JPS6372748A - スチレン系樹脂用着色剤 - Google Patents

スチレン系樹脂用着色剤

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JPS6372748A
JPS6372748A JP21587786A JP21587786A JPS6372748A JP S6372748 A JPS6372748 A JP S6372748A JP 21587786 A JP21587786 A JP 21587786A JP 21587786 A JP21587786 A JP 21587786A JP S6372748 A JPS6372748 A JP S6372748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
styrene
pigment
colorant
coloring
weight
Prior art date
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Pending
Application number
JP21587786A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Sagara
相良 惠紀
Masao Ota
太田 正男
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication of JPS6372748A publication Critical patent/JPS6372748A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は賦型(ペレット化)が容易で、しかも種々のス
チレン系樹脂の着色に際して解膠性が良く、均一な着色
が出来る高顔料濃度のスチレン系樹脂用着色剤に関する
〈従来の技術〉 従来、GPポリスチレン、Hlポリスチレン、AS樹脂
、ABS樹脂等のスチレン系樹脂の着色には、顔料と担
体樹脂とを十分に溶聯混練した後、賦型してなる着色剤
が広く使用されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、これらの着色剤は、優れた顔料分散性と
賦型性を確保するため罠、顔料濃度を40重i%未満と
いう低顔料濃度に抑えて十分に混練し死後、賦型する必
要があシ、しかも担体樹脂と同一の樹脂の着色にのみ有
効で汎用性に劣るという欠点があった。
く間Mを解決するための手段〉 本発明者等は、このような欠点のない着色剤を得るべく
鋭意研究した結果、特定のスチレン−イソプレンブロッ
ク共重合体を担体樹脂として用いた場合には、顔料を高
#度に含有しても賦型が容易で、得られた着色剤Fi特
に溶融時の解膠性に優れるため高濃度の顔料が容易に均
一に分散され、しかも各種のスチレン系樹脂の着色Ku
tしく使用出来、汎用性があること、及びその製造は、
例えば通常の押出機で押出す程度の溶融混線を行い、賦
型すれば良く、極めて容易である稟ヲy、い出し、本発
明を完成するに至った。
すなわち本発明は、 (ん 顔料40〜90重量%と (Bl  メルトフローレートが19/10)111以
上で、かつイソプレンの含有量が70〜90%景%であ
るスチレン−イソプレンブロック共重合体60〜90重
量%とを溶窄混練してなるスチレン系樹脂用着色剤を提
供するものである。
本発明で用いる釉料としては、特に限定はなく、公知の
有機顔料、無機乍料、体質顔料等がいずれも使用出来る
例えば、アゾ系、ナフトール系、アンスラキノン系、チ
オインジゴ系、ペリレン系、ペリノン糸、キナクリドン
系、フタロシアニン系、ジオキサジン系、イソインドリ
ノン系等の有機顔料、カーボンブラック、酸化チタン、
弁柄等の無機顔料、タンカル、水酸化マグネシウム、沈
降性、硫酸バリウム、メルク等の体質顔料が挙げられ、
これらはそれぞれ単独あるいは2種以上混合して用いら
れる。
本発明で用いるスチレン−イソプレンブロック共重合体
としては、ASTM−D−1238に準じて測定したメ
ルトフローレートが19/10−以上、好ましぐは7〜
159/1piaで、かつスチレンとイソプレンの含有
割合が重量比で10:90〜30ニア0、好ましくは1
0 :90〜2゜:80のものが挙げられ、なかでもス
チレン−イソプレン−スチレンブロック共1合体(SI
S樹脂)が特に好ましい。
メルトフローレートが19/10m未満の場合には、得
られた着色剤の解膠性が低下し、顔料が分散しにくくな
る。
又、インプレン含有率が90重f%を越えるとスチレン
系樹脂との相溶性が悪く物性低下を起し、70重t%未
満では賦型性が低下し、顔料の高濃度添加が困難になる
本発明で用いる顔料とスチレン−イソプレンブロック共
重合体の使用割合は、重量比で通常40:60〜90:
10であるが、なかでも50:50〜75:25が好ま
しい。
顔料の使用割合が40重+J′%未満では、高#度の着
色剤を提供するという本発明の目的が達成出来ず、逆に
901r*%を越えると溶融混線及び賦型が困難となり
、顔料の分散性も低下するので、各々好ましくない。尚
、必要ならば本発明の目的を阻害しない範囲で、上記ス
チレン−イソプレンブロック共重合体の一部をGPポリ
スチレン、Hlポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等
のスチレン系樹脂Kflき代える事も出来る。
本発明の着色剤KFi、更に必要に応じて各挿の添加剤
、例えば界面活性剤、分散剤、帯電防止剤、酸化防止剤
、紫外線吸収剤、金属石ケン等を添加する事が出来る。
本発明の着色剤を得るには、所定量の顔料とスチレンー
インクレンブロック共l:合体と更に必要により各神添
加剤とを混合した後、スチレン−インプレンブロック共
重合体の軟化点以上の温度で溶融混線すれば良く、例え
ば通常の押出機を有するペレタイザーを用いて押出後、
ペレット化するだけで容易に得られる。
このようにして得られる本発明の着色剤は、GPポリス
チレン、IIポリスチレン、AS樹脂、ABS樹り等の
スチレン系樹脂の着色に好ましく使用出来、なかでもG
Pポリスチレン、I(Iポリスチレンの着色に用いると
特に好適である。
この着色剤の添加量は、着色剤の顔料濃度および種類、
所望される着色濃度等によシ異なるが、スチレン系樹脂
100重量部に対して通常1〜10重量部重量囲である
〈発明の効果〉 本発明の着色剤は、賦型性、スチレン樹脂との相溶性と
共に流動性にも優れるスチレン−イソプレンブロック共
重合体を担体樹脂として用いている喪め、通常の押出機
で押出す程度の溶融混練を行うだけで容易KM型出来、
しかも着色に際しては容易に解膠して各種のスチレン系
樹脂を良好に着色出来るという効果を有する。
〈実施例〉 以下に実施例及び比較例を示して本発明を支に具体的に
説明する。尚、例中の部及び%は全て重量基準である。
実施例1〜5及び比較例1 f41表に示す配合組成で各原料をヘンシェルミキサー
によ夕10分間予偵混合した後、200℃に加熱した押
出機を用いて溶融混練し、ストランドを押し出し、これ
をカットしてスチレン系樹脂用着色剤のペレットを得、
次いで以下の如く賦型性、分散性および解膠性について
評価した。
結果を第1表に示す。
(1)賦型性:得られたペレットの形状のパラツキを以
下の基準で目視によ)評価した。
(2)  分散性:ポリスチレン〔大日本インキ化学工
業■製GH83001100部に対して着色剤ペレット
5部を添加、混合して、220℃に加熱した射出成形機
によシ厚さ2nの平板を成形し、その表面を100倍の
顕微鏡で観察し、以下の基準で評価した。
(3)解膠性:射出成形機の背圧″f:0にした以外は
上記分散性の評価と同様にして厚さ2關の平板を成形し
、その表面の着色のムラを以下の基準で目視によシ評価
した。
7−′ /′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)顔料40〜90重量%と、 (B)メルトフローレートが1g/10mm以上で、か
    つイソプレンの含有率が70〜90重量%であるスチレ
    ン−イソプレンブロック共重合体60〜10重量%とを
    溶融混練してなるスチレン系樹脂用着色剤。
JP21587786A 1986-09-16 1986-09-16 スチレン系樹脂用着色剤 Pending JPS6372748A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5055652A (ja) * 1973-09-17 1975-05-15
JPS51140948A (en) * 1975-05-17 1976-12-04 Huels Chemische Werke Ag Process for production of article by vacuum wringer method
JPS54102344A (en) * 1978-01-30 1979-08-11 Dainichi Seika Kogyo Kk Colorant for thermoplastic resins
JPS5918770A (ja) * 1982-07-21 1984-01-31 Bunchiyou Kureon Kogyo Kk 布付着用液状描画剤組成物

Patent Citations (4)

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JPS54102344A (en) * 1978-01-30 1979-08-11 Dainichi Seika Kogyo Kk Colorant for thermoplastic resins
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