JPS5955389A - 煽石による汚濁水の処理方法 - Google Patents

煽石による汚濁水の処理方法

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JPS5955389A
JPS5955389A JP57164081A JP16408182A JPS5955389A JP S5955389 A JPS5955389 A JP S5955389A JP 57164081 A JP57164081 A JP 57164081A JP 16408182 A JP16408182 A JP 16408182A JP S5955389 A JPS5955389 A JP S5955389A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下水、床尿、層場廃水、家蓄廃水、水産加工
廃水、澱粉廃水、酒精廃水、薬品製造廃水、重金絹含有
屏水、製革廃水、染色廃水、鍍金廃水、含油廃水、病院
廃水、電気機械工場廃水、塵芥処理廃水、食品加工順水
、家庭雑排水等のあらゆる環境汚染源汚水をそのオ寸の
濃度状態でも極めて簡41−目つ効果的に無臭化処理(
2浄化し得る汚濁水の処理方法に関し、より詳細には、
畑面を使用し上記効果を達成し得る汚濁水の処理方法に
関する。
従来、各種の濃厚汚濁水や悪臭性汚泥の処理においては
、稀釈水を多回:使用するために大型処理容積設備を必
要としそのだめの設備費の過大や管理保持の熟線等の問
題や、処理工程中における臭気発生、終末処理(重油焼
却、セメント固結、投棄等)に要する膨大な経費等の問
題がある。
例えば都市下水道規模20万人の場合、活性汚泥法によ
る処理を行えば、その発生汚泥量はSS(固形分) 2
50,000 ppmのもの日量約20On?となり、
これを脱水ケーキとして業者委託投棄を行えば、トータ
ルランニングコヌトは1 m”当たり5.000円を超
え、即ち1日当たり100万円以上の経費を要し、しか
も二次公害発生の悪影袢は依然として残っている。
本発明者は、さきに汚濁水及び汚泥に粒度調整微粉炭、
微粒状カーボン及び鉄アルミニウム系為・r集剤を組合
わせて添加し、処理するとき、短時間の内に微粉炭粒子
を核とする有機性無機性不純物質の凝集体が形成されて
沈降分gi’c L、浄化水が容易に上澄水として得ら
れることを見出した(特公昭54−56413号公報参
照)。かかる場合には沈降分離された含炭凝集体はfJ
別が極めて容易であり、しかも連続脱水処理過程におい
ては微粉炭粗粒子がN−1布にセルフプレコートされ、
低負圧(200mm1l、q以下)の吸引によっても極
めて大きいf1過速度(40Kq/m”・4以上)が得
られ(汎用脱水機のj−j過速度は2〜20 Ky/n
?・hであるン、高い効率によって脱水が可能となり、
また得られた脱水ケーキは含水率が少なく、自然乾燥に
より更に石炭の有する4!J3.水性を利して二次脱水
され直ちに無臭の燃料寸たは肥料として活用し得るとい
う従来法ではなかった特長を有している。
本発明者はかかる技術的知見に基すいて、更に各種汚濁
水及び汚泥を効果的に処理する方法について研究を進め
たところ、石炭が高温高圧下で地下において自然コーク
ス化した未利用の畑面を粉化し、粒度調整したものを単
独或いは上記公報に記載された微粉炭と混合使用すれば
、該微粉炭を単独で使用する場合に比して同等またはそ
れ以上の効果が得られることを見出した。
尚、畑面とは地下の炭層中或いは土下盤付近に火山岩が
貫入してその熱によって乾留され変質(,7た石炭をい
うが、との畑面は普通の無煙炭やコークスに比して灰分
が多く、また不均質なものが混在し2ているために利用
上の困難性があり、多くは未利用のまま地下に放置され
ている。困みに我国の埋蔵する石炭資源の中に実在する
畑面は数億トンの舒に達するといわれている。
即ち、本発明の目的は、未利用のまま地下に多量に放置
されている畑面を有効且つ経済的に利用した汚濁水の処
理方法を提供するにある。
本発明によれば、(→ 畑面粉を10重量%以上の11
1.で含有し且つ粒径6乃至500メツシユのものを8
5重)、i−1以上含有する粒度調整微粉炭、(4)加
水分力了により水酸化アルミニウム寸た辷[水酸化アル
ミニウムと水酸化鉄を形成し得る凝集剤、 及び必要により、 (c)  7)H中和調整剤、 とを胡み合わせて汚濁水を処理する方法において、汚濁
水への添加に先立って上記粒度調整微粉炭(α)を5乃
至20重量%の濃度で含有せしめた水性懸濁液を実質的
に粒度をこわさない範囲で強力攪拌を施1−1次−でこ
の処理懸濁液を他の成分とともに汚濁水に添加すること
を特徴とする汚濁水の処理方法が提供される。
本発明の方法で使用する成分(OL)の粒度調整微粉炭
は、炭坑の選炭工程において副生ずる低品位の沈#微粉
炭、低炭化度亜炭や褐炭及び泥炭等の石炭類の粗炭を包
含し、畑面粉を10重量%以上、特に20〜50重量%
の範囲で含有し、汚濁水の性状によっては100%煽石
粉であってもよく、通常篩によって分級し、6〜500
メツ/ユのものに粒度調整される。
本発明においては畑面粉を単独で成分(α)として使用
する場合を除き、畑面粉と他の微粉炭とを混合し7て使
用するが、この畑面粉と混合゛使用する微粉炭としては
高品位炭を粒度調整したものでもよいが、工業的には上
述した比較的低品位微粉炭が有利に使用される。また販
売対象の格外炭とされている商品測置の低い低品位炭、
例えば3500KcJ/Kg〜5000 、K ale
 / Kyの発熱量を有する高灰分のものも粒度調整し
て有利に使用でき、本発明においてはむしろ低品位炭が
歓迎される。
本発明において成分(α)として使用する粒度調整微粉
炭は、6乃至500メツシユの範囲の粒径のものが85
重(!′チ以上であることが必要である06メツシユ篩
を通らない超大粒径のものは沈降現象が必要以上に急速
に行われてスラッジとの吸着凝集が不充分となり、また
500メツシユ篩を通過する極めて微粉状のものは、凝
集は行われても沈降時間が著しく長くなるからである。
本発明の重要な特徴は、畑面粉を10重fチ以上含有す
る粒度調整微粉炭を使用することにある。
本発明において使用する畑面は、火山岩による変質程度
の差異または形態にJ、って、ハシリ、オコリ(無煙)
、チクラの3禅頻に区別されるが、何れも通常の微粉炭
に比[2て多孔質であり、また比重も大である。本発明
においては、上記側れの畑面も使用し得、例えばオコリ
は一般に固定炭素分75〜85チ、揮発分6〜6.5チ
、及び真比重は1.5〜1.9の′R囲にあり、従って
微粉状にしても汚濁水の汚濁成分との凝集体は、比重が
大であるために容易にまた畑面粉が多孔質であるところ
から的確に分離沈降が行われ、汚濁成分の除去が有効に
行われる。
この成分(→の粒度調整微粉炭は、汚濁水の性状によっ
ても異なるが汚濁水のIJOD成分(乾量換算]または
SS成分(固形分、乾量換算)に対し7て20乃至30
0!量チ、特に50乃至100重i%の範囲で使用する
ことが好適である。
本発明においては上述した粒度調整微粉炭(a)を他の
成分の添加に先立って、該成分(a)を5乃至20重量
−の濃度で含有せしめた水性懸濁液を、実質的に粒度を
こわさない条件下に強力攪拌を施した後、汚濁水に添加
処理する本のである。
かかる攪拌処理を行うことによって汚染物質の吸着、凝
集、沈降、分離等の浄化効果が一層改善され、また処理
剤使用量を顕著に少なく[7得るのである。
本発明における粒度調整微粉炭スラリーの攪拌は5重量
%よりも低い濃度では効果が得られ難く、寸だ濃度が2
0重量%よりも犬であるとスラリーが形成され難く、そ
のため攪拌処理によって粒子が容易に破壊されるという
不都合を生ずることとなる0 更にスラリーの撹拌は多翼攪拌機により少なくとも30
0 rpmの回転速度で攪拌することが必要である。3
00 rprn未満でも全く効果がないことはないが、
ろ[I Q r7nn以上が好ましい0しかしあまりに
回転数を高くすると畑面粉及び微粉炭75i in分さ
れるばかりでなく、操作も容易でなく、装置面でも高い
強度が要求されるので1o o o rpm程度までが
有利に採用される0 また本発明において使用する成分(a)に配合される畑
面粉は、比重が犬であるので攪拌機のみの攪拌ではAW
i?)fit槽の底部にこの畑面粉が沈降するので槽の
底部から圧縮ガス、例えば圧縮空気を吹き込み攪拌を補
助することが望まし7い。かくして畑面粉を均一に分散
させた粒度調整微粉炭(a)が調製される。
本発明においては、成分(α)を汚濁水に添加するに先
立って、水性懸濁液中で攪拌摩擦処理することによって
、固形分やCOD成分の吸着能や凝集能を増大させ、こ
れにより使用する粒度調整の畑面粉及び微粉炭の使用量
を約半分にも低減させ得るのである。
一般に粒度調整の微粉炭(α)の粒子は、各種ガス状物
質を吸着しており、更にそのボイド(空隙)には空気が
包蔵されているが、使用に先立°りて水性懸濁液として
撹拌すると、これらのガス状物質や空気が水で排除され
、その結果粒子表面が汚濁水中の除去すべき成分と接触
する効率が著しく向上し、のみならず粒子表面に安定に
一様な水膜が形成され、粒子の周わりに所謂電気二重層
が安定に形成される、即ち粒子のジータ電位が高められ
るのであり、これにより汚濁水中の固形分等の電気泳動
的吸着も促進されることになる。
かくして汚濁水への添加に先立って強力攪拌処理を行な
うことにより、吸着能や凝集能を著j−7<高め得るの
である。
また本発明においては、成分(h)と17て加水分解に
より水酸化アルミニウム又は水酸化アルミニウムと水酸
化鉄を形成し得る凝集剤を使用する。
この成分(b)の凝集剤は、無機質凝集剤として知られ
ており、例えば硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムー
硫酸鉄複合体、アルミン酸ナトリウム、アルミ明パン或
いは赤泥硫酸処理物等が包含されるが、本発明において
は、アルミ製錬から廃山される赤泥を硫酸したもの(特
公昭50−27946号公報参照〕が参照的に特に有利
に使用できる。
本発明方法において使用する成分(h)は、通常成分(
α)及び成分(b)の合計重量に対し、約10乃至50
重量%、特に15乃至40重量%の範囲で使用される。
上記範囲よりも小−i’!’ ?l′l’)るとフロッ
クが脆弱となり、そのためにP堝時間が長く外る○まだ
上記範囲よりも多量に使用しても効果を高めることがで
きないので経済的に不利である。1.かじながら、この
成分(h)の−上記使用量も汚濁液の状態等によって選
択変更され得るものであり必ず[2も臨界的でない。咬
たこの(b)成分以外の公知の無機質凝集剤、例えばシ
リカゾル、スズ酸ゾル、イオウのヒドロシル、硫酸鉄、
塩ネ化緑パン等を併用することができる。
また本発明においては、必要によりP〃調整の目的で成
分(C)を使用する。例えば汚濁液がρ性の場合にはア
ルカリ剤で中和することにより本発明の効果を一層高め
得る場合が多い。かかる場合に成分(C)として使用す
るアルカリ剤としては、アルカリ金属類及びアルカリ土
類金属類の水酸化物、炭酸塩、その他の無機弱酸や有機
酸の塩が包含され、1種又は2種以上が併用される。
まだ本発明の処理方法においては、上記(σ)乃至(r
)の各成分を紹み合わせて汚濁水の処理を行うが、通常
有機高分子凝集剤乃至R集助剤を更に併用することによ
り一層効果を向上させることができる。
かかる凝集剤と1.ては例えば、ポリアクリル酸、ポリ
メタクリル酸、CMC,アルギン酸ソーダ、澱粉、セッ
ケン帖、ゼラチン又はアルブミン等の一般に知られたア
ニオン系、カチオン系或いはノニオン系の高分子凝集剤
、特にアニオン系の有機高分子物が包含され、これらは
単独或いは2種以上を細み合わせて使用できる。これら
は処理すべき汚濁水の状態によって異なるが、通常0.
1重量%以下の使用量でよく、例えば00101重量1
00 ppm )以下の極めて夕月゛の添加で充分な場
合が多い。
また本発明においては、成分(a)とともに懸濁状と(
2て或いは別個に、平均粒径約100rnμ程度の極め
て微粒のカーボンを併用することができる。
この微粒状カーボンは汚濁液の不純成分(汚濁成分)を
吸着し、成分(a、)の粒子と強固な再凝集体を形成す
るものであゆ、かくしてr過吸引に際して汚濁成分がf
布を通過してr液を汚染するという不都合が防止へれる
ととべ、に、この微粒状カーボンは汚1蜀液に対する脱
色性能が極めて優れているのである。かかるカーボンと
してはナフサカーボン又はオイルカーボンが適当であり
、例えばナフサカーボンはナフサのクラッキング工程等
において副生される余剰物であるから、これを<[7都
合にオ(1用し+S−+ることは極めて有利である。
このカーボンは、一般に成分(α)のA’::L度調整
微粉炭当り5乃至20重量%の範1111で使用するこ
とが望ましいが、汚濁液の状態によっても異なり、必ず
しも臨界的でない。また最終的に捕捉される含炭汚泥脱
水ケーキを特に肥料とl、て使用する場合には100重
量%以下することが望ま17い。
また本発明においては、前記成分(σ)の水性懸濁液を
汚濁液に添加する際に次亜塩素酸カリウムや酵素賦有の
腐触土(特許第1061725号参照)等の公知の酸化
剤を併用して反応時間を短縮することも可能である。
本発明において使用する(h)及び(C)の成分は、乾
燥状態で使用してもよいし懸濁減寸/C−は湿7I酎に
態で加えてもよく、別々に或は予め混合して汚濁水に添
加することができる。
本発明の処理方法は、上述し7だ処理剤を添加混合した
後、極めて短時間に吸着、凝集、沈降が起り、高度に浄
化された上澄液が得られ、更には沈降物の沢布等による
分離も極めて容易で、連続処理方式が有利に採用できる
。通常大量に排出される各種排液や汚泥を連続的に処理
し得、しかも比較的少量の処理剤の使用で満足すべき効
果が得られる本発明は、工業的に極めて有意義月つ社会
に歓迎されるべき実用的発明である。
また各処理剤成分は余剰副産物乃至商品測置の低い物質
であって、この点においても本発明の社会的測置は大き
い。
本発明の処理において連続処理を行う場合には、粒度調
整された微粉炭成分(a)は水媒体中での攪拌処理を連
続的に行うことが好ましいが、バッチ方式でも充分であ
る。連続処理は、例えば汚濁液と添加処理剤が連続的に
投入されて攪拌混合が行われる混合槽、該混合槽から導
管によって連続的に注入される固液外部槽及びその底部
から連続的に抜き取られて導管により導かれた凝集沈澱
物の液をf別する連続濾過装置を川み合わぜて行うこと
ができる。
混合槽は汚濁液と処理剤とを充分に混合するために攪拌
器を備えることが望せ1−く、捷た分離槽は上澄液をオ
ーバーフローさせ、オーバーフロ一部と底部の凝集沈澱
部とが乱れないように混合液の導入が設計されることが
望ましい。
また更に連続濾過装置としては、凝集物のfH別が容易
であるから、例えばΔ」布をエンドレスベルトに用い、
その進行方向を上向きに傾斜させて手前の下側部に混合
液を受ける液だめ部を形成するように側板を設け、プレ
コート層を形成して沈降した凝集沈澱物を上方に移送さ
せつつ、液だめ部以降において通常背面から例えば10
0〜200、Ilq程度の負圧に減圧して脱水する様に
設計したものが好都合である。
得られたり−キの水分は容易に50チ以下となり、上記
r過装置においては上部のコンベアロールでr布が向き
を変えたとき下方に落下するので、ケーキを好都合に捕
集することができる。
本発明の処理法によって得られた低含水ケーキは、2日
〜4日の自然風乾によって容易に60%以下の含水率と
することができ、それらは通常350 CI K J/
 Kg〜5000 、K oae/ Kgの発熱量を有
するので、補助燃料を必要とすることなく、そのまま焼
却処理や高熱乾燥処理することができるので甚だ好都合
である。また処理する原液が無害の肥料成分を含有(7
ている場合には、ケーキを土地改良剤または肥料として
利用することも可能である。
また本発明においては、汚濁水中の汚濁成分を凝集沈降
せしめた分離上澄水を、粒径16乃至6メツシユの畑面
細粒層に陽極又は陰極を有する電解槽において電解f遇
することにより、処理水の水質を更に純化することが可
能となる。
従来、活性炭を1過剤とする静電気誘導吸着濾過槽が知
られているが、周知の如く活性炭が高価であるため工業
的に使用することは、経済的不利益を伴うのである。寸
た使用済みの活性炭を再生使用すると17でもその再生
鉾儂等に多大の経費を要し、経済的不利益は免れp堆い
これに対して本発明の上記態様においては、z1過槽と
して使用する畑面は、既に前述し7)と通り、特に我国
においては未利用のまま数億トンが放置されており、現
在稼行中の諸炭坑においても既存坑道中に莫大な叶が残
存しており、非常に安価なコストで人手し得、杼済的な
面で)m著な利益がもたらされるのである。
本発明の上記態様において使用する電Mfコ過槽の態様
を示す第1図において、この電M槽1には、外周壁2の
内部に炉石細粒層3を有する内筒4を備えている。この
畑面細粒層乙にはスライダックSの■端子に接続されて
いる陽極が設けられ、゛また外周壁2の内側に沿って金
網5が設けら八、この金網5はスライダックSのO端子
に接続され、陰極としての機能を有する。
畑面細粒I※6は、JA4石細粉を50重叶チ以−ト含
有する粒径16乃至6メツシユの+1(Tl粉炭がら成
っている。この細粉炭の粒径が上記範囲よりも大である
と、不純物の除去が充分でなく、また上記範囲より電車
であるとfJ過速度が小となり、濾過効率が不満足なも
のとなる。また畑面細粉の含有量が上記範囲よりも小で
あると、やはり濾過に際して不純物の除去が充分でない
。これは畑面がその天然生成期において石炭よりも多孔
空隙構造に変成されているためと考えられる。
即ちこの態様においては、汚濁水中の汚濁成分を凝集沈
降せしめた分離上澄水を、内筒4の上方開口より尋人し
、スライダックSによりバイアス電圧を付加された畑面
細粒層6中を通過せしめる。
【−かるにこの畑面細粒層6中の細粉炭粒子は夫々正又
は負に帯電しているために、この処理水中の溶存不純物
は電気化学的に分解され、各細粉炭粒子に吸着される。
かくしてtJ遇された処理水は出口開口6を通って回収
される。
まだこの態様においては、細粉炭粒子が吸着飽和状態と
なれば、電場を切り替えてバイアス電圧を付加し、水等
で洗浄すれば、吸着物質が容易に脱離するので、再生使
用が可f1ヒとなるのである。
寸だこの畑面細粒層をfj過剤と[7て中綿ど1過に賦
L7ても後述する実施例2に示す通り良好なP来が得ら
れる。
上述し7た様に本発明による汚濁液の処理法においては
、畑面粉を含有する粒度調整微粉炭をその他の処理剤と
組み合わせ使用することによって、極めて短時間の内に
反応を完了せしめ、吸着、凝集、沈降分離が行われ、史
に捷た必要があれば浄化された上澄水を畑面細粉を含有
する細粉炭粒子を#f過剤として単純i」過乃至は電解
濾過を施すことにより高度の浄化水が得られる。また分
離沈降物は急速に圧密化されて固液分離槽の底部から排
出され、次いで連続濾過装置(%許第942147号、
808330号参照)に導入され、低負圧、高収率のも
とに低含水率(50チ以下)の含炭汚泥脱水ケーキを得
ることができる。この場合、畑面粉を使用したことによ
り撥水性が一層増加し、脱水ケーキの1布剥1i71t
も一段と良好となる。
本発明の更に%笛すべき利点として、上記含炭微粉(6
乃至500メツシユ)とすることにょっまた燃料として
の畑面の他の欠点として高い着られるが、これも微粉炭
として畑面を含有していない通常の微粉炭(特許第10
00155号参照、’9R火温U 32 D〜4ooc
)と併用することにより、燃料ベレットまたは練炭とし
て利用する場合にも比較的低温で着火する。
また1過剤として使用した川石含有細粉炭粒子は、吸着
飽和に達した場合には、砕粉機にかけて所定粒度に12
て成分(alの粒度調整微粉炭として再利用することも
できる。
本発明を次の例で説明する。
実施例1゜ 三菱高島炭鉱産の畑面粉をそれぞれ101’)係、50
%及び0チ有する粒度調整微粉炭A、B・Cを調整し、
下記第1表に示す処方に従い、C“ODが1900ρρ
mの鍍金工場廃液を処理した。
その時のCOD除去率、及び沈澱率、処理水の色調を併
せて第り表に示す。
尚、粒度調整微粉炭Δ、B、Cは共に粒径16乃至62
5メツシユのものを90%有する。
また沈澱率(SV)は、被処理液に処理剤を添加攪拌後
静置し、60分後の上澄液層の高さも、及び沈降層の高
さり。から下記式により算出される。
尚、粒度調整微粉炭は、約25%のサスペンションとし
、とれを多翼式混合機で3 Q Q rpmの回転速度
で、A、IIKついては底部から空気を送り込みつつ、
30分間攪拌L7たものを処理液に添加した。
実施例2゜ 濾過剤として畑面粉単独CA)、畑面粉50チ含有粒度
調整微粉炭CB)、畑面粉0係の天北炭加工粒度調整微
粉炭CC)及び粒状活性炭(D)を使用し、生活廃水の
活性汚泥洗処理水(CODは78ρρm)を単純濾過及
び第1図の濾過器を使用し電M濾過に賦し、その結果を
第2表に示した。
尚、単純濾過及び電解濾過の何れも濾過速度を2、7 
d/rr? −hr で滞溜接触時間を約10分とした
【図面の簡単な説明】
M:< 1図は、本発明の−の態様で使用する電解tコ
過やlliを示すし1である。 1はfT過槽、2け外壁、3は11)石組粒層、4は内
筒、5Q′1金佃、t)は出口開口、Sはスライダック
を夫々示す。 特許出願人  関     亨

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  (a)  煽石粉を10重!#チ以上の量で
    含有し且つ粒径6乃至500メツシユのものを85重量
    −以上含有する粒度調整微粉炭、(b)加水分解により
    水酸化アルミニウムまだは水酸化アルミニウムと水酸化
    鉄を形成し、得る凝集剤、 及び必要により、 (C)、pu中和調整剤、 とを組み合わせて汚濁水を処理する方法において、 汚濁水への添加に先立って上記粒度調整微粉炭(a)を
    5乃至20重量%−の濃度で含有せしめた水性懸濁液を
    実質的に粒度なこわさない範囲で強力攪拌を施し、次い
    でこの処理懸濁液を他の成分とともに汚濁水に添加する
    ととを特徴とする汚濁水の処理方法。
  2. (2)汚濁水の汚濁成分を凝集沈降せしめた分離上澄水
    を、煽石細粉を少なくとも50重量−以上含有し且つ粒
    径16乃至6メツシユのものを95重量%以」二含有す
    る粒度調整剤粉炭から成る細粒層をr過層とし且つこれ
    にバイアス電圧を印加せしめ、電解e過を行うことによ
    り該分離上澄水の水質を特徴とする特許請求の範囲第1
    項の処理方法。
  3. (3)汚濁水の汚濁成分を凝集沈降ぜしめた分#を上澄
    水を、煽石細粉を少なくとも50重邪−チ含有し、且つ
    粒径16乃至6メツシユのものを95重量%以上含有す
    る粒度調整剤粉炭を濾過剤とし、単純汐1過を行うこと
    により該分藺上澄水の水質を特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の処理法。
JP57164081A 1982-09-22 1982-09-22 煽石による汚濁水の処理方法 Granted JPS5955389A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100647011B1 (ko) 2005-11-01 2006-11-23 재단법인 포항산업과학연구원 분코크스를 이용한 염색폐수 처리 방법
CN103159369A (zh) * 2011-12-08 2013-06-19 新奥科技发展有限公司 用于对焦化废水进行脱氮处理的方法

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KR100647011B1 (ko) 2005-11-01 2006-11-23 재단법인 포항산업과학연구원 분코크스를 이용한 염색폐수 처리 방법
CN103159369A (zh) * 2011-12-08 2013-06-19 新奥科技发展有限公司 用于对焦化废水进行脱氮处理的方法

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