JPS6371054A - ロ−ル状シ−ト供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コルゲートマシン・輪転印刷機・薄板打抜機
等に適用されるロール状にされたシートである原紙・薄
板材料等の供給装置に関するものである。

（従来の技術） 第２図乃至第４図は従来のこの種ロール状シートの供給
部における交換状態を説明するためのもので、第２図は
同シート交換方式説明図、第３図は交換終了時の旧ロー
ル状シートの取扱い説明図、第４図は旧ロール状シート
の収納方式説明図である。

以下、これらの図によりコルゲートマシンを例にとって
説明する。

段ボールシート製造に当たっての原紙１　（ライナ、８
紙）は、通常第２図に示す如くロール状シートとして工
場に搬入され、中心部を原紙供給装置２０に軸支された
状態で製造ライン所定の位置に設置される。

原紙１は図示を省略したフィードロールの挟持回転によ
って順次巻戻され、次工程に供給されるが、過剰な供給
を制動し所定のシートテンションを与えるため、該供給
装置には、制動力がコントロールできるブレーキが装着
されている。

段ポールシートには製品としての使用目的によって種々
多様なものがあり、オーダチェンジによって原紙１の交
換も必要となる。使用途中に於ける原紙の交換は、第２
図に示す如く旧原紙１ａを切断し、その端部と待機させ
てあった新原紙１ｂ先端を両面粘着テープ１０を介して
接合させる事によって連続物の状態で行なう。このとき
、旧原紙１ａには裁断後のロールと原紙截断位Ｈｐとの
距離に相当する引き出された状態の紙端部１１が残る事
になり、原紙交換の事後処理として第３図に示す如く該
紙端部１１を元のロールに巻戻し、第４図に示すように
テープ１２によって固定する作業を必要とする。

従来の原紙供給装置には前記紙端部１１を自動的に巻戻
す装置が具備されておらず、すべて作業者の手作業にた
よっていた。

（発明が解決しようとする問題点） 以上の説明から明らかなようにこの種ロール状シートの
交換に当っては旧シートを切断した後、該旧シート先端
に引き出された状態のシート端部が残る事は構造上避け
られず、これを収納するに当っては人手によりロール状
シートに巻戻す作業を必要とした。オーダチェンジのタ
イミングによっては、ロール状シートの重量も重く作業
も容易ではなかった。また、小ロフト生産の場合には該
作業の頻度は必然的に多（なる。

本発明は、原紙供給装置に回転駆動装置を設備する事に
よって従来人手により巻戻していた作業を自動化させ、
省力化しようとするものである。

く問題点を解決するための手段） このため、本発明はロール状シートの保持部に、同保持
部を必要時に積極回動させるだめの回転駆動手段を設け
ることを特徴とするロール状シート供給装置を構成とし
、これを上記問題点の解決手段とするものである。

（作用） 旧シートに新ロール状シートのシート端が接合され、旧
シートが切断されると、モータ等の回転駆動手段が作動
して旧ロール状シートの保持部を回動させる。この回動
により旧ロール状シートから引き出されているシート端
は自動的に巻戻される。

（実施例） 以下、本発明を段ボールシート製造機の原紙供給ｉ置に
適用した実施例につき図面に基づき説明する。

第１図は本実施例である原紙供給装置のローリングセン
タ軸部の概略構成図である。

原紙供給装置の持つ一般的な機能及び原紙交換方式につ
いては公知である従来方式と同様である。ところで本発
明の特徴は、該原紙供給装置に回転駆動の機能を持たせ
た点にあり、その構造について説明すると次のようにな
る。第１図に示すように、原紙（ロール状シート）１の
保持部であるローリングセンタ２の軸３はベアリング４
を介して原紙供給装置昇降ブラケット５に軸支されてお
り自由に回動する事ができる。

該軸３後端にはブレーキ６が固着されており、該ブレー
キの固定子側６ａの外周にはギヤ７が装着されている。

一方、前記昇降ブラケット５に載設したモータ８の軸端
部にはギヤ９が固着されており、ギヤ９、ギヤ７は互い
に噛合させである。

したがって、ブレーキ６に制動力を与えた状態でモータ
８を駆動させれば、ギヤ９、ギヤ７、ブレーキ固定子６
ａを介してブレーキ回転子６ｂを回転させ、同時に該ブ
レーキ回転子６ｂに固定したローリングセンタ軸３を回
転させて、ローリングセンタ２に軸着した原紙（ロール
状シート）１を回転させる事ができる。

原紙供給に当ってはモータ８を停止させ、その制動力に
よってブレーキ固定子６ａ側の回転を止め、ブレーキ６
自身の制動力をコントロールする事によって過剰な供給
を制限し所定のシートテンションを与える事ができ、従
来機能としての目的をも達成する。

これらモータ８の駆動・停止は例えば旧原紙１の切断刃
の動きに合せて働くスイッチング装置及びタイマ等の組
合せにより確実に制？ａｌｌされる。

尚、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に於いて種々変更
を加え得ること勿論である。

（発明の効果） 以上、詳細に説明した如く本発明はシート供給部に於け
るロール状シート交換に伴・う事後処理作業、つまり旧
ロール状シートの先端に引き出されたシート端部を元の
ロール状シートに巻戻し収納させる作業を自動的に行な
うようにしたもので、作業時間の短縮と共に省力化の面
で大きな効果が期待できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す原紙供給装置に於ける
ローリングセンタ軸部の概略構成図、第２図は従来一般
の原紙交換方式の概略を示す側面図、第３図は原紙交換
後の旧ロール状原紙の状態を示す側面図、第４図は同旧
ロール状原紙の収納時の状態を示す斜視図である。 図の主要部分の説明 １−・原紙（ロール状シート） ２−　ローリングセンタ ３・・−（ローリングセンタ）軸 ６−ブレーキ ８−・−モータ １ａ−旧原紙（ロール状シート） １　ｂ−・新原紙（ロール状シート） ６ａ−ブレーキ（固定子側） ６ｂ−・・ブレーキ（回転子側） ２０−原紙供給装置 特　許　出　願　人　三菱重工業株式会社第２図 第３図 −■−一−Ｑ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロール状シートの保持部に、同保持部を必要時に積極回
   動させるための回転駆動手段を設けることを特徴とする
   ロール状シート供給装置。