JPS63705Y2 - - Google Patents

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JPS63705Y2
JPS63705Y2 JP11118584U JP11118584U JPS63705Y2 JP S63705 Y2 JPS63705 Y2 JP S63705Y2 JP 11118584 U JP11118584 U JP 11118584U JP 11118584 U JP11118584 U JP 11118584U JP S63705 Y2 JPS63705 Y2 JP S63705Y2
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JP
Japan
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hook
wire coil
arm portion
movement
prevention device
Prior art date
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JP11118584U
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JPS6128770U (ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンベア−フツク吊荷の移動を防止す
るための移動防止具に関するものである。
(従来の技術) 第6図はコンベア−フツク1(以下Cフツクと
いう)による線材コイル2の吊下げ状態を示し、
線材コイル2はCフツク1の揺動などによつて図
のように一方に片寄る場合がある。
この場合、線材コイル2の荷重がガイドローラ
3及び昇降用ガイド4に加わるため、ローラ及び
ガイドが変形あるいは損傷する。
従来、このような問題を解決するために第6図
の線材係止用のチエーン5を図面右寄りにも設け
る方法が検討されたが、チエーン5が線材コイル
2に強く押し付けられるため、該チエーン5の取
外しがきわめて困難となる。他方、Cフツクのア
ーム部1aのような部材に前記チエーンに代わる
ものを固定する手段として、例えば第7図に示す
特公昭55〜29917号公報によるクランプ装置が公
知である。この装置は板部材aを頭部b,cの間
に挿入し、締付ボルトd′及びロツクナツトeによ
つて板部材aに本体fを固定するものであるが、
このような装置をCフツクに適用した場合、線材
コイルを酸洗処理あるいは溶融塩処理すると、ボ
ルト及びロツクナツトが溶解しネジ山がくずれる
他、酸洗液などが間隙部に侵入するため洗浄が困
難である。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はCフツクアーム部への取付け、取外し
を容易にしたコンベア−フツク吊荷の移動防止具
である。
(問題を解決するための手段)、(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第5図に基づ
いて説明する。
第3図において、6は2個の起立部材であり、
該起立部材6は第2図のCフツクのアーム部1a
に両側から抱合されるとともに上下方向において
該アーム部1aとの間で間隙dが設けられてい
る。第3図の7は筒体であり、該筒体7は起立部
材6の上部に第4図のように嵌合され、該起立部
材6を保持している。8は一方の起立部材6に設
けられたピン挿入孔、9は該挿入孔に挿入される
ピンであり、筒体7の上方への移動を制止するた
めのものである。以上によつて移動防止具10が
構成されている。
第5図の11はCフツク1の中央部に設けられ
た樋であり、例えば線材コイルを酸洗するために
Cフツク1を酸洗浴に浸漬した場合、Cフツク1
に付着した酸洗液が該Cフツク1の下部に流下
し、洗浄後の線材コイルにたれ落ちるのを防止す
るものである。
(作 用) 第1図において、Cフツクのアーム部1aに線
材コイル2を吊り下げた後、該線材コイル両側の
アーム部1aの上部に第2図のように起立部材6
を抱合させた状態で、該起立部材6に第1図のよ
うに筒体7を嵌合する。次にピン挿入孔8にピン
9を挿着し、筒体7の上方移動を制止する。
このようにして線材コイル2を搬送し、あるい
は搬送途中において、酸洗槽(図示せず)等に浸
漬処理する。この場合、線材コイルの重なり部が
酸洗されるよう線材コイルを槽の底まで下して揺
動させる。このような操作によつて線材コイル2
は第4図のようにアーム部1aの一方に寄ろうと
するが、その動きは移動防止具10によつて制止
され、該防止具を押し付けている。
移動防止具10を取外す場合、移動防止具10
は線材コイル2に押し付けられているが、起立部
材6とアーム部1aとの間には間隙dが設けられ
ているため移動防止具10は図のように傾いてお
り、該移動防止具10とアーム部1a及び線材コ
イル2との接触は主として線接触となつている。
このため移動防止具10を矢印A方向に押し戻す
ことが容易であり、該移動防止具10を矢印A,
B方向へ揺動させると該移動防止具10は図面左
側に移動する。このようにして線材コイル2との
間の間隙が生じた段階で、ピン9を抜き取つて筒
体7を引き抜き、起立部材6をアーム部1aから
取外す。
以上の説明では線材コイル1本を吊り下げる例
を述べたが、複数の線材コイルを吊り下げる場合
は各線材コイル同志の間にも移動防止具を取付け
ればよい。また間隙dは起立部材6の厚さtによ
つて変わり、厚さtが小さい程小さくてよい。
(考案の効果) 本考案によれば簡単な構造であるためCフツク
を酸洗浴などに浸漬しても容易に洗浄され、また
フツクアームへの取付け、取外しが容易であると
ともに線材コイルの片寄りを確実に防止できる。
このため線材コイルの片寄りによるCフツクの故
障を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の一例を示す斜視図、第2
図は本考案の正面図、第3図は同上の分解斜視
図、第4図は実施例の拡大側面図、第5図は同上
一部の拡大斜視図、第6図は従来例を示す側面
図、第7図は従来のクランプ装置の正面図であ
る。 1はコンベア−フツク、1aはコンベア−フツ
クのアーム部、2は線材コイル、6は起立部材、
7は筒体、10は移動防止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベア−フツクのアーム部に両側から抱合さ
    れるとともに、該アーム部との間に間隙が設けら
    れた2個の起立部材と、該起立部材に嵌合された
    筒体とを備えたコンベア−フツク吊荷の移動防止
    具。
JP11118584U 1984-07-24 1984-07-24 コンベア−フツク吊荷の移動防止具 Granted JPS6128770U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118584U JPS6128770U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 コンベア−フツク吊荷の移動防止具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118584U JPS6128770U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 コンベア−フツク吊荷の移動防止具

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Publication Number Publication Date
JPS6128770U JPS6128770U (ja) 1986-02-20
JPS63705Y2 true JPS63705Y2 (ja) 1988-01-08

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ID=30670290

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11118584U Granted JPS6128770U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 コンベア−フツク吊荷の移動防止具

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103466432A (zh) * 2013-09-03 2013-12-25 张家港市胜达钢绳有限公司 一种工字轮防滑吊具及使用方法
CN103803403B (zh) * 2014-03-11 2016-03-16 济钢集团有限公司 一种挤干辊吊运专用钩

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JPS6128770U (ja) 1986-02-20

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