JPS637444Y2 - - Google Patents

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JPS637444Y2
JPS637444Y2 JP12076583U JP12076583U JPS637444Y2 JP S637444 Y2 JPS637444 Y2 JP S637444Y2 JP 12076583 U JP12076583 U JP 12076583U JP 12076583 U JP12076583 U JP 12076583U JP S637444 Y2 JPS637444 Y2 JP S637444Y2
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JP
Japan
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workpiece
cutting tool
cut
air
rotating shaft
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JP12076583U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、レンズ加工用に供して好適な3軸の
数値制御旋盤の改良に関する。
従来のこの種のレンズ加工用に供する数値制御
旋盤は、3軸の旋盤であり、この数値制御旋盤を
用いて行うコンタクトレンズの加工は、角膜曲率
半径、度数、レンズの中心厚、レンズの直径、イ
ンデツクス値などによつて定まる数値を換算表に
よつて換算して換算値を求め、この換算値に基い
てバイトの位置を手動によつて設定した後に行つ
ている。
このように、コンタクトレンズは、前記角膜曲
率半径、度数、レンズの中心厚、レンズの直径、
インデツクス値などをパラメータとして加工する
ので、レンズの種類は1200余種もの多数に及び、
しかも小ロツトである。したがつて、このような
生産形態では生産性が非常に低く、このためレン
ズ加工用数値制御旋盤はレンズの種類に応じてパ
ラメータを調節する必要があり、この調節の自動
化、省力化はこの種業界の永年に亙る強い要望と
なつてきた。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、多種
少量生産でも能率よく切削加工するために簡単に
被加工物の厚みを設定できるようにした3軸の数
値制御旋盤を提供するもので、その要旨は、定位
置で回転し先端に取付治具を介して被加工物が着
脱自在に装着される空芯回転軸と該空芯回転軸の
軸線方向に沿い前記被加工物に対し前進・後退自
在な摺動台とを台盤上に設け、該摺動台上の所定
位置で前記空芯回転軸の軸線に対し垂直な軸を中
心として円弧状に往復回動する回動台と、該回動
台上にあつて該回動台に対し平行な方向に摺動自
在なバイト支持台と、前記空芯回転軸を貫通し一
端をダイヤルゲージの測定子に当接させ他端が前
記被加工物の内面に当接自在な触針棒とを備え、
前記被加工物の切削すべき所望曲率に対応して前
記回動台の往復回動の中心からバイトの先端まで
の距離を算定し前記バイト支持台の摺動位置決め
を指令し、且つ前記ダイヤルゲージの指針の読み
の入力を受けて前記被加工物の切削されるべき厚
さを算定し前記摺動台の前進・後退を指令すると
ともに該切削されるべき厚さに基づく前記回動台
の往復回動回数を指令するコントローラを設けた
ことを特徴とする3軸の数値制御旋盤にある。
以下、本考案の実施例について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図は3軸の数値制御旋盤を示す平面図、第
2図は同じく側面図、第3図は同じく要部の拡大
部分断面図である。
3軸の数値制御旋盤1は、被加工物2を回転さ
せるための駆動機構部3と、被加工物2を例えば
コンタクトレンズなどに加工する場合の製品レン
ズの曲率半径及び中心厚などを設定するための第
1駆動系13、第2駆動系14及び第3駆動系1
5からなる制御機構部4とを台盤5上に載置した
構成となつている。
しかして、前記駆動機構部3は、駆動モータ6
の回転が伝達される中空状の空芯回転軸7を定位
置で回転自在に軸受8によつて支持したもので、
この空芯回転軸7の中心には触芯棒9が空芯回転
軸7に対し摺動可能に止まり嵌めの状態にて貫通
している。この触芯棒9は、一端が前記台盤5上
に立設してあるダイヤルゲージ10の測定子に当
接し、前記空芯回転軸7の先端に被加工物2の筒
状取付治具11が装着されている場合には、他端
がこの取付治具11を貫通しその先端に取付けら
れた被加工物2の内面に当接自在である。なお、
前記空芯回転軸7の先端はテーパ状に形成され、
前記取付治具11はテーパ状部分の外周に着脱自
在に嵌合して装着される。
また、3軸の数値制御旋盤1は、所定の速度で
バイト12を往復回動させるための第1駆動系1
3と、被加工物2の切削面を所望の曲率で切削す
るように当該被加工物2の切削面の曲率半径を規
定する第2駆動系14と、前記曲率を保持しつつ
バイト12を前進・後退させる第3駆動系15と
をコントローラ16よりの指令により作動させる
構成となつており、モータ6で空芯回転軸7及び
取付治具11を介して回転駆動される被加工物2
をバイト12により切削して所定の加工をする。
すなわち、前記第1駆動系13は、バイト12
を円弧状に往復回動させるもので、パルスモータ
あるいはサーボモータなどのモータ13aをコン
トローラ16よりの指令に基いて回転させること
によりモータ13aの回転運動をラツク13bを
介して第2駆動系14を支承している回動台とし
てのピニオン13cに伝達し、当該ピニオン13
cと共に当該ピニオン13cの回転中心を中心と
してバイト12を所定回数往復回動させる。
また、第2駆動系14は、被加工物2の切削面
の曲率半径を設定するためのもので、コントロー
ラ16が各パラメータにより製品レンズの曲率半
径を計算し、その結果によりコントローラ16が
出力する指令に基いて回転するパルスモータある
いはサーボモータなどのモータ14aの回転運動
を変換機構14bにより摺動運動に変換し、バイ
ト支持台17を摺動させてバイト12の位置を前
後させて、ピニオン13cの中心からバイト12
の先端までの距離により定まる所定の曲率半径R
の位置へのバイト12の移動位置決めをするよう
になつている。この被加工物2の切削面即ち製品
レンズの曲率半径Rは、バイト12の先端がピニ
オン13cの中心と合致した位置にあるときに0
となる。そして以下において、この曲率半径R
は、バイト12の先端がピニオン13cの中心よ
りも駆動機構部3側へ突出した状態を負、その逆
を正とする。
さらに前記第3駆動系15は、設定された曲率
を保持しつつバイト12を、被加工物2の切削さ
れるべき厚さに対応して空芯回転軸7の軸線に沿
い前進・後退させ得るものであつて、台盤5上に
載置されたベツド18に対して摺動自在な摺動台
19を備え、この摺動台19の上の所定位置で空
芯回転軸7の軸線にに対し垂直な図示しない軸を
中心として円弧状に回動するピニオン13cが設
置され当該ピニオン13cの上に当該ピニオン1
3cの上面に対し平行な方向に摺動自在なバイト
支持台17が設置されている。
上記被加工物2の切削されるべき厚さは、後述
するように適宜定めたある原点から被加工物2の
内面までの距離(Dmm)をダイヤルゲージ10で
読みとり、バイト12の先端をピニオン13cの
中心に合致させた状態で、被加工物2を空芯回転
軸7の先端に装着するために摺動台19を退避さ
せるときの前記原点からの退避距離をLmm、製品
レンズの曲率半径及び中心厚さをそれぞれRmm及
びLCTmmとすると、(L+D+R−LCT)により
算定される。
そして、第3駆動系15の摺動台19を摺動さ
せるためには、コントローラ16よりの指令に基
いて回転するパルスモータあるいはサーボモータ
などのモータ15aの回転を空芯回転軸7に平行
な送り棒20によつて伝達させて行う。
コントローラ16は、インデツクス値、レンズ
の中心部分の厚さ、角膜の曲率半径、度数、レン
ズの直径、ダイヤルゲージ10の指針の後述する
読み等のパラメータの手動による入力を受けこれ
らのパラメータに基づき、第1に被加工物2を切
削加工した後の製品レンズの中心部分の厚さが異
なればそれに応じて切削すべき厚さが変り、バイ
ト12の1往復回動当りの切削厚さに限度がある
ので、第1駆動系13によるバイト12の必要な
往復回動回数を算定しそれを出力して当該往復回
動を指令し、第2にレンズの曲率を計算し当該曲
率に対応してピニオン13cの中心からバイト1
2の先端までの距離を算定し第2駆動系14によ
るバイト12の摺動位置決めを出力指令し、第3
に第3駆動系によるバイトの前進・後退を指令す
るものである。なお、本実施例では、第1駆動系
13によるバイト12の往復回動の回動角度を製
品レンズの最大値に対応する大きさにしてある。
このように構成した3軸の数値制御旋盤1を用
いて被加工物2を例えばコンタクトレンズに加工
する場合には、被加工物2を空芯回転軸7に装着
する前に、第2駆動系14のモータ14aを手動
で駆動し、バイト12の先端がピニオン13cの
中心に合致した状態(以下これを曲率半径0の状
態という。)とする。その後、バイト12の先端
を触針棒9に対して、真正面に対置させ、第3駆
動系15を手で動かし、上記曲率半径0の状態を
保持しつつ、被加工物2を空芯回転軸7に装着し
た際に被加工物2の内面に触針棒9の先端が当接
するような位置までバイト12の先端で触針棒9
の先端を適当に前方へ押出し、その時のダイヤル
ゲージ10の指示値をリセツトし、その指針を0
にして、これを原点とする。しかる後、被加工物
2を装着するために、コントローラ16のバイト
待避用キー(図示せず)を押して第3駆動系15
のモータ15aを回転させ、摺動台19を第1駆
動系13及び第2駆動系14と共に所定のLmm待
避させる。そして、ワツクスで被加工物2を取り
付けた取付治具11を空芯回転軸7の先端に装着
すると、触針棒9が被加工物2の内面に当接する
位置に当該触針棒9を配置してあり、このときの
ダイヤルゲージ10の指針(Dmm)を読み取り、
コントローラ16に入力する。このコントローラ
16は、インデツクス値、角膜曲率半径、度数な
どのパラメータが入力され、このパラメータを基
に製品レンズの曲率の演算を行い、第2駆動系1
4のモータ14aを回転させてバイト支持台17
を摺動させ、ピニオン13cの中心からバイト1
2の先端までの距離を製品レンズの曲率半径(R
mm)に合わせバイト12の位置決めを行わせる。
しかるのち、駆動モータ6によつて空芯回転軸
7を回転させ、被加工物2を回転させると共に、
コントローラ16のレンズ加工用キー(図示せ
ず)を押して第3駆動系15のモータ15aを回
転させ、被加工物2を徐々に切削するために必要
な距離だけバイト12を前進させる。そして、第
1駆動系13のモータ13aの回転によつてバイ
ト12を円弧状に往復回動させ、その運動の各終
端で、第3駆動系15により、前方に切り込みを
行い、被加工物2を切削する。この第3駆動系1
5によるバイト12の前進と、第1駆動系13に
よる往復回動を、コントローラ16からの指令で
繰返しながら被加工物2を徐々に切削し、最終的
には、Lを常に正とし、Rについては、前述のと
おりピニオン13cの中心に対して、第1図及び
第2図において、左側を負、右側を正とし、Dに
ついては、触針棒9の前記原点を基準とし、バイ
ト12側の方向のダイヤルゲージの読みの偏差値
を負、その逆を正の値とし、製品レンズの厚さを
LCTとすると、切削すべき総厚さとして(L+
D+R−LCT)だけバイト12を前進させ、被
加工物2を設定した所要の厚さの製品レンズに加
工し、前記バイト12を退避させる。
次に、別の被加工物2を別個の製品レンズに加
工するために、前記空芯回転軸7と取付治具11
を取外し、他の取付治具11を装着する。以下、
被加工物2の内面に触針棒9を当接させ、ダイヤ
ルゲージ10の指針Dをコントローラ16に入力
する。曲率半径計算のためのパラメータは前回と
同様にコントローラ16に入力し、第2駆動系1
4によりバイト12の前進及び往復回動を繰り返
して被加工物2を所要の厚さの製品レンズに加工
する。
以下、同様の操作を繰返して被加工物2を多種
類の製品レンズに高能率にて加工する。
以上詳細に説明したとおり、本考案は、空芯回
転軸の先端に被加工物を取付けた取付治具を着脱
自在に装着すると共に、この空芯回転軸を貫通し
ている触針棒の一端をダイヤルゲージの測定子に
当接させ、該触針棒の他端を前記被加工物の内面
に当接させるようにしたもので、この際のダイヤ
ルゲージの指針に基いて製品レンズの厚みを容易
に設定できるから、多種少量生産でも能率よく切
削加工が行える3軸の数値制御旋盤を提供し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る3軸の数値制御旋盤の
一実施例を示す平面図、第2図は、同じく正面
図、第3図は、同じく要部を抽出して示した部分
断面図である。 1……数値制御旋盤、2……被加工物、3……
駆動機構部、4……制御機構部、5……台盤、6
……モータ、7……空芯回転軸、8……軸受、9
……触針棒、10……ダイヤルゲージ、11……
取付治具、12……バイト、13……第1駆動
系、13c……ピニオン(回動台)、14……第
2駆動系、15……第3駆動系、16……コント
ローラ、17……バイト支持台、19……摺動
台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定位置で回転し先端に取付治具を介して被加工
    物が着脱自在に装着される空芯回転軸と該空芯回
    転軸の軸線方向に沿い前記被加工物に対し前進・
    後退自在な摺動台とを台盤上に設け、該摺動台上
    の所定位置で前記空芯回転軸の軸線に対し垂直な
    軸を中心として円弧状に往復回動する回動台と、
    該回動台上にあつて該回動台に対し平行な方向に
    摺動自在なバイト支持台と、前記空芯回転軸を貫
    通し一端をダイヤルゲージの測定子に当接させ他
    端が前記被加工物の内面に当接自在な触針棒とを
    備え、前記被加工物の切削すべき所望曲率に対応
    して前記回動台の往復回動の中心からバイトの先
    端までの距離を算定し前記バイト支持台の摺動位
    置決めを指令し、且つ前記ダイヤルゲージの指針
    の読みの入力を受けて前記被加工物の切削される
    べき厚さを算定し前記摺動台の前進・後退を指令
    するとともに該切削されるべき厚さに基づく前記
    回動台の往復回動回数を指令するコントローラを
    設けたことを特徴とする3軸の数値制御旋盤。
JP12076583U 1983-08-04 1983-08-04 3軸の数値制御旋盤 Granted JPS6030009U (ja)

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JP12076583U JPS6030009U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 3軸の数値制御旋盤

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JP12076583U JPS6030009U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 3軸の数値制御旋盤

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JPS6030009U JPS6030009U (ja) 1985-02-28
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JP12076583U Granted JPS6030009U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 3軸の数値制御旋盤

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CN110039071A (zh) * 2019-04-25 2019-07-23 重庆诠友电子科技有限公司 一种用于笔记本电脑配件的车削加工组件

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JPS6030009U (ja) 1985-02-28

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