JPS6323576A - 圧電駆動装置 - Google Patents

圧電駆動装置

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Publication number
JPS6323576A
JPS6323576A JP61166137A JP16613786A JPS6323576A JP S6323576 A JPS6323576 A JP S6323576A JP 61166137 A JP61166137 A JP 61166137A JP 16613786 A JP16613786 A JP 16613786A JP S6323576 A JPS6323576 A JP S6323576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
inclined surface
vibrating body
contact
piezoelectric elements
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61166137A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kodama
児玉 隆司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP61166137A priority Critical patent/JPS6323576A/ja
Publication of JPS6323576A publication Critical patent/JPS6323576A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駆動対象物を回転駆動させるための圧電駆動
装置に関する。
(従来の技術) 近年、圧電セラミックスなどの圧電素子を用いて電気的
振動を回転運動ヤ)直進運動に変換し、駆動対象物を回
転駆動または直線移動さ廿る圧電駆動装置が種々提案さ
れている。この圧電駆動装置は、基本的に従来の電磁部
vJ装置に比べて次のような長所を有している。
(1)構造が簡単である上、無接点IN造であり、信頼
性が高い。
(2)高l〜ルクが得られる。
(3)If密位置制御が可能である。
(4)電気−機械変換効率が高く、消費エネルギーが小
さい。
(5)小型かつ薄型である。
(6)電磁的な影響の授受がない。
(7)高速応答性を有しでいる。
しかるに反面、圧電素子の変位量が微小であるため、回
転運動または直進運動への変換方法や圧電素子と駆動対
象物との間の位置決めを行なう場合において、種々の工
夫を必要とする。
第8図および第9図は、駆動対象物を回転駆動させるた
めの従来の圧電駆動装置の構成例を示す図である。
第8図に示すものは、ロータ1に対しで、振動体2を先
端に装着した圧電素子3を対向させ、圧電素子3により
撮動体2を振動させることにより、ロータ1を矢印方向
に回転させるものである。
第9図に示すものは、ロータ4の外周に若干直径の大き
い円環5を配置し、この円環5を複数の圧電素子6の振
動によって偏心駆動することにより、ロータ4と円環5
との接触部によりロータ4を回転させるようにしたもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第8図に示したものは、ロータ1を一方向にしか回転さ
せ得ないので、ロータ1を逆転させるためには、別の振
動体2および圧電素子3をさらに必要とする。したがっ
て構成が複雑化する。また駆動に必要な振動体2の退避
手段を工夫する必要がある。さらにロータ1と振動体2
との摩耗が激しく、長期の使用に耐え得ない等の欠点が
ある。
第9図に示したものは、元来圧N索子6の変位が微小で
あるため、ロータ4の外径寸法と円環5の内外周寸法を
極めて精度よく加工する必要がある。またロータ4と円
環5とを安定性よく接触させるために、圧電素子6を精
度よく取付ける必要がある。このため製作が著しく困ガ
でコスト高になる難点がある。
そこで本発明は、構成が簡単で、高い加工精度を要求さ
れず、製作が容易で安価に製作可能な上、長期に亙り安
定に使用可能な圧電駆動装置を提供することを目的とす
る。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記問題点を解決し目的を達成するために、
次のような手段を講じたことを特徴としている。
■ 回転可能に軸支されたロータを設ける。
■ このロータの回転軸まわりに傾斜面を設ける。
■ この傾斜面に当接する当接面を一側面に有し、前記
ロータの回動輪に対し垂直な平面内で移動可能なように
振動体を設ける。
■ この振動体の当接面と前記ロータの傾斜面とを、弾
性的に圧接させる例えばバネなどの付勢手段を設ける。
■ 前記振動体を前記回動軸まわりに周回移動させるよ
うに、例えば複数個の積層型の圧電素子を設ける。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、次のような作用を
呈する。すなわち、ロータと振動体と圧電素子のみで構
成できるので構成は簡単である。
そしてロータと振動体とは傾斜面で当接する構成なので
、高い加工精度を必要とせず製作が容易である。ざらに
楊端な局部的摩耗を生じることがないので、長期の使用
に十分耐え得るものとなる。
〔実施例〕
第1図よび第2図は本発明の一実施例の構成を示す縦断
面図および横断面図である。第1図および第2図におい
て、11は本体ケースであり、この本体ケース11の軸
心部には、ベアリング12゜13を介して軸部を回転自
在に軸支された円盤状のロータ14が設けられている。
このロータ14の一側面には、外周部に近付くにつれ肉
厚が薄くなるような傾斜面が設けである。このロータ1
4の傾斜面に対向する部位に、上記傾斜面に当接する当
接面を有し、かつ軸方向に垂直な平面内で移動可能な振
動体15が、ベアリング16を介して本体ケース11の
〜側壁(第1図中下側壁)内面に配置されている。上記
ロータ14と撮動体15とは、本体ケース11の他側壁
(第1図中上側壁)内面とロータ14の他側面との間に
介在させたバネ17により、前記傾斜面部位で弾性的に
圧接している。バネ17の一端と本体ケース11との間
バネ17の他端とロータ14との間には、摺動部材18
が設けられている。
本体ケース11の周壁の内面には、906の間隔で4個
の圧電素子21〜24が配置されている。
これら4個の圧電素子21〜24は、積層型圧電セラミ
ックスにより構成されており、各先端が撮動体15の外
周面に対し、駆動時における最大変位量の半分の間隙Δ
ρ/2をもって対向している。
圧電素子21〜24を、このような間隙をもって配置す
るには、圧電素子21〜24の先端と振動体15の外周
面との間にΔ(1/2なるスペーサを介在させた状態で
、圧電素子21〜24の基端を配置固定するか、さもな
ければ、八2/2だけ伸長変位させた圧電素子21〜2
4の先端を振動体15に当接させた状態で、圧電素子2
1〜24の基端を配置固定すればよい。
次に第3図〜第7図を適時参照して動作を説明する。公
知の駆動回路により、各圧電素子21〜24に対して第
7図に示すように各々90°づつ位相のずれた鋸歯状波
電圧を印加する。今、第7図の時点Aの状態を考えると
、圧電素子21には最大電圧が印加されているため最大
変位量Δaだけ伸長変位する。また圧電素子22と24
には最大電圧の1/2の電圧が印加されるので、それぞ
れΔ℃/2だけ伸長変位することになる。そして圧電素
子22には全く電圧が印加されないので、変位を生じな
い。そうすると、第3図および第4図に示すように、振
動体15は図中右方向に移動する。このとぎロータ14
は振動体15との傾斜面の作用により、バネ17の力に
抗して上側に移動するので、ロータ14と振動体15と
の接触点は、第4図の太い実線部のみになる。
次に第7図の時点B点、C点の状態になると、振動体1
5はそれぞれ第5図、第6図のように移動することにな
る。その結果、ロータ14と振動体15との接触点は、
各図に太い実線部で示すように反時計方向に移動する。
ロータ14における接触点の軌跡は円周状になるが、そ
の円周長は振動体15の接触部の円周長よりも短くなる
。したがってロータ14と振動体15との間には差動が
生じ、その差動弁によりロータ14は時計方向に回転す
ることになる。
なおロータ14を逆回転させるには、圧電素子21〜2
4への電圧印加順次を上述の場合とは逆にすればよい。
このように本実施例によれば、簡単な構成でありながら
、ロータ14と振動体15との相互作用により、〇−タ
14を安定に接触回転駆動させ得る。しかもロータ14
と振動体15と圧電素子21〜24のみで構成できるの
で構成は間中である。そしてロータ14と撮動体15と
は傾斜面で当接する構成なので、高い加工精度を必要と
せず製作が容易である。さらに極端な局部的摩耗を生じ
ることがないので、長期の使用に十分耐え得るものとな
る。
なお本発明は前記各実施例に限定されるものではない。
たとえば前記実施例では4個の圧電素子21〜24を用
いた例を示したが、圧電素子21と23、圧電素子22
と24は、それぞれ変位の方向が反転している関係にあ
るので、圧電素子23.24を省略し、その替わりにバ
ネを用いて振動体15を圧電素子方向に付勢するように
してもよい。また前記実施例では、振動体15の偏心時
においてロータ14が軸方向にスライドするようにした
例を示したが、振動体15自体が軸方向にスライドする
ようにしてもよい。この場合、圧電素子21〜24との
摺動を回避するために、撮動体15を二重構造にし、そ
の内部側のみが軸方向にスライド可能な構造にすること
が望ましい。
このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で神々変形実施
できるのは勿論である。
〔発明の効采〕
本発明によれば、ロータの回転軸まわりに傾斜面を設け
、この傾斜面に当接する当接面を一側面に有し前記ロー
タの回動輪に対し垂直な平面内で移動可能なように振動
体を設け、この振動体の当接面と前記ロータの傾斜面と
を弾性的に圧接させる手段を設け、前記振動体を前記回
動軸まわりに周回移動させる圧電素子を設けるようにし
たので、簡単な構成でありながら、ロータと振動体との
相互作用により、ロータを安定に接触回転駆動させ得、
しかも高い加工精度を要求されず、製作が容易で安価に
製作可能な上、長期に亙り安定に使用可能な圧電駆動装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図で、第1図
および第2図は構成を示す縦断面図a5よび横断面図、
第3図〜第6図は動作説明図、第7図は印加電圧の波形
図である。第8図および第9図はそれぞれ異なる従来例
を示す図である。 11・・・本体ケース、12.13・・・ベアリング、
14・・・ロータ、15・・・振動体、16・・・ベア
リング、17・・・バネ、18.19・・・摺動部材、
21〜24・・・圧電素子。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第1図 t 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 ABC 第7図 第8図    第9図 手続補正書 m a6NZ491月58 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−166137号 2、発明の名称 圧電駆動装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (<)37)オリンパス光学工業株式会社4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号UBEビル6、補
正の対象 Bll!細書全文 書全文正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  回転可能に軸支されたロータと、このロータの回転軸
    まわりに設けられた傾斜面と、この傾斜面に当接する当
    接面を一側面に有し前記ロータの回動軸に対し垂直な平
    面内で移動可能に設けられた振動体と、この振動体の当
    接面と前記ロータの傾斜面とを弾性的に圧接させる手段
    と、前記振動体を前記回動軸まわりに周回移動させる圧
    電素子と、を具備したことを特徴とする圧電駆動装置。
JP61166137A 1986-07-15 1986-07-15 圧電駆動装置 Pending JPS6323576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61166137A JPS6323576A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 圧電駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61166137A JPS6323576A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 圧電駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6323576A true JPS6323576A (ja) 1988-01-30

Family

ID=15825722

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61166137A Pending JPS6323576A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 圧電駆動装置

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JP (1) JPS6323576A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284165A (ja) * 2005-03-07 2006-10-19 Denso Corp 排気ガス熱交換器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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