JPS6372896A - エツジオ−バ−コ−ト防止装置のめつき電流制御方法 - Google Patents

エツジオ−バ−コ−ト防止装置のめつき電流制御方法

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JPS6372896A
JPS6372896A JP21530186A JP21530186A JPS6372896A JP S6372896 A JPS6372896 A JP S6372896A JP 21530186 A JP21530186 A JP 21530186A JP 21530186 A JP21530186 A JP 21530186A JP S6372896 A JPS6372896 A JP S6372896A
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JP
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strip
plating
edge
guide roller
prevention device
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JP21530186A
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English (en)
Inventor
Kazunari Yuasa
湯浅 一成
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はいわゆる接触式エツジオーバーコート防止装置
を用いる連続電気めっき方法に関し、ストリップの仕様
変更等の板巾変更時にも適切なめっき電流の自動制御を
行うことのできるエツジオーバーコート防止装置のめっ
き電流制御方法に関する。
〈従来技術〉 ストリップを連続して電気めっきするラインでは、めっ
き槽の底部にアノードを潜没配置し、このアノードに面
して走行するストリップをカソードとし、ストリップの
連続通板中にめっきが行われるが、ストリップのエツジ
部近傍にめっき電流が集中する傾向があるため、このエ
ツジ部近傍に局所的にめっき金属が過剰に付着する、い
わゆるエツジオーバーコートの問題がある。
従来このエツジオーバーコートを防止するためにストリ
ップのエツジ部下側をその長手方向に沿ってアノードに
対して部分的におおいかくす電気絶縁性材料の遮蔽板を
めっき槽内に配置し、エツジオーバーコートを防止する
方式が行われている。
この方式には、遮蔽板の制御機構がストリップエツジに
接触しない非接触式(特公昭54−42668)と接触
する接触式(特開昭59−160000)のエツジオー
バーコート防止装置がある。いずれの方式でもストリッ
プの巾変更に応じエツジオーバーコート防止装置の位置
の制御とストリップの蛇行に追従して制御している。
このようなエツジオーバーコート防止装置を備えた連続
電気めっきにおいては、エツジオーバーコート防止装置
の遮蔽板がストリップのエツジ部下側に確実に追従して
いれば、エツジオーバーコートが防止されるため、従来
エツジオーバーコート分を見越してエツジ部以外でスト
リップ幅に均一に規定めっき付着量とするため、めっき
電流を高く設定している電流を、エツジオーバーコート
が生じない分だけ低くすることができる。
これによって生産コストを削減している。
しかし、非接触式エツジオーバーコート防止装置では、
めっき槽に向う入側でストリップエツジの側端を検出し
、各遮蔽板の位置を演算し制御するものであるが、スト
リップの通板中の走行につきものの蛇行による頻繁なス
トリップ位置変化に追随できない欠点がある。また遮蔽
板がストリップエツジ側端に達したことを直接検出でき
ないのでめっき電流値の設定変更制御ができない。
接触式エツジオーバーコート防止装置では、遮蔽板に固
着されているガイドローラが常にストリップエツジの側
端に接触しているので、この接触状態を検出することが
可能である。
本出願人は実願昭59−199843号として、ストリ
ップのエツジに確実に安定して追従できる制御機構を備
えたエツジオーバーコート防止装置を提案した。
しかしながら、ストリップの仕様変更等の板巾変更時に
は、ガイドローラがストリップエツジの側端に追従でき
ず、一旦ガイドローラをエツジの側端から躍し、めつき
槽内のストリップ巾が変更後の板巾になった時点で、ガ
イドローラがストリップエツジ側端に再び接するよう制
御する。
ガイドローラを一旦エッジの側端から離した後は、遮蔽
板がストリップエツジ部から離れてしまい、エツジ部の
遮蔽効果がなくなってしまうのでエツジオーバーコート
がおこる。このため通常のエツジオーバーコート防止装
置使用中のめっき電流に比して、めっき電流をあげない
と、ストリップ中央のめっき量が減少してしまう。
めっき槽内のストリップが変更後の板巾になった時点で
はエツジオーバーコート防止装置が働くので新しいめっ
き電流値の設定が必要となる。
以上のような板巾変更時のめっき電流制御は、もっばら
オペレーターがエツジオーバーコート防止装置のガイド
ローラの状態を目視によりi察し、めっき電流制御を行
ってきた。このため、めっき電流の変更タイミングがず
れ、安定しためっき付着量とならず、めっき製品の品質
の安定性に問題があった。
したがって、遮蔽板がストリップから離れた時に、めっ
き電流を自動で効率的に制御することができれば、エツ
ジオーバーコート防止装置をオンラインで完全に使用す
ることができ、めっき製品の品質の向上や工程の効率化
が期待できる。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、エツジオーバーコート防止装置を備え
るめっき浴にてめっきする際の従来法における問題点を
改良し、ストリップの仕様変更等の板巾変更時にも、適
切なめつき電流制御を自動的に行うことのできるエツジ
オーバーコート防止装置のめっき電流制御方法を提供せ
んとするものである。
〈発明の構成〉 本発明はめっき層にてその底部に潜没配置したアノード
に面し走行するストリップをカソードとし、該ストリッ
プの連続通板中に電解を行う連続めっき製造において、 該ストリップのエツジ部の両側端に接して回転するガイ
ドローラと、該アノードに対向するストリップのエツジ
部の両側端部を該アノードからおおいかくす遮蔽片とを
中央部で枢支されたレバーの一方の端部に取り付け、 該ガイドローラとストリップのエツジ部の側端との接触
状態を、該枢支レバーの他方の端部の回動位置により検
出する手段を前記枢支レバーの他方端部に近接して設け
、前記検出手段による枢支レバーの他方の端部の検出信
号に応じて該ガイドローラと該エツジ部との接触状態を
制御する手段を設けてなるエツジオーバーコート防止装
置を備えるめっき浴においてめっき電流を制御するにあ
たり、 前記ストリップの溶接点がめつき槽内の所定の位置を通
過する前に、前記ガイドローラをストリップのエツジ部
から一旦離す(開指令という)とともにめっき電流を変
更し、 次に前記ストリップの溶接点がめつき槽内の所定の位置
を通過したら、前記ガイドローラをストリップのエツジ
部に向けて前進させ(閉指令という)、少なくとも前記
ガイドローラが前記ストリップのエツジ部の両側端部に
接触したことを検出(閉完了検出という)した後、めっ
き電流を再び変更することを特徴とするエツジオーバー
コート防止装置のめっき電流制御方法を提供する。
以下に本発明の構成を詳細に説明する。
まず第1に、本発明の電流制御方法を好適に適用するエ
ツジオーバーコート防止装置(本出願人により実願昭5
9−199843号としてすでに開示)について以下に
説明する。
なお、本発明方法を適用するエツジオーバーコート防止
装置は必ずしも以下に説明する装置に限定されるもので
はない。
第3図に、エツジオーバーコート防止装置を具備したス
トリップ連続めっきラインを、ストリップ幅方向の断面
図で示す。図中6はめっき糟、1はストリップ、12は
アノードである。
ストリップlはめつき槽6中に連続通板され、図示して
いないコンダクタロールを経てストリップがカソードと
され、ストリップ1の下方のめつき糟の底部にアノード
12が潜没配置され、ストリップにめっきがなされる。
エツジオーバーコート防止装置は、一方の端部に取り付
けられたガイドローラ2と、遮蔽片3と、支点15で枢
支されたレバー4と、支点15と同一部材に取り付けら
れており、枢支レバーの他方の端部のシリンダーロッド
14と同じく水平方向に移動する回動位置検出器7.8
.9と、開眼センサー17と、レバーの横方向移動を行
わせるための駆動装置であるモードルシリンダ5とを有
する。
この開眼センサー17は、特別に設けなくとも、位置検
出器7.8.9のいずれかを代りに用いてもよい。
すなわち第5図に示すようにストリップ1のエツジ部の
側端に接して回転するセラミック等の電気絶縁性材料の
ガイドローラ2を、ストリップ1のエツジ部の下端でア
ノード12からおおいかくず、やはり電気絶縁性の遮蔽
片3上に、取り付けて設け、ガイドローラ2がストリッ
プ1の側端に軽く接し、レバー4がめつき液面にほぼ垂
直となっている時に、遮蔽片3がストリップlの側端部
をエツジオーバーコートを充分防止し得るように、必要
量アノード12に対しおおいかくす位置関係で、ガイド
ローラ2と遮蔽片3を固定する。
第3図および第5図に示すように、ガイドローラ2を固
定した遮蔽片3は、レバー4の一方の端部に固定され、
レバー4の他方の端部13近傍には、重りである押し付
はウェイト10が固定されている。レバー4が、支点1
5のまわりにガイドローラ2等と均衡されるものであれ
ば、ウェイト10に代るものを用いることができる。一
方、シリンダ5のシリンダロッド14とレバー4の中央
部分とは、ピン(支点)15で枢支され、レバー4は、
ガイドローラとストリップの接触状態に応じてピン(支
点)15のまわりに回動する。
支点15のまわりに回動するレバー4の他方の端部13
の位置検出のために、レバー4の前記他方の端部13の
ごく近くに離隔して、位置検出器7.8.9(図示の例
では3個)を設ける。すなわち、後退位置検出器7、停
止位置検出器8、前進位置検出器9である。位置検出器
は、光電管、リミットスイッチ等のいかなる種類のもの
を用いてもよいが、装置が簡便である近接スイッチを用
いるのが良い。
位置検出器7.8.9は制御装置11と電気的に接続さ
れ、制御装置11はシリンダ5と電気的に接続される。
制御装置11は、1例をあげれば位置検出器である近接
スイッチ7.8.9のON、OFF信号を受けて、シリ
ンダ5を適当に駆動する。
また、制御装置11は、後に説明する本発明方法のめっ
き糟前溶接点検出(25)(第1図参照、以下第1図お
よび第6図に示した工程および回路に付した符号を()
で示した。)およびめっき槽内溶接点通過(26)の信
号を受けて、エツジオーバーコート防止装置開指令(4
0)、閉指令(53)等の制御を行う。
ガイドローラ2をストリップ1の側端に押し付ける力の
強翁は、押し付はウェイト10を変えることにより調整
できる。そこで、ストリップの幅の中心線がめつきHI
6の幅の中心線とほぼ重なる位置で、レバー4がめつき
液面に対してほぼ垂直となり、ガイドローラ2がストリ
ップ1の側端に軽く接するように、ピン15の位置と、
押し付はウェイト10の重さおよび取り付は位置を設定
する。
以上のように設定することにより、ストリップ幅の±3
0mmまでの移動距離に対しては、押し付はウェイト1
0により、レバー4が回転し、ガイドローラ2が充分ス
トリップ幅の移動に対し追従し、遮蔽片3はストリップ
1の側端部を必要量アノード12に対しおおいかくすこ
とができる。
めっきラインに、ストリップの板巾変更等の必要があり
、異なる幅のストリップ鋼板を溶接してめっきする場合
や、ストリップ1の蛇行が±30mmを越えるような場
合は、第4a図、第4b図に示すように、シリンダ5を
駆動してピン15の位置を矢印16の方向に移動する。
すなわち、位置検出器7.8.9がレバー4の他方の端
部13の位置により、遮蔽片3の位置を検出し、検出さ
れた位置情報は、制御装置11に人力され、制御装置°
11は、その検出信号に応じてシリンダ5を駆動して、
シリンダ5の駆動により、シリンダロッド14が伸縮し
、シリンダロッド14の先端のピン(レバーの支点)1
5が、めっき液面と並行方向に移動し、ピン15に枢支
されたレバー4が、めっき液面と並行方向に移動しつつ
、ピン15を支点として押し付はウェイト10とガイド
ローラ2がバランスしてレバー4が回動し、ガイドロー
ラ2を常時ストリップ側端に適切に接するように追随さ
せる。
次に、上記のエツジオーバーコート防止装置を用いて行
う本発明のめっき電流制御方法について詳述する。
第1図に本発明のメッキ電流制御方法のフローチャート
を示し、第6図でめっき電流制御装置37の回路を説明
した。第1図および第6図に示した工程および回路の付
号を()で示した。
従来エツジオーバーコート防止装置を用いて行うめっき
ラインでは、めっき仕様変更等でストリップ鋼板の巾を
変更する場合、今までめっきされていた巾のストリップ
(先行材)末端と変更後の巾のストリップ先端(後行材
)とは互いに溶接され、その溶接点がめフき槽前の溶接
点検出器を通過すると溶接点検出(25)され、エツジ
オーバーコート防止装置のモードルシリンダ5が制御装
置11の指令(第2a図開指令)で動き、ビン15を前
進位置検出器9方向へ移動開始して(第4b図参照)、
一旦エッジオーバーコート防止装置をストリップ1から
はずし、エツジオーバーコート防止装置の作動なしめつ
き工程を行う。
上記のようにエツジオーバーコート防止装置の作動なし
めつき工程を行うと、1例として第2a図に示すように
鋼板にめっき電流Iで錫めっきする工程の場合、ストリ
ップの周辺にめっき厚みが厚くなるエツジオーバーコー
トがおこり、ストリップ中央部の錫めっき量Wは約3%
低下し、W′となり、安定しためつき品質が得られない
次にめっき槽中を異った巾のストリップ間の溶接点が通
過し、めっき槽中のストリップの巾が変更後の巾になる
と、制御装W11の指令(第2a図閉指令)でガイドロ
ーラ2が再びストリップエツジの側端に接するよう制御
され(第3図参照)、エツジオーバーコートは防止され
ストリップ中央部のめっき量Wはもとの値にもどる(第
2a図参照)。
本発明方法ではストリップ巾変更によるエツジオーバー
コート防止装置の開指令、エツジオーバーコート防止装
置作動なしめつき工程でのめつき電流上昇制御、エツジ
オーバーコート防止装置の閉指令およびエツジオーバー
コート防止装置作動ありめっき工程でのめっき電流低下
制御を一連の自動操作で行い、多数のめつきセルについ
てル制御することを特徴とする。
本発明方法を、以下に第1図のフローチャート、第6図
および第7図を用いて説明する。
第7図は1個のエツジオーバーコート防止装置の位置検
出器とモードルシリンダ駆動動作を説明する線図である
n個のめっき糟を用いてめっきが同時に進行する場合、
エツジオーバーコート防止装置は一般には各め7き槽ご
とに設置され、21個のレバー4と2n個のガイドロー
ラ2が作動する。これは、各めっき糟のストリップの両
側に遮蔽片3を設ける必要があるためであり、第6図に
示すDr(駆動)側、Op(操作)側と呼ばれている。
このめっきラインでストリップ巾変更が行われると、新
しいストリップの先端はもとのストリップの後端に溶接
され、この溶接点がめつき糟前の定位置を通過し、溶接
点検出(25)される。溶接点検出(25)により、電
流制御装置f (37)でめっき電流上昇指令(30)
が出され、n個のめっき槽の全整流器を制御し、めっき
電流を予め決められた設定値に上げる、めっき電流X%
上昇(21)、このめっき電流は1例をあげれば第2b
図に示す■′である。
また溶接点検出(25)によりn個のめつき槽の2n個
のエツジオーバーコート防止装置のレバー4に開指令(
40)が出され、20個のレバー4はそれぞれのモード
ルシリンダ5により開眼センサー17方向へ移動開始す
なわちモードルシリンダ駆動(後退’) (41)する
ことにより、めっきラインからエツジオーバーコート防
止装置がはずされはじめる。この開指令により、後退位
置検出器7、停止位置検出器8および前進位置検出器9
を後述する閉指令(53)まで0FFL、つづける指令
が同時に出される。
このように、巾変更時エツジオーバーコート防止装置の
通常の動作はされず、エツジオーバーコート防止装置の
位置検出器7.8.9はOFFされ続けるので、開眼セ
ンサー17のかわりに、位置検出器7.8.9のいずれ
かを用いることもできる。
以上の説明およびフローチャートでは溶接点検出により
全ガイドローラに開指令が出される方法を説明したが、
本発明では個々のめっき糟ごとのストリップの溶接点通
過を検出して、個々のレバー4ごとに開指令が出される
方式をとってもよい。
以下の説明ではn個のめっき糟のうち1番目のものを指
す場合を図面に示す符号にiをつけて示す。
個々のめっき糟のエツジオーバーコート防止装置のレバ
ー41の他方の端部13iが開眼センサー17iにより
位置検出されると、開眼センター17iONにより、エ
ツジオーバーコート防止装置の遮蔽片3の待機(49)
指令が出されレバー41は停止する。
この間めっきライン(115)では、エツジオーバーコ
ート防止装置作動なしでのめっき工程(22)が高いめ
っき電流l′で行なわれる。
次にめつき槽内の定位置を先の溶接点がめっきされなが
ら通過すると、めっき槽内溶接点通過(26)が検出さ
れ、閉指令(53)が出され、後退位置検出器71、停
止位置検出器81および前進位置検出器91の0FFL
つづけが解除され、レバー41の待機が解除される。
エツジオーバーコート防止装置の待機が解除されると、
レバー4iが停止位置検出器81方向へ移動すなわちモ
ードルシリンダ駆動(前進) (57)を開始し、前進
位置検出器91が0N17、さらに前進をつづけ、ガイ
ドローラ21がストリップ側端へ接するまで移動する。
レバー41の他方の端部13iが停止位置検出器81の
位置に達すると停止位置検出器81がONL/、ガイド
ローラ21がストリップ側端に達し、ガイドローラ21
が閉となり、閉検出(31)シ、通常のエツジオーバー
コート防止装置がストリップ巾に対して作動する。
このようなガイドローラ21の閉動作は両エツジのガイ
ドローラで別々に行われるので、本発明方法では、各々
のガイドローラの閉動作を別々に検出すなわち閉検出(
31)L/、少なくともストリップエツジ部の両側端部
の2個のガイドローラ、好ましくは、すべてのガイドロ
ーラの閉動作が終った時点を閉完了とし、この閉完了検
出(35)により、電流制御装置37によりめっき電流
低下(もとの値に) (36)指令が出される。
めっき電流低下(35)指令によりn個のめっき槽の全
整流器のめっき電流を予め定めた設定値に下げる。この
めっき電流は第2b図に示すIである。めっき電流が下
がった状態でエツジオーバーコート防止装置作動ありで
のめつき工程(24)が通常どおり継続される。
ここで電流の変更量の決定の方法としては、いかなる方
法でもよいが、 1 = 1 ’ (1−−’)  −(1)I :エッ
ジオーバーコート防止装置作動時のめっき電流(A) I′;エツジオーバーコート防止装置作動なしめっき工
程でのめつき電流(A) X :補正量〔%〕 としてもよいし、 F:めっき付着量(g/ば) Wニストリフ1幅(am) Vニラインスピード(+apw) η:効率(%) Δη:補正効率(%) に;定数 として、めっき効率を考慮して、めっき電流値を変更す
る方法でもよい。
以上の本発明方法に用、いるめっき電流制御装置37の
一例を以下に説明する。
めっき電流制御装置37は、第6図に示す閉完了検出回
路(114)とめっき電流制御回路(113)よりなる
閉完了検出回路(114)は、 l)エツジオーバーコート防止装置が作動中、2)めっ
き槽内溶接点通過(26)で後退(又は開)していたレ
バー4が停止位置検出器8方向に向ってモードルシリン
ダ駆動(前進) (57)する場合、3)エツジオーバ
ーコート防止装置のガイドローラ2ごとにストリップl
まで達したという検出を個々に停止位置検出器8でとら
え、それを一時記憶しておく、 4)これらの条件が全て満足されたとき閉完了検出(3
5)とする。
この閉完了検出(35)信号を、めっき電流制御回路(
113)へ送り、あらかじめ設定しておいた量だけめっ
き電流を減するものである。
第6図に示す閉完了検出回路(114)について、第6
図の図面に示した番号によって、以下に説明する。
101:エツジオーバーコート防止装置が作動中かつD
r側ガイドローラがストリップに接触したときにONす
る停止位置検出器8の信号が入力されたとき、このAN
D回路は成立する。
102:101と同様である。ここで、OpとDrに分
離している理由は、ストリップが中央にないときは、停
止位置検出器8が同時にONL/ないため制御ロジック
が進行しなくなることと、確実にストリップに接触した
ことをL!識するためである。
103:101の条件が成立したことを一時記憶するの
がフリップフロップのSET回路である。ガイドローラ
はストリップに接触し常にストリップとの位置関係を一
定に保つために、前進、後退の動作をするので停止位置
検出器8は常にoNしていなくてもガイドローラはスト
リップに接触していることの認識と同様の機能をもたせ
ている。
一方、フリップフロップのR5ET (リセット)回路
は、閉完了検出(35H&は次の溶接点が通過するまで
に元の状態にしておく必要があるので、閉完了1k 1
 り後にリセットする。
104:103と同様である。
105.106:この回路はめつき槽1個のみの場合に
は必要ないが、めっき槽が多数である場合、1めっき槽
でもエツジオー バーコート防止装置が故障して使用できない場合にこの
閉完了検出回路が使用不能となることを防止するために
設けられている。動作としては、エツジオーバーコート
防止装置が自動中でない又は、 SET完了で成立する。
107:閉指令(53)が出てから、ある時間(N5e
cホールド)経過する間に105.106からの人力が
あれば成立する。
108.107の条件成立から、巾変更接続部である溶
接点検出(25)信号によって開指令(40)が来るま
での109の接点を0NL1つづけるためのものである
109:エツジオーバーコート防止装置の閉完了検出(
35)L/てから、エツジオーバーコート防止装置開指
令(40)が来るまでの間、すなわちエツジオーバーコ
ート防止装置作動ありでのめっき工程(20中、めっき
電流をX%減らすための接点である。このX%はオペレ
ーターが、操業状況から判断して2〜4%程度を入力す
る。
めっき電流制御回路(113)は、第6図に示す1例を
あげると以下のように構成する。
あらかじめエツジオーバーコート防止装置作動なしでの
めっき工程(22)中のめっき電流をめっき電流設定値
(110)で設定しておき、このめっき電流設定値(1
10)を各めっき梢の整流器27に電気的に接続し、エ
ツジオーバーコート防止装置作動なしでのめっき工程(
22)中はこの電流設定値でめっき工程が行われる。
この電流設定値(110)と整流器27の回路に並列に
接点109と可変抵抗等のX%電流減少設定器111と
を設け、閉完了検出(35)により、接点109が閉じ
、電流設定値110がX%電流減少設定器111を経て
減算器112で電流設定値が下げられ、整流器27に接
続される。このためエツジオーバーコート防止装置作動
ありでのめっき工程(24)は電流設定値110よりX
%減じた値のめっき電流でめっき工程が行われる。
以上のめっき電流制御装[37である閉完了検出回路(
+14)とめっき電流制御回路(11:l)は、コンピ
ューターに内蔵されるマイクロプロセッサおよびフリッ
プフロップ回路を用いてもよい。
〈発明の効果〉 本発明方法は、自動操作で、ストリップの仕様変更等の
板巾変更時に一時的に生ずるエツジオーバーコート防止
装置作動なしのめっき時にも適切にめっき電流をあげる
ことができ、またエツジオーバーコート防止装置が通常
の動作を開始した後は適切にめっき電流をさげることが
できるので、以下の効果を有する。
1、めっき付着量の落込みが防止でき、めっき製品の品
質と歩留が向上する。
2、被めっき材および電力の節減によりコストダウンが
計れる。(従来手動による調整遅れのため、被めっき材
や電力の無駄があった。)3、ストリップの板巾変更時
に、オペレーターがめつき電流変更の操作から解放され
、オペレーターの負荷が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を説明するフローチャートである
。 第2a図は、従来のエツジオーバーコート防止装置によ
るストリップ幅変更時のめっき付着量とめっき電流の関
係を示すグラフである。 第2b図は、本発明方法によるめっき付着量とめっき電
流の関係を示すグラフである。 第3図は、エツジオーバーコート防止装置とめ9き液槽
のストリップ巾方向の断面図である。 第4a図および第4b図は、エツジオーバーコート防止
装置の位置制御機構を示す模式図である。 第5図は、遮蔽片の要部詳細図である。 第6図は、めっきライン、めっき電流制御回路、閉完了
検出回路を示す線図である。 第7図は、エツジオーバーコート防止装置の位置検出器
とモードルシリンダ駆動動作を説明する線図である。 符号の説明 1・・・ストリップ、2−・ガイドローラ、3・・・遮
蔽片、4・・・レバー、5−シリンダ、6・・・めっき
梢、7・−後退位置検出器、8・−・停止位置検出器、
9・・・前進位置検出器、10・−押付はウェイト、1
1−制御装置、12・・・アノード、13・−レバ一端
部、14・−ロッド、15−ビン、16・−矢印、17
−・・開眼センサー、20−ストリップ溶接、21−・
めっき電流X%上昇、22・−エツジオーバーコート防
止装置作動なしでのめっき工程、24・・・エツジオー
バーコート防止装置作動ありでのめっき工程、 25・−溶接点検出、26・−溶接点通過、27・・・
整流器、30・−めっき電流上昇指令、31・・・ガイ
ドローラ21閉検出、 35−・・閉完了検出、36−めっき電流低下・37・
−電流制御装置、4o−・開指令、41・・・モードル
シリンダ駆動(後退) 45−開眼センサー17iON、49・−待機、53−
閉指令、57・−モードルシリンダ駆動(前進)、61
−停止位置検出3ON、101.102.107−AN
D回路、103.104.108−・フリップフロップ
回路、105.106−OR回路、109−・・接点、
110−・・電流設定値、111=x%電流減少設定器
、112−・・減算器、113・−めフき電流制御回路
、114−閉完了検出回路、115−・・めっきライン
F I G、 3 ストリップ中央部めフろ付↑量W FIG、4a FIG、4b FIG、5 ―ニニ F I G、6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)めっき層にてその底部に潜没配置したアノードに
    面し走行するストリップをカソードとし、該ストリップ
    の連続通板中に電解を行う連続めっき製造において、 該ストリップのエッジ部の両側端に接して回転するガイ
    ドローラと、該アノードに対向するストリップのエッジ
    部の両側端部を該アノードからおおいかくす遮蔽片とを
    中央部で枢支されたレバーの一方の端部に取り付け、 該ガイドローラとストリップのエッジ部の側端との接触
    状態を、該枢支レバーの他方の端部の回動位置により検
    出する手段を前記枢支レバーの他方端部に近接して設け
    、前記検出手段による枢支レバーの他方の端部の検出信
    号に応じて該ガイドローラと該エッジ部との接触状態を
    制御する手段を設けてなるエッジオーバーコート防止装
    置を備えるめっき浴においてめっき電流を制御するにあ
    たり、 前記ストリップの溶接点がめっき槽内の所定の位置を通
    過する前に、前記ガイドローラをストリップのエッジ部
    から一旦離す(開指令という)とともにめっき電流を変
    更し、 次に前記ストリップの溶接点がめっき槽内の所定の位置
    を通過したら、前記ガイドローラをストリップのエッジ
    部に向けて前進させ(閉指令という)、少なくとも前記
    ガイドローラが前記ストリップのエッジ部の両側端部に
    接触したことを検出(閉完了検出という)した後、めっ
    き電流を再び変更することを特徴とするエッジオーバー
    コート防止装置のめっき電流制御方法。
JP21530186A 1986-09-12 1986-09-12 エツジオ−バ−コ−ト防止装置のめつき電流制御方法 Pending JPS6372896A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7550914B2 (en) 2004-03-30 2009-06-23 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Organic electroluminescence display device

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