JPS6371988A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

デイスクカ−トリツジ

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Publication number
JPS6371988A
JPS6371988A JP21500886A JP21500886A JPS6371988A JP S6371988 A JPS6371988 A JP S6371988A JP 21500886 A JP21500886 A JP 21500886A JP 21500886 A JP21500886 A JP 21500886A JP S6371988 A JPS6371988 A JP S6371988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
case
torsion coil
spring
cartridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP21500886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Kato
良武 加藤
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
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Publication of JPS6371988A publication Critical patent/JPS6371988A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、両面使用可能なディスクを収納したディスク
カートリッジに係わり、特に、カートリッジケースに両
面に設けられたヘッド挿入孔を開閉するシャッタ機構に
関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスクや光ディスクなどのディスク状記録媒体は
、取扱いの簡便さ、塵芥からの保itなどの点から、デ
ィスクカートリッジに収納されたまま記録再生装置に装
着して所望情報の記録、再生ができるようにしている。
このために、ディスクカートリッジの本体をなすカート
リッジケースには、それが記録再生装置に装着されたと
きにヘッドがディスク状記録媒体に当接できるように、
ヘッド挿入孔が設けられている。しかしながら、このよ
うにヘッド挿入孔を設けると、ディスクカートリッジの
不使用時、このヘッド挿入孔を通してカートリッジケー
ス内に塵芥が侵入してディスク状記録媒体の記録面に付
着したり、あるいは、ディスクカートリッジの取扱い時
などに、ヘッド挿入孔を通して指などがディスク記録媒
体の記録面に触れ、記録面に塵芥をつけたりして、良好
な記録再生ができなくなる。このために、通常、ディス
クカートリッジには、不使用時ヘッド挿入孔を閉じるシ
ャッタが設けられている。
この−例として、本出願人等は、ディスク状記録媒体の
いずれの記録面で情報の記録または再生を行なう場合で
も、記録再生装置では、ヘッド挿入孔の開放のためには
シャッタを一方向のみ移動させればよいようにしたディ
スクカートリッジを提案した(特開昭60−43279
号公報)。
第9図はそのディスクカートリッジを示す平面図であっ
て、同図(a)は表面側、同図(′b)は裏面側を夫々
示している。
このディスクカートリッジのシャッタ7はコ字状をなし
てカートリッジケース1を挟持するように取りとけられ
ているが、そのシャッタ面7A。
7Bはいずれも開口をもたず、かつヘッド挿入孔6A、
6Bおよびスピンドル孔5A、5Bを充分覆う程の大き
な長方形をなしている。このシャッタ7はカートリッジ
ケース1上ケース2”下ケース3に設けられたガイド溝
9A、9Bに沿って摺動可能であるが、非使用時におい
ては、カートリッジケース1の幅方向中央にあってスピ
ンドル孔5A、5Bおよびヘッド挿入孔6A、6Bが共
に閉じられるように、バネ部材10A、10Bによって
押圧されている。
第9図(a)に示す上ゲース2が上面となるような状態
で使用し、ディスク状記録媒体4の一方の記録面で情報
を記録または再生する場合には、図示しないシャッタ移
動機構により、バネ部材10Bの付勢力に抗してシャッ
タ7を矢印A方向にその摺動可能範囲の端部まで移動さ
せる。これにより、スピンドル孔5Aとヘッド挿入口6
Aは開放する。
このとき、第9図(b)に示すディスクカートリッジの
裏面側(すなわち、下ケース3側)では、下ケース3に
対してシャッタ7は矢印B側に移動しており、スピンド
ル孔5Bおよびヘッド挿入孔6Bも開放する。
ディスク記録媒体4の上記とは反対側の記録面で情報を
記録再生する場合には、ディスクカートリッジは、第9
図(′b)に示すように、下ケース3が上面となるよう
な状態で使用されるが、シャッタ7を矢印入方向(この
方向は、記録再生装置に関し、第9図(alの矢印A方
向と同一方向)にバネ部材10A(第9図(a))の付
勢力に抗して移動させることにより、スピンドル孔5B
およびヘッド挿入孔6Bは開放する。このとき、第9図
(alに示すディスクカートリッジの表面側(すなわち
、上ケース2側)では、上ケース3に対してシャッタ7
は矢印B方向に移動しており、スピンドル孔5Aおよび
ヘッド挿入孔6Aも開放する。
このように、かかるディスクカートリッジでは、ディス
ク状記録媒体4のいずれの記録面で情報の記録または再
生する場合にも、シャッタ7を同方向に移動させればよ
く、したがって、シャッタ移動機構が簡略化されて記録
再生装置の構成が簡単になる。また、スピンドル孔5A
、5Bに対する防塵効果も得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、かかる従来のディスクカートリッジにおいて
は、不使用時シャッタ7をカートリッジケース1の幅方
向中央部に設定し、ヘッド挿入孔6A、6Bを閉じるよ
うにするためのバネ部材1QA、10Bは上ケース2.
下ケース3のいずれか一方にのみ、この場合には、下ケ
ース3のみに設けられており、これらバネ部材10A、
IOBがシャッタ7をその摺動方向左右から押圧するよ
うにしていることから、これらバネ部材10A。
10Bはそれらの巻き方向が異なる別個のバネ部材があ
る。したがって、これらバネ部材10A。
10Bは別個の製造装置によって製造されることになり
、あるいは製造方法が異なることになり、コストの上昇
をまねくことになる。また、バネ部材10A、IOBが
異なる製造装置や製造方法で製造されると、これらの弾
性力に差が生じやすく、このために、シャック7の駆動
方向に応じて駆動力が異なってしまい、シャッタ7の円
滑な移動が阻害される。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、シャッタを左
右から押圧する2個のバネ部材を同一形状のものとする
ことができるようにしたディスクカー“トリッジを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、カートリッジケ
ースを形成する上ケース、下ケースの夫々にバネ部材を
1個ずつ設けるようにし、これらバネ部材でシャッタを
左右から押圧する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
まず、第1図および第2図によってカートリッジケース
について説明する。ここで、第1図はカートリッジケー
スの上ケースを示す平面図であって、同図(a)は外側
から見たもの、同図(b)は内側(ディスク状記録媒体
に面する側)からみたものである。また、第2図はカー
トリッジケースの下ケースを示す平面図であって、同図
(alは外側から見たもの、同図(b)は内側からみた
ものである。なお、第1図および第2図において、2は
上ケース、3は下ケース、5A、5Bはスピンドル孔、
6A。
6Bはヘッド挿入孔、9A、9Bはガイド溝、11A、
IIBはシャッタ摺動部、12A、、12Az、 12
 B+ 、12 B2は端辺、13 A+、 13 B
+。
は前方左隅部、13Az 、13Bzは前方右隅部、1
4A、14Bはくぼみ、15A、15Bは側壁、16A
、16Bは壁、17A、17Bは円弧リブ、18A、1
8Bは放射リブ、19A、19Bはストッパ、20A、
20Bはボス、21は隔壁、22A、22Bは係止穴で
ある。
第1図において、上ケース2はそのほぼ中央部にスピン
ドル孔5Aが設けられ、そのスピンドル孔5Aに対して
上ケース2の前方(図面では上方)にヘッド挿入孔6A
が設けられている。
この上ケース2の外面は、第1図(alに示すように、
スピンドル孔5Aよりも前方に他の部分よりも若干くぼ
んだ平面状のシャッタ摺動部11Aが設けられている。
このシャッタ摺動部11Aはほぼ長方形をなしてヘッド
挿入孔6Aを含み、その幅方向(図面上横方向)の辺が
上ケース2の幅方向の辺近くまで達している。シャッタ
摺動部11Aの前方端辺はヘッド挿入孔6Aより若干右
側で境となる2つの端辺12 A+−12Azからなり
、端辺12A、は端辺12A2よりも若干前方に突き出
ている。シャッタ摺動部11Aには、また、ヘッド挿入
孔6Aよりも左方端辺12A1の近傍に、この端辺12
A+に平行にガイド溝9Aが設けられる。
上ケース2の前方左、右隅部13 A+、 13 Az
はシャッタ摺動部11Aの端辺12A1よりも前方に突
出しており、前方右隅部13A2のシャッタ摺動部11
A側の側面には、端辺12Al、12A2間の段部に対
向してくぼみ14Aが設けられている。
上ケース2の内面は、第1図(′b)に示すように、上
ケース2の辺部が、端辺12A1の一部を除いて、側壁
15Aが設けられている。この側壁15Aの複数の部分
からは、内側に側壁15Aと高さが等しい複数の壁16
Aが突出している。端辺12A+近傍の壁16Aの右側
には、ピン状のストツバ19 A カBけられている。
このストッパ19Aは側壁15Aより高く設定されてい
る。また、側壁15Aの内側には、スピンドル孔5Aに
対して同心円状に複数個の円弧リブ17Aが設けられ、
かつ側壁15Aからは、複数個の放射リブ18Aが、ス
ピンドル孔5Aに対して放射状となるように、内側に突
出している。これら円弧リブ17A、放射リブ18Aは
側壁15Aよりも低い。
さらに、側壁15A内における前方右隅のシャッタ摺動
部11Aの裏側には、ボス20Aが設けられているとと
もに、図面上このボス20Aに対して右下方に係止穴2
2Aが設けられている。
この側壁15A内に、スピンドル孔5Aを中心にしてデ
ィスク状記録媒体(図示せず)が置かれる。
カートリッジケースの下ケース3も、第2図(a)。
(blに示すように、その外面、内面はほとんど上ケー
ス2と同じである。したがって、第2図(al 、 (
blにおいては、第1図(a)、 (blに対応する部
分を第1図(a)、 (b)の符号のAをBに変えただ
けにしている。
但し、下ケース3の内面においては、第2図(b)に示
すように、側壁15Bから突出した壁16Bの先端に、
下ケース3の四隅を隔離するように、隔壁21が設けら
れている。これら隔壁21は側壁15Bや壁16Bより
も高くしている。
これら上ケース2.下ケース3のボス20A。
20Bに後述するバネ部材を取りつけ、下ケース3の内
面にディスク状記録媒体を設け、上ケース2を、その内
面が下ケース3の内面に向くようにし、外周が下ケース
3の外周に合うようにして、下ケース3に重ねると、下
ケース3内面の隔壁20が上ケース2の壁16Aの先端
と側壁15Aとの間や2つの壁16Aの先端間に嵌り込
み、上ケース2と下ケース3とが一体となり、これらを
超音波加熱して接着することにより、カートリッジケー
スが得られる。
このとき、上ケース2,3の側壁15A、15Bは密着
し、同じく壁16A、、16Bも密着する。
また、下ケース3の隔壁21は上ケース2の内面に密着
する。したがって、これらにより、ディスク状記録媒体
は密閉されることになる。
第3図(a)はかかるカートリッジケース1を上ケース
2側からみたものであり、そのシャッタ摺動部11Aの
端辺12Azの前方に下ケース3のシャッタ摺動部11
Bの端辺12B1側部分が見える。
このカートリッジケースを前方矢印X方向からみると、
第3図中)に示すように、左方上ケース2側に隙間24
Aがあり、右方下ケース3側にも隙間24Bがある。こ
の隙間24Aは、下ケース3(第2図(b))の右上隅
の側壁15B”、壁16B、隔壁21と、上ケース2(
第1図(b))の左上隅の側壁15A、壁16Aとで囲
まれるほぼ三角形の部分23A(第3図(a))を一部
開放するものであり、この部分にボス20B、ストッパ
19Bおよび係止穴22B(第2図(b))が設けられ
、これらによって後述するシャッタ自動復帰用のバネ部
材が取りつけられている。この三角形の部分23Aを、
以下、バネ部材収納部という。同様にして、隙間24B
は、ボス20A″ とストッパ19Aおよび係止穴22
A(第1図(b))が設けられたほぼ三角形状のバネ部
材収納部23Bを開放しており、これらによってバネ部
材が取りつけられている。
第4図(alはハネ部材収納部23A、23Bに収納さ
れるバネ部材25を示す平面図、同図(blはその側面
図であって、26はコイル部、27.27’は腕、28
.28″は折曲部、29.29’ は当接部である。
同図において、バネ部材25は左巻きの捩りコイルバネ
であって、コイル部材26の両端から伸延する腕27.
27’ の一部が折り曲げられて折曲部28,28°を
なしており、これら折曲部28.28”の先端は丸く曲
げられて当接部29゜29°が形成されている。第4図
(alから明らかなように、コイル部26から伸延する
腕27.27’のなす角度は、180°よりも若干コイ
ル部26側に狭く、また、折曲部28は、コイル部26
の中心軸30に垂直で腕27を含む平面内でコイル部2
6とは反対側に腕27から折り曲げられ、腕27に対す
る角度は90°よりも大きく設定されている。折曲部2
8” も、コイル部26の中心軸30に垂直で腕27゛
を含む平面内でコイル部26とは反対側に折り曲げられ
、腕27゛に対する角度は腕27、折曲部2日のなす角
度に等しく設定されている。さらに、第4図(blをみ
ると明らかなように、当接部29は、コイル部26の中
心軸30に平行で折曲部28を含む平面内で、腕27、
折曲部28を含む平面に関してコイル部26とは反対側
に折曲部28の先端が丸く曲げられたものである。同様
にして、当接部29゛は、コイル部26の中心軸30に
平行で折曲部28゛を含む平面内で、腕27゛、折曲部
28°を含む平面に関してコイル部26とは反対側に折
曲部28°の先端が丸く曲げられたものである。なお、
腕27.27°の長さは等しく、折曲部28゜28”の
長さも等しく、当接部29.29’ の大きさ、形状も
等しい。また、第4図(blに示すコイル部26の2つ
の端部間の距離から腕27(または27”)の太さを差
し引いた幅βは、第1図(bl、第2図(1))に示し
た上ケース2.下ケース3の側壁15A、15Bの高さ
よりも若干長い。
以上のような構成をなすことから、ハネ部材25は、コ
イル部26の中心軸30に直交して腕27.27’ の
なす角を二等分し、かつコイル部26の長さ方向の中心
を通る軸31に関して軸対称形であって、第4図(al
の形態からこの軸31に関して180’回転すると、(
すなわち、引つ繰り返すと)、第4図(alと同じ状態
になる。
第5図はバネ部材収納部23A(第3図)の下ケース3
側にバネ部材25が取りつけられた状態を示し、同図(
a)は平面図、同図(blは一点鎖線から矢印方向にみ
た断面図であって、前出図面に対応する部分には同一符
号をつけている。
同図において、バネ部材25のコイル部26はボス20
Bに嵌め込まれる。このバネ部材25の下側の腕27°
は係止穴22B方向に位置づけられ、そd先端の当接部
29゛はこの係止穴22Bに入り込んでいる。バネ部材
25の上側の腕27は側壁15B方向に位置づけられ、
ストッパ19Bに当接している。折曲部28は当接部2
9も含めて側壁15B上に位置づけられている。
この状態においてはバネ部材25は捩られており、これ
による復元でもって、下方に丸く折り曲げられた当接部
29゛は係止穴22Bの側面に押しつけられ、腕27も
ストッパ19Bに押しつけられている。
他方のバネ部材収納部23B(第3図)においても、上
ケース2(第1図(b))側に同じバネ部材25が同様
にして取りつけられる。先に第4図で説明したように、
バネ部材25は引つ繰り返しても同形をなしているから
、バネ部材収納部23A。
23Bに同じバネ部材25を取りつけることができるの
である。
以上、カートリッジケースについて説明したが、次に、
シャッタについて説明する。
第6図はシャッタ7を示すものであって、同図(a)は
平面図、同図(1))は正面図、同図(C1は左側面図
、同図fdlは右側面図であり、7A、7Bはシャッタ
面、8Al、8A2.8B、、8B2は開口、32A、
32Bは爪、33は連結部、34は中心線、35A、3
5Bは当接板、36A、36Bは開閉部材保合部、37
A、37Bは補強部材である。
同図において、シャッタ面7A、7Bが互いに平行で連
結部29で連結されたコ字状をなしている。これらシャ
ッタ面7A、7Bの間隔は、カートリッジケース1 (
第3図)におけるシャッタ摺動部11A、IIB間の厚
さよりも若干大きいが、これにほとんど等しく設定され
ている。シャッタ面7Aには、一点鎖線(第6図(a)
)で示す中心線34に関して対称に長方形になす2つの
開口8A1゜8Azが設けられている。これら開口8A
、、8A2の長さおよび幅はカートリッジケースのヘッ
ド挿入孔6A(第1図)、6B(第2図)の夫々よりも
大きく、また、開口8A、、SAt間の距離もヘッド挿
入孔6A、6Bの幅よりも大きく設定している。シャッ
タ面7Bにも同様の2つの開口8B、、8B2が設けら
れており、開口8B。
はシャッタ面7Aの関口8A+ に、開口88zは同じ
く開口8AZに夫々対向している。
また、第6図(al、 (blから明らかなように、シ
ャッタ面7Aの内面左上隅には爪32Aが設けられ、同
様に、シャッタ面7Bの内面右上隅に爪32Bが設けら
れている。
連結部33の両端には、シャッタ面7A、7Bから突出
するように、開閉部材保合部36A。
36Bが設けられており、夫々、補強部材37A。
37Bによって機械的に補強されている。
さらに、第6図(cl、 (d)から明らかなように、
シャツタフの右側面には、連結部33とシャッタ面7A
の結合部分に、シャッタ面7A、7B間を若干塞ぐよう
に、当接板35Aが設けられており、同様に、シャツタ
フの左側面にも、連結部33とシャッタ面7Bの結合部
分に同様の当接板35Bが設けられている。当接板35
Aの図面上縦方向の長さは、カートリッジケース1にお
ける上ケース2 (第1図)のシャッタ摺動部11 A
の端辺12A、、12A2の段差よりもわずかに短かく
、同様に、当接板35Bの図面上縦方向の長さも、下ケ
ース3 (第2図)のシャッタ摺動部11Bの端辺12
B+ 、12BZの段差よりもわずかに短かい。また、
当接板35Aの図面上横方向の長さは、上ケース2のシ
ャッタ摺動部11Aの厚さと側壁15A(第1図(b)
)の高さとの合計よりもわずかに短かく、当接板35B
の図面上横方向の長さも、同様に、下ケース3のシャッ
タ摺動部11Bの厚さと側壁15B(第2図(b))の
高さの合計よりもわずかに短い。
かかるシャッタ7は、シャッタ面7Aの内面が第3図に
示すカートリッジケース1のシャッタ摺動部11Aに面
し、シャッタ面7Bの内面が同じくシャッタ摺動部11
Bに面するように、カートリッジケース1を挾んで取り
つけられる。この場合、シャツタフの連結部33の内面
は上ケース2のシャッタ摺動部11A端辺12A1と下
ケース3のシャッタ摺動部11B端部12B+ とに接
する。また、シャッタ面7Aの内面に設けられた爪32
Aはカートリッジケース1の上ケース2 (第1図(a
))に設けられたガイド溝9Aに嵌合し、シャッタ面7
Bの内面に設けられた爪32Bは同じく下ケース3 (
第2図(a))に設けられたガイド溝9Bに嵌合する。
このようにして、シャッタ7は、第3図fa)において
、カートリッジケース1のシャッタ摺動部11A、II
Bに取りつけられ、しかも、このシャッタ7はガイド4
9A、9Bに沿つて摺動可能である。
第7図はカートリッジケース1にシャッタ7を取りつけ
た状態を上ケース2側からみたものであり、前出図面に
対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、バネ部材収納部23A、23Bに収納さ
れる第4図の捩りコイルバネ25を夫々符号25A、2
5Bで表す。シャッタ7がカートリッジケース1に取り
つけられたときには、カートリッジケース1のバネ部材
収納部23Aで下ケース3に設けられたボス20Bに取
りつけられたf7Jリコイルバネ25Aの一方の腕27
Aの先端の当接部29Aは、その捩りコイルバネ25A
が模り状態から解かれようとする作用により、シャツタ
フの右側面に当接しており、また、バネ部材収納部23
Bで上ケース2に取りつけられた捩りコイルバネ25B
の当接部29Bも、同様の作用により、シャッタ7の左
側面に当接している。これら捩りコイルバネ25A、2
5Bの弾性力が等しいときには、これらの当接部29A
、29Bは夫々シャツタフの右側面、左側面に当接し、
また、それらの腕27A、27Bは、夫々、ストッパ1
9B、19Aかられずかに離れており、シャッタ7では
、捩りコイルバネ25Aによる左方への付勢力と涙りコ
イルバネ25Bによる右方への付勢力がバランスして、
シャッタ7はシャッタ摺動部11Aの中央に静止する。
このとき、シャッタ面7Aでの開口8A+ 、a Az
間がシャッタ摺動部11Aのヘッド挿入孔6Aを塞ぐこ
とになる。シャッタ面7Aに対して反対側のシャッタ面
7B(第6図)においても同様であり、下ケース3のヘ
ッド挿入孔6B(第2図)が塞がれる。
また、捩りコイルバネ25A、、25Bの一方、たとえ
ば捩りコイルバネ25Aが捩りコイルバネ25Bよりも
弾性力が大きい場合には、捩りコイルバネ25Aの付勢
力により、捩りコイルバネ25Bの付勢力に抗してシャ
ッタ7は左方へ移動しようとするが、捩りコイルバネ2
5Aの腕27Aが直ちにストッパ19Bに当接し、捩り
コイルバネ25Aの付勢力がなくなって捩りコイルバネ
25Bがシャッタ7を右方に移動させようとする。
このようにして、ストッパ19A、19Bの作用のもの
に、捩りコイルバネ25A、25Bの付勢力がバランス
した状態でシャッタ7は静止する。
シャツタフのシャッタ面7Aの開口8A、、8A、!間
間隔およびシャッタ面7Bの開口8B+、aBz間間隔
は夫々ヘッド挿入孔6A、6Bの幅よりも若干広くして
いるので、上記のように捩りコイルバネ25A、25B
の付勢力がバランスした状態でも、これらヘッド挿入孔
6A、6Bは塞がれた状態にある。
かかる構成のディスクカートリッジを記録再生装置に装
着したときに、シャツタ開閉部材(図示せず)がこのシ
ャック7の前方左方に設けられているとすると、このシ
ャツタ開閉部材により、開閉部材保合部36Bが押され
る。そこで、シャッタ7は、爪32A、32B (第6
図)により、ガイド溝9A、9B(第2図)に沿ってか
つI戻りコイルバネ25Aの付勢力に抗して、右方に業
内される。イ旦し、I戻りコイルバネ25Bの腕27B
は、シャッタ7が右方へ移動すると、直ちにストッパ1
9Aに当接し、これ以上捩り状態が解かれることはない
シャツタフの右方への移動とともに、捩りコイルバネ2
5Aの当接部29Aは隙間23A(第3図(b))から
突出しつつシャッタ7に押されて円弧状軌跡を移動し、
シャッタ7がシャッタ摺動部11Aの右端に達して停止
したとき、涙りコイルバネ25Aの折曲部28Aはくぼ
み14Aに入り込んでいる。このとき、シャッタ面7A
の関口8A2によってヘッド挿入孔6Aが開(。なお、
このときのバネ部材収納部23Aの状態を第8図に示す
。また、下ケース3側のヘッド挿入孔6B(第2図)も
シャッタ面7Bの開口8B2 (第6図)によって開く
ことはいうまでもない。
これにより、ヘッド挿入孔6Aからヘッドが、ヘッド挿
入孔6Bからパッドの挿入が可能となり、ディスク状記
録媒体4の一方の記1.工面での記録または再生ができ
る。
ディスク状記録媒体4の他方の記録面での記録、再生を
行うときには、第7図の状態から表、裏反転して記録再
生装置に装着される。この場合には、第7図の各符号の
AをBに代えるだけで全く同じものである。このときに
は、同じシャツタ開閉部材によって同様にシャッタ7の
開閉部材係合部36Aが押され、ヘッド挿入孔6Aが開
口8A。
で、ヘッド挿入孔6Bが開口8B、で夫々開くことにな
る。
なお、捩りコイルバネ25Aの当接部29Aは、シャツ
タフの移動も含めて、第6図td)に示す当接板35A
、連結部33の右端面および開閉部材保合部36Aの右
側面に当接しており、同様に、捩りコイルバネ25Bの
当接部29Bも、シャッタ7の移動も含めて、第6図(
C)に示す当接板35B、連結部33の左端面および開
閉部材係合部36Bの左側面に当接している。
以上のように、この実施例では、第7図に示したように
、カートリッジケース1の一方のバネ部材収納部23A
で下ケース3に設けられたボス20Bに涙リコイルバネ
25Aが取りつけられ、他方のバネ部材収納部23Bで
上ケース2に設けられたポス20A(第1図山))に捩
りコイルバネ25Bが取りつけられており、捩りコイル
バネ25Aによってシャッタ7を一方向に、捩りコイル
バネ25Bによってシャッタ7をこれとは逆方向に夫々
付勢している。このために、これら涙りコイルバネ25
A、25Bは同一のものでよく、これらを同一製造装置
もしくは同一製造方法で製造することができるから、バ
ネ部材のコスト低減をはかることができるし、また、1
戻リコイルバネ25A、25Bの弾性力が高い精度で等
しくなり、ヘッド挿入孔6A、6Bを開くためにシャッ
タ7をいずれの方向に移動させるにしても、シャツタ開
閉部材のシャッタ駆動力は等しくなってシャッタ7の移
動は円滑に行なわれる。
また、捩りコイルハネ25Aの当接部29Aは、第7図
において、シャッタ7の右側面のシャッタ面7A(!′
!Iを押圧しており、捩りコイルバネ25Bの当接部2
9Bはシャツタフの左側面のシャッタ面7B側・を押圧
している。このために、シャッタ7は、その中心線34
(第6図(a))に関して、開閉部材保合部36A側が
紙面上手前側に、また開閉部材保合部36B側が紙面上
向う側に夫々変位するような回転力が与えられることに
なるが、これにより、シャッタ面7Aは開口8A2側が
上ケース2のシャッタ摺動部11Aにより密着し、シャ
ッタ面7Aとは反対側のシャッタ面7Bでは開口8A+
 に対向した開口8B、側が下ケース3のシャッタ摺動
部11Bにより密着することになる。
この結果、シャッタ面7Aの開口8A2側に設けられた
爪32Aは上ケース2のガイド溝9Aにしっかりと嵌り
込んだ状態が維持され、また、シャッタ7Bの開口8B
、側に設けられた爪32B(第6図)も同様に下ケース
3のガイド149B(第2図)にしっかりと嵌り込んだ
状態が維持されて、シャッタ7がシャツタ開閉部材で駆
動されるときなどにおいて、爪32A、32Bがガイド
ri9A、9Bからはずれるようなことはない。
なお、上記実施例では、シャッタ7はその間口8 A1
.8 Az、 8 B ++ 8 Bzでヘッド挿入孔
6A。
6Bを開閉するものであったが、本発明は、第9図に示
したようなシャツタフのように、両方向に移動可能でい
ずれの方向に移動してもヘッド挿入孔を開くようにする
シャッタを有するディスクカートリッジに適用すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、シャッタ自動復
帰用の2つのバネ部材を同一バネ部材とすることができ
、これらを同一製造装置もしくは製造方法で製造できる
から、バネ部材のコスト低減をはかることができるとと
もに、これらバネ部材の弾性力を等しくできて、シャッ
タの円滑な駆動を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明によるディスクカートリッジの
一実施例を示し、第1図はカートリッジケースの上ケー
スを示す平面図、第2図は同じく下ケースを示す平面図
、第3図はこれら上ケース、下ケースを一体化したカー
トリッジケースを示す平面図および正面図、第4図はシ
ャッタを押圧するだめのバネ部材を示す平面図および側
面図、第5図はこのバネ部材の下ケースへの取りつけ状
態を示す平面図、第6図はカートリッジケースに取りつ
けられるシャッタを示す平面図、正面図および側面図、
第7図はこのシャッタのカートリッジケースへの取りつ
け状態を示す平面図、第8図はヘッド挿入孔開放時にお
けるバネ部材収納部を示す平面図であり、第9図は従来
のディスクカートリッジの一例を示す平面図である。 1・・・カートリッジケース、2・・・上ケース、3・
・・下ケース、4・・・ディスク状記録媒体、5A、5
B・・・スピンドル孔、6A、6B・・・ヘッド挿入孔
、7・・・シャッタ、7A、7B・・・シャッタ面、8
A、。 8 Az 、8 B+ 、  88! 、・・・開口、
19A、19B・・・ストッパ、20A、20B・・・
ボス、22A。 22B・・・係止穴、23A、23B・・・バネ部材収
納部、25,25A、25B・・・バネ部材。 第1図 (G) 第1図 (b) 第2図 第2図 (b) 第3図 第4図 (a)        (b) 第5図 (b) 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 夫々にヘッド挿入孔が設けられた上ケースと下ケースと
    が一体をなして形成されたカートリッジケースに、該カ
    ートリッジケースを挟持するように、コ字状のシャッタ
    が摺動可能に取りつけられ、該シャッタによつて該ヘッ
    ド挿入孔を開閉可能としたディスクカートリッジにおい
    て、前記上ケースおよび下ケースに夫々1個ずつバネ部
    材を取りつけ、該バネ部材で前記シャッタを摺動方向両
    側から押圧することにより、前記シャッタの摺動可能範
    囲の中央部への自動復帰を可能に構成したことを特徴と
    するディスクカートリッジ。
JP21500886A 1986-09-13 1986-09-13 デイスクカ−トリツジ Pending JPS6371988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447161U (ja) * 1990-08-29 1992-04-22
JPH0475158U (ja) * 1990-11-13 1992-06-30

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