JPS6073538A - 感光性印刷版材 - Google Patents
感光性印刷版材Info
- Publication number
- JPS6073538A JPS6073538A JP18166483A JP18166483A JPS6073538A JP S6073538 A JPS6073538 A JP S6073538A JP 18166483 A JP18166483 A JP 18166483A JP 18166483 A JP18166483 A JP 18166483A JP S6073538 A JPS6073538 A JP S6073538A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective layer
- printing plate
- photosensitive
- resin
- plate material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/092—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers characterised by backside coating or layers, by lubricating-slip layers or means, by oxygen barrier layers or by stripping-release layers or means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、感光性印刷版材に関するものである。
感光性印刷版材、特にアルミニウム、鉄又は亜鉛等の金
属を支持体とした平版用又は凸版用感光性印刷版材を包
装する場合、印刷版材を数枚から数10枚積重・ねて一
単位の包装にする方法が一般に行なわれている。この場
合、輸送中に受ける衝撃によね荷摩れが生じ、隣り合う
印刷版材が相互に摩れて摩擦を生じ感光面を損傷するこ
とが度々ある。このような損傷から印刷版材面を保護す
るために周知方法として印刷版材の感光層より柔らかな
材質のシートを2つの印刷版材の間に挿入し、印刷版材
相互の直接の接触をさけている。そのような目的に使用
する素材を一般に台紙と呼び、紙、プラスチックシート
又はフィルム及び不織布等がしばしば用いられている。
属を支持体とした平版用又は凸版用感光性印刷版材を包
装する場合、印刷版材を数枚から数10枚積重・ねて一
単位の包装にする方法が一般に行なわれている。この場
合、輸送中に受ける衝撃によね荷摩れが生じ、隣り合う
印刷版材が相互に摩れて摩擦を生じ感光面を損傷するこ
とが度々ある。このような損傷から印刷版材面を保護す
るために周知方法として印刷版材の感光層より柔らかな
材質のシートを2つの印刷版材の間に挿入し、印刷版材
相互の直接の接触をさけている。そのような目的に使用
する素材を一般に台紙と呼び、紙、プラスチックシート
又はフィルム及び不織布等がしばしば用いられている。
これ等の金紙は上記したように、主たる目的は引掻き又
は摩擦等による感光面の損傷から印刷版材の表面を採掘
するためだけのもので、印刷版材面上に単に重ね合せで
ある。しかし、台紙挿入後に裁断、穿孔、選別、計数及
び包装等の加工を行なう場合には台紙が柔らかいために
取扱いが極めてやっかいである口このように、台紙が印
刷版材の間に挾み込まれているだけの場合は、各工程で
台紙の位置がづれたり、折れたり又はシワになったりす
る現象がしばしば発生し、それ等の修正にかなりの時間
が費されてしまう。
は摩擦等による感光面の損傷から印刷版材の表面を採掘
するためだけのもので、印刷版材面上に単に重ね合せで
ある。しかし、台紙挿入後に裁断、穿孔、選別、計数及
び包装等の加工を行なう場合には台紙が柔らかいために
取扱いが極めてやっかいである口このように、台紙が印
刷版材の間に挾み込まれているだけの場合は、各工程で
台紙の位置がづれたり、折れたり又はシワになったりす
る現象がしばしば発生し、それ等の修正にかなりの時間
が費されてしまう。
又、感光性印刷版材を包装箱より取り出して使用する時
点から台紙は不要なものとなるにもかかわらず、金紙は
非常に高価なものである。
点から台紙は不要なものとなるにもかかわらず、金紙は
非常に高価なものである。
一方、特公昭51−6570号公報には、輸送中又はそ
の他の取扱いに際して受ける印刷版材相互の接触又は印
刷版材とその他の物体との接触により生ずる擦り傷から
保護され、しかし裁断、穿孔、選別、計数又は包装等の
加工工程中での扱いの容易な感光性印刷版材を提供する
目的で、印刷版材の感光層又は支持裏面(感光層を有し
ない側をいう)に剥離容易で且つ感光層に悪影響を及は
さない保護層を設けることが記載されている。。この保
護層は、溶融温度が320℃以下の素材、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン
、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニール等を、溶融押
出機から皮膜状に押出し、溶融状態に於て印刷版材の感
光層上又は支持体裏面に接着するか、或いは剥離可能な
熱可塑性樹脂フィルムを印刷版材面に加熱圧着すること
によって設けられている。
の他の取扱いに際して受ける印刷版材相互の接触又は印
刷版材とその他の物体との接触により生ずる擦り傷から
保護され、しかし裁断、穿孔、選別、計数又は包装等の
加工工程中での扱いの容易な感光性印刷版材を提供する
目的で、印刷版材の感光層又は支持裏面(感光層を有し
ない側をいう)に剥離容易で且つ感光層に悪影響を及は
さない保護層を設けることが記載されている。。この保
護層は、溶融温度が320℃以下の素材、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ナイロン
、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニール等を、溶融押
出機から皮膜状に押出し、溶融状態に於て印刷版材の感
光層上又は支持体裏面に接着するか、或いは剥離可能な
熱可塑性樹脂フィルムを印刷版材面に加熱圧着すること
によって設けられている。
しかしながらこの方法では、保護層を設けるのに特別な
設備が必要となり、又使用する素材が高価であるため、
結局台紙と比ベコストアツブになるばかりでなく、印刷
版材を使用する時点において不要となった保護層の処分
が問題となる。
設備が必要となり、又使用する素材が高価であるため、
結局台紙と比ベコストアツブになるばかりでなく、印刷
版材を使用する時点において不要となった保護層の処分
が問題となる。
従って本発明の目的は、感光性印刷版材の輸送中又はそ
の他の取扱いに際して受ける印刷版材相互の接触又は印
刷版材とその他の物体との接触により生ずる擦り傷から
保護され、しかも裁断、穿孔、選別、計数又は包装等の
加工工程中での扱いの容易な感光性印刷版材を提供する
ことにある。
の他の取扱いに際して受ける印刷版材相互の接触又は印
刷版材とその他の物体との接触により生ずる擦り傷から
保護され、しかも裁断、穿孔、選別、計数又は包装等の
加工工程中での扱いの容易な感光性印刷版材を提供する
ことにある。
更に本発明の目的は、金紙・保護フィルム等を使用する
ことに起因するコストアップを防止することにある。
ことに起因するコストアップを防止することにある。
本発明のかかる目的は、印刷版材の支持体裏面(感光層
を鳴しない側をいう)に、溶媒に樹脂を溶解および/l
たは分散した塗布液を塗布・乾燥してなる保護層を設け
ることによって達成される。
を鳴しない側をいう)に、溶媒に樹脂を溶解および/l
たは分散した塗布液を塗布・乾燥してなる保護層を設け
ることによって達成される。
以下、本発明による感光性印刷版材について詳細に説明
する。
する。
本発明に使用される感光性印刷版材としては、アルミニ
ウム、鉄又は亜鉛等の金属を支持体とし、必要に応じて
表面処理を施した後、片面に平版用又は凸版用感光性感
光層を設けたものならばどのようなものでもよい。この
ような感光性印刷版材については多くの文献および特許
明細書に詳細に記されており、また感光性平版印刷版に
はプレセンシタイズドプレート(Pre−5enslt
lzed Plate )(略称 ps版)と呼ばれて
いるものなどが市販されている。これらの感光層は露光
の前後で場像液に対する溶解性又は膨潤性が変化するこ
とを利用したもので、感光物−現像液の組み合せは種々
ある・たとえば感光物としては、ジアゾ樹脂、0−キノ
ン2アジド化合物、感光性アジド化合物、光重合性化合
物、感光性樹脂等がある0またこれらの感光物からなる
感光層に適合した現像液としては、種々の添加剤を含む
有機溶剤、アルカリ水溶液、界面活性剤水溶液等がある
。
ウム、鉄又は亜鉛等の金属を支持体とし、必要に応じて
表面処理を施した後、片面に平版用又は凸版用感光性感
光層を設けたものならばどのようなものでもよい。この
ような感光性印刷版材については多くの文献および特許
明細書に詳細に記されており、また感光性平版印刷版に
はプレセンシタイズドプレート(Pre−5enslt
lzed Plate )(略称 ps版)と呼ばれて
いるものなどが市販されている。これらの感光層は露光
の前後で場像液に対する溶解性又は膨潤性が変化するこ
とを利用したもので、感光物−現像液の組み合せは種々
ある・たとえば感光物としては、ジアゾ樹脂、0−キノ
ン2アジド化合物、感光性アジド化合物、光重合性化合
物、感光性樹脂等がある0またこれらの感光物からなる
感光層に適合した現像液としては、種々の添加剤を含む
有機溶剤、アルカリ水溶液、界面活性剤水溶液等がある
。
これらの感光性印刷版材の裏面上に溶媒に樹脂を溶解お
よび/または分散した塗布液を塗布・乾燥してなる保護
層を設ける。
よび/または分散した塗布液を塗布・乾燥してなる保護
層を設ける。
塗布される樹脂としては感光層を傷つけることなく皮膜
性の良好なものであるなら差しつかえない。しかし一般
に、印刷において印圧は印刷性能に重大な影響を及はす
ものであるから、印刷版材の厚みは一定にする必要かあ
り、このため保護層は印刷版材を使用する際には除去さ
れていることが好ましい。この場合、保護層が現像液に
溶解または分散することによって現像処理操作の際に除
去されるならば、特別に保護層の除去工程を設ける必要
がないので有利である。また印刷版材を積み重ねた場合
、保護層が感光層に粘着したり接着したりすることがな
く、しかも支持体裏面に十分な強度で密着し、印刷版材
の通常の取扱いの際に脱落などしないものが好ましい。
性の良好なものであるなら差しつかえない。しかし一般
に、印刷において印圧は印刷性能に重大な影響を及はす
ものであるから、印刷版材の厚みは一定にする必要かあ
り、このため保護層は印刷版材を使用する際には除去さ
れていることが好ましい。この場合、保護層が現像液に
溶解または分散することによって現像処理操作の際に除
去されるならば、特別に保護層の除去工程を設ける必要
がないので有利である。また印刷版材を積み重ねた場合
、保護層が感光層に粘着したり接着したりすることがな
く、しかも支持体裏面に十分な強度で密着し、印刷版材
の通常の取扱いの際に脱落などしないものが好ましい。
このような保護層を形成することができる樹脂の例とし
ては、カル?キシメチルセルロース、カルボキシエチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
、ポリアクリルアミド共重合体、アクリル酸共重合体、
ビニルメチルエーテル/無水マレイン酸共重合体、酢酸
ビニル/無水マレイン酸共重合体などの水溶性樹脂;フ
ェノール樹脂、アクリル系樹脂などの、水不溶性、アル
カリ水溶液または溶剤系現像液可溶性の樹脂をあげるこ
とができる。
ては、カル?キシメチルセルロース、カルボキシエチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
ロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
、ポリアクリルアミド共重合体、アクリル酸共重合体、
ビニルメチルエーテル/無水マレイン酸共重合体、酢酸
ビニル/無水マレイン酸共重合体などの水溶性樹脂;フ
ェノール樹脂、アクリル系樹脂などの、水不溶性、アル
カリ水溶液または溶剤系現像液可溶性の樹脂をあげるこ
とができる。
この保護層の厚みは、感光層が損傷から十分に保護され
るような程度であればよく、一般に平均の厚みで1μm
〜50μmが適当である。1μm以下では感光層の保護
が十分ではなく、また50μm以上では現像処理の際に
完全に除去するのが困難になるので好ましくない。
るような程度であればよく、一般に平均の厚みで1μm
〜50μmが適当である。1μm以下では感光層の保護
が十分ではなく、また50μm以上では現像処理の際に
完全に除去するのが困難になるので好ましくない。
保護層は支持体の裏面全体に設けてもよいし、裏面の一
部、特に損傷を受けやすい版の周辺部分にのみ設けても
よい。また、塗布部と非塗布部とが混在した、規則的ま
たは不規則的なノ9ターンから成る形態であってもよい
。保護層の厚みは均一でも不均一であってもよく、積極
的に凹凸を設けてもよい。さらに保護層中に、感光層に
損傷を与えないような微粒子充填剤を含有させることも
できる。このような微粒子充填剤(一般に粒径1μ〜1
00μ程度)を添加すると、現像処理の際に、保護層成
分が現像液中に一層速かに溶出あるいは分散して除去さ
れるので好ましい。充填剤としてポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の微粒子を使用すると、摩擦係数が低下して
保護層としての機能が一層向上する。
部、特に損傷を受けやすい版の周辺部分にのみ設けても
よい。また、塗布部と非塗布部とが混在した、規則的ま
たは不規則的なノ9ターンから成る形態であってもよい
。保護層の厚みは均一でも不均一であってもよく、積極
的に凹凸を設けてもよい。さらに保護層中に、感光層に
損傷を与えないような微粒子充填剤を含有させることも
できる。このような微粒子充填剤(一般に粒径1μ〜1
00μ程度)を添加すると、現像処理の際に、保護層成
分が現像液中に一層速かに溶出あるいは分散して除去さ
れるので好ましい。充填剤としてポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の微粒子を使用すると、摩擦係数が低下して
保護層としての機能が一層向上する。
支持体裏面上に塗布液を塗布する方法としては従来公知
の方法、たとえば、ロールコーティング、パーコーティ
ング、スプレーコーティング、カーテンコーティング等
の方法を使用することができる。−ffK、 水、アル
コール、多価アルコール、ケトン、エステル等またはこ
れらの2種以上の混合物から選ばれる溶剤に、前記保護
層形成樹脂を5〜40重量多溶解または分散した液を塗
布液として使用するのが好ましい。
の方法、たとえば、ロールコーティング、パーコーティ
ング、スプレーコーティング、カーテンコーティング等
の方法を使用することができる。−ffK、 水、アル
コール、多価アルコール、ケトン、エステル等またはこ
れらの2種以上の混合物から選ばれる溶剤に、前記保護
層形成樹脂を5〜40重量多溶解または分散した液を塗
布液として使用するのが好ましい。
また米国特許第3,860,426号明細書に記載され
ているような下塗り層を設ける場合、下塗り層と同一の
液を裏面上に同時に塗布して保護層となすこともできる
◎ 特開昭57−34558号公報には、支持体上に感光層
を有する感光性印刷版の表面に、樹脂を溶解または分散
させた水性液を塗布部分と非塗布部分の混在した形態で
塗布・乾燥し、表面をマット化(凹凸をつける)−する
ことによ伏真空密着性を向上させる方法が記載されてい
る。本発明の保護層はこのような方法により支持体裏面
上に、マット状または全面均一に塗布することもできる
・ところで本発明の保護層は感光層の損傷防止を目的と
するものであるから、感光層表面にこれを設けてもその
目的を達成することができる。しかし、保護層としての
機能をもたせるためには前記のとおり比較的厚みを大き
くする必要がある。このような保護層が感光層上に設け
られていると、原画を密着させたときに、感光層と原画
の間隔が大きすぎて、画像の再現性が悪くなる。このた
め。
ているような下塗り層を設ける場合、下塗り層と同一の
液を裏面上に同時に塗布して保護層となすこともできる
◎ 特開昭57−34558号公報には、支持体上に感光層
を有する感光性印刷版の表面に、樹脂を溶解または分散
させた水性液を塗布部分と非塗布部分の混在した形態で
塗布・乾燥し、表面をマット化(凹凸をつける)−する
ことによ伏真空密着性を向上させる方法が記載されてい
る。本発明の保護層はこのような方法により支持体裏面
上に、マット状または全面均一に塗布することもできる
・ところで本発明の保護層は感光層の損傷防止を目的と
するものであるから、感光層表面にこれを設けてもその
目的を達成することができる。しかし、保護層としての
機能をもたせるためには前記のとおり比較的厚みを大き
くする必要がある。このような保護層が感光層上に設け
られていると、原画を密着させたときに、感光層と原画
の間隔が大きすぎて、画像の再現性が悪くなる。このた
め。
本発明の目的とする保護層は、感光層表面ではなく、支
持体裏面すなわち、感光層と反対側に設ける必要がある
。
持体裏面すなわち、感光層と反対側に設ける必要がある
。
またさらに、近年の省資源の要請から支持体の両面に感
光層が設けられた両面タイプの感光性印刷版が普及して
きているが、この両面に感光層を塗布・乾燥する能力の
ある製造設備を用いて裏面上に保護層を塗布・乾燥する
ことも可能である。
光層が設けられた両面タイプの感光性印刷版が普及して
きているが、この両面に感光層を塗布・乾燥する能力の
ある製造設備を用いて裏面上に保護層を塗布・乾燥する
ことも可能である。
乾燥は通常の方法、例えば温風を吹きつける方法、赤外
線ヒーターによる方法などによシ行なうことができる。
線ヒーターによる方法などによシ行なうことができる。
このように塗布・乾燥する方法としては種々のものがあ
るが、支持体裏面上に、溶媒に樹脂を溶解および/また
は分散した塗布液を塗布・乾燥して保護層を設けるもの
であればいずれの方法であってもかまわない。
るが、支持体裏面上に、溶媒に樹脂を溶解および/また
は分散した塗布液を塗布・乾燥して保護層を設けるもの
であればいずれの方法であってもかまわない。
以下本発明の実施例を具体的に示すが本発明はこれらに
限定されるものではない。
限定されるものではない。
実施例1
厚さ0.241jlのアルミニウム板を、ナイロンブラ
シと400メツシユのノ9ミストンー水懸濁液を用いて
砂目立てし、よく水で洗滌した。この板を70℃の第三
シん酸ソーダー水溶液(5%)に3分間浸漬した後、水
洗し、乾燥した。この支持体に特公昭45−28405
号公報に記載されているアセトンとピロガロールの縮重
合により得られるポリヒドロキシフェニルのナフトキノ
ン−1゜2−ジアジド−5−スルホン酸エステル1重量
部とノボラック型フェノールホルムアル、デヒド樹脂2
重量部を20重量部の2−メトキシエチルアセテートと
20重量部のメチルエチルケトンに溶解して感光液を調
製し、上記支持□体に塗布乾燥し。
シと400メツシユのノ9ミストンー水懸濁液を用いて
砂目立てし、よく水で洗滌した。この板を70℃の第三
シん酸ソーダー水溶液(5%)に3分間浸漬した後、水
洗し、乾燥した。この支持体に特公昭45−28405
号公報に記載されているアセトンとピロガロールの縮重
合により得られるポリヒドロキシフェニルのナフトキノ
ン−1゜2−ジアジド−5−スルホン酸エステル1重量
部とノボラック型フェノールホルムアル、デヒド樹脂2
重量部を20重量部の2−メトキシエチルアセテートと
20重量部のメチルエチルケトンに溶解して感光液を調
製し、上記支持□体に塗布乾燥し。
感光性平版印刷版を作成した。
この感光性平版印刷版の裏面上に次の組成の共重合ポリ
マー(分子:!120.ロoo)水溶液(固形分20係
)を静電エアータイプのスプレーガン・で塗布し、10
0℃で1分間乾燥した。
マー(分子:!120.ロoo)水溶液(固形分20係
)を静電エアータイプのスプレーガン・で塗布し、10
0℃で1分間乾燥した。
メチルメタアクリレート 55重量係
エチルアクリレー) 50
アクリル酸ソーダ 15
樹脂層は部分的に凸凹になったがほぼ全体に均一に塗布
されておシ、平均厚みはi o Amであった。
されておシ、平均厚みはi o Amであった。
この版を1005m!lX800Kflの大きさに切ル
取り20枚入りの箱詰めとした。比較例として裏面に保
護層を塗布しないで、金紙をはさんだものも同様に箱詰
めした。作業性を比較すると比較例は金紙がずれたり、
折れたりして非常に悪かったのに対して保護層を設けた
実施例の方は非常に容易に取り扱うことができた。また
輸送後1箱を開いたところどちらも版面に傷はついてい
なかった。
取り20枚入りの箱詰めとした。比較例として裏面に保
護層を塗布しないで、金紙をはさんだものも同様に箱詰
めした。作業性を比較すると比較例は金紙がずれたり、
折れたりして非常に悪かったのに対して保護層を設けた
実施例の方は非常に容易に取り扱うことができた。また
輸送後1箱を開いたところどちらも版面に傷はついてい
なかった。
また、露光後富士フィルム製現像液o、p−1(原液1
:水6)で処理したところ、裏面の保護層は除去され、
良好な印刷版が得られた。
:水6)で処理したところ、裏面の保護層は除去され、
良好な印刷版が得られた。
実施例2
実施例1における感光層の塗布液の組成を、下記の組成
に変えて感光性平版印刷版を得た。
に変えて感光性平版印刷版を得た。
2−ヒドロキシエチルメタアクリレート共重合体(1)
(注、1) ・・・ 0.87y−p−ジアゾジフェニ
ルアミンとパラホルムアルデヒドの縮合物の2−メトキ
シ−4−ヒドロオキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホ
ン酸塩 ・・・ o 、1 ? オイルプルーナ603 ・・・ 0.037メタノール
・・・ 6 y’− 2−メトキシエタノール ・・・ 6 ?注1 米国特
許4,123.276号明細書の実施例1に記載されて
いるもの。
(注、1) ・・・ 0.87y−p−ジアゾジフェニ
ルアミンとパラホルムアルデヒドの縮合物の2−メトキ
シ−4−ヒドロオキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホ
ン酸塩 ・・・ o 、1 ? オイルプルーナ603 ・・・ 0.037メタノール
・・・ 6 y’− 2−メトキシエタノール ・・・ 6 ?注1 米国特
許4,123.276号明細書の実施例1に記載されて
いるもの。
感光層乾燥後、この感光性平版印刷版の裏面に、2−ヒ
ドロキシエチルメタアクリレート共重合体(1)を2−
メトキシエタノールに15重量係溶解した塗布液をバー
コーターにより翅布後11o℃2分間乾燥して保護層と
した。
ドロキシエチルメタアクリレート共重合体(1)を2−
メトキシエタノールに15重量係溶解した塗布液をバー
コーターにより翅布後11o℃2分間乾燥して保護層と
した。
このとき感光層の塗布量は2P/m2、保護層の厚みは
8μmであった。
8μmであった。
実施例1と同様に包装、輸送したところ良好な結果を得
た。
た。
また露光後、富士フィルム製現像液0N=−3C(原液
1:水1)で処理したところ、裏面の保護層は除去され
、良好な印刷版が得られた。
1:水1)で処理したところ、裏面の保護層は除去され
、良好な印刷版が得られた。
実施例3
実施例2にかいて保護層塗布液中に粉末ポリエチレン(
平均粒径10Am)を共重鱈(1)に対して10重量憾
添加・分散して、実施例2と同じ条件によシ塗布・乾燥
したところ良好な結果を得た。
平均粒径10Am)を共重鱈(1)に対して10重量憾
添加・分散して、実施例2と同じ条件によシ塗布・乾燥
したところ良好な結果を得た。
Claims (3)
- (1) 支持体裏面上に、溶媒に樹脂を溶解および/ま
たは分散した塗布液を塗布・乾燥してなる保護層を有す
ることを特徴とする感光性印刷版材。 - (2) 該保護層が現像液に溶解または分散することに
より現像処理待除去されることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の感光性印刷版材。 - (3) 該保護層の平均厚みが1μm〜50μmである
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の感光性印
刷版材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18166483A JPS6073538A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 感光性印刷版材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18166483A JPS6073538A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 感光性印刷版材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6073538A true JPS6073538A (ja) | 1985-04-25 |
Family
ID=16104705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18166483A Pending JPS6073538A (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | 感光性印刷版材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6073538A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6374063A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-04 | Konica Corp | 端部の汚れが防止された感光性平版印刷版 |
JPS63128350A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-31 | Konica Corp | 端部の汚れが防止された感光性平版印刷版 |
US6306254B1 (en) * | 1997-04-04 | 2001-10-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Interleaf paper for photosensitive printing plate material |
JP2007122003A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-05-17 | Fujifilm Corp | 赤外線感光性平版印刷版原版 |
WO2007072888A1 (en) * | 2005-12-21 | 2007-06-28 | Fujifilm Corporation | Photosensitive sheets and method and apparatus for manufacturing the same |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP18166483A patent/JPS6073538A/ja active Pending
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US8124316B2 (en) | 2005-12-21 | 2012-02-28 | Fujifilm Corporation | Photosensitive sheets and method and apparatus for manufacturing the same |
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