JPS60171213A - 活性炭に混入した灰分の分離除去方法 - Google Patents

活性炭に混入した灰分の分離除去方法

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JPS60171213A
JPS60171213A JP27217784A JP27217784A JPS60171213A JP S60171213 A JPS60171213 A JP S60171213A JP 27217784 A JP27217784 A JP 27217784A JP 27217784 A JP27217784 A JP 27217784A JP S60171213 A JPS60171213 A JP S60171213A
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Hidehiro Tango
丹呉 秀博
Fumitake Nakamura
中村 文威
Takamasa Oki
隆正 大木
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、活性炭の再生時に生成した比較的小径の灰分
を分離除去する方法に関する。
一般に、有機性廃水等の水処理等に使用される粒状活性
炭は、活性炭再生炉によ勺再生して繰シ返し使用されて
いる。ところで、活性炭を何回も再生していると、再生
時に生成した灰分と流入水中の灰分とが水処理系内に蓄
積する。このように水処理系内に灰分が蓄積すると、活
性炭の物理吸着能が低下するばかりか、灰分が処理後の
浄化水中に移行して浄化水が白濁したシあるいは再生装
置の再生能力が低下したりする等の問題が生じる。
このため、活性炭中から灰分を除去する必要があるが、
これまで開発され友技術では粉末活性炭や粒状活性炭の
細かくなったものの粒径と略等しいかあるいはそれよシ
、小径の灰分を分離除去することができず、活性炭を所
定回数再生して使用したら灰分とともに廃棄しているの
が現状である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、活性炭から比較的小径の灰分を効率よく
分離除去することができる方法を提供することである。
以下、本発明を説明する。
本発明では、活性炭を再生炉で再生し、次いで分級して
得られた比較的粒径の小さい活性炭と灰分とを含む再生
物に水を加え、灰分粒子の界面動電位を増大させて活性
炭と灰分粒子を解離し、上記比較的粒径の小さい活性炭
を沈降させることによシ灰分を分離除去する。
前記活性炭は、4〜100メツシュ程度の粒状活性炭で
条シ、これを活性炭再生炉によって再生し、次いで篩や
沈降分離などの分級によって例えば約100メツシー$
(149μ)以下、もしくは約200メツシユ(74μ
)以下の比較的粒径の小さい細(くだけた活性炭と再生
炉で生じ穴灰分とを含む再生物を得る。粒径の大きい大
部分の活性炭は、この分級操作によシ灰分が除去される
仁の灰分け、七〇粒径が粉末活性炭や粒状活性炭の細(
(だけたものと略同しかそれよりも小さく、活性炭に吸
着された有機物が活性炭再生炉により酸化焼却されて生
じた無機物であ’)、JIS K0102(:規定され
ている強熱残留物に娼る。
上記再生炉は、多段炉、回転炉、移動床、流動床等の活
性炭再生炉であり、活性炭再生温度は300℃〜800
℃である。
比較的粒径の小さい活性炭と灰分とを含む再生物に水を
加える場合、約1o11以下の固形分濃度となるように
するが、この水の添加量は抜水が加えられた再生物のス
ラリーの全硬度によって異なる。すなわち、上記スラリ
ーの全硬度が低くないと十分に活性炭と灰分とが分離せ
ず添加水量を多(しなければならない。上記スラリーの
全硬度が低い場合、例えば全硬度が100以下の場合は
容易に活性炭と灰分が分離する。添加する水の全硬度が
比較的高(、再生物のスラリーの全硬度が100以上の
場合には、ヘキサメタ燐酸ソーダ、EDTA 等のイオ
ン封鎖剤を加える。これは次のような理由による、一般
に粒子の界面動電位ζは次式(=より表わされる。
ζ;4πEd/D ここで、E:粒子の荷電 d:拡散二重層の平均の厚さ D:分散媒の誘電率 スラリーの全硬度が高い場合には、分散媒の誘電率りが
大きく界面動電位ζが低い。界面動電位ζが低いと、活
性炭と灰分粒子との解離が充分に行なわれない。このた
め、イオン封鎖剤を加えて分散剤として働らかぜること
によシ、活性炭と灰分粒子の解離を助ける。
なお、ヘキサメタリン酸ソーダを添加する場合、添加量
Qは次式にょ請求められる。
Q;ドイツ硬度Xl 30 (mV/l )但し、ドイ
ツ硬度=全硬度X O,056上式は、理論的には再生
物のスラ17−の硬度をゼロ(二する添加量であるが、
実際には再生物や添加水中に存在する鉄イオン、バIJ
クムイオン、並鉛イオン等によって、ヘキサメタリン酸
ソーダが消費されるので、育生する活性炭の状態や添加
水の稲類によって異なるが、スラリーの全硬度をほぼ1
00以下にするめどとして利用出来る。
従って、再生物に添加する水は上水、工業用水、井戸水
等の比較的全硬度が低い清水が好ましい。
次に上記方法を実施するための装置について、廃水処理
に適用した例である第1図を参照して説明すると、有機
性廃水4管30よシ固定床や流動床形式の吸着塔31に
送られ、該吸着塔31内で粒状活性炭によル有機物が物
理吸着され浄化水となって管32より外部に排出される
。一方、有機物を吸着し九粒状活性炭は管33よ)脱水
ホッパー34に送られて脱水された後、再生炉35に送
られる。再生炉35内では粒状活性炭を300〜400
℃で加熱して水分の蒸発及び吸着物質の脱着炭化を行な
い、次いで700〜800℃で加熱して酸化性ガスによ
シ賦活再生を行なう。再生され九粒状活性炭は篩分機3
7に送られて細くくだけた活性炭と再生時に生成した灰
分を分級した後、前記吸着塔31に返送される。tた、
細(くだけた活性炭と灰分とを含む再生物は、清水が加
えられクラ1j−状態にされて灰分分離槽40に送られ
る。
なお、添加される清水の量は、あらかじめ再生物に該清
水を添加したスラ11−の全硬度と添加水量の関係をめ
ておき、全硬度によって前述の如く、添加水量及びイオ
ン封鎖剤の添加量を適宜決定しておく。灰分分離槽40
内では置台か何舎骨活性炭が沈降して底部に溜まシ、(
第2図のグラフの曲線A参照)、また灰分の絶対量の約
50憾が分離水中に解離懸濁し、残シの約50俤の灰分
が活性炭中に残存したまま底部に沈降する。灰分分離槽
40の底部に沈降した活性炭は灰分が半分に分離除去さ
れて管41よシ前記吸着塔31に返送される。また、活
性炭から分離除去した灰分は分離水中に解離懸濁した状
態で管42より灰分濃縮槽43に送られて1〜2 pp
mのカチオン系凝集剤により凝集沈降する。〔第2図の
グラフの曲線B参照)。凝集沈降した灰分は約10優の
a縮スラリーとなシ、管44より脱水機45に送られて
脱水された後、外部に排出される。
このようにして灰分を分離除去することにより、水処理
系内の灰分濃度を一定の低い濃度に保つことが可能とな
って、安定した状態で水処理でき、処理効率が向上する
。また、分離水中には約0.5係以下の再生活性炭が移
行するだけで、99.5%以上の再生活性炭は回収され
て再度吸着塔31に返送される。さらに、浄化水中に灰
分が移行して白濁するようなおそれがない。
なお、上記例において灰分濃縮1*43で灰分を分離し
fc後の清澄水は、放流せずに再び再生物の添加水とし
て有効利用してもよい。さらに上記例においては、再生
物の添加水として清水を用いたが、この清水の代シに処
理すべき廃水を使用してもよい。この場合、上記灰分濃
縮槽43からの清澄水は吸着14E 31に送る。これ
らの様にすると、再生物のスラリーの全硬度が高くなシ
、イオン封鎖剤を多く使用しなければならない場合もあ
るが、1朶用水や井戸水の有用な水を少な(出来たシ、
全く使用しないという利点がある。
また、上記例では廃水処理として活性炭吸着塔の例を示
したが、本発明を活性汚泥曝気槽に活性炭を添加して処
理するシステムに用い′てもよく、さらには本発明を上
水処理に適用してもよいのは当然である。
以上説明したように本発明によれば、比較的小径の灰分
を効率よく分離除去することができる。
また、灰分を分離除去するのに水を使うだけであるから
、経費がかからずにすむ。このように本発明によシ灰分
を除去すれば、活性炭を廃棄しfx<でも済む。
また、イオン封鎖剤を添加すれば、さらに安定した状態
で灰分を分離除去することができ、再生物スラII−の
全硬度が変化しても何んら支障が生じない。
次に、実砲例を示して本発明を具体的に説明する。
〈実砲例〉 第1図に示す装置を用い活性炭を再生する際に生成した
灰分を分離除去した。これには、まず、使用済の活性炭
を再生炉35で再生し、次いで篩分機37で分級して細
く(たけた活性炭と灰分力島らなる再生物を得たこの再
生物は、比較的粒径の小さい活性炭100kl//日と
灰分1ooky/口である。この再生物に清水2賜3/
日を添加してスラリーにし、灰分分離4′1i40に送
った。灰分分離槽40では、再生物中から天分50に4
17日が分離されて浮上する一方、残りの灰分を含む再
生物が沈降した。そして、灰分分離槽40の底部から流
量xrn3/日、活性Q 99.5 kg1日、灰分5
0ky/日の沈殿物を勇1出して吸着塔31に返送し九
。この沈殿物【再生活性炭)中には灰分501c5//
日が含′まれているが、前記肖生物甲に含まれている灰
分(100kg/日)よりも約半分、減っていることが
分る。また、天分分離41140の上部から流量I F
1a 37日、活性炭0.5〜/日の分離水を導出して
灰分濃縮槽43に送シ、灰分等をカチオン系凝集剤ca
度lグ/l)によシ凝集分離した。灰分濃縮4’、!I
43の底部η1ら流mO,25ns37日、活性炭0.
5kl//日、灰分20%[so*7,7日)の濃縮ス
ラリーを導出して脱水機45に送シ、脱水した後、活性
炭6.5ky1日、灰分50ky1日、含水率40%の
脱水ケーキとして廃棄した。また、灰分濃縮槽43の上
部から清澄水0.75m1日を導出した。なお、灰分の
分析はJISKOI02に従い600℃で2時間加熱し
た強熱残留物を用いた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を笑施する几めの装置のフローシ
ート、fsz図は活性炭及び灰分の沈降時間と沈降率と
の関係を示すグラフである。 35・・・・・・再生装置、4o・・用灰分分離摺、4
3・・・・・・灰分濃縮槽。 第1図 [ 屑ケ ・8 第2図 りL随時111 (min)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 活性炭を再生炉で再生し、次いで分級して得ら
    れた比較的粒径の小さい活性炭と灰分とを含む再生物に
    水を加えて、上記比較的粒径の小さい活性炭を沈降させ
    ることにょシ上記入分を分離除去することを特徴とする
    活性炭に混入した灰分の分離除去方法。 (2; 前記水にはイオン封鎖剤が添加されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の活性炭中に含
    まれる灰分の分離除去方法。
JP27217784A 1984-12-24 1984-12-24 活性炭に混入した灰分の分離除去方法 Granted JPS60171213A (ja)

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