JPS637207Y2 - - Google Patents
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- JPS637207Y2 JPS637207Y2 JP17416783U JP17416783U JPS637207Y2 JP S637207 Y2 JPS637207 Y2 JP S637207Y2 JP 17416783 U JP17416783 U JP 17416783U JP 17416783 U JP17416783 U JP 17416783U JP S637207 Y2 JPS637207 Y2 JP S637207Y2
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- insertion port
- channel
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- connector body
- suction
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Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 23
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 17
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は内視鏡のチヤンネル内に洗浄液を送り
込み、そのチヤンネル内を洗浄するために使用す
る内視鏡チヤンネル洗浄用チユーブのコネクタ装
置に関する。
込み、そのチヤンネル内を洗浄するために使用す
る内視鏡チヤンネル洗浄用チユーブのコネクタ装
置に関する。
従来、鉗子チヤンネルを通じて吸引を行なう内
視鏡が知られている。この方式の内視鏡はその操
作部とライトガイドケーブルとにわたつてその内
部に吸引チヤンネルを設け、さらに、その挿通口
の口部本体に外部に開口する通気孔を形成し、上
記口部本体内に回転自在に設けた環状の切換え弁
を回転操作することにより、上記吸引チヤンネル
を鉗子チヤンネルか通気孔のいずれかに接続する
ようにしたものである。つまり、切換え弁を操作
して吸引チヤンネルを鉗子チヤンネルに連通すれ
ば吸引を行なうことができ、また、吸引チヤンネ
ルを通気孔に連通すればその吸引動作を停止させ
ることができる。そして、この切換え弁の操作は
口部本体外に突き出す吸引レバーによつて行なう
ものである。
視鏡が知られている。この方式の内視鏡はその操
作部とライトガイドケーブルとにわたつてその内
部に吸引チヤンネルを設け、さらに、その挿通口
の口部本体に外部に開口する通気孔を形成し、上
記口部本体内に回転自在に設けた環状の切換え弁
を回転操作することにより、上記吸引チヤンネル
を鉗子チヤンネルか通気孔のいずれかに接続する
ようにしたものである。つまり、切換え弁を操作
して吸引チヤンネルを鉗子チヤンネルに連通すれ
ば吸引を行なうことができ、また、吸引チヤンネ
ルを通気孔に連通すればその吸引動作を停止させ
ることができる。そして、この切換え弁の操作は
口部本体外に突き出す吸引レバーによつて行なう
ものである。
ところで、この種の内視鏡を洗浄する場合には
その外表面のみならずそのチヤンネル内も洗浄す
る必要がある。従来、このチヤンネル内を洗浄す
る場合には上記挿通口に洗浄用チユーブのコネク
タを接続することにより、その洗浄用チユーブを
通じて洗浄液を供給して洗浄を行なうようになつ
ている。
その外表面のみならずそのチヤンネル内も洗浄す
る必要がある。従来、このチヤンネル内を洗浄す
る場合には上記挿通口に洗浄用チユーブのコネク
タを接続することにより、その洗浄用チユーブを
通じて洗浄液を供給して洗浄を行なうようになつ
ている。
しかしながら、上記方式として知られる実開昭
56−118603号公報のものは次のような欠点があつ
た。まず、第1に、洗浄用チユーブのコネクタを
挿通口に接続する際、同時に吸引レバーを回動操
作し、鉗子チヤンネルと吸引チヤンネルを連通す
るとともに、外部に開口する通気孔を閉塞しなけ
ればならないが、その通気孔を閉塞するための蓋
体はコイルばねによる付勢力で通気孔の開口部に
押し当たるのみであるから、そのコイルばねの弾
性力に抗してこの部分から水漏れするおそれがあ
つた。第2に、挿通口に洗浄用チユーブを接続す
とき、そのコネクタの部分を挿通口にねじ込み結
合するが、このねじ込み時に上記洗浄用チユーブ
が同時に廻つてしまい、装着作業がわずらわしく
使い勝手が悪かつた。
56−118603号公報のものは次のような欠点があつ
た。まず、第1に、洗浄用チユーブのコネクタを
挿通口に接続する際、同時に吸引レバーを回動操
作し、鉗子チヤンネルと吸引チヤンネルを連通す
るとともに、外部に開口する通気孔を閉塞しなけ
ればならないが、その通気孔を閉塞するための蓋
体はコイルばねによる付勢力で通気孔の開口部に
押し当たるのみであるから、そのコイルばねの弾
性力に抗してこの部分から水漏れするおそれがあ
つた。第2に、挿通口に洗浄用チユーブを接続す
とき、そのコネクタの部分を挿通口にねじ込み結
合するが、このねじ込み時に上記洗浄用チユーブ
が同時に廻つてしまい、装着作業がわずらわしく
使い勝手が悪かつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とすところは通気孔よりの液漏れを確実
に防ぎ、洗浄効果の向上と洗浄性に対する信頼を
高め、かつ洗浄用チユーブの接続操作が簡単かつ
迅速に行なえるようにした内視鏡チヤンネル洗浄
用チユーブのコネクタ装置を提供することにあ
る。
その目的とすところは通気孔よりの液漏れを確実
に防ぎ、洗浄効果の向上と洗浄性に対する信頼を
高め、かつ洗浄用チユーブの接続操作が簡単かつ
迅速に行なえるようにした内視鏡チヤンネル洗浄
用チユーブのコネクタ装置を提供することにあ
る。
本考案は通気孔を閉塞する蓋体をその閉塞状態
に確実かつ堅固に保持するための係止機構を設け
るとともに、コネクタを挿通口のねじ部にねじ込
み結合させるとき洗浄用チユーブが共廻りしない
ようにするため上記ねじ部にねじ込む接続部材を
洗浄用チユーブーブとは独立して回転自在に設け
た内視鏡チヤンネル洗浄用チユーブのコネクタ装
置である。
に確実かつ堅固に保持するための係止機構を設け
るとともに、コネクタを挿通口のねじ部にねじ込
み結合させるとき洗浄用チユーブが共廻りしない
ようにするため上記ねじ部にねじ込む接続部材を
洗浄用チユーブーブとは独立して回転自在に設け
た内視鏡チヤンネル洗浄用チユーブのコネクタ装
置である。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第1図は内視鏡、たとえばフアイバースコープ
付ガストロカメラを示すものである。これは操作
部1に挿入部2を連結してなり、さらに操作部1
にはライトガイドケーブル3を接続したものであ
る。また、操作部1には接眼部4、アングルノブ
5、撮影レバー6、送気送水釦7、鉗子起上用ノ
ブ8、フイルムリーダ戻しノブ9、フイルム駒数
計10および鉗子チヤンネルに連通する挿通口と
しての鉗子口11などが設けられている。上記鉗
子チヤンネルは操作部1および挿入部2の各内部
に挿通配置され、先端ノズルに連通している。上
記鉗子口11の口部本体12の外壁には外部に開
口する通気孔13が設けられている。また、口部
本体12の内部には切換え弁が設けられている。
すなわち、これは中空環状の切換え弁体14を回
転自在に設けてなり、さらにその切換え弁体14
には吸引レバー15が取付け固定されている。こ
の吸引レバー15は口部本体12の外周に形成し
た案内用の長孔16を貫通して外部に突出してい
て、その長孔16に沿つて案内されることにより
90゜の角範囲で上記切換え弁14を回動させ得る
ようになつている。また、上記切換え弁体14の
外周には第9図で示すように180゜の角範囲で連通
溝17が設けられている。この連通溝17と反対
側周面には中空内部に連通する貫通孔18が設け
られている。そして、上記連通溝17と貫通孔1
8は上記通気孔13に一致する同一回転面内に位
置する。さらに、この同一回転面内において連通
孔13と反対側に位置して口部本体12にはその
内部と連通するように吸引チヤンネル19が接続
されている。なお、切換え弁体14は口部本体1
2に対しねじればね(図示しない。)を介して通
気孔13を閉塞する方向に回動付勢されている。
また、上記吸引チヤンネル19は操作部1および
ライトガイドケーブル3内を通じてライトガイド
ケーブル3の先端コネクタ20の吸引口21に連
通するようになつている。
付ガストロカメラを示すものである。これは操作
部1に挿入部2を連結してなり、さらに操作部1
にはライトガイドケーブル3を接続したものであ
る。また、操作部1には接眼部4、アングルノブ
5、撮影レバー6、送気送水釦7、鉗子起上用ノ
ブ8、フイルムリーダ戻しノブ9、フイルム駒数
計10および鉗子チヤンネルに連通する挿通口と
しての鉗子口11などが設けられている。上記鉗
子チヤンネルは操作部1および挿入部2の各内部
に挿通配置され、先端ノズルに連通している。上
記鉗子口11の口部本体12の外壁には外部に開
口する通気孔13が設けられている。また、口部
本体12の内部には切換え弁が設けられている。
すなわち、これは中空環状の切換え弁体14を回
転自在に設けてなり、さらにその切換え弁体14
には吸引レバー15が取付け固定されている。こ
の吸引レバー15は口部本体12の外周に形成し
た案内用の長孔16を貫通して外部に突出してい
て、その長孔16に沿つて案内されることにより
90゜の角範囲で上記切換え弁14を回動させ得る
ようになつている。また、上記切換え弁体14の
外周には第9図で示すように180゜の角範囲で連通
溝17が設けられている。この連通溝17と反対
側周面には中空内部に連通する貫通孔18が設け
られている。そして、上記連通溝17と貫通孔1
8は上記通気孔13に一致する同一回転面内に位
置する。さらに、この同一回転面内において連通
孔13と反対側に位置して口部本体12にはその
内部と連通するように吸引チヤンネル19が接続
されている。なお、切換え弁体14は口部本体1
2に対しねじればね(図示しない。)を介して通
気孔13を閉塞する方向に回動付勢されている。
また、上記吸引チヤンネル19は操作部1および
ライトガイドケーブル3内を通じてライトガイド
ケーブル3の先端コネクタ20の吸引口21に連
通するようになつている。
一方、上記鉗子口11には洗浄用チユーブ22
のコネクタ23が着脱自在に接続される。
のコネクタ23が着脱自在に接続される。
すなわち、このコネクタ23はそのコネクタ本
体24を中空筒状に形成してなり、このコネクタ
本体24の基端側部分を洗浄用チユーブ22の先
端に嵌め込み、止めリング25で締め付けること
により洗浄用チユーブ22が取付け固定されてい
る。また、コネクタ本体24の先端部26は鉗子
口11側の切換え弁体14の内部に挿入される。
体24を中空筒状に形成してなり、このコネクタ
本体24の基端側部分を洗浄用チユーブ22の先
端に嵌め込み、止めリング25で締め付けること
により洗浄用チユーブ22が取付け固定されてい
る。また、コネクタ本体24の先端部26は鉗子
口11側の切換え弁体14の内部に挿入される。
さらに、上記先端部26は最先端外周にはOリ
ングからなるパツキング27が被着されていて、
切換え弁体14との間を水密的に保持するように
なつている。また、このコネクタ本体24の外周
には筒状の接続部材28が回転自在に被嵌されて
いる。接続部材28の後半部外周にはリング状の
操作つまみ29が被嵌されている。そして、この
操作つまみ29と接続部材28には止めねじ31
が貫通して取付け固定されており、これによりこ
の両者は一体的に連結固定されている。さらに、
上記止めねじ31は接続部材28の内方に突き出
しており、この突出先端部32はこれに対応して
上記接続部材28の外周に形成した周回溝33に
挿入して係合している。しかして、接続部材28
はコネクタ本体長手軸方向へは移動することなく
定位置でそのコネクタ本体24のまわりを自由に
回転できるようになつている。
ングからなるパツキング27が被着されていて、
切換え弁体14との間を水密的に保持するように
なつている。また、このコネクタ本体24の外周
には筒状の接続部材28が回転自在に被嵌されて
いる。接続部材28の後半部外周にはリング状の
操作つまみ29が被嵌されている。そして、この
操作つまみ29と接続部材28には止めねじ31
が貫通して取付け固定されており、これによりこ
の両者は一体的に連結固定されている。さらに、
上記止めねじ31は接続部材28の内方に突き出
しており、この突出先端部32はこれに対応して
上記接続部材28の外周に形成した周回溝33に
挿入して係合している。しかして、接続部材28
はコネクタ本体長手軸方向へは移動することなく
定位置でそのコネクタ本体24のまわりを自由に
回転できるようになつている。
上記接続部材28の前方端部外周には筒状の操
作本体34が回転自在に被嵌されている。この操
作本体34の前端側部分の内周面はより大きな径
で形成されており、この大径な内孔部分からなる
装着孔35は前記鉗子口11の口部本体12の外
周に対し密に被嵌できるようになつている。この
ため、操作本体34の先端側部分の内孔部分が上
記接続部材28の外周に摺合する。つまり、この
部分は誘導環36を構成している。また、上記誘
導環36は接続部材28の外周に形成したストツ
パ突起37と上記操作つまみ29との間に位置
し、その両者によつて軸方向の移動が規制されて
いる。つまり操作本体34は接続部材28から外
れることなく、回転できるものである。
作本体34が回転自在に被嵌されている。この操
作本体34の前端側部分の内周面はより大きな径
で形成されており、この大径な内孔部分からなる
装着孔35は前記鉗子口11の口部本体12の外
周に対し密に被嵌できるようになつている。この
ため、操作本体34の先端側部分の内孔部分が上
記接続部材28の外周に摺合する。つまり、この
部分は誘導環36を構成している。また、上記誘
導環36は接続部材28の外周に形成したストツ
パ突起37と上記操作つまみ29との間に位置
し、その両者によつて軸方向の移動が規制されて
いる。つまり操作本体34は接続部材28から外
れることなく、回転できるものである。
もつとも、接続部材28に対し操作本体34は
一定の距離(後述するねじ込み量に対応)だけは
その軸方向へ移動できるようになつている。この
誘導環36の先端側部分には第7図で示すように
案内用切欠き39が設けられている。この案内用
切欠き39はその入口部分41を広く形成すると
ともに、最奥端部分42を狭く形成し、この入口
部分41と最奥端部分42を斜面部43で連結し
てなり、上記吸引レバー15を入口部分41から
斜面部43を経て最奥端部分42に案内するカム
部44を構成している。つまり、コネクタ23を
鉗子口11に装着する際、吸引レバー15はその
案内用切欠き39からなるカム部44によつて案
内されて移動するため、切換え弁体14が回動し
て通気孔13を閉塞するようになつている。一
方、上記接続部材28の先端外周には第3図で示
すようにおねじ45が形成されており、このおね
じ45は鉗子口11の口部本体12の開口端内周
に形成しためねじ46にねじ込めるようになつて
いる。なお、上記めねじ46は図示しない鉗子栓
をねじ込み装着するときに用いられる。
一定の距離(後述するねじ込み量に対応)だけは
その軸方向へ移動できるようになつている。この
誘導環36の先端側部分には第7図で示すように
案内用切欠き39が設けられている。この案内用
切欠き39はその入口部分41を広く形成すると
ともに、最奥端部分42を狭く形成し、この入口
部分41と最奥端部分42を斜面部43で連結し
てなり、上記吸引レバー15を入口部分41から
斜面部43を経て最奥端部分42に案内するカム
部44を構成している。つまり、コネクタ23を
鉗子口11に装着する際、吸引レバー15はその
案内用切欠き39からなるカム部44によつて案
内されて移動するため、切換え弁体14が回動し
て通気孔13を閉塞するようになつている。一
方、上記接続部材28の先端外周には第3図で示
すようにおねじ45が形成されており、このおね
じ45は鉗子口11の口部本体12の開口端内周
に形成しためねじ46にねじ込めるようになつて
いる。なお、上記めねじ46は図示しない鉗子栓
をねじ込み装着するときに用いられる。
さらに、上記操作本体34にはその軸方向に対
し直角な一方向に沿つて移動自在に支持部材47
が装着されている。すなわち、この支持部材47
は第4図で示すように操作本体34に形成した断
面四角形の周面をもつた角周部48を嵌め込む角
孔49を有してなり、この角孔49と角周部48
との摺合により上記のごとくの移動させ得るよう
になつている。また、操作本体34と支持部材4
7との間にはコイルばね51が介挿されていて、
上記支持部材47を下方へ向けて付勢し、通常第
4図で示すように支持部材47は角周部48の上
面に当つて停止している。さらに、支持部材47
には押込み釦52が設けられている。この押込み
釦52は第5図で示すように押込み用コイルばね
53を介して上記操作本体34(さらにはコネク
タ本体24)を押込み移動させるものであり、通
常は第4図で示すように上記コイルばね53によ
つて上方へ突き出している。さらに、上記支持部
材47には押込み釦52を押込んだときその位置
で押込み釦52を保持する係止機構54が設けら
れている。この係止機構54は支持部材47の上
端部分に設けたスライド板56からなり、このス
ライド板56には第7図で示すように連なる小孔
57と大孔58とからなるだるま孔59が穿設さ
れている。そして、このだるは孔59に対して押
込み釦52の軸部を貫通さているが、大孔58は
その軸部の径より大きい。
し直角な一方向に沿つて移動自在に支持部材47
が装着されている。すなわち、この支持部材47
は第4図で示すように操作本体34に形成した断
面四角形の周面をもつた角周部48を嵌め込む角
孔49を有してなり、この角孔49と角周部48
との摺合により上記のごとくの移動させ得るよう
になつている。また、操作本体34と支持部材4
7との間にはコイルばね51が介挿されていて、
上記支持部材47を下方へ向けて付勢し、通常第
4図で示すように支持部材47は角周部48の上
面に当つて停止している。さらに、支持部材47
には押込み釦52が設けられている。この押込み
釦52は第5図で示すように押込み用コイルばね
53を介して上記操作本体34(さらにはコネク
タ本体24)を押込み移動させるものであり、通
常は第4図で示すように上記コイルばね53によ
つて上方へ突き出している。さらに、上記支持部
材47には押込み釦52を押込んだときその位置
で押込み釦52を保持する係止機構54が設けら
れている。この係止機構54は支持部材47の上
端部分に設けたスライド板56からなり、このス
ライド板56には第7図で示すように連なる小孔
57と大孔58とからなるだるま孔59が穿設さ
れている。そして、このだるは孔59に対して押
込み釦52の軸部を貫通さているが、大孔58は
その軸部の径より大きい。
さらに、押込み釦52の軸部には押込んだとき
上記スライド板56に位置する係合用周回溝61
が形成されている。上記スライド板56はその支
持部材47との間に介在する付勢ばね62によつ
て一方向へ弾性的に付勢されている。なお、この
付勢方向に沿つてだるま孔59の各孔57,58
が並び、付勢する向き側に大孔58が位置してい
る。しかして、押込み釦52を押込み、コイルば
ね53はほぼ圧縮しきられるとともに係合用周回
溝61がだるま孔59に位置したところで、スラ
イド板56が移動しその小孔57が係合用周回溝
61に係合するようになつている。また、スライ
ド板56を上記付勢ばね62の付勢力に抗して押
込むと、小孔57が係合用周回溝61から外れ、
代りに大孔58が位置することによりコイルばね
51,53の付勢力が働き、支持部材47と押込
み釦52は第5図で示す状態に自動的に戻るよう
になつている。つまりスライド板56は係止機構
54と同時にその係合を解除する解除操作機構6
3を構成している。なお、64はその解除操作の
とき押込むための解除釦である。
上記スライド板56に位置する係合用周回溝61
が形成されている。上記スライド板56はその支
持部材47との間に介在する付勢ばね62によつ
て一方向へ弾性的に付勢されている。なお、この
付勢方向に沿つてだるま孔59の各孔57,58
が並び、付勢する向き側に大孔58が位置してい
る。しかして、押込み釦52を押込み、コイルば
ね53はほぼ圧縮しきられるとともに係合用周回
溝61がだるま孔59に位置したところで、スラ
イド板56が移動しその小孔57が係合用周回溝
61に係合するようになつている。また、スライ
ド板56を上記付勢ばね62の付勢力に抗して押
込むと、小孔57が係合用周回溝61から外れ、
代りに大孔58が位置することによりコイルばね
51,53の付勢力が働き、支持部材47と押込
み釦52は第5図で示す状態に自動的に戻るよう
になつている。つまりスライド板56は係止機構
54と同時にその係合を解除する解除操作機構6
3を構成している。なお、64はその解除操作の
とき押込むための解除釦である。
また、上記支持部材47の下端部には第3図お
よび第6図で示すように支持アーム65を介して
蓋体66が取付けられている。この蓋体66は鉗
子口11にコネクタ23を装着したとき口部本体
12の通気孔13に対向するように取付けられて
おり、上記支持部材47が上述したように移動し
たとき通気孔13に当りその開口部を閉塞するよ
うになつている。また、上記蓋体66は弾性材料
から形成されるとともに、第6図で示すようにそ
の鉗子口11の口部本体12に対して大きく、特
に通気孔13に対して充分な範囲でかつ余分な程
広い当接面67を有している。
よび第6図で示すように支持アーム65を介して
蓋体66が取付けられている。この蓋体66は鉗
子口11にコネクタ23を装着したとき口部本体
12の通気孔13に対向するように取付けられて
おり、上記支持部材47が上述したように移動し
たとき通気孔13に当りその開口部を閉塞するよ
うになつている。また、上記蓋体66は弾性材料
から形成されるとともに、第6図で示すようにそ
の鉗子口11の口部本体12に対して大きく、特
に通気孔13に対して充分な範囲でかつ余分な程
広い当接面67を有している。
なお、洗浄用チユーブ22の他端には第3図で
示すように洗浄泡供給源側に接続するためのコネ
クタ68が取付けられている。
示すように洗浄泡供給源側に接続するためのコネ
クタ68が取付けられている。
次に、上記コネクタ23の使用方法を説明す
る。まず、鉗子口11から鉗子栓を取り外す。こ
のあと、第11図で示すように手の親指と人差し
指で支持部材47をはさんでしつかり持ち、かつ
案内用切欠き39の入口部分41に吸引レバー1
5を対向させて図中矢印で示す方向に押込み、誘
導環36内に鉗子口11の口部本体12を嵌め込
ませる。
る。まず、鉗子口11から鉗子栓を取り外す。こ
のあと、第11図で示すように手の親指と人差し
指で支持部材47をはさんでしつかり持ち、かつ
案内用切欠き39の入口部分41に吸引レバー1
5を対向させて図中矢印で示す方向に押込み、誘
導環36内に鉗子口11の口部本体12を嵌め込
ませる。
しかして、前述したようにこの操作に伴つて誘
導環36の案内用切欠き39には吸引レバー15
が嵌まり込み、その過程で吸引レバー15は入口
部分41から斜面部43を経て最奥端部42に移
動し、切換え弁体14を回動する。
導環36の案内用切欠き39には吸引レバー15
が嵌まり込み、その過程で吸引レバー15は入口
部分41から斜面部43を経て最奥端部42に移
動し、切換え弁体14を回動する。
ここで、それまで第9図の状態にあつた切換え
弁体14は第10図の状態となり鉗子口11内を
通じて鉗子チヤンネルを吸引チヤンネル19に連
通させる。また通気孔13はその切換え弁体14
によつて閉塞される。
弁体14は第10図の状態となり鉗子口11内を
通じて鉗子チヤンネルを吸引チヤンネル19に連
通させる。また通気孔13はその切換え弁体14
によつて閉塞される。
ついで、第13図で示すように支持部材47に
人差し指を当て押込み釦52に親指を当てて矢印
で示す方向に挟み込む。これにより第4図の状態
から第5図で示す状態になることにより前述した
ように係止機構54が働き、スライド板56が係
合用周回溝61に係合し、その状態に固定する。
つまり、上記コネクター本体24と支持部材47
を実質的に固定する状態となる。また、この状態
において同時に蓋体66が通気孔13を閉塞す
る。なお、支持部材47が上述したように確実に
固定されるため、その通気孔13を確実かつ堅固
に閉塞しておける。したがつて、これより液漏れ
のおそれはない。
人差し指を当て押込み釦52に親指を当てて矢印
で示す方向に挟み込む。これにより第4図の状態
から第5図で示す状態になることにより前述した
ように係止機構54が働き、スライド板56が係
合用周回溝61に係合し、その状態に固定する。
つまり、上記コネクター本体24と支持部材47
を実質的に固定する状態となる。また、この状態
において同時に蓋体66が通気孔13を閉塞す
る。なお、支持部材47が上述したように確実に
固定されるため、その通気孔13を確実かつ堅固
に閉塞しておける。したがつて、これより液漏れ
のおそれはない。
この後、操作つまみ29をもち接続部材28を
回転してこのおねじ45を鉗子口11側のめねじ
46にねじ込み、連結する。このときコネクタ本
体24は回転せず前進するのみであり、そして、
第3図で示すように切換え弁体14の内周面に気
密的に嵌合する。これにより鉗子口11と洗浄用
チユーブ22を連通接続することができる。
回転してこのおねじ45を鉗子口11側のめねじ
46にねじ込み、連結する。このときコネクタ本
体24は回転せず前進するのみであり、そして、
第3図で示すように切換え弁体14の内周面に気
密的に嵌合する。これにより鉗子口11と洗浄用
チユーブ22を連通接続することができる。
一方、洗浄用チユーブ22の他端にあるコネク
タ68が洗浄液供給源にすでに接続していないと
きは接続してから供給すれば、上記鉗子チヤンネ
ルおよび吸引チヤンネル19内に洗浄液を流し込
みその各内部を洗浄することができる。
タ68が洗浄液供給源にすでに接続していないと
きは接続してから供給すれば、上記鉗子チヤンネ
ルおよび吸引チヤンネル19内に洗浄液を流し込
みその各内部を洗浄することができる。
また、上記コネクタ23を取外すにはまず操作
つまみ29により接続部材28を逆に廻してねじ
込み結合を外し、ついで解除釦64を押してスラ
イド板56を移動すれば係止機構54の係合が外
れ、支持部材が第4図の状態に自動的に戻る。し
たがつて、コネクタ23を引出して簡単に取外す
ことができる。
つまみ29により接続部材28を逆に廻してねじ
込み結合を外し、ついで解除釦64を押してスラ
イド板56を移動すれば係止機構54の係合が外
れ、支持部材が第4図の状態に自動的に戻る。し
たがつて、コネクタ23を引出して簡単に取外す
ことができる。
以上説明してように本考案は係止機構を設けた
ことにより通気孔を閉塞する蓋体を確実かつ堅固
に保持することができる。したがつて、通気孔よ
りの液漏れを防ぎ、洗浄効果を向上するとともに
洗浄の信頼性を高めることができる。さらに、こ
ぼれた洗浄液を処理するといつた必要がない。
ことにより通気孔を閉塞する蓋体を確実かつ堅固
に保持することができる。したがつて、通気孔よ
りの液漏れを防ぎ、洗浄効果を向上するとともに
洗浄の信頼性を高めることができる。さらに、こ
ぼれた洗浄液を処理するといつた必要がない。
また、コネクタを挿通口に接続するとき、洗浄
用チユーブを共回りすることなく装着できる。
用チユーブを共回りすることなく装着できる。
第1図は本考案の一実施例における内視鏡の斜
視図、第2図は同じくその内視鏡の操作部の背面
部分を示す斜視図、第3図は鉗子口にコネクタを
装着した状態の側断面図、第4図および第5図は
第2図中A−A線に沿う断面図、第6図は同じく
その装着状態の正面図、第7図は第6図中−
線に沿う断面図、第8図は第6図中−線に沿
う断面図、第9図および第10図は同じ実施例に
おける切換え弁部分の断面図、第11図ないし第
13図はそれぞれコネクタの装着手順を示す平面
図である。 11……鉗子口、12……口部本体、13……
通気孔、14……切換え弁体、15……吸引レバ
ー、19……吸引チヤンネル、22……洗浄用チ
ユーブ、23……コネクタ、24……コネクタ本
体、28……接続部材、34……操作本体、44
……カム部、45……おねじ、46……めねじ、
47……支持部材、54……係止機構、63……
解除機構。
視図、第2図は同じくその内視鏡の操作部の背面
部分を示す斜視図、第3図は鉗子口にコネクタを
装着した状態の側断面図、第4図および第5図は
第2図中A−A線に沿う断面図、第6図は同じく
その装着状態の正面図、第7図は第6図中−
線に沿う断面図、第8図は第6図中−線に沿
う断面図、第9図および第10図は同じ実施例に
おける切換え弁部分の断面図、第11図ないし第
13図はそれぞれコネクタの装着手順を示す平面
図である。 11……鉗子口、12……口部本体、13……
通気孔、14……切換え弁体、15……吸引レバ
ー、19……吸引チヤンネル、22……洗浄用チ
ユーブ、23……コネクタ、24……コネクタ本
体、28……接続部材、34……操作本体、44
……カム部、45……おねじ、46……めねじ、
47……支持部材、54……係止機構、63……
解除機構。
Claims (1)
- 処置具挿通用チヤンネルの挿通口の開口部には
接続用ねじ部を形成しかつ前記挿通口には吸引チ
ヤンネルを接続するとともに、前記挿通口近傍に
はその挿通口に連通しかつ外部に開口する通気孔
を設け、この通気孔を前記挿通口に設けた切換え
弁を吸引レバーで操作することにより前記吸引チ
ヤンネルを前記処置具挿通用チヤンネルか前記通
気孔のいずれにかに選択的に連通させるようにし
た内視鏡の前記挿通口に装着する洗浄チユーブの
コネクタ本体と、コネクタ本体に設けられこのコ
ネクタ本体を前記挿通口に装着したとき前記吸引
レバーを回動し前記通気孔に上記吸引チヤンネル
および挿通用チヤンネルを連通させるカム部を有
した操作本体と、前記コネクター本体に移動自在
に設けられそのコネクター本体を挿通口に装着し
たとき通気孔の外側開口を塞ぐ蓋体を有した支持
部材と、前記コネクター本体に設けられ前記支持
部材を移動し前記蓋体を前記通気孔に押し付ける
ときその位置に前記コネクター本体と前記支持部
材とを係止固定する係止機構と、この係止機構の
係合を解除する解除操作機構と、前記コネクター
本体に前記洗浄チユーブとは独立して回転自在に
設けられ前記挿通口のねじ部にねじ込み結合し前
記洗浄チユーブを前記挿通口に連通する状態に保
持する接続部材とを具備したことを特徴とする内
視鏡チヤンネル洗浄用チユーブのコネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17416783U JPS6081502U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 内視鏡チヤンネル洗浄用チユ−ブのコネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17416783U JPS6081502U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 内視鏡チヤンネル洗浄用チユ−ブのコネクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081502U JPS6081502U (ja) | 1985-06-06 |
JPS637207Y2 true JPS637207Y2 (ja) | 1988-03-01 |
Family
ID=30379232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17416783U Granted JPS6081502U (ja) | 1983-11-10 | 1983-11-10 | 内視鏡チヤンネル洗浄用チユ−ブのコネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081502U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4144666B2 (ja) * | 2003-08-11 | 2008-09-03 | 興研株式会社 | 内視鏡洗滌用ブラシの挿入案内具およびその使用方法 |
-
1983
- 1983-11-10 JP JP17416783U patent/JPS6081502U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6081502U (ja) | 1985-06-06 |
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