JPH0630551U - 直動装置 - Google Patents

直動装置

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Publication number
JPH0630551U
JPH0630551U JP7256992U JP7256992U JPH0630551U JP H0630551 U JPH0630551 U JP H0630551U JP 7256992 U JP7256992 U JP 7256992U JP 7256992 U JP7256992 U JP 7256992U JP H0630551 U JPH0630551 U JP H0630551U
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JP
Japan
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moving body
convex portion
rotary shaft
rotating
rotating shaft
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Pending
Application number
JP7256992U
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Inventor
珍治 三木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ローラ内輪の回転軸に対するズレを防止
する。 【構成】 移動体2は、王軸受から成る回転ローラ8を
所定の傾斜姿勢で保持している。回転ローラ8の内輪8
bには、凸部14が形成され、該凸部14は、前記移動
体2に遊嵌する回転軸4のらせん状の溝6に所定の接触
与圧で嵌合している。回転軸4が回転すると、回転ロー
ラ8は、その凸部14で回転軸4外周に対し軸線傾斜姿
勢にて溝6の縁を転接し従転する。この時、回転ローラ
8は、回転軸4軸線方向に分力を受け、移動体2に推力
を与え、回転軸4の回転を移動体2の回転軸4に沿った
移動に変換する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械の往復移動部材の駆動や往復移動作業体あるいは、倉庫に 敷接される軌条走行式の搬送装置に利用される直動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体に保持した運動変換回転ローラが、その内周で回転軸外周に対し軸線傾 斜姿勢にて転接し従転するときに回転軸軸線方向分力を受け、移動体に推力を与 え、回転軸の回転を移動体の回転軸に沿った移動に変換する直動装置は従来公知 であり、該装置は特開昭61−286660号公報等に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上記従来装置は、いづれも、回転ローラの内輪が回転軸の外周面に接触する構 成が採用されているため、回転ローラの内輪が回転軸に対してその軸方向にずれ ることがあり、移動体を正確に位置制御することが出来なかった。 本考案は、上記欠陥を除去することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため本考案は、回転軸と該回転軸に沿い移動可能な移動体 と、前記回転軸外周と軸線傾斜姿勢で内周が転接して前記回転軸に対する従転時 回転軸軸線方向分力を受けて前記移動体に推力を与える前記移動体に保持された 回転ローラとから成る直動装置において、前記回転軸の外周に螺旋状に溝を形成 し、前記回転ローラの内周に凸部を設け、該凸部を前記溝に嵌合せしめたもので ある。
【0005】
【作用】
回転ローラの内輪は、凸部を介して回転軸外周の螺旋状の溝に嵌合し、該溝に よって、回転ローラ内輪の回転軸に対するその軸線方向のずれが阻止される。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 2は、移動体であり、これに回転軸4が遊嵌配置されている。
【0007】 前記回転軸4の両端は軸受(図示省略)によって回転自在に支持されている。 前記回転軸4の一端は、回転駆動装置(図示省略)に連結している。
【0008】 前記移動体2は、工作機械の往復移動部材(図示省略)と連結したり、回転軸 4と平行なガイドバーと嵌め合わせる等によって回転軸4とのつれ回りを阻止さ れ、回転軸4に沿った移動のみ可能とされている。
【0009】 前記回転軸4の外周面には、螺旋状に断面半円形の案内溝6が穿設されている 。前記移動体2に、玉軸受から成る3つの回転ローラ8が保持されている。
【0010】 各回転ローラ8は、各々の回転中心軸線が回転軸4の回転中心軸線に対し、同 一の側から見て傾斜し、且つ、その向きが交互に逆になるように向けられ、その 姿勢は断面楔形のスペーサ10を各回転ローラ8の両側に逆向きに当てがうこと で保持されている。
【0011】 各回転ローラ8は、外輪8aの外径面に包持リング12が嵌め付けられている 。真中の回転ローラ8は、移動体2の外側から挿通したねじ(図示省略)の包持 リング12への螺合によって移動体2の一方側に引き寄せられ、前記ねじの頭と 移動体2との間に介装した皿ばね(図示省略)の弾性与圧によって、内輪8bに 全周に渡って形成した断面円形の凸部14の一部が、前記回転軸4の溝6に弾発 的に嵌合している。
【0012】 両側の回転ローラ8は、真中の回転ローラ8の一方側への弾性的引き寄せに対 応して、前記スペンサー10の形状上、移動体2に対し、真中の回転ローラ8と は反対の側への弾性的押し付け力を受け、各々の内輪8bの全周に渡って形成さ れた断面形状が半円形の凸部14の一部が前記真中の回転ローラ8の凸部14の 嵌合部とは反対の側で前記回転軸4の溝6に弾発的に嵌合している。
【0013】 尚、両側の回転ローラ8もねじとばね等で引き付けても良い。前記各回転ロー ラ8の回転軸4に転接する内輪8bの内径面は、軸線方向の凸曲面8cとされ、 この凸曲面8cに前記凸部14が形成されている。この凸曲面8cは回転軸4に 内輪8bのエッヂロードを及ぼさない為に設けられている。
【0014】 上記凸部14の断面形状は、半円形に特に限定されるものでなく、図3Aに示 すようにV字状の凸部16としても良く、又、図3Bに示すように、四角形状の 凸部18としても良く、特に形状が限定されるものではない。
【0015】 上記凸部14は、図1に示す如く、溝6に全面接触していない。従って、溝6 の底部は精度を必要とされない。
【0016】 上記した構成において回転軸4が回転すると、回転ローラ8は凸部14の一部 が回転軸4の溝6に嵌合した状態で、回転軸4との接触圧により従転される。 この時、回転ローラ8は、回転中心軸線方向分力を受け、移動体2に対し推力を 与える。
【0017】
【効果】
本考案は上述の如く、移動体に保持された回転軸外周に対し内周一部が軸線傾 斜状態で従転可能に接触する回転ローラが凸部を介して回転軸外周に形成された 螺旋状の溝に嵌合するので移動体の回転軸の軸方向に沿ったズレの発生を防止す ることが出来、移動体を高精度に移動制御することが出来る効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の一部を切欠した外観図である。
【図2】半部を段面にした側面図である。
【図3】回転ローラの凸部の他の実施例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2 移動体 4 回転軸 6 溝 8 回転ローラ 10 スペーサ 12 包持リング 14 凸部 16 凸部 18 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と、該回転軸に沿い移動可能な移動
    体と、前記回転軸外周と軸線傾斜姿勢で内周が転接して
    前記回転軸に対する従転時回転軸軸線方向分力を受けて
    前記移動体に推力を与える前記移動体に保持された回転
    ローラとから成る直動装置において、前記回転軸の外周
    に螺旋状に溝を形成し、前記回転ローラの内周に凸部を
    設け、該凸部を前記溝に嵌合せしめたことを特徴とする
    直動装置。
JP7256992U 1992-09-24 1992-09-24 直動装置 Pending JPH0630551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7256992U JPH0630551U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 直動装置

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JP7256992U JPH0630551U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 直動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0630551U true JPH0630551U (ja) 1994-04-22

Family

ID=13493136

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JP7256992U Pending JPH0630551U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 直動装置

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