱しない限りで、行なうことができる
。例えば、アセトバクター・キシリヌムはアセトバクタ
ー・バスツーリアヌス(Acetobacter pa
steurianus)と改名されていることが明らか
にされた〔プレイ、1984年、バーシーズ・マニュア
ル中オブ・システマティック・バクテリオロジー、ウィ
リアムズ及びウィルキンス、ボルナモア/ロンドン、第
268−274頁参照〕。これらの名称は本発明の目的
からみて相互に代用可能であると考えられる。
出願人代理人  佐  藤  −雄 手続補正書 昭和62年11月20日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セルラーゼ製剤含有栄養培地を調製し;上記栄養培
    地にセルロース生産微生物を接種し;実質上セルロース
    薄膜を含まない濃微生物培養物の生産を促進させるため
    、好気性条件下で接種培地をインキュベートし; セルロース生産微生物用のある量の栄養培地を調製し; 該量の栄養培地に接種するため、上記濃微生物培養物を
    利用し;及び 微生物セルロースの生産を促進させるため、該量の接種
    栄養培地を好気的にインキュベートする;こからなる微
    生物セルロースの生産方法。 2、その培地で培養されるセルロース生産微生物から生
    産されるセルロースを加水分解するために有効なセルラ
    ーゼ製剤を含有した無菌栄養培地を調製し; 上記栄養培地にセルロース生産微生物を接種し;セルロ
    ース生産微生物の濃培養物を生産させるために、好気的
    条件下で接種培地をインキュベートし; 濃培養物からセルロース生産微生物を採取し;及び 採取した微生物から多量の細胞成分を得る;ことからな
    る、セルロース生産微生物細胞成分を多量に得るための
    方法。 3、生産されるすべてのセルロースを実質上加水分解す
    るためには不十分であるが、セルロース結晶性を変化さ
    せかつこれによりセルロース生産速度を高めるためには
    十分な量でセルラーゼ製剤を含有する栄養培地中におい
    てセルロース生産微生物を培養することからなる、高い
    速度での微生物セルロースの生産方法。 4、セルラーゼ製剤含有栄養培地からセルロース生産微
    生物の濃培養物を調製し; 気体透過性物質壁からなる構造体を用意し(該構造体は
    液体を収容することができ、しかも上記壁は酸素含有気
    体と接触するように適合された第一側壁及び構造体に収
    容された液体と接触するように適合された第二側壁を有
    する); 上記構造体中にセルロース生産微生物用の栄養培地を収
    容し(上記栄養培地は濃培養物からのセルロース生産微
    生物で接種される);及び 培地中において微生物セルロースの生産を促進させるた
    め、培地収容構造体をインキュベートする; ことからなる微生物セルロース生産方法。 5、セルラーゼ製剤含有栄養培地中で増殖せしめられる
    セルロース生産微生物の接種原を調製し; セルロース生産微生物用の栄養培地に接種原を移し; 酸素存在下でかつ実質上0.5ガウス以上の磁場の影響
    下で接種培地をインキュベートする;ことからなる非晶
    質セルロース生産方法。 6、セルロース生産微生物用の栄養培地を調製し(培地
    は、そこで培養されるセルロース生産微生物から生産さ
    れるセルロースを加水分解するためには十分な量のセル
    ラーゼ製剤を含有している); 上記栄養培地にセルロース生産微生物を接種し;セルロ
    ース生産微生物の濃培養物を生産させるために、好気性
    条件下で接種培地をインキュベートし; 濃培養物からセルロース生産微生物を採取し;採取され
    た微生物を処理して界面活性剤可溶化活性酵素成分及び
    生物学的活性残存粗上澄を生産させ、;及び 微生物セルロースのイン・ビトロ合成を促進させるため
    に、UDP−グルコース含有溶液中で粗上澄及び界面活
    性剤可溶化酵素成分を混合する;ことからなる、セルロ
    ース生産微生物の成分による微生物セルロースのイン・
    ビトロ合成方法。 7、セルロース生産微生物がリゾビウム、アグロバクテ
    リウム、シュードモナス又はアルカリゲネス属に属する
    、特許請求の範囲第1、2、3、4、5又は6項記載の
    方法。 8、セルロース生産微生物がアセトバクター属に属する
    、特許請求の範囲第1、2、3、4、5又は6項記載の
    方法。 9、セルロース生産微生物が原核生物である、特許請求
    の範囲第1、2、3、4、5又は6項記載の方法。 10、セルロース生産微生物がアセトバクター・キシリ
    ヌム種に属する、特許請求の範囲第1、2、3、4、5
    又は6項記載の方法。 11、セルラーゼ製剤がミロセシウム、トリコデルマ又
    はポリポルス属の生物から生産されるようなセルラーゼ
    からなる、特許請求の範囲第1、2、3、4、5又は6
    項記載の方法。 12、セルラーゼ製剤がミロセシウム・ベルカリア、ト
    リコデルマ・ビリデ、トリコデルマ・レエセイ又はポリ
    ポルス・ベルシコロル種の微生物から生産されるような
    セルラーゼからなる、特許請求の範囲第1、2、3、4
    、5又は6項記載の方法。 13、セルラーゼ製剤がセルラーゼ、セロビオヒドロラ
    ーゼ及びβ−グルコシダーゼからなる、特許請求の範囲
    第1、2、3、4、5又は6項記載の方法。 14、セルラーゼ製剤含有培地がセルラーゼ約0.00
    0375単位/ml〜セルラーゼ約0.015単位/m
    lを含有すると更に定義される、特許請求の範囲第1、
    2、3、4、5又は6項記載の方法。 15、インキュベートが約20℃〜約40℃の温度で行
    なわれる、特許請求の範囲第1、2、3、4、5又は6
    項記載の方法。 16、栄養培地が約3〜約7のpHを有する、特許請求
    の範囲第1、2、3、4、5又は6項記載の方法。 17、細胞成分がタンパク質又は核酸である、特許請求
    の範囲第2項記載の方法。 18、細胞成分がDNAである、特許請求の範囲第2項
    記載の方法。 19、細胞成分がセルロース合成に関与しているもので
    ある、特許請求の範囲第2項記載の方法。
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