JPS63718Y2 - - Google Patents

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JPS63718Y2
JPS63718Y2 JP2941183U JP2941183U JPS63718Y2 JP S63718 Y2 JPS63718 Y2 JP S63718Y2 JP 2941183 U JP2941183 U JP 2941183U JP 2941183 U JP2941183 U JP 2941183U JP S63718 Y2 JPS63718 Y2 JP S63718Y2
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JP
Japan
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fork
connecting body
nut
adjusting screw
locking
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JP2941183U
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JPS59137298U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は産業車両におけるフオーク移動装置
に関し、詳しくはアジヤストスクリユーの回転に
よつて該スクリユーに螺合されたナツトとともに
フオークを移動する装置に関するものである。
従来技術 従来、第1図に示すように、アジヤストスクリ
ユー8′に螺合されたナツト9′と、フオーク4′
とを離脱可能に連結するために、フオーク4′背
面には上下に2分割された連結半体14a′,14
b′が所定数のボルトB〜Bによつてそれぞれ締着
されるものがある。これにおいては、フインガー
バー3′に対しフオーク4′を取り外す際には、連
結半体14a′,14b′のボルトB〜Bを工具を用
いて外さなければならず、逆に、フオーク4′を
取り付ける際には、フオーク4′背面に連結半体
14a′,14b′をボルトB〜Bによつて締付けな
ければならず、フオーク4′の脱着作業に多くの
時間を要する問題点があつた。
考案の目的 この考案は、上記の問題点に鑑み、アジヤスト
スクリユーのナツトとフオークとの離脱、連結を
容易に行うことができるフオーク移動装置を提供
することを目的とするものである。
考案の構成 そこでこの考案では、アジヤストスクリユーの
ナツトとフオークとを連結するための連結体の一
端をフオーク背面に枢着して、この連結体をナツ
トと係合する連結位置からナツトとの係合が外れ
る離脱位置までの範囲において回動可能となし、
連結体の他端部とこれに対向するフオーク背面と
の間に配設されて連結体を連結位置に保持する係
止手段を係脱させて、連結体を回動操作すること
でアジヤストスクリユーのナツトとフオークとの
離脱、連結をなすものである。
実施例 1 この考案の実施例1を示す第2図において、左
右のタイプレート(図では一方のタイプレートの
み示されている)1の間には、アツパフインガー
バー(シヤフトの場合もある)2とロアフインガ
ーバー3とが上下に所定の間隔をおいて平行状に
配設されており、これらアツパ、ロアの両フイン
ガーバー2,3の間にはフオーク4が移動並びに
脱着可能に取り付けられている。すなわち、フオ
ーク4背面の上部にはアツパフインガーバー2の
上面に沿つて摺動可能に係合するアツパフツク5
が形成され、フオーク4背面の下部にはロアフイ
ンガーバー3の下面に沿つてスペーサ7を介して
摺動可能に係合するロアフツク6が配設されてお
り、フオーク4を脱着するときには、ロアフイン
ガーバー3とロアフツク5との間の隙間に対しス
ペーサ7を脱抜、挿入して行なわれる。
フオーク4背面側において、左右のタイプレー
ト1間にはロア、アツパの両フインガーバー2,
3と平行するアジヤストスクリユー8が回転可能
に配設されており、このアジヤストスクリユー8
はハンドル操作やモータ等によつて回転される。
アジヤストスクリユー8に螺合されるナツト9
は、円筒状のナツト本体10と該本体10の左右
両端面に固着された六角ナツト11,11とによ
り構成されている。
フオーク4背面にはアジヤストスクリユー8の
上下両側において第1、第2のボス部12,13
が形成されており、これらボス部12と13との
間にはアジヤストスクリユー8のナツト9に係脱
可能に係合してこのナツト9とフオーク4とを離
脱可能に連結する連結体14が配設されている。
フオーク4背面と対向する連結体14の内面には
ナツト本体10を収容可能の凹部15が形成され
ており、この凹部15の左右内壁面にはナツト本
体10の両端面と当接してナツト9とフオーク4
との左右方向への相対移動を阻止する連結面1
6,16が形成されている。さらに、凹部15の
左右に形成される両側壁には六角ナツト11,1
1と係合してナツト9の回り止めを行う回り止め
溝17,17が凹設されている。そして、連結体
14はナツト9と係合する連結位置からナツト9
との係合が外れる離脱位置までの範囲において回
動可能に、その一端(図では下端)が支持ピン1
8によつて第1ボス部12に枢着されている。連
結体14の他端部左右に形成されたボス部14
a,14bとこれに対応するフオーク4背面の第
2ボス部13には係止ピン19が挿脱可能のピン
孔20,21,22が形成されている。これらピ
ン孔20,21,22にわたつて挿入され、連結
体14を連結位置に保持する係止ピン19の先端
部には抜け止め用の割りピン23が挿脱可能の抜
け止め孔24が形成されている。
上記したように構成される実施例1において、
フオーク4を取り外す際、まず、係止ピン19の
割りピン23を脱抜して係止ピン19をフオーク
4背面の第2ボス部13と連結体14のボス部1
4a,14bより抜き取り、次に、連結体14
を、支持ピン18を中心として離脱位置まで回動
することで、フオーク4とナツト9との連結が解
除されるため、アツパ、ロアの両フインガーバー
2,3に対するフオーク4の取り外しが可能とな
る。また、上記とは逆の操作によつてフオーク4
とナツト9とが連結される。
実施例 2 第3図に示す実施例2において、アジヤストス
クリユー8に螺合されたナツト9の外周面に、ナ
ツト9の回り止めを兼用する連結溝25が形成さ
れる一方、フオーク4背面の第1ボス部12に支
持ピン18によつて一端が枢着された連結体14
は、前記ナツト9の連結溝25に嵌合する幅をも
つて形成されている。そして、この連結体14の
他端に形成されるボス部14aとフオーク4背面
の第2ボス部13との相互には実施例1とほぼ同
様にして係止ピン19に対応するピン孔が形成さ
れている。したがつて、連結体14を実施例1と
ほぼ同様に操作することで、フオーク4とナツト
9との連結及び連結解除を行うことができる。
実施例 3 第4図に示す実施例3は、ナツト9の回り止め
の変更例を示すもので、ナツト9の外周面に、フ
オーク4背面と面接触する平坦な回り止め面9a
が形成されたものである。
実施例 4 第5図に示す実施例4は、係止ピン19の変更
例を示すもので、係止ピン19の軸先端部にはス
リツト状の割溝が形成されており、この割溝内に
は平帯状の抜止め片26がその中央部においてピ
ン着27されている。抜止め片26は、その長さ
が係止ピン19の軸径よりも所定量だけ長く、幅
が係止ピン19の軸径よりも若干小さく形成され
ている。そして、抜止め片26を横向きにして、
係止ピン19とともに抜止め片26を、フオーク
4背面の第2ボス部13と連結体14のボス部1
4a,14bとのピン孔20,21,22にわた
つて挿入し、ピン孔21から抜止め片26が抜け
出たところで、この抜止め片26を縦向きにした
抜止め位置まで回動できるように、係止ピン19
の軸部の基端側には小径軸部19aが形成されて
いる。この小径軸部19aには、抜止め位置にあ
る抜止め片26を連結体14の一方のボス部14
a端面に当接させて同抜止め片26を抜止め位置
に保持するためのワツシヤ28が軸方向へ移動可
能に嵌挿されるとともに、このワツシヤ28を連
結体14の他方のボス部14b端面に圧接させる
スプリング29が介装されている。また、小径軸
部19aの先端にはノブ30が取りつけられてお
り、このノブ30は、係止ピン19の紛失防止を
図るためにチエーン31によつて連結体につなが
れている。
したがつて、上記係止ピン19によれば、同係
止ピン19の紛失や抜止め片26の紛失防止を図
ることができる。
実施例 5 第6図に示す実施例5においては、連結体14
を連結位置に係脱可能に保持するための係止手段
(実施例1及び実施例2においては係止ピン19
による係止手段)を変更したもので、連結体14
の他端部に形成される両ボス部14a,14bの
対向面にはばね30,31によつて突出方向へ付
勢された係止球32,33が進退可能に配設され
ている。一方、フオーク4背面の第2ボス部13
の両端面には前記係止球32,33と係脱可能に
係合する係止溝34,35が形成されている。し
たがつて、この係止手段による係脱はワンタツチ
操作によつて手早く行うことができる。なお、係
止球32,33をフオーク4背面の第2ボス部1
3に配設し、係止溝34,35を連結体14の両
ボス部14a,14bに配設してもよい。
実施例 6 第7図に示す実施例6においては係止手段を磁
石(永久磁石)に変更したもので、連結体14の
他端部とこれに対向するフオーク4背面との双
方、又は一方に対し、磁力によつて連結体14を
連結位置に保持する磁石36が配設されている。
したがつて、磁石36による係止手段の係脱もワ
ンタツチ操作で行うことができる。
すなわち、連結体14を連結位置に係脱可能に
保持する係止手段は、工具を用いることなく手動
操作によつて容易に係脱できるものであればどの
ように構成してもよい。
考案の効果 この考案は、係止手段を解除して連結体を離脱
位置まで回動させることでアジヤストスクリユー
のナツトとフオークとを離脱させることができ、
逆に、連結体を連結位置まで回動し、係止手段に
よつて連結体を連結位置に保持することで、ナツ
トとフオークとの連結を行うことができるため、
フオークの脱着作業能率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図は従来のものを示す斜視図、第2
図から第7図はこの考案の実施例を示すもので、
第2図は実施例1のフオーク移動装置の要部を示
す斜視図、第3図は実施例2のフオーク移動装置
の要部を示す斜視図、第4図はナツトの回り止め
の変更例を示す側断面図、第5図は係止ピンの変
更例を示す平断面図、第6図と第7図は係止手段
の変更例をそれぞれ示す平断面図である。 2……アツパフインガーバー、3……ロアフイ
ンガーバー、4……フオーク、8……アジヤスト
スクリユー、9……ナツト、14……連結体、1
8……支持ピン、19……係止ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオークが移動並びに脱着可能に取付けられる
    フインガーバーと、該バーに平行するアジヤスト
    スクリユーとを備え、このアジヤストスクリユー
    に螺合されたナツトに対し係脱可能に係合してフ
    オークとナツトとを連結する連結体がフオーク背
    面に配設され、前記アジヤストスクリユーの回転
    によつてナツトとともにフオークを移動する装置
    であつて、前記連結体は、ナツトと係合する連結
    位置からナツトとの係合が外れる離脱位置までの
    範囲において回動可能にその一端部がフオーク背
    面に枢着され、前記連結体の他端部とこれに対向
    するフオーク背面との間には係脱可能に係合して
    前記連結体を連結位置に保持する係止手段が配設
    されたことを特徴とする産業車両におけるフオー
    ク移動装置。
JP2941183U 1983-02-28 1983-02-28 産業車両におけるフオ−ク移動装置 Granted JPS59137298U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2941183U JPS59137298U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 産業車両におけるフオ−ク移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2941183U JPS59137298U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 産業車両におけるフオ−ク移動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59137298U JPS59137298U (ja) 1984-09-13
JPS63718Y2 true JPS63718Y2 (ja) 1988-01-08

Family

ID=30160268

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2941183U Granted JPS59137298U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 産業車両におけるフオ−ク移動装置

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JPS59137298U (ja) 1984-09-13

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