JPS637172A - 圧電駆動装置 - Google Patents

圧電駆動装置

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JPS637172A
JPS637172A JP61148619A JP14861986A JPS637172A JP S637172 A JPS637172 A JP S637172A JP 61148619 A JP61148619 A JP 61148619A JP 14861986 A JP14861986 A JP 14861986A JP S637172 A JPS637172 A JP S637172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
piezoelectric element
piezoelectric
drive
displaced
Prior art date
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Pending
Application number
JP61148619A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kodama
児玉 隆司
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS637172A publication Critical patent/JPS637172A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧電セラミックス等の圧電素子を用いて、電
気的振動をロータの回転運動に変換する圧電駆動装置に
関する。
〔従来の技術〕
近年、圧電セラミックス等の圧電素子を用いて、電気的
振動を回転運動または直進運動に変換する圧電駆動装置
が種々提案されている。特開昭52−29192号公報
、特開昭56−138469号公報等にはその一例が示
されている。
第8図および第9図はこの種の圧電駆動装置のうち、電
気的振動をロータの回転運動に変換する圧電駆動装置の
基本的構成例を示す図である。
第8図のものは、圧電素子1および振動片2を、振動片
2の先端がロータ3の外周面に対してやや傾斜した状態
で接するように配置したものである。
かくして圧電素子1を矢印A方向に変位させると、振動
片2の先端がロータ3の外周面を押圧するので、ロータ
3は矢印B方向に回転する。
第9図のものは、圧電素子11および振動片12を、振
動片12の先端外周部がロータ13の外周面に圧接する
ように配置すると共に、別の圧電素子14を、上記振動
片12の先端部がロータ13の外周面から離反する方向
へ抑圧可能な如く配置したものである。かくして圧電素
子11を矢印A方向に変位させると、振動片12の先端
部外周面とロータ13の外周面との摩擦により、ロータ
13は矢印B方向に回転する。そして別の圧電素子14
を矢印C方向に変位させると、振動片12はロータ13
から離れる。この状態で、圧電素子11および14の電
圧印加を停止すると、振動片12は元の位置に戻る。
〔発明が解決しようとする問題点〕 第8図のように、振動片2の先端部でロータ3を押圧す
るようにしたものでは、振動片2およびロータ3の接触
部位の摩耗が激しく、長期間の使用に耐え得ない欠点が
ある。
また第9図のように、振動片12の先端外周面とロータ
13の外周面との摩擦により駆動するようにしたもので
は、ロータ13を駆動するための圧電素子11のほかに
、振動片12とロータ13とを離反させるための圧電素
子14が必要であり、部品点数が多く、構成が複雑化す
る欠点がある。
さらに第8図および第9図のものは、いずれにおいても
ロータ3,13を一方向にしか駆動することができず、
逆方向に駆動するためには更に別の駆動装置をもう1個
づつ設ける必要があり、構造および駆動回路が著しく複
雑になる欠点があった。
そこで本発明は、駆勤部材とロータとの接触部位の摩耗
が少なく、長期に亙って安定に使用可能であり、しかも
−対の圧電素子を用いた単一の駆動機構のみでロータの
正逆転が可能であり、構造が簡単で信頼性が高い上、小
型で設置スペースも僅かですみ、小型機器にとって極め
て好適であるばかりでなく、高トルク駆動および高精度
制御が可能な圧電駆動装置を提供することを目的とする
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決し目的を達成するために、次
のような手段を講じた。まず、−端を枢着された開閉脚
自在な二脚の内側面がロータの外周面に対し90°異な
る位置で対向する如く、第1、第2の駆勤部材を配置す
る。この第1.第2の駆勤部材を、前記ロータの外周面
に対して圧接させる如く例えばバネなどの付勢手段を設
ける。
この付勢手段の付勢力に抗して前記第1.第2の駆勤部
材を駆動操作する如く、−端が回動自在に軸支され他端
が前記各駆勤部材の各他端に連結された操作レバーを設
ける。この操作レバーに操作力を与える如く設置され、
位相のずれた駆動電圧を印加される第1.第2の圧電素
子を設ける。かくして、第1 [第2]の圧電素子の変
位により、第1 [第2]の駆勤部材が前記ロータの外
周面に圧接しながら変位すると共に、第2[第11の駆
勤部材がロータの外周面から離反するようにする。
そして第2[第1コの圧電素子の変位により、第2[第
1コの駆勤部材が前記ロータの外周面に圧接しない状態
で変位すると共に、第1 [第2]の駆勤部材が前記ロ
ータの外周面から離反するようにする。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、駆勤部材の側面と
ロータとの摩擦により駆動力の伝達が行なわれるので、
駆勤部材とロータとの接触部位の摩耗が少ないものとな
る。また第1.第2の圧電素子への印加電圧の与え方の
順序を逆にするだけで、逆転が可能であるので、−対の
圧電素子を用いた単一の駆動機構のみでロータの正逆転
が可能となる。さらに圧電素子、操作レバー、駆勤部材
、付勢手段の相互作用により、高トルク駆動および高精
度制御が可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
はその縦断面図である。第1図および第2図において、
21は本体ケースであり、この本体ケース21の中央に
はベアリング22.23を介してロータ24が回転自在
に配置されている。第1図の右下方部に示すピン25に
より、各−端が枢着された第1.第2の駆勤部材すなわ
ち二つの振動板26.27は、回動可能な他端部位の内
側面が、付勢手段としてのバネ28.29によりロータ
24の外周面に対して圧接されている。振動板26.2
7の各他端にはピン30.31がそれぞれ配設されてお
り、これらのピン30.31は、本体ケース21に設け
られた長大32.33に各々嵌合している。振動板26
.27のロータ24と接する部位には、それぞれ摩擦材
34.35が一体に配設されている。
一方、第1図の左上方部に示す位置決め部材゛36は、
本体ケース21に対してその位置を調整可能なように設
置固定されている。すなわち、この置決め部材36には
長穴36aが設けられており、長穴36aに挿通された
ビス37により、本体ケース21に固定されている。こ
の位置決め部材36にはピン38が設けてあり、このピ
ン38により、第1.第2の操作レバーとしての二つの
くの字レバー39.40の各−端が回動自在に軸支され
ている。これらのくの字レバー39.40の各他端は、
前記振動板26.27の各他端に設けであるピン30.
31にそれぞれ当接している。
本体ケース21の内側面の90°異なる位置には、第1
.第2の圧電素子41.42が固定されている。これら
の圧電素子41.42の各先端部は、前記くの字レバー
39.40の各中央部の外側縁部にそれぞれ当接してお
り、各レバー39゜40にそれぞれ操作力を与えるもの
となっている。
第1.第2の圧電素子41.42は積層型圧電セラミッ
クスより構成されており、後述の駆動回路から駆動電圧
を印加されると、それぞれ矢印M。
N方向に変位する如く構成されている。
なお本装置の組立て完了時においては、振動板26.2
7がロータ24に圧接している状態で、二つのくの字レ
バー39.40が各々ピン30゜31および圧電素子4
1.42と安定に当接するように、位置決め部材36を
調整して、本体ケース21に組付けられる。なお前記圧
接バネ28゜29の代わりに、または上記圧接バネ28
.29と共に、圧接バネ43を図示の如く振動板26゜
27の連結部近傍に配置してもよい。
次に上記の如く構成された本実施例の作動を説明する。
後述の駆動回路から圧電素子41に駆動電圧が印加され
ると、圧電素子41は矢印M方向に変位する。その結果
、第3図に示すように、くの字レバー39はピン38を
中心に反時計方向に回動し、その−端がピン30を押圧
する。このため振動板26が矢印方向に移動する。この
とき振動板26はバネ28によってロータ24に圧接さ
れているため、摩擦材34とロータ24との摩擦により
、ロータ24は反時計方向に回転する。なおこのとき振
動板27は、振動板26によって押圧されるため、ピン
31を中心に反時計方向に回動する。その結果、摩擦材
35はロータ24から離反する。したがってこの場合、
振動板27はロータ24の回転に何隻関与しない。
この状態において、さらに圧電素子42にも駆動電圧を
印加すると、圧電素子42が第4図に示すように矢印N
方向に変位する。このため、くの字レバー40がピン3
8を中心に時計方向に回動する。したがって振動板27
は矢印方向に移動し、振動板26を時計方向に回動させ
る。したがって振動板26の摩擦材34はロータ24か
ら離反する。
次に上記状態から、圧電素子41.への電圧印加を停止
すると、第5図に示すように圧電素子41は元の状態ま
で逆方向に変位する。そうすると、くの字レバー39へ
の押圧力が解除されると共に、バネ29により逆方向へ
押圧されるため、くの字レバー39.振動板26.27
はそれぞれ時計方向に移動し、振動板27の摩擦材35
とロータ24とが圧接する。この状態で、圧電素子42
への電圧印加を停止すると、圧電素子42は元の状態ま
で逆方向に変位する。このため、くの字レバー40への
押圧力が解除されると共に、バネ28によって逆方向へ
押圧されるため、くの字レバー40、振動板26.27
はそれぞれ反時計方向に回動する。このとき、ロータ2
4と摩擦材35とが圧接しているので、振動板27の移
動に伴い、ロータ24は反時計方向に回転する。かくし
て第1図の状態に戻る。
第6図は上記のような作動を行なわせるための駆動制御
回路を示す図である。発振器51は圧電素子41.42
の駆動周波数に応じた矩形波の高周波信号を発生させる
。この高周波信号は一方において増幅器52により直接
増幅され、その増幅された駆動電圧が圧電素子41に印
加される。上記高周波信号は他方において移相器53に
より位相を90’ずらされ、しかるのち増幅器54によ
り増幅され、その増幅された駆動電圧が圧電素子42へ
印加される。なお移相器53は高周波信号の位相を+9
0” または−90”ずらすためのものであるが、本実
施例では第7図のように圧電素子41に印加される電圧
に対して、圧電素子42に印加される電圧を90°遅ら
せている。
なおロータ24の回転数を変化させるには、人力振動数
または入力端子を変化させればよい。またロータ24の
回転を逆転させるには駆動電圧の位相を反転するか圧電
素子41.42への結線を変更すればよい。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではない。例
えば前記実施例では、一つのロータ24に対して一つの
駆動装置を対応させた場合を示したが、一つのロータに
対して複数の駆動装置を軸方向にずらして設けるように
してもよい。このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第1 [第2]の圧電素子の変位によ
り、第1 [第2コの駆勤部材がロータの外周面に圧接
しながら変位すると共に、第2[第1]の駆勤部材がロ
ータの外周面から離反するようにし、第2[第1]の圧
電素子の変位により、第2[第1]の駆勤部材がロータ
の外周面に圧接しない状態で変位すると共に、第1 [
第21の駆勤部材がロータの外周面から離反するように
構成したので、駆勤部材とロータとの接触部位の摩耗が
少なく、長期に亙って安定に使用可能であり、しかも−
対の圧電素子を用いた単一の駆動機構のみでロータの正
逆転が可能であり、構造が簡単で信頼性が高い上、小型
で設置スペースも僅かですみ、小型機器にとって極めて
好適であるばかりでなく、高トルク駆動および高精度制
御が可能な圧電駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
は構成を示す平面図、第2図は同実施例の縦断面図、第
3図〜第5図は同実施例の作動説明図、第6図は駆動制
御回路を示す図、第7図は圧電素子に印加される駆動電
圧の位相関係を示す図である。第8図および第9図は従
来の装置の基本的構成例を示す図である。 21・・・本体ケース、22.23・・・ベアリング、
24・・・ロータ、25・・・ピン、26.27・・・
振動数(第1.第2の駆勤部材)、2L  29,43
・・・1’バネ、30.31・・・ピン、32.33・
・・長穴、34.35・・・摩擦材、36・・・位置決
め部材、37・・・ビス、38・・・ピン、39.40
・・・くの字レバー(第1.第2の操作レバー)、41
.42・・・第1.第2の圧電素子。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 第2図 第3図 tフ 第4図 第5図 第6図 第7因 第8図      第9図 手続補正書 昭和6に8゛丹2 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−148619号 2、発明の名称 圧電駆動装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (037)オリンパス光学工業株式会社4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号USEビル5、自
発補正 6、補正の対象 明IM全文 7、補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端を枢着された開閉脚自在な二脚の内側面がロータの
    外周面に対し90゜異なる位置で対向する如く配置され
    た第1,第2の駆動部材と、この第1,第2の駆動部材
    を前記ロータの外周面に対して圧接させる如く付勢する
    付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗して前記第1,
    第2の駆動部材を駆動操作する如く一端が回動自在に軸
    支され他端が前記各駆動部材の各他端に連結された操作
    レバーと、この操作レバーに操作力を与える如く設置さ
    れ位相のずれた駆動電圧を印加される第1,第2の圧電
    素子とを具備し、第1[第2]の圧電素子の変位により
    、第1[第2]の駆動部材が前記ロータの外周面に圧接
    しながら変位すると共に、第2[第1]の駆動部材がロ
    ータの外周面から離反し、第2[第1]の圧電素子の変
    位により、第2[第1]の駆勤部材が前記ロータの外周
    面に圧接しない状態で変位すると共に、第1[第2]の
    駆動部材が前記ロータの外周面から離反するように構成
    されたことを特徴とする圧電駆動装置。
JP61148619A 1986-06-25 1986-06-25 圧電駆動装置 Pending JPS637172A (ja)

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JP61148619A JPS637172A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 圧電駆動装置

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JP61148619A JPS637172A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 圧電駆動装置

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JPS637172A true JPS637172A (ja) 1988-01-13

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JP61148619A Pending JPS637172A (ja) 1986-06-25 1986-06-25 圧電駆動装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109510507A (zh) * 2018-12-12 2019-03-22 南京工程学院 并联无轴承双旋式驻波型直线超声波电机
CN112542960A (zh) * 2020-11-11 2021-03-23 南京航空航天大学 基于静摩擦的环状旋转型压电传动装置及其工作方法

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