JPS6374063A

JPS6374063A - 端部の汚れが防止された感光性平版印刷版

Info

Publication number: JPS6374063A
Application number: JP22034486A
Authority: JP
Inventors: Norihito Suzuki; 鈴木　則人; Sei Goto; 聖後藤; Yoshihiro Maeda; 佳宏前田; Eriko Katahashi; 片橋　恵理子
Original assignee: Mitsubishi Kasei Corp; Konica Minolta Inc
Current assignee: Mitsubishi Kasei Corp; Konica Minolta Inc
Priority date: 1986-09-18
Filing date: 1986-09-18
Publication date: 1988-04-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】し産業上の利用分野］本発明は、感光性平版印刷版に関し、更に詳しく−よ喘
ＲＩＳに汚れが発生することのない感光性Ｓｔ’　ＩＷ
印（１す版に関する。

［発明の背■１感光性平版印■ｌｌ　Ｉ’＆を用いて印刷する場合、通
常の枚葉印刷機により印刷版のサイズよりも小さい紙に
印刷するときのように、印刷版の端部に相当する部分が
印刷面とならない場合には何ら問題はないが、例えば新
聞印刷のような輪転磯を用いてロール状の紙に連続して
印刷する場合には、ｒｎ　ｇ：を版の端部に相当する部
分も印刷面どなってしまう為、この端部に箔内したイン
クも紙に印刷されて汚れとなり、印刷物の商品価値を苔
しく１員ねていｌこ　。

かかる印刷版の端ＢＩＳの汚れを防止する方法として、
例えば特公昭５７−４６７５４号公報に開示されている
ようにプルミュウム支持体の端部の角部をヤスリやナイ
フで削り取る方法が知られていたが、この方法による場
合には印刷版を１枚づつ取り出して削り取らなければな
らず、大量処理には）６していないという欠点があった
。また特開昭５９−’、７１４６号公報に開示されてい
る方法は、大卒処理（こは適しているものの、端部から
内側の画像部へ不感脂化液が毛細管現象により移動する
ためと思われる端部に近い部分での汚れが見られた。

［発明の目的］本発明の第１の目的は、端部に汚れが発生することのな
い感光性平版印刷版を提供することにある。

本発明の第２の目的は、大口製造に適した感光性平版印
刷版を提供することにある。

本発明の第３の目的は、多数の感光性平版印刷版を積み
重ねた状態で輸送した場合にも、ずれにより感光層に傷
が発生することのない感光性平版印刷版を提供すること
にある。

〔発明の構成］本発明の目的は、親水性表面を有づるアルミニウム支持
体上に感光層が設けられてなる感光性印版印１１１版に
おいて、該感光性平版印刷版の端部が、熱可塑性樹脂に
よって被覆されている感光性平版印刷版により）構成さ
れた。

［発明の具体的同成］本発明において、感光性平版印刷版の端面に被覆する熱
可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエチレンテレフ
タレート、エチレン−アクリル酸エチル共重合樹脂、エ
チレン−アクリル酸共重合樹脂、メチルペンテンポリマ
ー、ナイロン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレ
ン−ビニルアルコールの共重合樹脂、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリカーボネート、ポリブテン−１、ポリウレタン
、アイオノマー、ポリスチレンなどが上げられ、これら
の２種以上の樹脂を互いに接着あるいはラミネートした
フィルム、他の基材、例えばアルミニウム箔、紙、合成
紙、布、不織布、セロハン等にラミネートしたフィルム
、２種以上の樹脂を混合した樹脂も利用できる。

これらの熱可塑性樹脂のうち、酸素の透過率の小さな樹
脂、例えば、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−ビニルア
ルコール共重合樹脂等が好ましい。

本発明において、熱可塑性樹脂を感光性平版印刷版の端
面に被覆するには、樹脂を加熱し溶融して、押出成形装
置により、フィルム上に溶融した樹脂を押し出し、端面
に接触させて被覆する方法がある。

また、フィルム　の樹脂を端面に押しつけて、加圧しな
がら加熱してフィルムを溶融させて被覆する方法がある
。後者の方法は圧力と熱をコントロールすることにより
、フィルムと感光性平版印刷版端面との接着力を容易に
コン１〜ロールできるので有利である。

本発明において、′ｒｉｍ樹脂著のＪｊＮさは、１μｍ
〜３ｏｏμｍでよく、好ましくは１０μｍ〜１００！ｉ
ｍである。

［発明の効果］本発明の感光性平版印刷版は、端部に汚れが発生するこ
とのなく、かつ大１造に適したものである。また、多数
の感光性印刷版を積みｉａ′Ｑた状態で輸送しても、ず
れにより感光層に傷が発生することもない優れたもので
ある。

［実施例］以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明の態様はこれらに限定されない。

（ポリマー１の合成）Ｎ−（４−ヒドロキシフェニル）メタクリルアミド１０
．０ｇ、アクリロニトリル２５ｇ、エチルアクリレート
６０ｇ１メタクリル酸５ｇ及びアゾビスイソブチロニト
リル１．６４２ｇをアセトン−メタノール１：１混合溶
媒１１ｈ１２に溶解し、窒素置換した後６０℃で８時間
加熱した。

反応終了後反応液を水５ｆ中に撹拌下注ぎ、生じた白色
沈澱を濾取乾燥してポリマー１を９０ｇ得　ｌこ　。

このポリマーをゲルパーミェーションクロマトグラフィ
ー（以下ＧＰＣと略記する）により分子量の測定をした
ところ、重量平均分子良は８５，０００であった。

（ジアゾ樹脂−１の合成）ｐ−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩１４．５ｇ（５０ミ
リモル）を水冷下で４０．９ｇの濃硫酸に溶解した。こ
の反応液に１．５（１（５０ミリモル）のバラホルムア
ルデヒドをゆっくり滴下した。この際、反応温度が１０
’Ｃを越えないように添加していった。その後、２時間
水冷下かくはんを続けた。

この反応混合物を水冷下、５００ｄのエタノールに滴下
し、生じた沈澱を濾過した。エタノールで洗浄後、この
沈澱物を１００１ｇの純水に溶解し、この液に６．８ｇ
の塩化亜鉛を溶解した冷濃厚水溶液を加えた。生じた沈
澱を濾過した後エタノールで洗浄し、これを１５０　ｄ
のｌｌ１ｌｉＪ＜−に溶解した。この液に８ｇのへキサ
フルオロリン酸アンモニウムを溶解した冷濃厚水溶液を
加えた。生じた沈澱を濾取し水洗した後、３０’Ｃ１１
昼夜乾燥してジアゾ樹脂−１を得た。

このジアゾ樹脂−１をＧＰＣにより分子量の測定をした
ところ、６遭体以上が約５０モル％含まれていた。

（アルミニウム板−１）アルミニウム板を３９６水酸化ナトリウム水溶液に浸漬
して脱脂し水洗し、１％塩酸、１％ホウ酸水溶液中２５
℃で３Ａ／ｄイの電流密度で５分間電解エツチングし、
水洗し、０．９％水酸化ナトリウム水溶液に浸漬し、水
洗し、４０％硫酸水溶液中、３０℃で１．５Ａ／　ｄｆ
の電流密度で２分間陽極酸化し、水洗し、９０℃の水ｐ
ｌ−１８，５に２５秒問浸）ｒ１シ、水洗乾燥してアル
ミニウム板−１を１′１成した１゜上記製′Ｉ点例で（゛Ｉｋアルミニウム（反−１のにつ
ざ゛のようイよ組成を右づる感光液を小イラー合用いＣ
塗布した。その後８５°０の１１；ｌ！度で３分間９２
燥し感光性平版印刷版を１ツた。

塗布ｍは乾燥単量で　Ｌ５！Ｊ／ｕ’であった。

（感光液）ポリマー１１００ジアゾ樹脂−１１ｇ □　ビクＩ−リアピコ・フッブルーＢ　Ｏｌ−１［保土
谷化学（）勾社製］　　　　　　　　０．２ｇメヂルレ
ロソルブ　　　　　　　　　１８〇−ポリアクリル酸　
　　　　　　　Ｏ〜０．９ｇ（−１られた感光性平版印
刷版（１’７さ０．３ｍｍ　）を、ポリ１チレンバルブ
４０　Ｎ　ｍ　％、ｊｐ化すｌ・リウム０．４重量％含
右りる合紙に挟ん′ｃ５０枚梢み重ね、５ＧＯＸ　Ｇ７
０１１１１１１のり“イズにｆａｌｌした。

裁断面を、１５０°Ｃに加熱されたエヂレンとビニルア
ルコールの共重合ポリマーの厚さら０μｍのフィルムに
押し当てて、フィルムを端面に接着した。

この状態で、１力月間室温にて放置後、フィルムを端面
より引き剥した。この感光性平版印刷版を、透明ネガフ
ィルムを通して、５ＫＷのメタルハライドランプで１ｍ
の距離から４０秒間露光した後、下記現像液に浸漬して
現像した後、水洗した。次いで下記ガム液にてガム引ぎ
した。

（現像液）ベンジルアルコール　　　　　　　　　５０ｇトリエタ
ノールアミン　　　　　　　　１５９亜１ａ酸ソーダ　
　　　　　　　　　　　５ｇブチルナフタレンスルホン
酸ソーダ　　２５０水　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　１０００！＋（ガム液）醇素変性デキストリン　　　　　　　　１００９アラビ
アガム　　　　　　　　　　　　２０つリン酸　　　　
　　　　　　　　　　　　。。

水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　１０００９製版した感光性平版印刷版をオフセッ
ト輪転鍬に取り付け、１万枚印刷した。印刷版の端部に
相当する部分においても汚れが発生しない良好な印刷物
が１ｑられた。

また梱包して、輸送中に発生する印刷版の感光層でのキ
ズの発性頻度も、通常の台紙のみを用いた感光性平版印
刷版に対し、約１０分の１に軽減された。

比較例感光性平版印刷版を同様に、合紙に挾んで５０枚積み重
ねてＰ２断した後、端部に下記の不感脂化液をスポンジ
により塗布し、室温で乾燥させた。

１力月後に、同様に印刷を行ったところ、印刷版の端部
から内側へ約５ｍｍ幅で汚れが発生した。

（不感脂化液）３０％アラビアガム水溶液６１１ｍ部に水を３０重足部
加え、溶解し、これにヘキサメクリン酸す１〜リウム０
．７単量部、硝酸ナトリウム１車量部、硫酸マグルシウ
ム　１２重量部、８５％リン酸２．４重量部を加え、良
く撹拌し溶解させたのち、ポリオキシエチレンポリオ：
Ｉ：シブロビレンブロツり共重合体（商品名プルロニッ
ク）１．２重争部を加え混合して得られるＩＩＨ２，１
で粘度１３Ｃｌ）Ｓの不感脂化液。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）親水性表面を有するアルミニウム支持体上に感光
層が設けられてなる感光性平版印刷版において、該感光
性平版印刷版の端部が、熱可塑性樹脂によつて被覆され
ていることを特徴とする感光性平版印刷版。
（２）感光性平版印刷版が裁断され多数積み重ねた状態
で熱可塑性樹脂により被覆されていることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項記載の感光性平版印刷版。