JPS6372790A - スラツジ中の油分を回収する方法 - Google Patents

スラツジ中の油分を回収する方法

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JPS6372790A
JPS6372790A JP21721186A JP21721186A JPS6372790A JP S6372790 A JPS6372790 A JP S6372790A JP 21721186 A JP21721186 A JP 21721186A JP 21721186 A JP21721186 A JP 21721186A JP S6372790 A JPS6372790 A JP S6372790A
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JP
Japan
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sludge
oil
ash
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unburned carbon
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JP21721186A
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Akira Akahori
赤堀 昭
Hiroshi Takeshita
竹下 洋
Takeshi Matsumura
松村 彪
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Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童来よq且里立! 本発明は、石油系炭化水素の燃焼過程から排出される油
分と灰分とを含むスラッジから油分と灰分とを分離、回
収する方法に関するものである。
豆」q支肴 石油の精製過程から排出されるスラッジには、例えばス
ロープタンク(Slope tank)およびエアーフ
ローティション過程(A i r f loa ta 
t 1on)から得られるオイルスラッジがある。
その中には、前者では約20〜30%の油分、約4〜6
%の固形分が含まれている。後者では約8〜10%の油
分、約2〜3%の固形分が含まれている。
また、固形分にはNi、 V、 Fe、 SiO□など
の有用金属が含まれている。
これらのオイルスラッジに含まれる油分および固形分中
に含まれる有効金属の有効利用が問題になって来た。
従来、スラッジの処理方法として特開昭59−1092
94号公報(以下従来法という)には製鉄所の熱間圧延
排水の処理工程から排出されるスラッジ(熱延スラッジ
)から有効成分である酸化鉄を分離、回収する技術が開
示されている。しがしながら、この従来法では酸化鉄の
有効利用のみに着目した方法であって、油分と酸化鉄と
を同時に利用するには有効な方法とはいい難い。
また、石油系炭化水素の部分酸化により発生する未燃カ
ーボンを連続的に造粒する技術および未燃カーボンの分
離装置に関する。技術は既に確立している。
これらの技術については、特公昭39−21502号公
報、実公昭44−19507号公報、実公昭48−41
248号公報および実公昭53−39737号公報に詳
細に記載されている。
シェルグループが開発したシェルガス化法による炭化水
素の部分酸化による合成ガス製造過程で発生する未燃カ
ーボンを合成ガスから固液分離装置によるスプレータワ
ーによって除去する。タワーから排出される洗滌水は微
細なカーボン粒子を含んだ黒色懸濁液である。この洗滌
水と未燃カーボンとの懸濁液にバインダーとして例えば
市販“C”重油を添加し攪拌する。未燃カーボンは本来
の性質として親油性であるため未燃カーボン粒子の表面
にバインダーが吸着し、表面がバインダーで被覆される
。この被覆された粒子は攪拌により衝突し、粒子同志が
接着により凝集し、更に成長し、圧密化、造粒されて水
から分離する。
上記技術は、EPスーツ(石油コークス燃焼灰)中の灰
分が石油系バインダーとは親和性がなく親水性であり、
一方未燃カーボンは石油系バインダーと親和性が強いこ
とからこの技術および装置を利用して未燃カーボンを造
粒し、灰分を分離除去する技術思想に基くものである。
本願と同一出願人はこの技術を利用して製造された未燃
カーボンの造粒物(ペレット)を固体燃料として再生利
用する方法について既に特許出願した(出願番号特願昭
6l−6508)。
本発明は石油の燃焼過程から排出されるスラッジからこ
れに含まれる油分と固型分とをそれぞれ分離、回収して
それぞれを有効利用する方法、特にスラッジに含まれる
油分を有効利用する方法を提供するものである。
すなわち 本発明は、灰分と油分とを含むスラッジに石油系炭化水
素の燃焼過程で発生する未燃カーボンを添加し、上記ス
ラッジに含まれる油分をバインダーとして未燃カーボン
を造粒すると共にスラッジおよび未燃カーボン中に含ま
れる灰分をpH7,0以下にて分離、採取することを特
徴とするスラッジ中の油分を分離回収する方法に関する
ものである。
本発明で使用するオイルスラッジは、油と固形分とを含
むスラッジであれば特に出所を限定されるものではない
が、石油の精製過程から排出されるスロープタンクおよ
びエアーフローティシラン過程から得られるオイルスラ
ッジ、その他の油分を含む工業スラッジである。
スロープタンクスラッジは油分約20〜30−1%、固
形分約4〜6wt%である。
またエアーフローティションスラフジは油分約5〜10
wt%、固形分約2〜4wt%である。
本発明方法において、オイルスラッジに添加する未燃カ
ーボンは石油コークスの燃焼過程、炭化水素の部分酸化
による合成ガス製造過程で発生する未燃カーボンおよび
その他の炭素源から得られる未燃カーボンである。
上記の石油コークス燃焼灰(EPスーツ)の分析値の一
例を示せば次のようである。(重量基準)。
灰分12.46%、揮発分(油分)7.20%、固定炭
素80.34%、C8,2%、H0,8%、密度g/a
m31.880である。
未燃カーボンの添加量は、使用するオイルスラッジに含
まれる油含量によって異なるが、オイルスラッジ中の油
分100 (重1)に対して、炭素源(未燃カーボン)
1.5〜5倍量、好ましくは2〜4倍量である。
盈亘条註 オイルスラッジに含まれる油分に対して上記の必要量の
未燃カーボンを添加して、造粒をおこなう、造粒後灰分
を分離するPip)l 7以下、好ましくは3−5に調
整する。pHはアルカリ性(pl+9.0〜10以上)
より酸性(3,0〜5)の方が灰分の分離が良好である
造粒時の温度は85℃以上、好ましくは85〜100℃
で行なうのが適当である。
造粒は例えばシェルペレタイジングセパレータ−(SP
S装置)にて行うなうが、造粒開始時は、常温(約20
℃)であっても約170 Or、p、mの回転速度でス
ラリーを攪拌するのでまさつ熱によって約30分後には
85℃以上の温度に達する。
SPSの内部温度を100℃まで上昇させると、内部温
度80℃で30分経過後から未燃カーボンのペレット化
が始まり、100℃で40分経過後にペレットの粒子は
0.2〜0.3 m/mになる。
内部温度が100℃以上になると機械的障害が起り、適
温(85℃)に冷却する必要がある。
内部温度85℃で40分間経過後はペレットの粒径は1
.0〜1.5 m/mの大きさに達する。
1立班 以下に実施例を掲げて本発明を説明するが、これに限定
されるものではない。%はすべで重量%である。
スJi!IL 原料としてのスロープタンクスラッジの分析値は、 油    分    25.9  % 固形分  4.9% 水    分    69.2  % 硫    黄     0.94% pH9,0% である。
このオイルスラッジ500g (油分130g)に対し
、約2.3倍量に相当する未燃カーボン300gを水2
400mj!と共にsps装置に入れ、pH未調整のま
ま回転数170 Or、p、mにて60分間攪拌処理し
た。温度は23℃より60分後には100℃に達した。
造粒後の処理液のpuは約4.0であった。さらに5%
(重量)の苛性ソーダ水溶液で処理液のp)lを11.
0に調整し、灰分を分離沈澱した。濾過液は2700m
lであった。その結果、ペレッl−374g、および灰
分27gを得た。得られたペレットは粒径0.5 m/
+n〜1、0 m/mであった。
この実施例で使用した未燃カーボンは揮発分7.20%
、および固定炭素80.34%を含有する粒径108m
以下の未燃カーボンと灰分との混合物であった。
天産■1 原料としてエアーフローティションスラッジの分析値は
、 油    分    8.9   % 固形分 2.5  % 水    分   88.6   % 硫    黄    0.51   %pH8,0% である。
このオイルスラッジ500g (油分44.5g)に対
し、約4.2倍量に相当する未燃カーボン185g (
実施例1で使用したもの)とバインダー50gとを水2
500mfと共にsPs装置に入れ、pHを未調整のま
ま回転数170 Or、p、n+にて60分間攪拌処理
した。温度は32℃から60分後には100℃に達した
造粒後の処理液pHは4.0であった。さらに5%(重
it)の苛性ソーダ水溶液で処理液のpHを11.0に
調整し、灰分を分離沈澱した。液量は2600mj! 
テあツタ。
この実施例で使用したバインダーは未燃カーボンであっ
た。ペレット244g、灰分21gを得た。得られたペ
レットの粒径は0.5 m/m−1,0m/mであった
スjlJii 原料としてスロープタンクスラッジとエアーフローティ
ションスラッジとを2:1 (重量比)で混合したスラ
ッジを使用した。
スロープタンクスラッジ500g (油分130g)と
エアーフローティションスラッジ250g(23g)と
の混合物に約2.0倍量の未燃カーボン(実施例1で使
用したものと同一のもの)300gを水2000  m
lと共にsps装置に入れ、pHを未調整のまま回転数
170 Or、p、mにて60分間処理した。温度は2
5℃から60分後には100℃に達した。造粒後の処理
液のpHは4.0であった。5%(重量)の苛性ソーダ
水溶液で処理液のpHを11.αに調整し、灰分を分離
沈澱した。液量は2600ralであった。ペレット3
90gおよび灰分35gを得た。得られたペレットの粒
径は0.5m/m〜1.0 m/vaであった。
失血±に1 原料としてのオイルスラッジおよび未燃カーボンは実施
例1のものと同一のものを使用し、実施例1と同様に処
理した。その結果は第1表に示し第  1  表 実施例6においてpHl0で造粒したが、造粒物(ペレ
ッ日が少なく、灰分量が多い。すなわち、スラッジ中の
油分と灰分との分離が充分でないことがわかった。
また造粒後の処理液のIIHIOでは静置しても沈澱の
沈降速度がおそい。造粒後の処理液のpl+を4に調整
したとき、速やかに沈澱した。
また、実施例4と実施例5との比較からオイルスラッジ
を予じめ加熱した場合にはペレットの形状も均一でしか
も粒径が大きい。
実施例7に示すように未燃カーボンを添加しない場合に
は造粒はできなかった。
光皿■四工 (11オイルスラッジ中に含まれる油分を現在産業廃棄
物として処理されているEPスーツのペレット化の粘結
剤として利用することによってオイルスラッジ中の油分
を有効利用すると共にオイルスラッジおよびBPスーツ
中に含まれる灰分を分離、回収できる。
(2)上記EPスーツのペレットは燃料としてまた炭素
質の工業原料として利用できる。また同時に分離、採取
される灰分に含まれる有用金属(Fe、 N1% V 
% 5lot )も利用できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)灰分と油分とを含むスラッジに石油系炭化水素の
    燃焼過程で発生する未燃カーボンを添加し上記スラッジ
    に含まれる油分をバインダーとして未燃カーボンを製造
    すると共にスラッジおよび未燃カーボン中に含まれる灰
    分をpH7.0以下にて分離採取することを特徴とする
    スラッジ中の油分を分離回収する方法。
  2. (2)石油の精製過程から排出されるスラッジはスロー
    プタンクおよびエアーフローティション過程から得られ
    るオイルスラッジである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
JP21721186A 1986-09-17 1986-09-17 スラツジ中の油分を回収する方法 Granted JPS6372790A (ja)

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JPH0361716B2 JPH0361716B2 (ja) 1991-09-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2707297C2 (ru) * 2018-02-05 2019-11-26 Федеральное государственное казенное военное образовательное учреждение высшего образования "Военный учебно-научный центр Военно-воздушных сил "Военно-воздушная академия имени профессора Н.Е. Жуковского и Ю.А. Гагарина" (г. Воронеж) Министерства обороны Российской Федерации Топливный брикет и способ его получения

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JPS58109127A (ja) * 1981-12-22 1983-06-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 灰処理方法
JPS6058494A (ja) * 1983-09-10 1985-04-04 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 石炭の脱灰方法

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